製造業・物流業──茨城でDX補助金の需要が高い業種
茨城のDX投資需要は製造業・食品加工業・物流倉庫業の3業種に集中しています。北関東自動車道・常磐道が交わる物流拠点としての立地と、日立・東芝・パナソニックなど大手製造業のサプライヤー網が県内に広がっているため、DX化の切り口が業種によって大きく異なります。
製造業(機械・電子部品・食品)では生産ラインのIoT化、品質検査の自動化、MES(製造実行システム)の導入が主な投資対象です。設備とシステムを一体で投資するならものづくり補助金、クラウド生産管理ツールのみならIT導入補助金という使い分けが基本です。IITCが製造業DXの技術相談を担っており、補助金申請前の実現可能性確認にも対応しています。
物流倉庫業では自動仕分けシステム・WMS(倉庫管理システム)・無人搬送ロボット(AGV)の需要が高い。ハードウェア中心なら人手不足対策設備導入等支援補助金(上限2,000万円)が候補に挙がります。ソフトウェア(WMS・受発注システム)のみならIT導入補助金で対応できる場合があります。
農業・農業法人は、常陸牛・メロン・れんこん産地を抱える茨城でスマート農業化の動きが活発です。農水省系スマート農業補助金と中小企業向けの補助金で使える範囲が異なるため、法人格と投資内容をよろず支援拠点いばらきに伝えた上で確認するのが確実です。
