募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約60

【札幌運輸支局】令和2年度地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金・車両減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-09-30 〜 2020-11-30
対象地域日本全国
対象業種サービス業(他に分類されないもの) / 運輸業 / 郵便業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

国土交通省が実施する地域公共交通の確保・維持を目的とした補助制度で、札幌運輸支局管轄エリアの地域内フィーダー系統(幹線交通と地域内を結ぶバス路線やデマンド交通)の運行を支援します。補助金は3種類から構成され、フィーダー系統の運行経費を補助する「確保維持費」、老朽化したバス車両の更新を支援する「車両減価償却費等」、公有民営方式で運行するバス車両の購入を補助する「車両購入費」があります。北海道は広大な面積に対して人口密度が低く、特に札幌圏外の地域では公共交通の維持が深刻な課題です。冬季の降雪による運行コスト増や、高齢化に伴う免許返納者の増加により、地域内バス交通の重要性は年々高まっています。令和2年度の交付申請として実施されたもので、北海道運輸局交通政策部が窓口となっています。

この補助金の特徴

1

3種類の補助メニューで包括的に支援

フィーダー系統の運行経費を補助する「確保維持費」、バス車両の老朽更新を支援する「車両減価償却費等」、公有民営方式の車両購入を補助する「車両購入費」の3本柱で、運行と車両の両面から地域公共交通を包括的に支援します。

2

北海道特有の広域・寒冷地交通を支援

札幌運輸支局管轄の北海道中央部は、広大な面積に集落が点在する地域特性があります。冬季の除雪費用やスタッドレスタイヤ・チェーンなどの寒冷地対応コストが上乗せされる中、フィーダー系統の運行を維持するための経費補助は、北海道の地域公共交通にとって不可欠な支援です。

3

地域間交通ネットワークとの接続を重視

本補助金は、JRや都市間バスなどの幹線交通(地域間交通ネットワーク)と、地域内の生活圏を結ぶフィーダー系統を対象としています。札幌圏の都市交通と周辺地域を接続するラストマイル交通の確保が主な目的です。

4

公有民営方式の車両購入にも対応

自治体が車両を保有し民間事業者が運行する「公有民営方式」のバス車両購入費も補助対象です。厳しい経営環境にある北海道のバス事業者の設備投資負担を軽減し、安全で快適な車両への更新を促進します。

ポイント

北海道の地域公共交通は、全国でも最も厳しい経営環境に置かれています。人口減少と広域分散型の居住構造により、民間事業者単独での路線維持は限界に達しており、本補助金のような国庫支援と自治体の公的関与の組み合わせが、住民の移動手段確保の生命線となっています。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 一般乗合旅客自動車運送事業者(路線バス事業者)
  • 自家用有償旅客運送を行う市町村・NPO等
  • 地域公共交通会議で承認された交通事業者

対象路線

  • 地域間幹線交通ネットワークと密接に連携する地域内フィーダー系統
  • 地域公共交通計画に位置づけられた路線

対象地域

  • 札幌運輸支局管轄区域(北海道中央部)

補助要件

  • 地域公共交通会議での協議・合意が必要
  • 運行計画と収支見通しの提出が必要

ポイント

本補助金の申請には地域公共交通会議での合意が前提です。市町村の交通政策担当部署と連携し、地域公共交通計画への位置づけと、会議での合意形成を事前に完了させておく必要があります。北海道は管轄面積が広いため、北海道運輸局への事前相談で手続きの流れを確認しましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:地域公共交通計画の確認

市町村の地域公共交通計画にフィーダー系統が位置づけられているか確認します。計画に未記載の場合は、計画の改定や追加を検討します。

2

ステップ2:地域公共交通会議での協議

市町村が主催する地域公共交通会議で、フィーダー系統の運行計画について協議し、合意を得ます。運行ルート、ダイヤ、運賃、収支見通し等を提示します。

3

ステップ3:交付申請書の作成・提出

北海道運輸局交通政策部交通企画課に交付申請書を提出します。運行計画書、収支予算書、地域公共交通会議の議事録等を添付します。

4

ステップ4:審査・交付決定

国土交通省による審査を経て交付決定がなされます。補助対象経費と補助率に基づき、補助金額が確定します。

5

ステップ5:事業実施・実績報告

補助対象期間中の運行を実施し、年度末に実績報告を提出します。運行実績(便数、利用者数等)と収支実績を報告し、確定検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

北海道では冬季の運行環境が厳しいため、除雪対応や冬季ダイヤの設定など、季節変動を織り込んだ運行計画が求められます。実績報告では冬季の運行実績が重視されるため、悪天候時の運休基準なども事前に明確にしておきましょう。

審査と成功のコツ

冬季の安定運行体制を構築する
北海道のフィーダー系統では冬季の安定運行が最大の課題です。除雪体制の確保、冬季用車両(4WD・低床バス)の導入、悪天候時の代替運行計画など、冬季対応を充実させることで住民の信頼を獲得し、利用促進につなげましょう。
デマンド交通の導入で効率化を図る
広域に集落が点在する北海道では、定時定路線型のバスだけでなく、デマンド型交通の導入が効果的です。電話やアプリによる予約制運行で、需要に応じた効率的な運行が実現します。
高齢者の移動ニーズに重点対応する
免許返納者や高齢者の通院・買い物ニーズに対応したルート設定とダイヤ編成が重要です。医療機関や商業施設との連携により、利用者目線の路線設計を行いましょう。
JR・都市間バスとの乗継利便性を高める
幹線交通との接続が本補助金の趣旨です。JR駅や都市間バス停留所での乗継ダイヤの調整、乗継割引の設定、待合環境の整備など、シームレスな移動を実現する工夫が重要です。

ポイント

北海道の地域公共交通の成功の鍵は「使い続けてもらう仕組みづくり」です。運行開始後も利用実態の把握と路線・ダイヤの見直しを定期的に行い、住民の生活パターンの変化に柔軟に対応していくことが、持続的な交通サービスの確保につながります。

対象経費

対象となる経費

運行経費(確保維持費)(4件)
  • 運転士人件費
  • 燃料費
  • 車両修繕費
  • 保険料
車両更新費(車両減価償却費等)(3件)
  • バス車両の更新購入費
  • 冬季対応装備(スタッドレスタイヤ等)
  • 車両改造費(低床化等)
車両購入費(公有民営方式)(3件)
  • 自治体が購入するバス車両費
  • 車両登録・検査費用
  • 車両装備品費
運行管理費(3件)
  • 運行管理システム費
  • デマンド予約システム費
  • 停留所・案内表示の整備費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 事業者の一般管理費
  • 営業路線(収益が確保できる路線)の運行費
  • 施設・建物の建設費
  • 既に他の補助金で補助されている経費
  • 利用者負担分(運賃収入で賄われる部分)

よくある質問

Qフィーダー系統とは何ですか?
A

JRや都市間バスなどの幹線交通(地域間交通ネットワーク)と、地域内の生活圏を結ぶバス路線やデマンド交通のことです。駅やバスターミナルから病院・スーパー・役所などの生活拠点への「最後の足」を担う交通手段として位置づけられています。

Qデマンド交通も対象ですか?
A

はい、地域公共交通会議で合意された運行計画に基づくデマンド交通も補助対象です。電話やアプリで予約して利用する乗合型のデマンドタクシーやデマンドバスなど、地域の実情に応じた柔軟な運行形態に対応しています。北海道の広域分散型の居住構造では、定時定路線型より効率的な場合が多く、積極的に検討すべき運行方式です。

Q公有民営方式とは何ですか?
A

自治体が車両を購入・保有し、運行を民間のバス事業者に委託する方式です。車両の設備投資負担をバス事業者から自治体に移すことで、厳しい経営環境にある事業者でも安全な車両で運行を継続できます。本補助金では、この方式での車両購入費も補助対象となっています。

Q冬季の運行困難時はどうなりますか?
A

暴風雪等で運行が困難な場合の運休基準は、各事業者の安全管理規程に基づいて設定します。補助金の算定において、悪天候による運休は不可抗力として一定程度考慮されます。ただし、冬季の安定運行は住民の信頼に直結するため、可能な限り運行を確保する体制づくりが求められます。

Q札幌市内の路線も対象ですか?
A

本補助金は地域間幹線交通と密接な地域内フィーダー系統が対象です。札幌市内の都市交通で収益が確保できる路線は対象外ですが、札幌市周辺部から郊外地域を結ぶフィーダー的な路線で、収支が成り立たない系統は対象となる可能性があります。具体的な路線の該当可否は北海道運輸局にご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は国庫補助であり、同一経費への他の国庫補助金との重複受給は不可です。ただし、北海道庁や市町村独自の地域交通支援事業との組み合わせが可能な場合があり、例えば市町村がバス停の待合施設を整備する費用を別途負担するケースがあります。また、過疎地域持続的発展特別措置法に基づく過疎対策事業債との組み合わせも検討に値します。公有民営方式の場合、車両購入は本補助金で、運行委託費は自治体の一般財源や地方交付税措置で賄うなど、財源の組み合わせにより持続的な運行体制を構築しましょう。

詳細説明

事業概要

地域公共交通の確保・維持を目的とした国庫補助制度で、札幌運輸支局管轄エリアの地域内フィーダー系統の運行等を支援します。幹線交通と地域内を結ぶバス路線やデマンド交通の維持・改善に活用できます。

補助の種類

  • 確保維持費:フィーダー系統の運行経費を補助
  • 車両減価償却費等:老朽化バス車両の更新を支援
  • 車両購入費:公有民営方式のバス車両購入を補助

対象地域の特性

北海道中央部の札幌運輸支局管轄区域は、札幌都市圏を中心に広大な面積に集落が点在しています。冬季の厳しい気象条件と人口減少により、地域内の公共交通維持は年々困難になっており、本補助金による支援の重要性が高まっています。

問合せ先

北海道運輸局 交通政策部 交通企画課
TEL:011-290-2721

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