募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

自動車環境総合改善対策費補助金(事業Ⅰ)

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-10-26 〜 2020-11-09
対象地域日本全国
対象業種サービス業(他に分類されないもの) / 運輸業 / 郵便業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

自動車環境総合改善対策費補助金(事業I)は、国土交通省が所管する次世代自動車の導入促進を目的とした補助金です。電気バス(EVバス)、プラグインハイブリッドバス、燃料電池タクシー、超小型モビリティといった先進的な低公害車両の集中的な導入を支援します。単なる車両購入補助ではなく、地域・事業者間の連携による「先駆的事業」であることが求められる点が大きな特徴です。3大都市圏、環境未来都市、SDGs未来都市、観光地、定住自立圏形成協定締結市町村等の地域が対象エリアとなっており、地域交通の環境負荷低減とCO2排出削減を図ることを目的としています。使用過程車の電気バスへの改造による導入も補助対象に含まれ、既存車両の有効活用も可能です。

この補助金の特徴

1

電気バス・プラグインハイブリッドバスの導入支援

事業Iの主要な支援対象は、電気バス(EVバス)とプラグインハイブリッドバスの導入です。従来のディーゼルバスに代わるゼロエミッション・低エミッション車両の導入を促進し、公共交通の脱炭素化を加速させます。車両本体の購入費だけでなく、電気自動車用充電設備等の導入費用も補助対象となるため、運行に必要なインフラを一体的に整備できます。

2

燃料電池タクシーの普及促進

水素を燃料とする燃料電池タクシーの導入も事業Iの重要な柱です。燃料電池車(FCV)はゼロエミッションかつ航続距離が長いため、タクシー事業との親和性が高い車種です。水素ステーションの整備が進む地域を中心に、タクシー事業者への導入を支援することで、水素社会の実現に向けたモデルケースの創出を目指します。

3

超小型モビリティの実証・導入

超小型モビリティは、軽自動車よりも小型で1〜2人乗りの電動車両です。観光地での周遊や高齢者の買い物支援など、ラストワンマイルの移動手段として注目されています。事業Iでは、こうした超小型モビリティの集中的な導入を支援し、新たな交通モードとしての社会実装を促進します。

4

地域・事業者間連携による先駆的事業

事業Iの最大の特徴は、単なる車両導入ではなく「先駆的事業」として地域や事業者間の連携が求められる点です。複数の事業者が連携してEVバスを一斉導入する、自治体と連携して充電インフラを整備するなど、地域全体での取り組みとして計画を策定する必要があります。

ポイント

事業Iは電気バス・プラグインハイブリッドバス・燃料電池タクシー・超小型モビリティに特化した補助であり、ハイブリッドバス・トラックや天然ガス車を対象とする事業IIIとは明確に異なります。申請には地域・事業者間連携の「先駆的事業」という要件を満たす必要があり、車両導入だけでなく地域の交通環境改善という大きなビジョンを示すことが採択の鍵です。

対象者・申請資格

対象地域の要件

  • 3大都市圏(首都圏、中京圏、近畿圏)
  • 環境未来都市に選定された自治体
  • SDGs未来都市に選定された自治体
  • 観光地として認知された地域
  • 定住自立圏形成協定締結市町村
  • その他、国土交通大臣が認めた地域

対象車両の要件

  • 電気バス(EVバス)
  • プラグインハイブリッドバス
  • 燃料電池タクシー
  • 超小型モビリティ
  • 電気自動車用充電設備等
  • 使用過程車の電気バスへの改造

事業の要件

  • 地域・事業者間連携による先駆的事業であること
  • 地域公共交通計画、低炭素まちづくり計画等の地域計画と連携していること
  • 集中的な導入計画であること(単独車両1台の導入は対象外の可能性あり)

ポイント

最も重要なのは「先駆的事業」という要件です。車両を1台購入するだけでは採択されません。地域の交通課題を解決する先進的な取り組みとして、複数事業者の連携やインフラ整備を含む包括的な計画を策定する必要があります。対象地域の要件も厳格で、3大都市圏やSDGs未来都市等に該当するか事前に確認してください。

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申請ガイド

1

ステップ1:対象地域・車両の確認

自社の所在地または事業展開地域が対象地域(3大都市圏、SDGs未来都市等)に該当するか確認します。導入を検討している車両が電気バス、プラグインハイブリッドバス、燃料電池タクシー、超小型モビリティのいずれかに該当するかも併せて確認してください。

2

ステップ2:地域連携計画の策定

先駆的事業としての要件を満たすため、地域の他の事業者や自治体との連携計画を策定します。地域公共交通計画やSDGs未来都市計画との整合性を確保し、導入による環境改善効果を定量的に示せるよう準備します。

3

ステップ3:導入計画・見積もりの準備

導入する車両の台数、仕様、充電設備の計画を策定し、車両メーカーやインフラ整備事業者から見積もりを取得します。通常車両との価格差(増嵩経費)を明確にすることが補助額の算定に重要です。

4

ステップ4:申請書類の作成・提出

所定の様式に従い申請書類を作成します。先駆的事業としての位置づけ、環境改善効果、地域連携の具体的内容を明記します。提出先は国土交通省自動車局技術・環境政策課です。

5

ステップ5:交付決定・事業実施・実績報告

交付決定後に車両の発注・導入を進めます。事業完了後は実績報告書を提出し、補助金の確定交付を受けます。

ポイント

申請の成否を分けるのは「先駆的事業」としての計画の質です。地域公共交通計画やSDGs未来都市計画との連動を明示し、単なる車両入替ではなく地域交通のモデルチェンジであることをアピールしてください。国土交通省の担当課(03-5253-8590)への事前相談で、計画の方向性について助言を得ることが可能です。

審査と成功のコツ

地域計画との連動を明確化
地域公共交通計画、低炭素まちづくり計画、SDGs未来都市計画など、既存の地域計画に本事業を明確に位置づけることが採択の近道です。計画書に車両導入の目標や環境指標が記載されていれば、申請の説得力が格段に向上します。
CO2削減効果の定量的提示
導入するEVバスや燃料電池タクシーによるCO2排出削減量を、従来車との比較で定量的に算出しましょう。年間走行距離、エネルギー消費原単位、排出係数を用いた科学的な試算が審査官の評価を高めます。
複数事業者連携の実効性
形式的な連携ではなく、具体的な役割分担と効果の相乗を示すことが重要です。バス事業者、タクシー事業者、充電インフラ事業者、自治体がそれぞれどのような貢献をするか、明確に記載してください。
持続可能な運行モデルの提示
補助金頼みの一過性の取り組みではなく、補助終了後も継続可能な運行モデルを示すことで、「先駆的事業」としての評価が高まります。運行収支の見通しや、車両更新計画を含めた中長期ビジョンを盛り込みましょう。

ポイント

事業Iの審査では「先駆的」であることが最も重視されます。全国で初めての取り組み、地域初のEVバス路線、観光地と連携した超小型モビリティのシェアリングなど、他の地域の模範となるような独自性を前面に打ち出してください。過去の採択事例を研究し、差別化ポイントを明確にすることが重要です。

対象経費

対象となる経費

車両購入費(4件)
  • 電気バス本体の購入費
  • プラグインハイブリッドバスの購入費
  • 燃料電池タクシーの購入費
  • 超小型モビリティの購入費
車両改造費(2件)
  • 使用過程車の電気バスへの改造費用
  • 充電システムの車両側搭載費用
充電インフラ整備費(3件)
  • 急速充電器の設置費用
  • 普通充電器の設置費用
  • 充電設備の電気工事費
付帯設備費(2件)
  • 充電管理システムの導入費
  • 遠隔監視装置の設置費
設計・調査費(3件)
  • 充電インフラ設計費
  • 運行計画策定費
  • 環境影響評価費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 通常のディーゼル車・ガソリン車の購入費用
  • ハイブリッドバス・トラック・天然ガス車の購入費(事業IIIの対象)
  • 車両の維持管理費・燃料費・電気代
  • 人件費・旅費等の間接経費
  • 土地の取得費用・賃借料
  • 既に発注・納車済みの車両に関する費用
  • 消費税および地方消費税相当額

よくある質問

Q事業Iと事業IIIの違いは何ですか?
A

事業Iは電気バス、プラグインハイブリッドバス、燃料電池タクシー、超小型モビリティの導入を支援するもので、地域・事業者間連携による「先駆的事業」であることが求められます。一方、事業IIIは優良ハイブリッドバス・トラックや天然ガスバス・トラックの導入を支援するもので、先駆的事業の要件はありません。導入したい車種によってどちらに申請するかが決まります。両事業を同一事業者が別車種で活用することも可能です。

Q3大都市圏以外でも申請できますか?
A

はい、3大都市圏に限定されているわけではありません。環境未来都市、SDGs未来都市に選定された自治体、国が認定した観光地、定住自立圏形成協定を締結した市町村なども対象です。また、国土交通大臣が認めた地域も対象となる可能性があります。自社の事業展開地域が対象に該当するか不明な場合は、国土交通省の担当課に事前に相談されることをお勧めします。

Q充電設備の整備だけでも申請できますか?
A

原則として、充電設備の整備のみでの申請は困難です。事業Iは電気バス等の「車両導入」を主目的とした補助であり、充電設備は車両導入に付随するインフラとして補助対象に含まれています。ただし、先駆的事業の一環として充電インフラの集中整備が計画の主要部分を占める場合は、車両導入と一体的な計画として申請できる可能性があります。詳細は担当課にご確認ください。

Q使用過程車の電気バスへの改造とはどのようなものですか?
A

既存のディーゼルバスやガソリンバスのエンジンを取り外し、電動モーターとバッテリーに置き換える改造(コンバージョンEV化)を指します。新車のEVバスを購入するよりもコストを抑えられる場合があり、まだ車体の使用可能年数が残っている車両を有効活用できるメリットがあります。改造を行う事業者は改造自動車としての基準適合性の確認が必要となります。

Q補助金の額はどのように算定されますか?
A

補助額は、導入する次世代自動車と従来車との価格差(増嵩経費)を基に算定されるのが一般的です。例えば、EVバスの価格からディーゼルバスの標準的な価格を差し引いた額の一定割合が補助されます。具体的な補助率や上限額は交付要綱に定められており、年度や予算規模によって変動します。充電設備についても、設備費用の一定割合が補助対象となります。

Q個人事業主のタクシー事業者でも申請できますか?
A

燃料電池タクシーの導入については、個人タクシー事業者も対象となる可能性がありますが、事業Iでは「地域・事業者間連携による先駆的事業」という要件があるため、単独での申請は困難です。複数のタクシー事業者が連携して燃料電池タクシーを集中導入する計画や、自治体・水素ステーション事業者と連携した取り組みとして申請する形が現実的です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

自動車環境総合改善対策費補助金(事業I)は、同じ枠組みの事業IIIと併用して地域全体の交通環境改善を図ることが可能です。事業IはEVバスや燃料電池タクシー、事業IIIはハイブリッドバス・トラックや天然ガス車を対象としているため、車種によって使い分けることで幅広い車両の導入を補助で賄えます。ただし、同一車両について両事業から重複して補助を受けることはできません。また、環境省の「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の導入補助」や、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」など、車種によっては他省庁の補助制度との選択・併用も検討に値します。地方自治体独自のEV導入補助制度を併用できる場合もあり、自治体の環境部門への確認をお勧めします。複数の補助制度を組み合わせる場合は、補助対象経費の按分ルールを各制度の交付要綱で確認し、二重計上とならないよう注意が必要です。

詳細説明

自動車環境総合改善対策費補助金(事業I)の概要

自動車環境総合改善対策費補助金(事業I)は、国土交通省自動車局が所管する次世代自動車の導入促進を目的とした補助制度です。地域交通分野における窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)、二酸化炭素(CO2)の排出削減を図り、地域環境と地球環境の保全・改善に寄与することを目指しています。

事業Iの対象車両と特徴

事業Iが対象とする車両は以下の4種類です。

  • 電気バス(EVバス):蓄電池のみを動力源とするバス。走行時のCO2排出ゼロを実現し、都市部の大気環境改善に直接貢献します。
  • プラグインハイブリッドバス:外部充電が可能なハイブリッドバス。短距離はEV走行、長距離はエンジン走行と使い分けることで実用性と環境性能を両立します。
  • 燃料電池タクシー:水素と酸素の化学反応で発電し走行するタクシー。ゼロエミッションかつ航続距離が長く、タクシー事業に適した車種です。
  • 超小型モビリティ:1〜2人乗りの小型電動車両。観光地の周遊や高齢者の移動支援など、新たな交通手段として期待されています。

「先駆的事業」の要件

事業Iの最大の特徴は、単なる車両購入の補助ではなく、地域・事業者間連携による「先駆的事業」であることが求められる点です。具体的には、複数の交通事業者が連携してEVバスを一斉導入する計画や、自治体と連携して充電インフラを一体的に整備する取り組みなど、地域全体の交通環境を変革するような計画が評価されます。

対象地域の限定

事業Iは全国一律の制度ではなく、3大都市圏(首都圏・中京圏・近畿圏)、環境未来都市、SDGs未来都市、観光地、定住自立圏形成協定締結市町村など、特定の地域要件を満たす必要があります。これは、次世代自動車の集中的導入による環境改善効果を最大化するための政策的判断です。

事業IIIとの違い

同じ「自動車環境総合改善対策費補助金」の中で、事業Iは電気バス・プラグインハイブリッドバス・燃料電池タクシー・超小型モビリティを、事業IIIは優良ハイブリッドバス・トラック・天然ガスバス・トラックを対象としています。事業Iがより先進的な車種を対象とし、地域連携の先駆的事業を要件としているのに対し、事業IIIはより普及段階にある車種を幅広い事業者に支援する位置づけです。

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