募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約21

令和2年度食品産業イノベーション推進事業

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-05-24 〜 2020-07-10
対象地域日本全国
対象業種製造業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

農林水産省が実施する令和2年度「食品産業イノベーション推進事業」は、食品産業全体の生産性向上を目的に、ロボット・AI・IoT等の先端技術を活用した実証事業と、複数企業連携による業界横断的な機器・システム開発を支援します。食品製造業は他産業に比べ著しく労働生産性が低く、自動化が困難という特性があります。本事業ではシステムインテグレーター・食品メーカー・ITベンダーが連携して「この業種でここまで自動化できる」というモデル事例を創出することが目標です。採択に向けては異業種連携のコンソーシアム形成と、業種特化型の自動化・省力化の具体的な成果目標の設定が鍵となります。食品製造業の生産現場の課題を熟知した事業者にとって、大規模な先端技術導入を実現する好機です。

この補助金の特徴

1

ロボット・AI・IoT活用の実証事業

食品製造現場へのロボット・AI・IoT等の先端技術導入を実証する取り組みを支援します。「多品種・少量・不定形・柔らかい食材」という食品特有の難しさを克服した技術の実証が対象です。

2

複数企業連携による業界横断的システム開発

食品メーカー単独ではなく、設備メーカー・システムインテグレーター・ITベンダー等の複数企業が連携してコンソーシアムを形成し、業種を超えて展開可能な基盤的・標準的技術を開発します。

3

モデル事例の創出が目的

「この品目・この規模の工場でも、ここまで自動化できる」という具体的なモデルケースを生み出すことが本事業の核心です。他の食品事業者が参考にして取り組みに一歩を踏み出せる事例を作ることが期待されます。

4

食品産業全体への波及効果重視

生産額100兆円・国内総生産の2割を占める食品産業全体の生産性向上という国家的課題に取り組む事業です。個社の改善を超えた業界全体への波及効果が審査で重視されます。

ポイント

本事業の最大の特徴は「異業種連携によるモデル創出」です。食品メーカーだけでは解決できない技術的課題を、SIer・ITベンダー・設備メーカーとの協働で解決する仕組みが求められます。コンソーシアム形成の質(各社の専門性の補完関係)と成果の横展開計画の説得力が採択の鍵です。

対象者・申請資格

主な対象事業者

  • 食品製造業者(実証フィールドを提供する事業者)
  • システムインテグレーター(自動化システムの設計・構築事業者)
  • 設備メーカー・機械メーカー(食品向け機器を製造する事業者)
  • ITベンダー(AI・IoT・クラウドシステムを提供する事業者)

事業形態要件

  • 複数企業(コンソーシアム)で申請する場合は代表事業者を設定すること
  • 先端技術の活用実証型または業界横断的な機器・システム開発型のいずれかであること

地域要件

  • 全国の食品産業事業者が対象(地域制限なし)

ポイント

食品メーカー単独での申請よりも、技術提供側(SIer・設備メーカー・ITベンダー)との連携コンソーシアムで申請する形態が本事業の趣旨に合致します。連携先の選定と役割分担の明確化が審査評価の重要なポイントとなります。

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申請ガイド

1

ステップ1:コンソーシアム形成

食品メーカー・SIer・設備メーカー・ITベンダー等の連携先を確保し、役割分担・費用負担の基本合意を形成します。

2

ステップ2:実証テーマの絞り込み

自社・連携先の強みを活かして「先端技術活用実証型」か「業界横断的システム開発型」のどちらかのアプローチを選択します。

3

ステップ3:事業計画策定

実証内容・実施体制・スケジュール・予算・目標成果指標を盛り込んだ事業計画書を作成します。

4

ステップ4:農林水産省への申請

公募要領に従い、指定の方法で申請書類一式を提出します(公募期間:令和2年5月24日〜7月10日)。

5

ステップ5:採択後の実証実施と成果報告

採択後、計画に基づいて実証事業を実施し、成果を農林水産省に報告します。

ポイント

コンソーシアムの主幹事(代表申請者)を決める際、対農林水産省の折衝能力・報告書作成能力・財務管理能力を持つ事業者を選ぶことが実施上重要です。食品メーカーが主幹事となる場合は、外部専門家(コンサルタント等)のサポートを受けることを検討してください。

審査と成功のコツ

現場課題との対応関係の明確化
「どの工程のどんな問題を解決するか」を具体的に示すことが重要です。抽象的な「生産性向上」より「◯◯工程の手作業を△△%削減する」という定量目標が審査員に響きます。
業界横断的な波及効果の提示
採択後、他の食品事業者が参考にできるモデルケースを作ることが本事業の目的です。「この成果をどう業界に広めるか」の普及計画を具体的に示すことが採択の鍵です。
コンソーシアムの実績と専門性のアピール
各連携企業の過去の食品自動化実績・保有技術・特許・認証等を具体的に示すことで、実現可能性の高さをアピールできます。
中長期の投資対効果の試算
実証後に本格導入した場合の投資対効果(ROI)の試算を示すことで、「この事業が食品産業に経済的にも意味があるか」を審査員に示せます。

ポイント

農林水産省が本事業に期待するのは「業界全体が真似できる成功モデルの創出」です。自社・コンソーシアムにとっての利益よりも、食品産業全体への貢献という公益性の高い視点で事業計画を書くことが採択率向上の秘訣です。

対象経費

対象となる経費

機器・設備費(3件)
  • 実証用ロボット・自動化機器の購入・リース費
  • IoTセンサー・カメラ等の導入費
  • AI処理用コンピュータ・サーバー費
外注・委託費(3件)
  • システム設計・構築の外部委託費
  • AI・機械学習モデル開発委託費
  • 実証評価・検証委託費
人件費(2件)
  • 実証事業専任担当者の人件費
  • 技術開発・データ分析担当者の人件費
実証・評価費(3件)
  • 現場実証のための追加費用
  • 実証データの収集・分析費
  • 効果測定・評価費用
普及・展開費(3件)
  • 成果報告書・事例集の作成費
  • 業界向け普及セミナー開催費
  • 特許申請・知財保護費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 既存の生産設備の通常の維持・補修費
  • 補助対象期間外の経費
  • 土地・建物の取得費
  • 食品の製造原材料費
  • 接待・交際費
  • コンソーシアム参加企業の通常業務に係る経費

よくある質問

Q食品製造業以外の企業(SIer・ITベンダー等)が申請主体になれますか?
A

はい、本事業はコンソーシアム(複数企業の連携体)での申請が可能で、食品メーカー以外の企業が代表申請者となることもできます。ただし、実証フィールドとなる食品メーカーが連携先として参加することが前提です。SIer・ITベンダーが主体となって、複数の食品メーカーを巻き込んだプロジェクトを組成するアプローチが有効です。

Q中小食品メーカーでも申請できますか?
A

はい、企業規模の制限は特に設けられていません。ただし、大規模な先端技術導入・システム開発のため、単独の中小企業よりも技術力のあるSIer・設備メーカーとのコンソーシアム形成が現実的です。中小企業が実証フィールドを提供し、大手SIerや設備メーカーが技術を持ち込む形での連携が典型的な形態になります。

Q実証後、設備はどうなりますか?補助で導入した設備を継続使用できますか?
A

採択後の補助設備の取り扱い(自社所有・返却・購入等)は公募要領で確認が必要です。一般的な補助事業では実証後も設備を活用して本格展開することが期待されており、事業計画に「実証後の本格展開計画」を含めることで評価が高まります。処分制限期間内に設備を売却・廃棄する場合は事前承認が必要となるケースがほとんどです。

Q「業界横断的」とは具体的にどのような意味ですか?
A

特定の食品カテゴリ(例:水産加工専用)ではなく、複数の食品カテゴリに適用できる汎用性の高い技術・システムを指します。例えば「不定形食材の把持・搬送ロボット」は水産・畜産・青果と多業種に展開できるため業界横断的と評価されます。自社のみが使える独自技術より、業界標準になりうる技術開発が本事業の趣旨に合致します。

QAIや機械学習の専門知識がなくても申請できますか?
A

食品メーカー自身がAI・機械学習の専門家である必要はありません。本事業の趣旨はSIer・ITベンダー等の専門企業と連携することにあります。食品メーカーには「現場課題の明確化」と「実証フィールドの提供」という役割が期待されており、技術開発は連携パートナーに委託できます。重要なのは現場課題を定量的に表現できることです。

Q補助金額・補助率の詳細はどこで確認できますか?
A

本データには補助金額の詳細が記載されていません。農林水産省のWebサイト(https://www.maff.go.jp)または食料産業局の担当部署に直接問い合わせて、公募要領の最新版を入手してください。補助率や補助上限額は予算の状況によって変わる場合があります。

Q実証の成果はどのように評価されますか?
A

生産性向上効果(作業時間削減率・不良品率低減率・生産量増加率等)を定量的に測定・評価することが一般的です。申請時に明確なKPI(成果指標)と測定方法を設定し、実証終了後に目標達成状況を報告することが求められます。数値目標の設定が甘い計画は審査で低評価になる可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は農林水産省の食品産業支援事業ですが、他省庁の補助金との組み合わせが有効です。経済産業省のものづくり補助金(設備投資型)はロボット・自動化設備の導入費に活用でき、本事業の実証後の本格展開フェーズに適しています。また、NEDOの技術開発プロジェクトや中小企業庁のIT導入補助金とも補完関係が考えられます。ただし同一費用への複数補助金の申請は禁止されており、本事業と他補助金の費用区分を明確に分ける必要があります。食品メーカー側は実証のための設備費を本事業で充当し、参加SIer・設備メーカーは別の研究開発補助金を活用するという役割分担も検討できます。

詳細説明

食品産業イノベーション推進事業とは

本事業は農林水産省が令和2年度に実施する、食品産業の生産性向上を目的とした先端技術実証・システム開発支援事業です。食品産業は国内産業の約2割を占める基幹産業でありながら、他製造業に比べ著しく労働生産性が低いという課題があります。

食品産業自動化の難しさ

食品製造は以下の特性から自動化が困難とされています:

  • 多品種・短期間・少量生産
  • 食材の形が不定形(規格化できない)
  • 食材が柔らかくつかみにくい
  • 衛生管理の厳格な要件

本事業はこれらの課題を克服した「食品特化型の自動化技術」の実証を支援します。

2つの支援タイプ

  • 先端技術活用実証型:ロボット・AI・IoTを使って「ここまで自動化できる」というモデルを作る
  • 業界横断的システム開発型:複数企業連携で食品産業全体に展開できる基盤的・標準的技術を開発する

求められるコンソーシアム構成

本事業は単独企業より、以下のような連携体での申請が効果的です:

  • 食品メーカー:実証フィールドの提供・課題の明確化
  • システムインテグレーター:自動化システムの設計・実装
  • 設備メーカー:食品特化型の機械・ロボット提供
  • ITベンダー:AI・IoT・データ解析システムの提供

期待される成果

「この品目・この規模の工場でも、ここまで自動化し、生産性を向上させることができる」という具体的なモデル事例を業界に提示することが最大の期待成果です。

問い合わせ先

農林水産省 食料産業局(担当部署はhttps://www.maff.go.jpのWebサイトで確認してください)

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