募集中全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

2026年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(未来型新エネ実証制度)の公募

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-03-27 〜 2026-05-14
残り45
対象地域日本全国
対象業種学術研究 / 専門・技術サービス業

この補助金のまとめ

NEDOが実施する、新エネルギー分野の実証事業に特化した支援制度です。中小企業単独または大企業との連携体で申請でき、NEDO負担額は最大3億円と大規模な実証研究に対応します。補助率は中小企業2/3以内、大企業1/2以内で、事業期間は原則3年以内(+事前準備1年)と長期的な取り組みが可能です。風力発電、バイオマス燃料、地熱発電、再生可能エネルギー熱利用などの技術を実フィールドで検証し、社会実装への最終段階を支援する制度として位置づけられています。福島イノベーション・コースト構想対象地域での実証には支援強化措置もあり、復興と新エネルギー推進を両立する狙いがあります。

この補助金の特徴

1

最大3億円の大規模実証支援

NEDO負担額は最大3億円以内と、実証段階に必要な大型設備の設置や長期運転試験にも対応できる規模です。新エネ中小・スタートアップ支援制度(最大1.5億円)と比較して倍の予算枠があり、本格的な実証実験を計画する事業者に適しています。

2

大企業との連携が可能

中小企業単独だけでなく、大企業と中小企業の連携体での申請が認められています。大企業のインフラ・販路と中小企業の革新技術を組み合わせた実証プロジェクトが可能で、事業化への道筋が描きやすくなります。

3

最長4年の充実した事業期間

原則3年以内の事業期間に加え、最大1年間の事前準備期間が認められています。実証設備の設計・設置から運転データの取得・分析まで、十分な時間をかけた本格的な実証研究が可能です。

4

福島イノベーション・コースト構想との連携

福島イノベーション・コースト構想対象地域での実証案件には支援強化措置があり、東日本大震災からの復興と新エネルギー技術の実証を両立するプロジェクトが優遇されます。

5

ユーザー候補からの推薦制度

実証成果の社会実装を確実にするため、技術のユーザー候補からの推薦書提出が求められます。これにより、実証後の事業化・普及への道筋が明確になります。

ポイント

「実証」に特化した制度であるため、基礎研究段階の技術ではなく、ある程度の技術的成熟度がある技術のフィールド実証が対象です。ユーザー候補の推薦書や実証設備設置の合意書が必要な点から、申請前に実証フィールドの確保とステークホルダーとの関係構築が不可欠といえます。

対象者・申請資格

事業者要件

  • 中小企業等単独での申請が可能
  • 大企業と中小企業等の連携体での申請も可能
  • 日本国内に実証フィールドを確保できること

技術要件

  • 新エネルギー分野における実証段階の技術を有すること
  • 風力発電、バイオマス燃料開発、地熱発電、再生可能エネルギー熱利用等が対象
  • 技術シーズの発掘・育成段階の技術も対象

提出書類要件

  • ユーザー候補からの推薦書の提出が必要
  • 実証設備設置に係る合意書の提出が必要
  • 主任研究者の研究経歴書の提出が必要

優遇措置

  • 福島イノベーション・コースト構想対象地域での実証案件は支援強化の対象

ポイント

大企業も連携体の一員として参加できる点が中小・スタートアップ支援制度との最大の違いです。ただし、連携体の場合も中小企業等が含まれている必要があります。ユーザー候補の推薦書が必須のため、技術の出口(誰が使うのか)を明確にした上で申請準備を進めることが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:GビズIDの取得

電子申請システムJグランツの利用にはGビズIDプライムまたはメンバーアカウントが必須です。発行に2〜3週間かかるため、早めに手続きを開始してください。

2

ステップ2:公募説明会への参加

4月7日(火)11:00〜12:00にオンライン(Microsoft Teams)で開催されます。参加申込は4月6日正午まで。公募要領の解説と質疑応答の機会があります。

3

ステップ3:実証フィールドとユーザー候補の確保

実証設備設置に係る合意書とユーザー候補からの推薦書が必要です。関係者との調整には時間がかかるため、早期に着手してください。

4

ステップ4:提案書類一式の作成

提案書(別添3)、主任研究者研究経歴書(別添2)、情報項目ファイル・積算表(様式1)、財務項目ファイル(様式2)、研究体制表(別表1)、実施計画(別表2)等を作成します。

5

ステップ5:Jグランツでの電子申請

申請期限は2026年5月14日(木)正午です。持参・郵送・FAX・メールでの提出は原則不可。余裕を持って申請してください。

ポイント

本制度の申請で最も時間がかかるのは、ユーザー候補の推薦書と実証設備設置の合意書の取得です。技術の受け手となる企業や自治体、設備を設置する土地所有者との交渉・調整が必要なため、申請書類の作成と並行して早期にステークホルダーへのアプローチを開始することが成功の鍵です。

審査と成功のコツ

実証フィールドの戦略的選定
実証の説得力は「どこで、どのような条件下で実証するか」に大きく依存します。福島イノベーション・コースト構想対象地域は支援強化の対象となるため、技術的に適合する場合は積極的に検討しましょう。
ユーザー候補との深い連携
推薦書は形式的なものではなく、実証後の社会実装への本気度を示すものです。ユーザー候補と技術仕様・導入条件について十分に議論し、実証計画にユーザーの声を反映させることが重要です。
大企業連携のメリットを最大化
大企業と連携する場合、販路・インフラ・ブランド力を活用した事業化計画が描けます。役割分担を明確にし、中小企業が技術開発、大企業が実証フィールド提供・事業化という補完関係を示してください。
データに基づく実証計画
3年間の実証期間で何を検証し、どのようなデータを取得するかを具体的に設計しましょう。中間評価にも対応できるマイルストーンの設定が審査で評価されます。

ポイント

実証事業は「技術が動くことの証明」だけでなく、「事業として成立することの証明」が求められます。コスト分析、運用保守の実現性、規制対応などを含めた包括的な実証計画を立てることで、NEDOの技術評価委員会からの高い評価につながります。

対象経費

対象となる経費

設備費(4件)
  • 実証用プラント・装置の設計・製作費
  • 計測・制御機器の購入費
  • 実証設備の設置工事費
  • 試験用機器のリース費
人件費(3件)
  • 研究員・技術者の人件費
  • 実証運転に従事するオペレーターの人件費
  • プロジェクトマネジメント人件費
材料費(3件)
  • 実証運転用の原材料費
  • バイオマス原料等の調達費
  • 消耗品・試薬費
外注費(3件)
  • 専門機関への分析・試験委託費
  • 環境アセスメント関連の外注費
  • 設計・エンジニアリングの外注費
旅費(3件)
  • 実証フィールドへの出張旅費
  • 関係機関との打合せ旅費
  • 学会・展示会参加旅費
その他経費(4件)
  • 知的財産権の出願・維持費
  • 実証フィールドの賃借料
  • 安全対策に要する費用
  • データ解析ソフトウェアのライセンス費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費
  • 恒久的な建物の建設費
  • 一般管理費(間接経費として別途計上される場合を除く)
  • 事業実施に直接関係しない備品の購入費
  • 接待・交際費
  • 既存事業の運転資金・維持管理費
  • 他の補助金等で既に補填されている経費
  • 事業完了後の商業運転に係る経費

よくある質問

Q大企業単独でも申請できますか?
A

いいえ、大企業単独での申請はできません。本制度では中小企業等単独、または大企業と中小企業等の連携体が対象です。連携体の場合、中小企業等が含まれていることが必須条件です。大企業が本事業に参加するには、必ず中小企業等と連携体を組む必要があります。

Q新エネ中小・スタートアップ支援制度との違いは何ですか?
A

主な違いは3点です。(1)本制度は実証段階に特化しており、基礎研究は対象外。(2)NEDO負担額が最大3億円と倍の規模。(3)大企業との連携体での申請が可能。中小・スタートアップ支援制度はフェーズA〜Cの段階的支援で基礎研究から対応しますが、本制度は技術的成熟度の高い実証プロジェクト向けです。

Q実証設備は事業終了後どうなりますか?
A

事業終了後の実証設備の取り扱いについてはNEDOとの協議が必要です。一般的に、NEDO事業で取得した設備はNEDOに帰属しますが、事業者が継続使用する場合は有償譲渡等の手続きが行われます。事業化を見据えた設備の継続活用について、申請段階から計画に含めておくことをお勧めします。

Q事前準備期間(最大1年)では何ができますか?
A

事前準備期間は、実証設備の設計・許認可取得・設置工事など、実証運転開始前に必要な準備作業に充てることができます。環境アセスメントや地元との合意形成、設備の詳細設計・発注など、大型実証には不可欠な準備工程を計画的に進められます。この期間も補助対象となります。

Q福島イノベーション・コースト構想の支援強化とは具体的に何ですか?
A

福島イノベーション・コースト構想対象地域(主に福島県浜通り地域等)での実証案件に対して、審査における加点や支援条件の優遇が想定されます。具体的な強化内容は公募要領を確認する必要がありますが、復興と新エネルギー技術の実証を両立するプロジェクトをNEDOが積極的に支援する姿勢が示されています。

Q申請に必要な主な書類は何ですか?
A

主な提出書類は、提案書(別添3)、主任研究者研究経歴書(別添2)、提案者情報(別添3)、情報項目ファイル・積算表(様式1)、財務項目ファイル(様式2)、研究体制表(別表1)、実施計画(別表2)です。加えて、ユーザー候補からの推薦書と実証設備設置に係る合意書も必要です。書類は公募ページからダウンロードできます。

Q公募説明会に参加しないと不利になりますか?
A

公募説明会への参加は必須ではなく、不参加が直接審査に影響することはありません。ただし、公募要領の解説や質疑応答の機会があるため、審査ポイントの理解や疑問点の解消に役立ちます。4月7日(火)11:00〜12:00にオンラインで開催され、申込期限は4月6日正午です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

NEDO委託事業は国の公的資金による支援のため、同一経費に対する他の国庫補助金との二重受給は認められません。しかし、実証事業の周辺で発生する別の経費項目については、他の補助金の活用が検討可能です。例えば、本事業で実証プラントの設計・運転費を賄い、事業化段階ではものづくり補助金や事業再構築補助金で量産設備を導入するという時間軸をずらした活用が考えられます。地方自治体の再生可能エネルギー導入補助金との併用については各自治体の規定次第ですが、実証フィールドが所在する自治体の支援制度は確認する価値があります。また、福島イノベーション・コースト構想対象地域では復興関連の別途支援制度が利用できる場合があり、総合的な資金計画を検討してください。NEDOの他公募との併願は可能ですが、同一テーマでの重複採択はありません。

詳細説明

事業の位置づけ

NEDOの「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」の中で、「未来型新エネ実証制度」は技術の社会実装に最も近い段階を支援する制度です。基礎研究やフィージビリティ・スタディを経て実証段階に到達した技術を、実際のフィールドで検証し、事業化への最終ステップを踏み出すための支援として設計されています。

支援内容の詳細

NEDO負担額は最大3億円以内で、補助率は中小企業等が2/3以内、大企業が1/2以内です。事業期間は原則3年以内で、事前準備期間として最大1年間が追加可能です。大規模な実証設備の設計・設置から長期運転データの取得まで、本格的な実証研究を支える十分な予算と期間が確保されています。

対象技術分野

本制度が対象とする技術分野は以下の通りです。

  • 風力発電 — 洋上風力を含む次世代風力発電技術
  • バイオマス燃料開発 — SAF(持続可能な航空燃料)等の新世代バイオ燃料
  • 地熱発電・再生可能エネルギー熱利用 — 超臨界地熱等の革新的地熱技術
  • 技術シーズ発掘・育成 — 上記分野に関連する革新的技術

申請の特徴

本制度では通常の提案書類に加えて、ユーザー候補からの推薦書実証設備設置に係る合意書の提出が求められます。これは実証成果の社会実装を確実にするための仕組みであり、「誰のための技術か」「どこで実証するか」を明確にすることが求められます。

福島イノベーション・コースト構想との連携

福島イノベーション・コースト構想対象地域での実証案件には支援強化措置があります。東日本大震災からの復興と新エネルギー技術の実証を両立するプロジェクトは優遇される可能性があり、福島県浜通り地域等での実証フィールド確保を検討する価値があります。

大企業との連携体制

中小企業単独での申請だけでなく、大企業と中小企業等の連携体での申請が認められている点が特徴です。中小企業が持つ革新的技術と大企業のインフラ・販路を組み合わせることで、実証から事業化への移行をスムーズにする狙いがあります。補助率は参加企業の規模に応じて異なり、中小企業部分は2/3以内、大企業部分は1/2以内が適用されます。

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