令和2年度補正予算公募 ⾼度無線環境整備推進事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
条件不利地域の光ファイバ整備を国が支援
過疎地域・離島・山間部など地理的に条件不利な地域における光ファイバ整備費用を総務省が補助します。民間事業者単独では採算が合わない地域のブロードバンド環境整備を、公的支援により促進する制度です。
令和2年度補正で学校周辺地域にも拡大
従来は条件不利地域に限定されていた支援対象を、光ファイバ未整備の学校を有する地域にも特例的に拡大しました。GIGAスクール構想の実現に不可欠な通信インフラ整備を後押しする措置です。
地方公共団体と電気通信事業者が申請可能
地方公共団体だけでなく、電気通信事業者やケーブルテレビ事業者も補助対象です。官民連携による効率的なブロードバンド整備を推進する枠組みとなっています。
5G・IoT時代の地域基盤整備
単なる光ファイバ敷設にとどまらず、5GやIoT等の高度無線通信環境の前提となる伝送路設備全体の整備を支援します。地域のDX推進と産業振興の基盤づくりに直結する投資です。
ポイント
対象者・申請資格
本事業の補助対象者は、地方公共団体(都道府県・市区町村)および電気通信事業者(ケーブルテレビ事業者を含む)です。対象地域は、過疎地域・辺地・離島・半島・山村・豪雪地帯など法律で定められた条件不利地域のほか、令和2年度補正では光ファイバ未整備の学校を有する地域も特例対象となりました。整備する設備は5G等の高速・大容量無線通信の前提となる伝送路設備等で、光ファイバケーブル・伝送装置・局舎等が含まれます。
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申請ガイド
令和2年度補正予算分の公募期間は令和2年6月8日から6月26日までの約3週間でした(既に終了)。申請先は総務省 総合通信基盤局 ブロードバンド整備推進室です。申請にあたっては、整備計画書(対象地域・整備内容・スケジュール)、事業費の積算根拠資料、地域の通信環境の現状分析資料などが必要でした。ケーブルテレビ事業者の場合は情報流通行政局地域放送推進室が別途窓口となっていました。
審査と成功のコツ
本事業で採択されるためのポイントは、地域のブロードバンド環境の現状と課題を定量的に示すことです。光ファイバ世帯カバー率・未整備世帯数・学校の通信環境データなど客観的な指標を用い、整備の必要性を明確に説明しましょう。また、整備後の利活用計画(5G基地局の展開予定、遠隔医療・遠隔教育の導入計画等)を具体的に示すことで、投資対効果の高さをアピールできます。地方公共団体と電気通信事業者の連携体制、整備後の維持管理計画の明確化も重要な評価ポイントです。
対象経費
対象となる経費
伝送路設備費(3件)
- 光ファイバケーブルの敷設費
- 伝送装置の購入・設置費
- 接続機器・分岐装置の費用
局舎・収容設備費(3件)
- 通信局舎の建設・改修費
- ラック・電源設備の設置費
- 空調・防災設備の整備費
土木・管路工事費(3件)
- 管路の敷設・改修工事費
- 電柱・支持物の建設費
- 道路横断工事費
設計・調査費(3件)
- ルート調査・測量費
- 基本設計・実施設計費
- 電波伝搬調査費
付帯設備費(3件)
- ノード装置・OLT等の通信機器費
- 監視・制御システムの導入費
- 非常用電源装置の設置費
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 既に光ファイバが整備済みの地域における重複整備費用
- 端末機器(パソコン・タブレット等)の購入費
- 月額通信サービス利用料等のランニングコスト
- 土地の取得費用・賃借料
- 申請者の人件費・一般管理費
- 他の国庫補助金により措置される経費
よくある質問
Q高度無線環境整備推進事業はどのような事業ですか?
総務省が実施する光ファイバ整備の補助事業です。過疎地域・離島・山間部など地理的に条件不利な地域において、5GやIoT等の高速無線通信の前提となる光ファイバ網の整備費用の一部を国が補助します。民間事業者だけでは採算が合わず整備が進まない地域のデジタルデバイド解消を目的としており、地方公共団体と電気通信事業者が申請できます。
Q令和2年度補正予算で何が変わりましたか?
最大の変更点は支援対象地域の拡大です。従来は過疎地域・離島等の条件不利地域に限定されていましたが、令和2年度補正では光ファイバ未整備の学校を有する地域にも特例的に対象を拡大しました。これはGIGAスクール構想の実現に向けて、学校のICT環境整備に不可欠な通信インフラを早期に整備するための措置です。条件不利地域以外にも支援の道を開いた画期的な拡充でした。
Q補助対象者は誰ですか?
地方公共団体(都道府県・市区町村)と電気通信事業者が対象です。電気通信事業者にはケーブルテレビ事業者(自治体運営・第三セクター・営利企業)も含まれます。地方公共団体が整備主体となるIRU方式(貸付方式)や、電気通信事業者が直接整備する方式など、地域の実情に応じた多様なスキームが認められています。
Qこの補助金はまだ申請できますか?
令和2年度補正予算分の公募は令和2年6月26日に終了しており、現在は申請できません。ただし、高度無線環境整備推進事業は毎年度予算化されている継続事業です。最新の公募情報は総務省HPのブロードバンド整備推進ページで確認できます。類似の支援制度としてデジタル田園都市国家構想交付金なども活用可能ですので、最新の制度状況をご確認ください。
Qどのような設備が補助対象になりますか?
5G等の高速・大容量無線通信の前提となる伝送路設備等が対象です。具体的には光ファイバケーブル、伝送装置、接続機器、通信局舎、管路、電柱等の設備整備費用が含まれます。端末機器(パソコン・タブレット等)や月額通信サービス利用料等のランニングコストは対象外です。設計・調査費も補助対象に含まれます。
QGIGAスクール構想関連の補助金と併用できますか?
同一の設備・工事に対する重複受給はできませんが、整備範囲が異なるため実質的に併用可能です。本事業は学校までの光ファイバ回線(アクセス回線)の整備を支援し、GIGAスクール構想の補助金は校内LAN整備や端末配備を支援します。両制度を組み合わせることで、学校のICT環境をエンドツーエンドで整備する計画を立てることができます。
Q問い合わせ先はどこですか?
全体的な事項については総務省 総合通信基盤局 ブロードバンド整備推進室(電話:03-5253-5866、メール:koudo@soumu.go.jp)が窓口です。ケーブルテレビ事業者に関する事項は情報流通行政局 地域放送推進室(電話:03-5253-5808、メール:bb-wireless@soumu.go.jp)が担当しています。申請を検討される場合は、まず管轄の総合通信局にご相談されることをお勧めします。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業は総務省のブロードバンド整備推進施策の一環であり、同一区間・同一設備に対する他の国庫補助との重複は認められません。ただし、文部科学省のGIGAスクール構想関連予算(校内LAN整備等)とは整備範囲が異なるため、学校までの光ファイバ(本事業)と校内ネットワーク(GIGAスクール)を組み合わせて活用できます。また、総務省の「地域ICT基盤整備事業」や「情報通信利用環境整備推進事業」など、年度や対象が異なる類似制度もあるため、最新の公募状況を確認しながら最適な組み合わせを検討してください。デジタル田園都市国家構想交付金との連携も有効です。
詳細説明
高度無線環境整備推進事業とは
総務省が実施する「無線システム普及支援事業(高度無線環境整備推進事業)」は、地理的に条件不利な地域における光ファイバ整備を支援する補助事業です。5GやIoT等の高度無線通信には高速・大容量の光ファイバ回線が不可欠ですが、過疎地域や離島、山間部では民間事業者による自主的な整備が進みにくい現状があります。本事業はこうしたデジタルデバイド(情報格差)の解消を目的としています。
令和2年度補正予算での拡充内容
令和2年度補正予算では、従来の支援対象に加えて大きな拡充が行われました。
- 学校周辺地域への拡大:条件不利地域以外でも、光ファイバ未整備の学校を有する地域が特例的に支援対象に
- GIGAスクール構想の実現に向けた通信基盤整備との連携
- 地方公共団体だけでなく電気通信事業者も直接申請可能
補助対象者と申請要件
以下の事業者が補助対象となります。
- 地方公共団体(都道府県・市区町村)
- 電気通信事業者(固定通信事業者・ケーブルテレビ事業者等)
対象地域は、過疎地域自立促進特別措置法・辺地法・離島振興法・半島振興法・山村振興法・豪雪地帯対策特別措置法等で定められた条件不利地域、および令和2年度補正では光ファイバ未整備の学校周辺地域です。
公募スケジュールと問い合わせ先
令和2年度補正予算分の公募期間は令和2年6月8日から6月26日まで(既に終了)でした。問い合わせ先は以下の通りです。
- 全体的事項:総合通信基盤局ブロードバンド整備推進室(電話:03-5253-5866)
- ケーブルテレビ事業者関連:情報流通行政局地域放送推進室(電話:03-5253-5808)
同種の事業は毎年度予算化されています。最新の公募情報は総務省HPのブロードバンド整備推進ページをご確認ください。
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