令和4年度地熱発電資源量調査・理解促進事業費補助金(理解促進事業に係るもの)(第1次公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
全額補助(10/10)で地域理解促進を完全支援
勉強会等の活動費も代替井戸の掘削費も全額が補助される画期的な制度です。地域の合意形成という、事業者にとって経済的リターンが直接見えにくい活動を国が全面的に支援します。
代替井戸による温泉事業者の安心確保
地熱開発最大の反対要因である温泉への影響懸念に対し、最大1億円の代替井戸掘削支援というセーフティネットを用意しています。温泉事業者に具体的な安全保証を提示できるため、合意形成の実効性が大幅に高まります。
全国10地域の窓口によるきめ細かな対応
北海道から九州まで各地域の経済産業局が個別の窓口として機能し、地域特性を踏まえたきめ細かな支援を提供します。地域ごとの温泉文化や住民感情の違いに配慮した対応が可能です。
ポイント
対象者・申請資格
理解促進事業
- 開発規模1,000kW以上の地熱発電開発を計画している事業者
- 地域住民等に対する理解促進のための活動を実施すること
代替井戸掘削支援
- 開発規模5,000kW以上の地熱発電開発地点周辺の温泉事業者
- 温泉の湧出量等が過度に減少した場合の代替井戸掘削が対象
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
5問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:管轄経済産業局への事前相談
地熱開発地点を管轄する経済産業局のエネルギー関連部署に事前相談します。地域の状況に応じた申請方針について助言を受けられます。
ステップ2:理解促進計画の策定
地域住民の関心事項や不安要因を踏まえた理解促進活動の計画を策定します。勉強会、現地見学会、科学的データの提供など、具体的な活動内容を計画してください。
ステップ3:申請書類の提出
管轄の経済産業局に申請書類を提出します。制度全般の問い合わせは資源エネルギー庁資源・燃料部政策課(03-3501-2773)です。
ポイント
審査と成功のコツ
地域住民の不安を理解した上での対話設計
温泉事業者との早期信頼構築
科学的データに基づくコミュニケーション
ポイント
対象経費
対象となる経費
理解促進活動費(3件)
- 勉強会・説明会の運営費
- 資料・パンフレット制作費
- 会場・設備費
見学・視察費(2件)
- 先進地域への見学ツアー運営費
- 視察の交通費・宿泊費
調査・モニタリング費(2件)
- 温泉モニタリング費
- 環境影響調査費
代替井戸掘削費(3件)
- 掘削工事費
- 地質調査費
- 付帯設備整備費
対象外の経費
対象外の経費一覧(5件)
- 地熱発電設備の建設費
- 地熱資源の探査掘削費(理解促進目的以外)
- 人件費(常勤職員の給与)
- 汎用的な事務機器
- 交際費・接待費
よくある質問
Q第2次公募との違いは何ですか?
制度内容(補助上限額、補助率、対象要件等)は基本的に同じです。第1次公募は年度の早い段階で実施されるため、予算枠が大きく採択の可能性が比較的高い傾向があります。第1次で不採択となった場合や準備が間に合わなかった場合は、第2次公募への再応募を検討できます。
Q温泉事業者から申請できますか?
代替井戸掘削支援については、開発規模5,000kW以上の地熱発電開発地点周辺の温泉事業者が対象です。温泉の湧出量等が過度に減少した場合に、最大1億円で代替井戸の掘削費用が全額補助されます。温泉事業者自身の安心確保につながる制度です。
Q地域住民への理解促進活動とは具体的に?
勉強会、説明会、先進事例の見学ツアー、科学的データに基づく情報提供、Q&Aセッション、温泉モニタリングデータの定期共有などが含まれます。一方的な説明ではなく、地域住民の疑問や不安に丁寧に応える双方向のコミュニケーションが求められます。全額補助であるため、活動の質と量を充実させることができます。
Qどの経済産業局に相談すればいいですか?
地熱開発地点の所在地を管轄する経済産業局に相談してください。制度全般については資源エネルギー庁資源・燃料部政策課(TEL: 03-3501-2773)が窓口です。各地域の経済産業局の連絡先は公募要領に詳細が記載されています。
Q1,000kW未満の小規模地熱でも申請できますか?
理解促進事業は1,000kW以上、代替井戸支援は5,000kW以上の開発規模が要件です。それ未満の小規模地熱開発は本制度の対象外となります。小規模地熱については、環境省の小規模地熱発電の導入支援事業や、各自治体の再生可能エネルギー導入促進制度を確認されることをお勧めします。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は理解促進活動に特化しており、地熱開発の他の段階には別の補助制度があります。資源量調査補助金(掘削調査)、地熱発電設備投資の補助金などと組み合わせることで、開発の全段階を通じた支援を受けることが可能です。第2次公募との重複申請については制度の規定を確認してください。同一事業・同一経費への他の国庫補助金との重複は認められません。
詳細説明
事業の目的
地熱開発に対する地域住民等の理解を促進し、地熱発電の導入拡大に必要な社会的受容性の向上を図ることを目的としています。第1次公募として実施されました。
支援メニュー
①理解促進事業(勉強会等)
- 対象規模: 開発規模1,000kW以上
- 補助上限額: 1,500万円
- 補助率: 10/10(全額補助)
②代替井戸掘削支援
- 対象規模: 開発規模5,000kW以上
- 補助上限額: 1億円
- 補助率: 10/10(全額補助)
地域別窓口
全国各地の経済産業局が地域ごとの窓口を務めています。北海道から九州まで10の地域窓口が設置されており、地域特性を踏めた相談対応が可能です。
地熱発電と温泉の共存
日本は世界第3位の地熱資源量を有しますが、温泉文化との共存が最大の課題です。本制度は科学的な対話と万が一の補償体制により、地熱と温泉の持続可能な共存を促進します。
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