半導体・エネルギーに国費が集中する茨城の優位性
ルネサスエレクトロニクスの那珂工場、SUMCOの茨城工場など、日本の半導体製造の核心部分が茨城県に集積している。国はポスト5G・先端半導体製造技術の開発に複数の補助枠を設けており、茨城に拠点を持つ大企業は地の利を活かして研究開発補助金に参入しやすい環境にある。
エネルギー分野でも、東海・つくばに立地するJAEA(日本原子力研究開発機構)を中心に、フュージョンエネルギー・水素サプライチェーンの実証事業が進む。こうした国家プロジェクトは大企業の参画を前提に設計されており、補助金規模も数十億〜数百億円に達することがある。茨城に拠点を持つことそのものが、国費へのアクセス上の競争優位になっている。