募集中全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約180

【令和7年度補正】二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(ライフサイクルカーボン削減型の先導的な新築ZEB支援事業)

基本情報

補助金額
5億円
補助率: 21%~55%(ZEBランク、建物用途により異なる)
0円5億円
募集期間
2026-03-31 〜 2026-05-12
残り42
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

新築建築物においてZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を実現しつつ、建設資材の調達から解体までのライフサイクル全体のCO2(ライフサイクルカーボン)を削減する先導的な取組を支援する補助金です。環境省の令和7年度補正予算事業として、補助上限5億円という大型支援を提供します。補助率はZEBランクと建物用途により21%〜55%と幅広く設定されており、事務所等以外の用途で最高ランク『ZEB』を達成すれば55%もの補助を受けられます。運用時のエネルギー消費だけでなく、建築物のライフサイクル全体のカーボン算定・削減を求める点が同シリーズのZEB普及促進事業(66687)との最大の違いであり、脱炭素建築の最先端モデルを目指す事業者向けの制度です。

この補助金の特徴

1

ライフサイクルカーボンの算定・削減が必須

通常のZEB補助金が運用時のエネルギー消費に着目するのに対し、本事業は建築資材の調達、設備の製造、建設、運用、解体に至るまでの<strong>ライフサイクル全体</strong>のCO2を算定・削減することが求められます。環境配慮型の建材選定や長寿命設計が重要です。

2

補助上限5億円の超大型支援

同シリーズのZEB普及促進事業(上限3億円)を大きく上回る5億円の補助上限で、大規模な先導的ZEB建築プロジェクトを手厚く支援します。病院、学校、体育館等の大型施設のZEB化にも対応できる規模です。

3

ZEBランク・用途別の段階的補助率

補助率は事務所等で21%〜30%、事務所等以外で30%〜55%と、ZEBランクが高いほど手厚い支援を受けられます。特に事務所以外の用途(学校、病院、体育館等)で『ZEB』を達成した場合の55%は業界最高水準の補助率です。

4

先導的モデル事業としての位置づけ

ライフサイクルカーボンの算定と削減を組み込んだ新築ZEBは、日本の脱炭素建築の最先端モデルです。採択事例は先導的モデルとして公表・普及される可能性が高く、企業のブランド価値向上にもつながります。

ポイント

運用エネルギーだけでなくライフサイクル全体のカーボンに着目する「先導性」が最大の差別化ポイントです。ZEB普及促進事業(66687)とは求められる技術レベルが異なるため、自社のプロジェクトがどちらに適合するか慎重に判断してください。

対象者・申請資格

対象となる建物

  • 新築の業務用建築物
  • ZEB(年間一次エネルギー消費量が正味ゼロ)の実現が前提
  • ライフサイクルカーボンの算定・削減を計画に含むこと

対象となる事業者

  • 地方公共団体
  • 民間事業者(業務用建築物の建築主)

ZEBランク別補助率(事務所等)

  • 『ZEB』:30%
  • Nearly ZEB:25%
  • ZEB Ready:21%
  • ZEB Oriented:対象外

ZEBランク別補助率(事務所等以外)

  • 『ZEB』:55%
  • Nearly ZEB:38%
  • ZEB Ready:30%
  • ZEB Oriented:30%

ポイント

ZEB認証を取得できる設計であることが大前提で、さらにライフサイクルカーボンの算定・削減計画が求められます。事務所等のZEB Orientedは対象外である点に注意してください。建物の用途によって補助率が大きく異なるため、用途の確認が重要です。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:ZEB設計とライフサイクルカーボン算定の検討

建築設計の初期段階からZEBを前提とした設計を行い、併せてライフサイクルカーボンの算定方法を検討します。CASBEE等の環境性能評価ツールの活用も視野に入れましょう。

2

ステップ2:省エネ・創エネ設備の選定

高効率空調、LED照明、太陽光発電、BEMS等のZEB実現に必要な設備を選定し、年間一次エネルギー消費量の計算を行います。ZEBランクの目標を設定しましょう。

3

ステップ3:ライフサイクルカーボン削減計画の策定

建材の環境負荷データ(EPD等)を収集し、建設から解体までのCO2排出量を算定します。低炭素建材の採用や長寿命設計による削減計画を策定します。

4

ステップ4:jGrantsでの電子申請

公募期間内(〜2026年5月12日)に事業計画書、ZEB計算書、ライフサイクルカーボン算定資料等を添えてjGrantsから申請します。

5

ステップ5:審査・交付決定・建設・実績報告

採択後、交付決定を受けて建設に着手します。単年度事業は令和9年1月31日、複数年度事業は令和9年2月20日が事業終了期限です。

ポイント

ライフサイクルカーボンの算定は専門的な知識が必要なため、設計事務所やLCA専門家と早期に連携してください。ZEB設計とライフサイクルカーボン算定を建築設計の初期段階から一体的に進めることが重要です。

審査と成功のコツ

ライフサイクルカーボン算定の精度を高める
建材のEPD(環境製品宣言)データを活用し、主要構造材・仕上材・設備機器のカーボンフットプリントを精緻に算定しましょう。概算ではなく具体的なデータに基づく算定が高評価につながります。
低炭素建材の積極採用
木造・木質ハイブリッド構造、低炭素コンクリート、リサイクル鋼材等の低炭素建材を積極的に採用し、ライフサイクルカーボンの削減効果を最大化しましょう。建材選定の根拠を明確にすることが重要です。
高いZEBランクを目指す
補助率はZEBランクに連動するため、可能な限り高いランク(『ZEB』やNearly ZEB)を目指しましょう。特に事務所以外の用途では『ZEB』で55%の高補助率が適用されます。
先導性と波及効果のアピール
本事業は「先導的」モデルの創出が目的です。ライフサイクルカーボンの算定・削減手法が他の建築プロジェクトにも応用可能であることを示し、普及促進への貢献をアピールしましょう。

ポイント

ZEBランクの高さとライフサイクルカーボン削減の先導性が採択の決め手です。建材データの精度、低炭素建材の採用計画、そして取組の波及効果を具体的に説明しましょう。

対象経費

対象となる経費

省エネルギー設備(4件)
  • 高効率空調システム
  • LED照明設備
  • 高断熱外皮(窓・壁・屋根)
  • 全熱交換器
創エネルギー設備(3件)
  • 太陽光発電設備
  • 蓄電池システム
  • 太陽熱利用設備
エネルギー管理設備(3件)
  • BEMS
  • 電力デマンド監視装置
  • エネルギーモニタリング
設計・計算費(3件)
  • ZEB設計費
  • ライフサイクルカーボン算定費
  • エネルギーシミュレーション費
低炭素建材(3件)
  • 低炭素コンクリート
  • 木質構造材
  • リサイクル建材

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地の取得費・造成費
  • 建物の構造躯体の一般的な建設費(省CO2に直接関係しない部分)
  • 消費税及び地方消費税
  • 交付決定前に着手した工事費用
  • 汎用事務機器・什器備品の購入費
  • 外構工事・植栽等の費用

よくある質問

QZEB普及促進事業(66687)とどちらに申請すべきですか?
A

ライフサイクルカーボンの算定・削減に取り組める場合は本事業の方が補助上限額が大きく(5億円vs3億円)有利です。ただし、ライフサイクルカーボンの算定には建材のEPDデータ収集やLCA専門家の関与が必要で、技術的なハードルが高くなります。ZEBの実現のみを目指す場合はZEB普及促進事業を選択してください。

Qライフサイクルカーボンの算定にはどのようなツールを使いますか?
A

ライフサイクルカーボンの算定には、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)のLCCO2計算ツールや、建築研究所が公開するLCA関連ツール等が利用できます。建材のEPD(環境製品宣言)データや、国のCO2排出係数データベースも活用します。設計事務所やLCA専門コンサルタントと連携して算定を進めることをお勧めします。

Q事務所用途で『ZEB』30%、それ以外で『ZEB』55%と大きな差がありますが、なぜですか?
A

事務所は比較的ZEB化が容易な用途として実績が蓄積されている一方、病院、学校、体育館等の事務所以外の用途はZEB化が技術的に難しいとされています。難易度の高い用途でのZEB達成をより強力に後押しするため、事務所以外の補助率が高く設定されています。

Q既存建築物の改修は対象ですか?
A

本事業は新築建築物が対象であり、既存建築物のZEB化改修は対象外です。既存建築物のZEB化を検討される場合は、同シリーズの「新築建築物のZEB普及促進支援事業/既存建築物のZEB化普及促進支援事業」(66687)の既存建築物向けメニューをご利用ください。

Q複数年度事業として申請することは可能ですか?
A

はい、大規模な新築ZEBプロジェクトでは複数年度事業として申請可能です。事業終了期限は単年度事業が令和9年1月31日、複数年度事業が令和9年2月20日です。建設スケジュールに応じて適切な事業期間を選択してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の一事業です。同シリーズのZEB普及促進事業(66687)との重複申請は不可のため、ライフサイクルカーボン型の本事業か、一般的なZEB普及促進事業かを選択する必要があります。ライフサイクルカーボンの算定・削減に取り組める場合は本事業の方が補助上限額が大きく(5億円vs3億円)有利です。経済産業省のZEB関連補助金(ZEBリーディング・オーナー制度等)との重複も原則不可です。地方公共団体の場合は、総務省の緊急防災・減災事業債等の起債制度との組み合わせが可能なケースもあるため、財政部門と連携してご確認ください。

詳細説明

ライフサイクルカーボン削減型の先導的な新築ZEB支援事業とは

本事業は、環境省の令和7年度補正予算による二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の一つです。新築の業務用建築物においてZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を実現するとともに、建築物のライフサイクル全体で発生するCO2の算定・削減を目指す先導的な取組を支援します。

ライフサイクルカーボンとは

建築物のCO2排出は運用時(空調・照明等のエネルギー消費)だけではありません。ライフサイクルカーボンとは、建築資材の調達・製造、建設工事、運用、改修、解体・廃棄に至る建物の一生涯で排出されるCO2の総量です。本事業はこのライフサイクル全体のカーボンを「見える化」し、削減することを求めます。

ZEB普及促進事業(66687)との違い

同シリーズのZEB普及促進事業はZEBの「普及拡大」が目的で、運用エネルギーのゼロ化に焦点を当てています。一方、本事業は運用エネルギーに加えてライフサイクルカーボンの算定・削減を求める「先導的」な取組が対象です。

  • 補助上限:本事業5億円 vs ZEB普及促進3億円
  • 技術要件:本事業はライフサイクルカーボン算定が必須
  • 対象:本事業は新築のみ、ZEB普及促進は新築+既存

補助率一覧

補助率はZEBランクと建物用途により異なります。

  • 事務所等:『ZEB』30%、Nearly ZEB 25%、ZEB Ready 21%
  • 事務所等以外:『ZEB』55%、Nearly ZEB 38%、ZEB Ready 30%、ZEB Oriented 30%

事業スケジュール

公募期間は2026年3月31日〜5月12日、事業終了期限は単年度事業が令和9年1月31日、複数年度事業が令和9年2月20日です。問い合わせは一般社団法人静岡県環境資源協会 省CO2促進事業支援センター(E-mail: zeb@siz-kankyou.or.jp)まで。

北海道の給付金・支援金もチェック

子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。

北海道の給付金一覧を見る →