募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和5年度ESG債発行促進支援事業補助金(トランジションボンド等)

基本情報

補助金額
100万円
補助率: 補助対象と認められる経費の合計額の1/10 ※千円未満の端数は切り捨て
0円100万円
募集期間
2023-05-31 〜 2024-03-15
対象地域日本全国
対象業種学術研究 / 専門・技術サービス業

この補助金のまとめ

本補助金は、東京都が実施するESG債発行促進支援事業で、トランジションボンド等の発行に際して必要な外部レビュー費用を補助する制度です。脱炭素社会への移行(トランジション)を推進するための資金調達手段であるトランジションボンド、グリーンボンド(トランジション要素を含むもの)、サステナビリティ・リンク・ボンドの発行を支援します。補助上限額は100万円で、補助率は対象経費の1/10です。経済産業省のクライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業の交付決定を受けた事業者が対象で、資金調達者は都内に事務所・事業所を有する企業等に限定されます。ESG投資への関心が高まる中、トランジションボンド発行のハードルを下げ、脱炭素化に向けた企業の資金調達を後押しする制度です。

この補助金の特徴

1

外部レビュー費用の1/10・上限100万円を補助

トランジションボンド等の発行には信頼性確保のための外部レビューが必要です。本補助金はこの外部レビュー付与に係る費用の1/10(上限100万円)を補助し、発行コストの軽減を図ります。

2

経済産業省の交付決定が前提条件

本補助金は経済産業省が実施する「令和5年度温暖化対策促進事業費補助金(クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業)」の交付決定を受けた事業者が対象です。国と東京都の二段構えの支援により、発行コストの大幅軽減が可能です。

3

トランジションファイナンスの普及を推進

トランジションボンドは、脱炭素化に向けた移行戦略を持つ企業が資金調達するための比較的新しい金融商品です。本補助金によりトランジションファイナンスの認知度向上と市場拡大を図ります。

4

東京都の国際金融都市戦略の一環

本事業は東京都のスタートアップ・国際金融都市戦略室が所管しており、東京をグリーンファイナンスのハブとして位置づける戦略の一環です。ESG投資の促進を通じた東京の国際金融都市としての競争力強化を目指しています。

ポイント

トランジションボンド発行に不可欠な外部レビュー費用を国と都の二段構えで支援する制度です。ESG投資市場の拡大と東京の国際金融都市化を推進する戦略的な補助金であり、脱炭素化に向けた資金調達の敷居を下げる効果があります。

対象者・申請資格

申請者の要件

  • 経済産業省の令和5年度温暖化対策促進事業費補助金(クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業)の交付決定を受けていること
  • トランジションボンド等の発行支援(外部レビューの付与)を行う事業であること

資金調達者の要件

  • トランジションボンド等を発行する企業等であること
  • 都内に事務所又は事業所を有していること

対象となるESG債の種類

  • トランジションボンド
  • トランジション要素を満たすグリーンボンド
  • トランジション要素を満たすサステナビリティ・リンク・ボンド

対象外となるケース

  • 経済産業省の補助金の交付決定を受けていない場合
  • 都内に事務所・事業所を有しない企業の債券発行
  • トランジション要素を含まないグリーンボンド

ポイント

最大のポイントは経済産業省のクライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業の交付決定が前提条件である点です。まず国の補助金の採択を得たうえで、都内に事務所を有する企業のトランジションボンド発行支援であることが求められます。

あなたは対象?かんたん診断

6問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:経済産業省の補助金への申請と交付決定

まず経済産業省の「温暖化対策促進事業費補助金(クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業)」に申請し、交付決定を受けることが前提条件です。

2

ステップ2:東京都の補助金の要件確認

東京都スタートアップ・国際金融都市戦略室のウェブサイト等で本補助金の詳細要件、申請様式、スケジュールを確認します。

3

ステップ3:申請書類の準備と提出

経済産業省の交付決定通知書の写しを含む申請書類を作成し、東京都に提出します。外部レビューに係る見積書等の添付が必要です。

4

ステップ4:審査と交付決定

東京都による審査の後、交付決定が通知されます。補助対象と認められる経費の範囲が確定します。

5

ステップ5:事業実施と実績報告

外部レビューの取得を含む事業を実施し、完了後に実績報告書を提出して補助金の精算を受けます。

ポイント

経済産業省の補助金の交付決定が必須の前提条件です。国の補助金と東京都の補助金の二段階の申請手続きが必要となるため、スケジュール管理が重要です。事前に戦略事業推進課(03-5388-2075)に相談することをお勧めします。

審査と成功のコツ

経済産業省の補助金採択を確実に
本補助金は経済産業省の交付決定が前提条件のため、まず国の補助金への申請と採択を確実に進めることが最優先です。クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業の要件を十分に理解し、質の高い申請を行いましょう。
トランジション戦略の明確化
トランジションボンドの発行には、脱炭素化に向けた明確な移行戦略が必要です。企業のGHG排出削減目標、具体的なロードマップ、資金使途の透明性を示す計画を策定することが、外部レビューでの高評価にもつながります。
信頼性の高い外部レビュー機関の選定
外部レビューの品質がトランジションボンドの信頼性と投資家の信頼に直結します。実績のある評価機関を選定し、国際的な基準(ICMAトランジションファイナンスハンドブック等)に沿った評価を受けることが重要です。
申請スケジュールの余裕ある管理
国と東京都の二段構えの補助金申請が必要なため、申請期限から逆算してスケジュールを立てましょう。経済産業省の交付決定から東京都への申請までの期間を確認し、漏れなく手続きを進めることが重要です。

ポイント

最大の成功要因は国の補助金の確実な採択と、質の高いトランジション戦略の策定です。信頼性のある外部レビュー機関の選定と、国・都の二段階申請のスケジュール管理が円滑な活用の鍵となります。

対象経費

対象となる経費

外部レビュー費用(3件)
  • 第三者評価機関による外部レビュー付与費用
  • セカンドパーティ・オピニオン取得費用
  • トランジション評価に係る審査費用
フレームワーク策定費用(2件)
  • トランジションボンドフレームワークの策定支援費用
  • グリーンボンドフレームワークの策定費用
レポーティング関連費用(2件)
  • インパクトレポーティングに係る費用
  • 資金充当状況の検証費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • トランジションボンド等の引受手数料・発行手数料
  • 社内人件費・管理費
  • 投資家向けIR活動に係る費用
  • トランジション要素を含まないESG債の発行費用
  • 経済産業省の補助金で既に賄われている経費
  • 消費税相当額(千円未満の端数切捨て)

よくある質問

Qトランジションボンドとは何ですか?
A

トランジションボンドは、脱炭素化に向けた移行(トランジション)戦略を実行するために企業が発行する債券です。即座にグリーンな事業に転換することが困難な産業(鉄鋼、化学、電力等)が、段階的に温室効果ガス排出量を削減していく過程で必要な資金を調達する手段として活用されます。グリーンボンドが既にグリーンな事業を対象とするのに対し、トランジションボンドは脱炭素化への「移行過程」にある事業を対象とする点が特徴です。

Q経済産業省の補助金の交付決定がないと申請できませんか?
A

はい、経済産業省が実施する令和5年度温暖化対策促進事業費補助金(クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業)の交付決定を受けていることが必須の前提条件です。東京都の本補助金は国の補助金に上乗せする形の制度設計となっているため、まず国の補助金への申請と採択を得ることが第一ステップとなります。

Q都内に本社がなくても申請できますか?
A

本社が都内になくても、都内に事務所又は事業所を有していれば対象となる可能性があります。要件として「補助事業による支援対象となるトランジションボンド等を発行する資金調達者は、都内に事務所又は事業所を有する企業等」と定められています。支店や営業所が都内にある場合の取扱いについては、戦略事業推進課(03-5388-2075)に確認することをお勧めします。

Q補助率1/10は少なくないですか?
A

本補助金の補助率は対象経費の1/10で上限100万円ですが、経済産業省のクライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業と併用する設計のため、合計での支援額は大きくなります。国の補助金でカバーされた後の自己負担分をさらに軽減する上乗せ補助という位置づけです。両方の補助金を活用することで、外部レビュー費用の大部分をカバーできる可能性があります。

Qグリーンウォッシュとは何ですか?なぜ外部レビューが重要ですか?
A

グリーンウォッシュとは、実態が伴わないにもかかわらず環境に配慮しているかのように見せかけることを指します。トランジションボンドの発行において、企業が掲げるトランジション戦略の信頼性を客観的に検証するために外部レビューが不可欠です。第三者評価機関による評価を受けることで、投資家に対して戦略の妥当性と実効性を示し、ESG投資の呼び込みにつなげることができます。

Q補助金の交付を受けると情報が公表されるのですか?
A

はい、補助金の交付を受けた場合、名称、代表者名、補助内容等が公表される場合があるとされています。これは公金支出の透明性確保の観点からの措置です。一方で、トランジションボンドの発行は企業のESGへの取組姿勢を示すポジティブな情報であり、公表されることは企業のESGレーティング向上やブランディングにもプラスに働く可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は東京都独自の制度であり、経済産業省の「温暖化対策促進事業費補助金(クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業)」の交付決定を前提条件としています。つまり、国の補助金と東京都の補助金を併用する設計が制度上想定されています。ただし、経済産業省の補助金の交付対象となる経費部分は本補助金の対象から除外する必要があり、同一経費の二重計上は認められません。補助率は対象経費の1/10であるため、経済産業省の補助金でカバーされない自己負担部分のうち1/10が東京都の補助対象となります。その他の東京都独自の補助金(グリーンボンド発行促進補助金等)との併用については、事業の性質や対象経費の区分により異なるため、戦略事業推進課(03-5388-2075)に事前確認してください。

詳細説明

ESG債発行促進支援事業(トランジションボンド等)の概要

本事業は東京都が実施する補助制度で、脱炭素社会への移行を推進するためのトランジションボンド等の発行コスト軽減を目的としています。具体的には、トランジションボンド等の発行に際して必要な外部レビューの付与に係る経費を補助します。

対象となるESG債の種類

  • トランジションボンド:脱炭素化への移行(トランジション)戦略を実行するための資金調達債券
  • グリーンボンド(トランジション要素を含む):環境改善効果のある事業への資金調達債券のうち、トランジション要素を満たすもの
  • サステナビリティ・リンク・ボンド(トランジション要素を含む):ESG目標の達成に連動した債券のうち、トランジション要素を満たすもの

補助金額と補助率

補助対象と認められる経費の合計額の1/10が補助金額です。上限は100万円(千円未満の端数は切捨て)。外部レビューの付与に係る費用が主な対象です。

申請要件

以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 経済産業省が実施する令和5年度温暖化対策促進事業費補助金(クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業)の交付決定を受けていること
  • 補助事業による支援対象となるトランジションボンド等を発行する資金調達者は、都内に事務所又は事業所を有する企業等であること

トランジションファイナンスとは

トランジションファイナンスとは、脱炭素化に向けた移行(トランジション)戦略を実行するための資金調達手段です。即座にグリーンな事業に転換することが困難な産業(鉄鋼、化学、電力等)が、段階的に脱炭素化を進めるための資金を調達する際に活用されます。国際的にはICMA(国際資本市場協会)のトランジションファイナンスハンドブックが基準として参照されています。

外部レビューの重要性

トランジションボンド等の発行において、外部レビューは投資家の信頼確保のために極めて重要です。第三者評価機関による客観的な評価を受けることで、以下の効果が期待されます。

  • トランジション戦略の信頼性と透明性の担保
  • グリーンウォッシュの防止
  • ESG投資家からの投資呼び込み
  • 企業のESGレーティング向上

東京都の国際金融都市戦略

本事業は東京都のスタートアップ・国際金融都市戦略室が所管しており、東京をグリーンファイナンスのハブとして発展させる戦略の一環です。ESG投資の促進を通じて、東京の国際金融都市としての競争力強化を目指しています。

注意事項

  • 補助金の交付を受けた者は、名称、代表者名、補助内容等が公表される場合があります
  • 経済産業省の補助金と同一経費の二重計上は不可

問合せ先

東京都 スタートアップ・国際金融都市戦略室
戦略推進部 戦略事業推進課 国際金融都市担当
〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号
東京都庁第一本庁舎北塔14階
電話:03-5388-2075

関連書類・リンク

北海道の給付金・支援金もチェック

子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。

北海道の給付金一覧を見る →