自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(製造・サービス業等立地支援事業)六次公募
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
補助上限50億円の大型支援
製造業・サービス業等の工場や事業所の新増設に対し、最大50億円という国内有数の大型補助が受けられます。設備投資額に応じた補助率が設定されており、大規模な生産拠点の新設を検討する企業にとって極めて魅力的な制度です。
避難指示区域等の立地に特化
福島第一原発事故による避難指示区域等を対象エリアとしており、当該地域への新規立地・増設が要件です。被災地の産業復興と雇用創出を直接的に後押しする政策的位置づけのため、採択率も比較的高い傾向にあります。
幅広い業種が対象
製造業だけでなく、運輸業・郵便業、卸売・小売業、宿泊・飲食サービス業など幅広い業種が対象となっています。地域の商業機能回復も視野に入れた設計であり、多様な事業者にチャンスがあります。
雇用創出と産業集積の両立
単なる設備投資支援にとどまらず、地域での雇用創出と産業集積の形成を重視しています。採択審査では、地元からの新規雇用計画や地域サプライチェーンへの貢献度が評価ポイントとなります。
ポイント
対象者・申請資格
対象業種
- 製造業(食品、化学、金属、電子部品、機械等)
- 運輸業・郵便業
- 卸売業・小売業
- 宿泊業・飲食サービス業
立地要件
- 福島県の避難指示区域等における工場・事業所の新設または増設であること
- 避難指示が解除された区域、または帰還困難区域の特定復興再生拠点区域等が対象
事業者要件
- 法人格を有する事業者であること
- 事業計画に基づき、対象地域での雇用創出が見込めること
- 補助事業の遂行に必要な経営基盤を有すること
- 反社会的勢力に該当しないこと
ポイント
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申請ガイド
事前相談・立地計画の策定
まず福島県や経済産業省の担当窓口に事前相談を行い、対象エリアや補助要件の確認を行います。立地場所の選定、設備投資計画、雇用計画を具体的に策定してください。
申請書類の作成
公募要領に基づき、事業計画書、立地計画書、資金計画書、雇用計画書等の必要書類を作成します。特に雇用創出効果と地域経済への波及効果を定量的に示すことが重要です。
申請書の提出
所定の期間内に申請書類一式を提出します。電子申請と紙媒体の両方が求められる場合があるため、提出方法を事前に確認してください。
審査・採択
外部有識者を含む審査委員会による審査が行われます。書面審査に加え、プレゼンテーション審査が実施される場合があります。
交付決定・事業実施
採択後、交付決定を受けてから事業に着手します。事業期間中は定期的な進捗報告が求められます。
ポイント
審査と成功のコツ
立地計画の具体性を高める
雇用創出効果を定量的に示す
地域経済への波及効果を明示する
事業の継続性・発展性を示す
ポイント
対象経費
対象となる経費
建物費(3件)
- 工場建屋の新築費用
- 事業所の増築費用
- 建物の改修・改装費用
設備費(3件)
- 製造設備・機械装置の購入費
- 生産ライン構築費用
- 検査・計測機器の導入費
土地造成費(2件)
- 工場用地の造成費用
- 排水設備等のインフラ整備費
付帯設備費(3件)
- 電気設備工事費
- 給排水設備工事費
- 空調・換気設備費
システム導入費(2件)
- 生産管理システムの導入費
- 品質管理システムの構築費
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 土地の取得費用
- 既存設備の修繕・メンテナンス費用
- 消耗品・原材料の購入費
- 人件費・労務費
- 交付決定前に着手した経費
- 他の補助金で支援を受けている経費
よくある質問
Q補助率はどのくらいですか?
補助率の詳細は公募要領に定められており、設備投資額の規模や雇用創出計画の内容に応じて決定されます。補助上限額は50億円です。製造業の大規模投資案件では、建物費・設備費の相当部分がカバーされるケースがあります。具体的な補助率については、事前相談の段階で経済産業省または福島県の担当窓口にご確認ください。投資規模と雇用計画の両面から最適な申請戦略を立てることが重要です。
Q既に福島県内に拠点がある企業でも申請できますか?
はい、既存拠点がある企業でも申請可能です。対象エリア内での工場・事業所の「増設」も補助対象に含まれています。ただし、既存設備の単なる更新や修繕は対象外であり、新たな生産能力の増強や新事業分野への展開など、追加的な投資であることが求められます。既存拠点の増設の場合は、増設部分の投資額と、それに伴う追加雇用を明確に区分して申請する必要があります。
Qどのような業種が対象になりますか?
主な対象業種は、製造業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業です。製造業については業種を問わず幅広く対象となり、食品製造、化学工業、金属製品、電子部品、機械器具など多様な分野が含まれます。IT企業やソフトウェア開発などの情報サービス業は、本事業(製造・サービス業等立地支援事業)の対象外となる場合がありますので、事前に確認が必要です。
Q地元からの雇用はどの程度求められますか?
具体的な地元雇用比率の数値要件は公募要領で定められていますが、避難指示区域等の住民の帰還促進が本制度の大きな目的であるため、地元住民の積極的な雇用が強く求められます。審査においても、地元からの新規雇用人数は重要な評価項目です。特に、避難先から帰還する住民の雇用確保に寄与する計画は高く評価される傾向にあります。UIターン人材の受入体制の整備も含めた総合的な雇用計画を策定してください。
Q申請から採択までどのくらいの期間がかかりますか?
申請締切後、外部有識者を含む審査委員会での審査を経て採択が決定されます。一般的に申請締切から採択決定まで2~3か月程度を要します。大型案件の場合はプレゼンテーション審査が実施されることもあり、その分追加の期間が必要です。交付決定はさらにその後となるため、事業開始時期を見据えた逆算スケジュールで申請準備を進めることが重要です。
Q他の復興関連補助金と併用できますか?
同一経費に対する国庫補助金との重複受給は原則として認められません。ただし、経費を明確に区分できる場合は、福島県独自の支援制度や復興特区の税制優遇措置との併用が可能です。例えば、設備投資に本補助金を活用し、雇用面では厚生労働省の雇用関連助成金を併せて活用するといった組み合わせが考えられます。併用にあたっては必ず事前に各制度の所管窓口に確認してください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は国の大型補助制度であるため、同一経費に対する国庫補助金との重複受給は原則として認められません。ただし、対象経費が明確に区分できる場合は、県独自の補助制度や税制優遇措置との併用が可能な場合があります。特に福島県では、ふくしま産業復興投資促進特区の税制優遇(法人税の特別償却・税額控除)や、福島復興再生特別措置法に基づく各種支援措置との組み合わせが効果的です。また、雇用関連では厚生労働省の雇用関連助成金(特定求職者雇用開発助成金等)の活用も検討価値があります。併用を検討する場合は、事前に各制度の所管窓口に確認し、経費の二重計上にならないよう慎重に計画を立ててください。
詳細説明
制度の背景と目的
本補助金は、東日本大震災および福島第一原子力発電所事故により避難指示が出された区域等における産業復興を支援する制度です。「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金」の中でも、製造・サービス業等立地支援事業として、工場や事業所の新増設を行う企業を対象としています。
福島イノベーション・コースト構想の推進と併せ、避難指示解除後の地域における雇用の場の確保と産業集積の形成を目指しています。六次公募として、継続的な企業誘致と地域復興の加速を図るものです。
補助内容の詳細
補助上限額は50億円と、国内の立地補助金の中でも最大級の規模です。補助率については公募要領で詳細が定められており、設備投資額や雇用創出数に応じて決定されます。
- 製造業:工場の新設・増設に係る建物費、設備費等が対象
- 運輸業・郵便業:物流拠点の新設・増設が対象
- 卸売・小売業:店舗・配送センター等の新設・増設が対象
- 宿泊・飲食サービス業:宿泊施設・飲食店の新設・増設が対象
対象エリア
福島県内の避難指示区域等が対象です。具体的には以下の地域が含まれます。
- 避難指示が解除された区域を有する市町村
- 帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域
- その他、政令で定められた対象区域
対象市町村には、南相馬市、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川俣町、川内村、田村市などが含まれます。
審査のポイント
採択審査では以下の観点が重視されます。
- 雇用創出効果:新規雇用人数、地元住民の雇用割合、正規雇用の比率
- 地域経済への波及効果:地元企業との取引関係、関連産業への誘発効果
- 事業の実現可能性:資金計画の妥当性、経営基盤の安定性
- 事業の継続性:補助事業終了後の事業継続計画、将来の発展性
申請にあたっての注意事項
本補助金の申請期間は2021年6月28日から9月30日までと限定されています。大型案件のため、申請準備には相応の期間を要します。事前に関係機関との調整を進め、用地確保や許認可の見通しを立てておくことが重要です。
また、交付決定前の経費は補助対象外となるため、採択決定を待ってから事業に着手する必要があります。スケジュール管理には十分注意してください。
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