【環境省】脱炭素社会の構築に向けたESGリース促進事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
初期投資ゼロで脱炭素設備を導入
リース契約を活用するため、設備購入の初期費用が不要です。リース料の一部が補助されることで、月々の負担も軽減され、中小企業でも無理なく脱炭素設備を導入できます。
リース料の1〜4%を補助
導入する機器の環境性能に応じて、総リース料の1〜4%程度が補助されます。環境性能が高い機器ほど補助率が高くなる仕組みで、より高性能な脱炭素機器の選択を促します。
幅広い対象機器
高効率空調、LED照明、高効率ボイラー、太陽光発電設備、EV・PHV、産業用モーター等、幅広い低炭素機器がリース対象となります。業種を問わず活用できる汎用的な制度です。
簡便な手続き
指定リース事業者が申請手続きを代行するため、中小企業側の事務負担が小さいのが特徴です。通常のリース契約とほぼ同じ手続きで補助を受けることができます。
ポイント
対象者・申請資格
申請主体(指定リース事業者)
- 環境省が指定するリース事業者(リース会社)
- ESGリース促進事業の指定を受けた事業者であること
リース利用者(中小企業等)の要件
- 中小企業、個人事業主、社会福祉法人、医療法人等
- リース契約により対象機器を導入すること
- 導入機器を適切に使用・管理すること
対象機器の要件
- 環境省が定める低炭素機器リストに掲載されている機器
- 一定以上の環境性能基準を満たす機器
- 新品の機器であること(中古品は対象外)
対象外となるケース
- 大企業(みなし大企業を含む)単独での利用
- 中古機器のリース
- 転リース(リース物件の又貸し)
- 環境性能基準を満たさない機器
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:指定リース事業者への相談
環境省が指定するリース事業者(大手リース会社の多くが指定を受けています)に連絡し、ESGリース促進事業の利用を希望する旨を伝えます。
ステップ2:対象機器の選定
リース事業者と相談のうえ、環境省の低炭素機器リストから導入する機器を選定します。空調、照明、ボイラー、太陽光発電等、事業内容に合った機器を選びましょう。
ステップ3:リース契約の締結
通常のリース契約と同様の手続きでリース契約を締結します。ESGリースの補助分はリース料に反映されます。
ステップ4:リース事業者による申請
指定リース事業者がjGrants等を通じて環境省に補助金を申請します。企業側は必要情報の提供を行います。
ステップ5:機器の導入・使用開始
リース契約に基づき機器が納入され、使用を開始します。リース期間中は適切に使用・管理し、必要に応じて報告に協力してください。
ポイント
審査と成功のコツ
環境性能の高い機器を選択
複数機器の一括導入を検討
リース期間の最適化
経営計画との連動
ポイント
対象経費
対象となる経費
空調設備(3件)
- 高効率エアコン(業務用・家庭用)
- 高効率チラー
- 地中熱利用ヒートポンプ
照明設備(2件)
- LED照明器具
- 高効率照明制御システム
ボイラー・給湯設備(3件)
- 高効率ボイラー
- ヒートポンプ給湯器
- 潜熱回収型給湯器
再生可能エネルギー設備(3件)
- 太陽光発電設備
- 蓄電池システム
- 小型風力発電設備
低炭素車両(3件)
- 電気自動車(EV)
- プラグインハイブリッド車(PHV)
- 燃料電池車(FCV)
産業用設備(3件)
- 高効率モーター
- インバータ制御設備
- 高効率コンプレッサー
業務用冷凍冷蔵設備(2件)
- 自然冷媒冷凍冷蔵庫
- 高効率冷凍冷蔵ショーケース
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 中古機器のリース
- 環境性能基準を満たさない機器
- 大企業(みなし大企業含む)単独でのリース
- 転リース(又貸し)に係る機器
- リース契約によらない機器購入費
- 機器の設置工事費のみ(機器本体を伴わない場合)
- 消耗品・部品のみのリース
よくある質問
QESGリース促進事業はどのような企業が利用できますか?
主に中小企業、個人事業主、社会福祉法人、医療法人等が利用対象です。中小企業の定義は中小企業基本法に準じ、業種ごとに資本金・従業員数の基準が異なります。大企業(みなし大企業を含む)は原則として対象外となります。全業種が対象で、製造業、小売業、飲食業、サービス業、医療機関など幅広い事業者が利用可能です。
Q補助率はどのくらいですか?
総リース料の1〜4%程度が補助されます。補助率は導入する機器の環境性能に応じて変動し、環境性能が高い機器ほど補助率が高くなります。例えば、標準的な高効率エアコンで1〜2%、トップランナー基準を大幅に超える高性能機器で3〜4%程度が目安です。具体的な補助率は指定リース事業者に確認してください。
Qリース会社はどこでも利用できますか?
いいえ、環境省が指定する「指定リース事業者」を通じてリース契約を行う必要があります。大手リース会社(オリックス、三井住友ファイナンス&リース、東京センチュリー等)の多くが指定を受けています。指定リース事業者の一覧は環境省のウェブサイトや一般社団法人環境金融研究機構のサイトで確認できます。
Qどのような機器がESGリースの対象になりますか?
環境省が定める低炭素機器リストに掲載された機器が対象です。高効率エアコン、LED照明、高効率ボイラー、ヒートポンプ給湯器、太陽光発電設備、蓄電池、電気自動車(EV)、高効率モーター等、幅広い低炭素機器が含まれます。機器は新品に限り、中古品は対象外です。具体的な対象機器リストはリース事業者に確認してください。
Q通常のリース契約と手続きは違いますか?
企業側の手続きは通常のリース契約とほぼ同じです。ESGリースの補助金申請は指定リース事業者が代行するため、企業側で別途申請手続きを行う必要はありません。リース会社に「ESGリース促進事業を利用したい」と伝えるだけで、必要な手続きを案内してもらえます。
Qリース期間中に機器が故障した場合はどうなりますか?
リース契約に基づき、リース会社の保守サービスや保険が適用されます。通常のリース契約と同様に、機器の故障や修理についてはリース会社に連絡して対応を依頼してください。ESGリースであることによる保守条件の違いは基本的にありません。
Q申請期間内であれば必ず利用できますか?
申請期間は2025年1月20日から3月31日までですが、予算枠に達した時点で受付が終了する可能性があります。特に年度末に近づくと申請が集中する傾向があるため、導入を検討している場合は早めにリース事業者に相談することをお勧めします。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
ESGリース促進事業は、リース料の補助という形式のため、他の補助金との併用には注意が必要です。同一機器について、設備購入費に対する他の補助金(例:省エネ補助金、ものづくり補助金等)とESGリースを重複して適用することは基本的にできません。ただし、異なる機器・設備であれば、一部をESGリースで、別の部分を購入型の補助金で導入するという使い分けは可能です。例えば、空調設備はESGリースで導入し、太陽光発電設備は自治体の再エネ補助金を活用して購入するという組み合わせが考えられます。また、環境省の同時期に公募される他の脱炭素関連事業(グリーンファイナンス促進事業、利子補給事業等)とは支援対象が異なるため、事業全体として複数の支援制度を組み合わせることは有効です。詳細はリース事業者または環境省に確認してください。
詳細説明
脱炭素社会の構築に向けたESGリース促進事業とは
本事業は、環境省がリース契約を活用して中小企業等の脱炭素設備導入を支援する制度です。「ESGリース」とは、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)に配慮したリース取引を指し、環境性能の高い機器をリース契約で導入する際にリース料の一部が補助されます。
ESGリースの仕組み
通常のリース契約と基本的な仕組みは同じですが、環境省が定める低炭素機器リストに掲載された機器を選択することで、総リース料の1〜4%程度の補助を受けることができます。補助金はリース事業者に交付され、リース料に反映される形で利用者の負担が軽減されます。
対象となる機器
- 空調設備:高効率エアコン、チラー、地中熱ヒートポンプ等
- 照明設備:LED照明、照明制御システム
- ボイラー・給湯:高効率ボイラー、ヒートポンプ給湯器
- 再エネ設備:太陽光発電、蓄電池
- 低炭素車両:EV、PHV、FCV
- 産業用機器:高効率モーター、インバータ、コンプレッサー
利用のメリット
ESGリースの最大のメリットは、初期投資なしで最新の脱炭素機器を導入できる点です。リース契約なので設備の所有・保守・廃棄はリース会社が担当し、企業は月々のリース料(補助分が割引済み)を支払うだけで済みます。また、リース料は経費として計上できるため、税務面でのメリットもあります。
申請手続きの流れ
申請は指定リース事業者が代行するため、企業側の手続き負担は最小限です。取引のあるリース会社または大手リース会社に「ESGリース促進事業を利用したい」と相談するだけで手続きが始まります。申請期間は2025年1月20日から3月31日までですが、予算枠に達し次第終了する可能性があります。
中小企業の脱炭素経営への第一歩
脱炭素経営に取り組みたいが、何から始めればよいか分からない中小企業にとって、ESGリースは最もハードルの低い入口です。老朽化した空調や照明の更新時期に合わせて本制度を活用すれば、コスト削減と脱炭素化を同時に実現できます。取引先の大企業からScope3削減を求められている中小企業にとっても、具体的な脱炭素アクションとして有効です。
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