募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約40

石油ガス流通合理化対策事業費補助金(石油ガスの流通合理化及び取引の適正化等に関する支援事業費のうち石油ガス地域防災対応体制整備事業に係るもの

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-02-19 〜 2020-03-11
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

石油ガス流通合理化対策事業費補助金(石油ガス地域防災対応体制整備事業)は、資源エネルギー庁が所管するLPガス(液化石油ガス)の防災対応体制整備を支援する補助金です。災害時石油ガス供給連携計画に基づき、大規模災害発生時にLPガスの安定供給を維持するための体制整備や防災訓練を実施する民間団体等を対象としています。LPガスは分散型エネルギーとして災害時のエネルギー供給に重要な役割を担っており、地震・台風・豪雨等の自然災害が頻発する日本において、地域の防災インフラとしての機能強化が求められています。本補助金は、LPガス供給事業者が災害時に迅速かつ確実にガス供給を継続・復旧するための訓練実施、資機材の整備、連携体制の構築を支援し、国民生活の安全確保に貢献する制度です。都道府県LPガス協会や広域連携組織など、地域の防災対応の中核を担う団体が主な申請者となります。

この補助金の特徴

1

災害時のLPガス安定供給体制の強化

大規模災害発生時に、被災地域へのLPガス供給を維持・復旧するための体制整備を支援します。LPガスは配管インフラに依存しない分散型エネルギーのため、都市ガスや電力の復旧に時間がかかる被災地で、生活インフラとして最も早く復旧可能なエネルギー源です。

2

防災訓練の実施支援

災害時石油ガス供給連携計画に基づく実践的な防災訓練の実施を補助します。被災地への緊急配送、仮設住宅へのLPガス供給設置、他地域からの応援体制の稼働テストなど、実効性のある訓練プログラムの企画・実施が対象です。

3

地域間連携体制の構築

都道府県をまたぐ広域連携体制の整備を支援します。大規模災害では被災地域のLPガス事業者だけでは対応しきれないため、近隣地域からの応援人員・資機材の派遣体制を事前に構築し、相互支援の実効性を高めます。

4

資源エネルギー庁による政策的支援

国のエネルギー安全保障政策の一環として、LPガスの「最後の砦」としての役割を強化する補助金です。災害時のエネルギー供給継続は国民の生命・生活に直結するため、継続的な予算確保が行われている分野です。

ポイント

災害時のLPガス安定供給体制の整備と防災訓練を支援する資源エネルギー庁の補助金です。分散型エネルギーであるLPガスの防災インフラとしての機能強化を目的としています。

対象者・申請資格

対象団体

  • 都道府県LPガス協会およびその連合組織・LPガス供給事業者の広域連携組織・災害時石油ガス供給連携計画に参画する民間団体・LPガスの防災対応に関わる業界団体

事業要件

  • 災害時石油ガス供給連携計画に基づく防災対応体制の整備であること・防災訓練の実施、資機材の整備、連携体制の構築のいずれかを含むこと・地域の防災計画との整合性があること・事業の成果が広くLPガス業界の防災力向上に寄与すること

計画要件

  • 具体的な実施計画と予算計画が策定されていること・訓練の場合は実施日程、参加者数、訓練内容が明確であること・資機材整備の場合は災害時の使用想定と保管計画があること

ポイント

都道府県LPガス協会や広域連携組織など、災害時石油ガス供給連携計画に基づく防災対応を担う民間団体が対象です。防災訓練や資機材整備が主な事業内容となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業計画の策定

災害時石油ガス供給連携計画を踏まえ、防災対応体制の課題を分析します。防災訓練の内容設計、必要な資機材の洗い出し、連携体制の強化ポイントを整理し、具体的な事業計画を策定します。

2

ステップ2:関係者との調整

都道府県の防災部局、消防、自衛隊、他地域のLPガス協会など、訓練や体制整備に関わる関係機関との調整を行います。広域連携訓練の場合は、複数地域の参加者スケジュール調整も必要です。

3

ステップ3:申請書類の作成・提出

資源エネルギー庁または委託先が指定する様式で申請書類を作成します。事業計画書、収支予算書、団体概要、過去の防災活動実績等を提出します。

4

ステップ4:審査・交付決定

資源エネルギー庁による審査を経て交付決定が通知されます。事業の防災貢献度、計画の具体性、予算の妥当性が主な審査ポイントです。

5

ステップ5:事業実施・報告

計画に基づき防災訓練の実施や資機材の整備を行います。事業完了後、実績報告書(訓練の場合は参加者数・訓練内容・成果等を含む)を提出します。

ポイント

災害時石油ガス供給連携計画に基づく具体的な事業計画の策定が出発点です。関係機関との連携調整と訓練内容の実効性が採択のポイントとなります。

審査と成功のコツ

実効性のある訓練設計
机上訓練だけでなく、実動訓練を組み合わせた実践的なプログラムを設計します。緊急配送ルートの確認、仮設住宅へのガス設備設置訓練、通信途絶時の情報伝達手段の検証など、実災害を想定した具体的なシナリオが評価されます。
広域連携の具体性
近隣県のLPガス協会との相互応援協定の内容、応援人員・車両・資機材の具体的な派遣計画、受入側の受援計画を詳細に記載します。机上の協定ではなく、実際に機能する連携体制であることを示す実績や計画が重要です。
過去の災害対応の教訓活用
過去の大規模災害(東日本大震災、熊本地震、能登半島地震等)でのLPガス供給対応の教訓を分析し、それを踏まえた体制強化計画を策定します。課題と改善策の因果関係が明確な計画が高く評価されます。
地域防災計画との連携
都道府県や市町村の地域防災計画におけるLPガスの位置づけを確認し、行政の防災体制との連携を具体的に示します。避難所や福祉施設へのLPガス供給計画を含めると、社会的意義のアピールにつながります。

ポイント

実動訓練を含む実践的なプログラムと、過去の災害教訓を踏まえた広域連携計画が採択の鍵です。地域防災計画との連携も重要な評価ポイントです。

対象経費

対象となる経費

訓練実施費(4件)
  • 防災訓練の会場費・設営費
  • 訓練用資材・消耗品費
  • 参加者の旅費・交通費
  • 訓練シナリオ策定費
資機材整備費(4件)
  • 災害時緊急配送用資機材
  • 仮設住宅用ガス設備
  • 災害対応用通信機器
  • 応急復旧用工具・計器
連携体制構築費(3件)
  • 広域連携協議会の開催費
  • 連携マニュアル作成費
  • 情報共有システム整備費
調査・研修費(3件)
  • 防災対応力の現状調査費
  • 災害対応研修の講師謝金
  • 先進事例の調査費
広報・啓発費(3件)
  • 防災啓発資料の作成費
  • 防災セミナー開催費
  • 報告書作成・印刷費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 通常の事業運営に必要な一般管理費
  • 防災目的以外の設備購入費
  • 建物・土地の取得費・賃借料(訓練会場の一時利用を除く)
  • 日常業務用の車両・機器の購入費
  • 飲食・接待費
  • 補助事業に直接関係しない人件費

よくある質問

Qどのような団体が申請できますか?
A

都道府県LPガス協会、LPガス事業者の広域連携組織、災害時石油ガス供給連携計画に参画する民間団体などが主な対象です。個別のLPガス販売事業者が単独で申請するのではなく、業界団体や協会単位での申請が基本となります。地域の防災対応の中核を担う組織として、一定の会員数と活動実績を有する団体であることが求められます。

Q防災訓練の規模や参加者数に下限はありますか?
A

明確な下限は公募要項で定められますが、地域の防災力向上に実効的な規模であることが求められます。少人数の机上訓練から、数百名規模の広域実動訓練まで、訓練の目的と内容に応じた適切な規模を計画してください。重要なのは参加者数よりも、訓練内容の実践性と、訓練成果の今後の活用計画です。初年度は小規模から始め、段階的に拡大するアプローチも評価されます。

Q資機材の整備として具体的にどのようなものが対象ですか?
A

災害時のLPガス供給に直接必要な資機材が対象です。具体的には、緊急配送用のボンベ運搬車両の付帯設備、仮設住宅用のガスメーター・調整器・ホース、災害対応用の衛星電話・無線機、応急復旧用の漏えい検知器・工具セット、災害対策本部用の通信・情報処理機器などが含まれます。通常業務で日常的に使用する機器は対象外です。

Q他県のLPガス協会と合同で申請することは可能ですか?
A

広域連携訓練として、複数県のLPガス協会が合同で事業を実施することは可能です。むしろ、大規模災害時の県境を越えた応援体制の検証は本補助金の重要な目的の一つです。代表申請者を決め、連携先の協会との役割分担と経費分担を明確にした申請計画を策定してください。広域連携の実効性を高める取り組みは高く評価されます。

Q毎年継続して申請することはできますか?
A

防災対応体制の整備は継続的な取り組みが必要であり、年度ごとにテーマや内容を変えながら継続申請することは可能です。例えば、初年度は防災計画の策定と机上訓練、2年目は実動訓練、3年目は広域連携訓練というように、段階的にレベルアップする計画を示すと、継続採択の可能性が高まります。ただし、毎年同じ内容の繰り返しは評価されません。

QLPガス以外のエネルギー事業者との連携は認められますか?
A

本補助金はLPガスの防災対応体制整備が主目的ですが、訓練の一環として石油販売業者、電力事業者、自治体の防災部局、消防、自衛隊などとの合同訓練を行うことは推奨されます。災害時のエネルギー供給は複数のエネルギー源の協調が重要であり、LPガスの防災対応を軸としつつ他のエネルギー事業者との連携を含む包括的な訓練は高く評価される可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

石油ガス地域防災対応体制整備事業は、他の防災関連補助金と組み合わせることで、地域の総合的な防災力を高めることができます。総務省消防庁の「緊急防災・減災事業」は自治体が主体となる防災インフラ整備を対象としており、LPガスの防災拠点整備と連携した計画を自治体に提案するきっかけになります。経済産業省の「石油製品安定供給対策事業」はガソリンスタンド等の石油インフラの防災対応を支援しており、LPガスと石油製品の一体的なエネルギー防災体制の構築も検討に値します。国土交通省の「住宅・建築物安全ストック形成事業」では避難所のエネルギー確保が課題の一つであり、LPガスの災害対応力をアピールする好機です。また、各都道府県の独自防災事業や、日本LPガス団体協議会の自主事業との連携により、国・県・業界の3層で防災体制を強化する戦略的アプローチが可能です。

詳細説明

石油ガス地域防災対応体制整備事業の背景

日本は地震、台風、豪雨、火山噴火など多様な自然災害のリスクに晒されています。大規模災害時には、電力や都市ガスなどの集中型エネルギーインフラが長期間にわたり停止するケースが多く、被災地の生活再建に大きな支障をきたします。

こうした中、LPガス(液化石油ガス)は分散型エネルギーとして注目されています。ボンベで個別に供給されるため配管インフラに依存せず、被災後最も早く復旧可能なエネルギー源としての実績があります。東日本大震災では都市ガスの完全復旧に約2ヶ月を要した一方、LPガスは数日で供給を再開した事例が多数報告されています。

補助事業の目的

本補助金は、資源エネルギー庁が「災害時石油ガス供給連携計画」の実効性を高めるために実施する事業です。以下の3つの柱で防災対応力の強化を図ります。

  • 防災訓練の実施:災害を想定した実践的な訓練による対応力の向上
  • 資機材の整備:緊急配送、応急復旧、仮設住宅対応に必要な機器・資材の確保
  • 連携体制の構築:都道府県間の広域応援体制、行政・自衛隊・消防との協力体制の整備

LPガスの防災上の優位性

  • 分散型供給:ボンベ単位での個別供給のため、配管被害の影響を受けない
  • 迅速な復旧:個別点検・供給再開が可能で、他のエネルギーに先行して復旧
  • 可搬性:トラックでの輸送が可能で、被災地への緊急配送に対応
  • 多用途:調理、暖房、給湯、発電に使用でき、避難所の生活インフラとして機能
  • 備蓄性:ボンベに充填された状態で長期保管が可能

防災訓練の内容例

本補助金で実施できる防災訓練の具体例を示します。

  • 緊急配送訓練:被災地へのLPガスボンベの緊急輸送ルートの確認と配送シミュレーション
  • 仮設住宅設置訓練:仮設住宅へのLPガス設備の迅速な設置・接続・安全確認の実技訓練
  • 広域応援訓練:他県からの応援隊の受入、資機材の集積・配分、指揮系統の確認
  • 通信訓練:通常回線が使えない状況での衛星電話・無線機を使った情報伝達訓練
  • 住民避難訓練への参加:避難所でのLPガス炊き出しデモンストレーション、ガス安全教室

広域連携体制の重要性

大規模災害では、被災地域のLPガス事業者自身も被災している可能性があります。そのため、近隣地域からの応援体制(広域連携)が不可欠です。

本補助金は、都道府県LPガス協会間の相互応援協定の実効性を高めるための活動を支援します。具体的には、応援人員の登録・派遣体制の整備、応援用資機材の備蓄・輸送計画の策定、合同訓練の実施などが対象です。

過去の災害での活動実績

LPガス業界は過去の大規模災害で迅速な対応実績を積み重ねてきました。

  • 東日本大震災(2011年):仮設住宅約5万戸へのLPガス供給を実施
  • 熊本地震(2016年):発災後3日で大半のLPガス供給を復旧
  • 西日本豪雨(2018年):浸水地域への緊急配送と安全点検を迅速に実施

これらの経験で得られた教訓を活かし、さらなる体制強化を図るのが本補助金の狙いです。

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