民放ラジオ難聴解消支援事業(令和4年度第1次公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
災害時の情報確保を目的とした国策事業
本事業は国民生活に密着した情報提供と災害時の生命・財産確保を目的としています。電波法第103条の2第4項第12号の3を根拠法令とする制度であり、放送インフラの強化は国の重要政策です。
3種類の難聴に対応
地理的・地形的難聴(山間部等)、外国波混信(近隣諸国の電波による受信障害)、都市型難聴(ビル等による受信障害)の3つの難聴パターン全てに対応した支援です。
高い補助率と大規模予算
地理的・地形的難聴と外国波混信に対しては補助率2/3と手厚い支援です。補助上限額2億2,700万円は中継局1局の整備費用をカバーできる規模です。
必要最小限の出力で効率的整備
「必要最小の空中線電力」での中継局整備が条件となっており、周波数資源の効率的な利用と地域住民のラジオ受信環境改善を両立する設計です。
ポイント
対象者・申請資格
地方公共団体
- ラジオ難聴地域を有する都道府県・市区町村
民間ラジオ放送事業者等
- AM放送局、FM放送局
- コミュニティFM放送局
- その他地上基幹放送事業者
対象地域
- 全国(全都道府県が対象)
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
6問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:難聴地域の特定と現状調査
ラジオの受信状況調査を実施し、難聴地域の範囲と原因(地形的要因、外国波混信、都市型)を特定します。
ステップ2:中継局整備計画の策定
難聴解消に必要な中継局の位置、空中線電力、カバーエリア等の技術計画を策定します。既存の放送インフラとの整合性も確認します。
ステップ3:申請書類の作成・提出
交付要綱・執行マニュアルに基づき申請書を作成し、総務省情報流通行政局地上放送課に提出します。
ステップ4:交付決定・整備工事・完了報告
交付決定後に中継局整備工事を実施し、完了後に実績報告書を提出します。
ポイント
審査と成功のコツ
難聴の実態を定量的に示す
災害時の情報伝達への貢献を強調する
技術的な実現可能性を詳細に計画する
地域との連携体制を構築する
ポイント
対象経費
対象となる経費
中継局建設費(3件)
- 送信設備の購入・設置費
- アンテナ・鉄塔の建設費
- 送信局舎の建設費
付帯設備費(3件)
- 電源設備の整備費
- 伝送路(回線)の整備費
- 空調・防災設備の整備費
設計・調査費(3件)
- 電波伝搬調査・シミュレーション費
- 中継局設計費
- 用地調査・取得関連費
工事関連費(3件)
- 土木工事費
- 電気工事費
- 工事監理費
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- ラジオ放送の番組制作費
- 放送局の通常運営に係る維持管理費
- 中継局整備後の保守・運用費
- 難聴解消と直接関係のない設備の更新費
- 土地の取得費(用地そのものの購入費)
- 必要最小限を超える空中線電力の設備費
よくある質問
QコミュニティFM放送局も申請できますか?
民間ラジオ放送事業者等が対象とされていますので、コミュニティFM放送局も対象に含まれる可能性があります。ただし、具体的な対象範囲は交付要綱・執行マニュアルで確認する必要があります。総務省情報流通行政局地上放送課にお問い合わせください。
QFM補完放送(ワイドFM)の中継局整備も対象ですか?
AM放送の難聴解消のためにFM補完放送(ワイドFM)の中継局を整備する場合は、難聴解消の手段として対象となる可能性があります。対象設備等の詳細は交付要綱・執行マニュアルをご確認ください。
Q都市型難聴の補助率はどのくらいですか?
地理的・地形的難聴と外国波混信に対する補助率は2/3ですが、都市型難聴については別途の補助率が設定されています。具体的な補助率は交付要綱で確認してください。都市型難聴は難聴の原因が建築物等であることから、補助率が異なる場合があります。
Q複数の中継局を同時に申請できますか?
補助上限額2億2,700万円の範囲内であれば、複数の中継局の整備を含む申請が可能と考えられます。ただし、各中継局の難聴解消効果と費用対効果が審査されるため、優先度の高い地域から段階的に整備する計画を示すことが重要です。
Q申請にはどのような技術資料が必要ですか?
電波伝搬のシミュレーション結果、難聴地域の受信レベル測定データ、中継局の技術仕様(周波数、空中線電力、アンテナパターン等)、カバーエリアの計算結果等の技術資料が必要になります。詳細は交付要綱・執行マニュアル(総務省HPに掲載)をご確認ください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業は総務省の放送インフラ整備支援の一環であり、同省の他の放送関連補助金(地上基幹放送ネットワーク整備事業、地上基幹放送等に関する耐災害性強化支援事業等)との関連があります。同一の設備に対する重複補助は認められませんが、異なる目的の整備(例:難聴解消の中継局整備と既存設備の耐災害性強化)は別途申請が可能な場合があります。また、総務省のICT地域活性化関連事業や、内閣府の防災関連交付金等との組み合わせにより、地域の情報インフラ全体の強化を図ることも検討できます。地方公共団体が申請する場合、地方財政措置(起債充当率等)の適用可能性も確認しましょう。
詳細説明
民放ラジオ難聴解消支援事業とは
総務省が実施する本事業は、国民生活に密着した情報や災害時における生命・財産の確保に必要な情報の提供を確保するため、必要最小の空中線電力の中継局整備によりラジオの難聴を解消することを目的としています。
補助内容
- 補助率:地理的・地形的難聴、外国波混信は2/3、都市型難聴は別途規定
- 補助上限額:2億2,700万円
- 根拠法令:電波法第103条の2第4項第12号の3
難聴の3類型
本事業が対象とするラジオ難聴は以下の3つに分類されます。
- 地理的・地形的難聴:山間部や離島等、地形的な要因でラジオ電波が届きにくい地域
- 外国波混信:近隣諸国のラジオ放送の電波が干渉し、国内放送の受信が困難な地域(主に日本海側や九州北部)
- 都市型難聴:都市部において高層ビル等の構造物により電波が遮断される地域
対象事業者
- 地方公共団体
- 民間ラジオ放送事業者 等
令和4年度第1次公募について
本公募は令和4年度の第1次公募として実施されます。
- 募集期間:令和4年2月21日~令和4年3月11日
- 対象地域:全国
問い合わせ先
総務省情報流通行政局地上放送課
電話:03-5253-5949
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