令和6年度補正予算 商用車等の電動化促進事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
本補助金の特徴は、約295億円という大規模予算でトラックの電動化を強力に推進する点です。BEV・PHEV・FCV・水素内燃機関型の4種類のトラックが対象で、充電設備も一体的に補助されます。車両は環境省の事前登録を受けたものが対象で、補助額は車種ごとに公表される基準額に基づきます。申し込み順の審査が基本で、複数年度事業(2年度以内)にも対応。ファイナンスリースでの申請も可能です。2030年度における非化石エネルギー自動車の使用割合5%以上の目標設定が必要で、事業完了後は走行距離・稼働日数の報告義務があります。
対象者・申請資格
補助対象事業者は、貨物自動車運送事業者、自家用商用車(車両総重量2.5トン超)を業務に使用する者、商用車の貸渡業者、地方公共団体などです。非化石エネルギー自動車の導入計画を設定していることが必要で、2030年度の使用割合5%以上が求められます。年間CO2排出量20万トン以上の多排出者は、排出削減目標の設定・公表と第三者検証が追加要件です。GXリーグ参加者はこれらを免除されます。
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申請ガイド
jグランツ、識別番号付き電子メール、郵便、持参のいずれかで申請します。jグランツ利用にはGビズIDが必要で取得に2〜3週間かかるため早めの準備が必要です。受付期間は令和7年3月31日から令和8年1月30日まで。申し込み順で審査されるため早期申請が有利です。車両のみの申請と車両+充電設備の一体申請の2パターンがあり、それぞれ手続きが異なります。
審査と成功のコツ
申し込み順の審査が基本のため、早期申請が最も重要です。事前にGビズIDを取得し、環境省の事前登録を受けた車両を確認しておきましょう。非化石エネルギー転換目標は意欲的な数値を設定し、2030年度の導入計画を具体的に示すことがポイントです。充電設備も一体的に申請する場合は、設置場所の計画と見積書(2社以上)を事前に準備してください。
対象経費
対象となる経費
電動トラック車両購入費(1件)
- 公募要領で認められた対象経費
充電設備購入費(1件)
- 設備・機器の導入や更新に要する費用
充電設備工事費(本工事費・付帯工事費)(1件)
- 設備・機器の導入や更新に要する費用
機械器具費(1件)
- 公募要領で認められた対象経費
測量及試験費(1件)
- 公募要領で認められた対象経費
設備費(1件)
- 設備・機器の導入や更新に要する費用
業務費(1件)
- 公募要領で認められた対象経費
事務費(1件)
- 事業運営や事務局管理に要する費用
高圧受電設備費(1件)
- 設備・機器の導入や更新に要する費用
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 既存施設の撤去費
- 廃材の運搬費・処分費
- CO2排出削減に寄与しない周辺機器・オプション品
- 消費税
- 割賦による購入
- 国の他の補助金と重複する経費
- 自社製品の利益部分
よくある質問
Qどのような車両が補助対象ですか?
環境省の事前登録を受けた電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)、水素内燃機関型のトラックが対象です。車両総重量2.5トン超は事業用・自家用ともに対象、2.5トン以下は事業用のみ対象となります。
Q充電設備も補助対象になりますか?
はい、トラックと一体的に導入する充電設備(普通充電器、急速充電器、バッテリー交換式充電設備、V2H・外部給電器、高圧受電設備・設置工事費)が補助対象です。導入車両数以上の充電口数は補助対象外となります。
Qリースでの導入は可能ですか?
ファイナンスリースを利用する場合は、リース事業者を代表事業者とし、補助対象事業者との共同申請が必要です。リース料から補助金相当分が減額されていること、法定耐用年数期間まで継続使用する契約であることが条件です。
Q申請の審査はどのように行われますか?
基本的に申し込み順で審査されます。ただし、予算残額が2割程度になった場合は、それ以降の全申請を対象に審査を行い、初回申請者や脱炭素先行地域の事業者を優先して抽選します。
Q車両の保有義務はありますか?
はい、処分制限期間(法定耐用年数)の間は保有義務があります。トラックは最大積載量2トン超で4年、2トン以下で3年、自家用は5年です。充電設備は設置完了日から6年間です。期間内の売却には補助金返還が必要です。
Q複数年度での事業実施は可能ですか?
はい、2年度以内の複数年度事業として申請可能です。初年度に車両を導入し、翌年度に充電設備を完成させるパターンが想定されています。事前に機構の承認が必要です。
Q非化石エネルギー転換目標とは何ですか?
申請者は2030年度における非化石エネルギー自動車の使用割合が5%以上(車両総重量8トン以下の場合)となる導入計画を設定する必要があります。この目標の意欲性も審査の対象となります。
QCO2排出量が多い企業にはどのような追加要件がありますか?
年間CO2排出量20万トン以上の多排出者は、Scope1・Scope2のCO2削減目標の設定・公表、第三者検証、目標未達時のカーボンクレジット調達または未達理由の公表が必要です。GXリーグ参加者はこれらを実施したものとみなされます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金はトラック車両と充電設備に特化しているため、事業所全体の省エネ対策には省エネルギー投資促進支援事業費補助金、太陽光発電の導入にはストレージパリティの達成に向けた補助金を組み合わせると効果的です。また、中小企業の場合はものづくり補助金で車両管理システムの導入を行い、運用効率を高めることも有効です。
詳細説明
商用車等の電動化促進事業(トラック)とは
本補助金は、トラック輸送のCO2排出削減と電動化の導入加速を目的とした大規模支援制度です。環境省が所管し、一般財団法人環境優良車普及機構(LEVO)が執行団体として運営しています。予算総額は約295億円です。
補助対象車両
- 電気自動車(BEV):バッテリー交換式を含む
- プラグインハイブリッド自動車(PHEV)
- 燃料電池自動車(FCV)
- 水素内燃機関型自動車
車両総重量2.5トン超は事業用・自家用ともに対象、2.5トン以下は事業用のみが対象です。環境省の事前登録を受けた車両のみ補助対象となります。
充電設備の補助
トラックと一体的に導入する充電設備も補助対象です。普通充電器、急速充電器、バッテリー交換式充電設備、V2H・外部給電器、高圧受電設備・設置工事費が含まれます。2030年導入計画に合わせた規模での申請も可能です。
補助対象事業者
- 貨物自動車運送事業者
- 自家用商用車を業務に使用する者(車両総重量2.5トン超)
- 商用車の貸渡しを業とする者
- 地方公共団体
- 充電設備を所有する者(トラックと一体導入の場合)
審査方法と注意点
基本的に申し込み順で審査されますが、予算残額が2割程度になると全申請を対象に審査が行われ、初回申請者等が優先されます。事業完了後は走行距離・稼働日数の報告義務があり、処分制限期間内の売却には補助金返還が必要です。