令和2年度産業技術実用化開発事業費補助金(地域分散クラウド技術開発事業)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
主な特徴
・地域分散型クラウド基盤技術の実用化開発を支援する初回(1次)公募 ・5G商用化に向けた先進的な通信・クラウド技術の開発を対象 ・先行採択により技術領域の確立と市場優位性の獲得が可能 ・応募テーマの制約が2次より広く、幅広い技術アプローチを提案できる ・NEDOとの協働で技術開発の方向性を早期に固める機会
ポイント
対象者・申請資格
国内に拠点を持つ民間企業・大学・研究機関が対象。単独またはコンソーシアムで申請可能。地域分散クラウド基盤技術に関する研究開発実績または開発体制を有することが望ましい。
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申請ガイド
①NEDO公式サイトから1次公募要領・申請様式を入手 ②技術開発計画書・実施体制図・資金計画書・5カ年ロードマップを作成 ③e-Radで電子申請(2020年7月30日締切) ④書類審査・技術ヒアリングを経て採択通知 ⑤交付申請・開発実施・中間評価・最終報告の順で進める
審査と成功のコツ
1次公募では「技術の新規性」と「市場への波及効果」の両立が審査の焦点になります。提案技術が既存の海外製品と何が違うのかを明確に示し、国産技術として5G商用化後に国内外の市場でどう展開するかのビジョンを持ち込むことが採択に直結します。
対象経費
対象となる経費
研究開発費(4件)
- 研究員・エンジニアの人件費
- サーバー・ネットワーク機器等の設備費
- 外部委託研究費(大学・研究機関)
- 実証環境構築費
試作・技術検証費(3件)
- プロトタイプ製造費
- 技術実証・フィールドテスト費
- 性能評価・計測費
知的財産・管理費(3件)
- 特許出願・国際出願費
- 成果普及・展示会参加費
- 事業管理費(間接費)
対象外の経費
対象外の経費一覧(4件)
- 既存製品・サービスの改修費
- 不動産取得費
- 接待・交際費
- 補助事業と直接関係のない経費
よくある質問
Q1次公募で採択されなかった場合、2次公募で再挑戦できますか?
はい、2次公募への新規・再申請は可能です。1次の審査フィードバックを踏まえ、技術の新規性・差別化ポイントを強化した提案で再挑戦してください。1次採択テーマとの重複を避け、独自性を際立たせることが重要です。
Qスタートアップや中小企業でも応募できますか?
はい、企業規模の制限はありません。ただし技術開発体制の充実度が審査されます。大学・研究機関や通信キャリアとのコンソーシアム形式で体制を補完することで、中小企業・スタートアップでも採択可能性が高まります。
Q対象となる技術テーマに制限はありますか?
「地域分散クラウド基盤」に関連する技術であれば幅広く対象となります。エッジコンピューティング・分散ストレージ・ネットワーク仮想化(NFV)・ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)等が想定されるテーマです。詳細はNEDO公募要領で確認してください。
Qコンソーシアム形式での申請は可能ですか?
はい、複数企業・研究機関によるコンソーシアム形式での申請は可能であり推奨されています。通信事業者・ITベンダー・地方自治体・大学の連携が評価されやすい傾向にあります。各機関の役割分担を明確にした実施体制図を準備してください。
Q採択後の管理・報告はどのように行いますか?
NEDOの指定する様式で定期的な中間報告・最終報告を提出します。NEDO担当者との定期ミーティングで技術開発の進捗を管理します。補助事業期間中は経費の適切な管理と証憑書類の整理保管が必要です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
総務省の「データ連携基盤技術開発」補助金や文科省の産学共同研究補助金と組み合わせることで、基礎研究から実用化まで切れ目なく開発を推進できます。
詳細説明
令和2年度産業技術実用化開発事業費補助金(地域分散クラウド技術開発事業)1次公募の概要
本補助金は、NEDOが5G商用化・テレワーク急増を背景に首都圏データセンターへの一極集中問題を解決するため、地域分散型クラウド基盤技術の開発を国家プロジェクトとして初めて支援するものです。1次公募として、最先端の分散クラウド技術を持つ事業者を広く募集します。
政策的背景
日本国内のデータセンターの7割以上が東京・大阪圏に集中しており、テレワーク急増による通信遅延の悪化、大規模災害時の業務継続リスク、地方のデジタル格差拡大が社会問題となっています。地域分散型クラウド基盤の整備は、5G時代における国家デジタルインフラの基盤として位置づけられており、NEDOが技術開発から実用化までを一貫して支援します。
対象となる主な技術テーマ
- エッジコンピューティング:5G基地局連携のMEC(マルチアクセスエッジコンピューティング)基盤
- ネットワーク仮想化:NFV(ネットワーク機能仮想化)・SDN(ソフトウェア定義ネットワーク)技術
- 分散ストレージ:地域間データ分散・同期・災害耐性技術
- クラウド制御技術:複数拠点にまたがる分散クラウドリソースの統合管理技術
応募形態
単独申請のほか、通信キャリア・ITベンダー・大学・地方自治体が連携するコンソーシアム形式での申請が推奨されています。コンソーシアム形式は技術開発体制の充実度を示す上で有利に働きます。
申請手続き
e-Rad(府省共通研究開発管理システム)を通じた電子申請が必要です。提案技術の新規性・優位性を競合技術と定量的に比較し、3〜5年の技術開発ロードマップ(開発→実証→実用化)を添付してください。
審査のポイント
- 首都圏一極集中の解消への定量的な貢献(通信遅延削減・分散データ量・障害耐性向上等の数値目標)
- 技術的実現可能性の根拠(シミュレーション・実験データ・先行研究との整合性)
- テレワーク・自治体クラウド・産業IoT等の社会実装ユースケースとの接続の具体性
- コンソーシアムの体制・各機関の役割分担の明確さ
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