募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約50

【熊本運輸支局】令和2年度地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金・車両減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金(交付申請)

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-09-30 〜 2020-11-30
対象地域日本全国
対象業種サービス業(他に分類されないもの) / 運輸業 / 郵便業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

令和2年度地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金(熊本運輸支局)は、熊本県内の過疎・交通不便地域における生活交通を守るための国庫補助金です。2016年の熊本地震からの復旧・復興が続く中、阿蘇外輪山を抱えた山岳地帯や天草諸島の離島部、菊池・山鹿・玉名などの農村部では、人口減少と高齢化が深刻化しています。JR豊肥線・肥薩線の各駅から集落を結ぶフィーダーバス路線は、地震後の交通需要変化で採算悪化が顕著です。本補助金は、これらの地域において住民の日常生活に不可欠な公共交通を確保・維持するための運行費用を支援します。

この補助金の特徴

[ {"heading": "熊本地震復興地域の交通維持", "body": "2016年熊本地震で甚大な被害を受けた益城町・南阿蘇村・西原村などの復興地域において、住民の移動手段として不可欠なフィーダーバス路線の維持を支援します。"}, {"heading": "阿蘇カルデラ山岳地帯への対応", "body": "阿蘇外輪山や九重連山周辺の険しい地形を走る路線は運行コストが高く、採算確保が特に困難です。地形的ハンデを考慮した補助が適用されます。"}, {"heading": "天草諸島の島嶼部交通確保", "body": "天草市・上天草市の島内バス路線は、橋でつながれた複数の島をまたぐ特殊な運行環境にあります。観光需要と生活交通の両立を支援します。"}, {"heading": "農村部の生活交通ネットワーク維持", "body": "菊池市・山鹿市・玉名市・八代市など農業が盛んな農村地域では、高齢農家の通院・買い物路線が対象となり、農村コミュニティの維持に貢献します。"}, {"heading": "JR豊肥線・肥薩線接続路線の確保", "body": "地震で長期運休したJR豊肥線が復旧した今も、沿線の過疎集落を結ぶフィーダーバスの需要回復は遅れています。鉄道との接続を担う路線を重点的に支援します。"} ]

対象者・申請資格

申請対象事業者

  • 道路運送法第4条に基づく一般乗合旅客自動車運送事業の許可を取得済みの事業者
  • 熊本運輸支局管内(熊本県内)でフィーダー系統バス路線を現に運行している事業者
  • 路線が中国運輸局または九州運輸局に地域内フィーダー系統として認定されていること

優先対象路線の特性

  • 熊本地震(2016年)の被災地(益城町・南阿蘇村・阿蘇市等)を通る復興支援路線
  • 阿蘇カルデラ内外の山岳・高原地帯を走る路線(急勾配・長距離)
  • 天草五橋以遠の天草島内集落を結ぶ島嶼路線
  • 菊池・山鹿・玉名・八代の農村集落と市街地を結ぶ農村生活路線
  • 路線バスが唯一の公共交通機関となっている集落へのアクセス路線

ポイント

対象は熊本県内でフィーダー系統路線を運行する乗合バス事業者。九州運輸局による認定が前提で、熊本地震の被災地路線・阿蘇地域・天草島嶼部が優先対象となります。道路運送法第4条の許可と地域公共交通計画への位置付けが必須要件です。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前相談(採択の3〜4ヶ月前)

九州運輸局交通政策部交通企画課(TEL:092-472-2315)に申請意向を電話で連絡。対象路線がフィーダー系統として認定済みか確認し、未認定の場合は先行して認定申請を進める。

2

ステップ2:地域公共交通会議での合意形成

熊本県・関係市町村・利用者代表・バス事業者等で構成される地域公共交通会議を開催し、当該路線の維持の必要性について合意を形成する。議事録が申請書類に必要となる。

3

ステップ3:申請書類の作成

前年度の収支実績(路線別明細)・輸送人員・走行キロ・路線図・車両一覧を整備。熊本地震の影響がある路線は被災状況・復旧経緯を示す資料も添付。申請書様式は国土交通省または九州運輸局が指定するものを使用。

4

ステップ4:申請書提出・審査

熊本運輸支局を経由して九州運輸局へ提出。書類審査・ヒアリングが実施されるため、担当者との連絡を密に保ち、追加資料の求めには迅速に対応する。

5

ステップ5:交付決定・実績報告

採択・交付決定後に運行継続。年度末には実績報告書を提出し、補助金の精算を行う。翌年度の継続申請に向けて運行データの蓄積を続ける。

ポイント

申請の3〜4ヶ月前に九州運輸局(TEL:092-472-2315)へ事前相談するのが最初のステップ。地域公共交通会議での合意形成と路線別収支実績データの整備が審査通過の鍵で、熊本地震被災地路線は被災状況の記録も準備すること。

審査と成功のコツ

運行実績の正確な記録
乗客数・走行キロ・収支の路線別データを日常的に記録・保管することが最重要。定性的な「必要性」だけでなく、数値による「代替手段のなさ」の証明が審査で評価される。
地域公共交通計画への位置付け確認
路線が熊本県または関係市町村の地域公共交通網形成計画・生活交通確保維持改善計画に明記されているかを確認。未掲載の場合は次の計画改定時に追加するよう関係自治体に働きかける。
阿蘇・天草の地域特性の説明
阿蘇カルデラの地形的困難性(急勾配・火山ガス・外輪山の悪天候)や天草島嶼部の代替交通の不在を具体的な数値・地図・写真で説明する。画一的な申請書ではなく地域特性を前面に出す。
熊本地震の影響記録の活用
被災地路線については、地震前後の利用者数変化・復興住宅入居者の移動需要・仮設住宅期間中の実績データを整理する。復興支援としての社会的意義は加点要因になり得る。
関係自治体との費用分担の事前合意
国・熊本県・市町村の三者費用分担について事前に合意しておくことが採択の前提条件。関係市町村の予算確保状況を確認し、合意書を用意する。

ポイント

日常的な運行データ(乗客数・収支・走行キロ)の路線別記録が審査の基礎。阿蘇地形・天草島嶼部の特殊コストと代替交通の不在を具体的に示し、熊本地震被災地路線は復興支援の観点を加えることで採択率が上がります。関係自治体との費用分担合意を事前に固めること。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 運転士の賃金・給与・賞与
  • 乗務員の法定福利費(社会保険料)
  • 運行管理者・整備士の人件費
車両運行費(4件)
  • バス車両の燃料費(山岳地帯加算含む)
  • 山岳路線対応タイヤ等の消耗部品費
  • 車両定期点検・整備費
  • 自動車保険料(損害・乗客傷害)
施設・設備費(3件)
  • バス停留所の維持・修繕費
  • 車庫・営業所の賃借料・管理費
  • 運行管理システムの使用料・保守費
運行管理費(3件)
  • ダイヤ・運行計画の策定費
  • 時刻表・案内サイン類の更新費
  • 乗務員教育・研修費
諸経費(3件)
  • 道路使用許可等の行政手数料
  • 路線バス運行に係る通信費
  • 経理・事務処理に係る費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 収益性のある幹線路線に係る費用
  • バス車両の新規購入費・リース費
  • 役員報酬・みなし役員給与
  • 交際費・寄付金・罰金
  • 補助対象路線以外の運行に係る費用の按分部分(過大計上分)
  • 土地・建物の取得費
  • 補助対象期間外の費用
  • 根拠資料のない経費

よくある質問

Q熊本地震の被災地域は補助申請で優遇されますか?
A

熊本地震(2016年4月)の被災地域については、復興状況に応じた特別な考慮がなされる場合があります。益城町・南阿蘇村・西原村・御船町・嘉島町などの被害が大きかった地域では、通常の審査基準に加えて復興状況が考慮されることがあります。ただし、具体的な優遇措置の内容は申請年度の交付要綱によって異なります。最新情報は九州運輸局交通政策部交通企画課(TEL:092-472-2315)にお問い合わせください。

Q阿蘇の山岳地帯を走る路線は運行コストが高いですが、補助額への反映はありますか?
A

補助額の算定は基本的に路線の欠損額(運行費用から収入を差し引いた額)に基づきます。阿蘇の山岳路線は燃料費・整備費・タイヤ費などの運行コストが平地より高く、その分が欠損額に反映されるため、結果として補助額が高くなる傾向があります。ただし、過度に高い経費については査定が入る場合もあるため、経費の根拠資料を丁寧に整理しておくことが重要です。

Q天草諸島の島内バス路線も対象になりますか?
A

天草諸島の島内路線バスは本補助金の対象となり得ます。天草五橋で本土と繋がれた島々の陸上バス路線は、地域内フィーダー系統として認定を受ければ申請可能です。天草市・上天草市内の路線については、各市の交通担当部署および熊本運輸支局(九州運輸局の管轄)への事前相談を経て申請手続きを進めてください。フェリー・旅客船は別制度が適用されます。

QJR豊肥線の復旧後も沿線の利用者が戻らない状況ですが、補助は継続されますか?
A

JR豊肥線は2020年8月に全線運転再開しましたが、沿線過疎地域の人口減少と高齢化により、接続フィーダーバスの需要回復は限定的な路線も多いです。補助は基本的に年度ごとの申請・審査となりますが、地域に生活交通として不可欠である路線については、継続的に申請・採択されるケースが多いです。ただし、毎年度の申請と実績報告が必要なため、継続的な体制整備が求められます。

Q菊池・山鹿・玉名などの農村部の路線は対象になりますか?
A

菊池市・山鹿市・玉名市などの農村部においても、過疎地域等の要件を満たす地域を走るフィーダーバス路線は対象となります。農業従事者や高齢住民の通院・買い物を支える路線として、地域公共交通会議での必要性が確認されていれば、申請に向けた具体的な準備を進めることができます。熊本運輸支局を通じた申請となりますが、相談窓口は九州運輸局交通政策部(TEL:092-472-2315)です。

Q地域公共交通会議の設置がない場合、どうすればよいですか?
A

フィーダー系統補助の申請には、地域公共交通会議または協議会での合意が前提となることが多いです。会議が設置されていない市町村では、まず市町村の交通担当部署に相談し、会議の設置手続きを開始することが必要です。九州運輸局も会議設置のサポートを行っており、熊本県の地域振興局と連携して体制整備を進めることが推奨されます。

Q補助金の申請は事業者が直接行いますか?それとも市町村を通じますか?
A

原則として、路線バス事業者が直接九州運輸局(熊本運輸支局経由)に申請します。ただし、市町村が自ら運行するコミュニティバスや市町村が事業者に委託している路線の場合は、市町村が申請主体となるケースもあります。いずれの場合も、関係市町村との調整・同意取得が必要です。詳細は九州運輸局交通政策部交通企画課(TEL:092-472-2315)にご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

熊本県内で本補助金と組み合わせると効果的な制度として、①熊本県地域公共交通確保維持改善事業補助金、②熊本地震復旧・復興関連の特別交付税措置(市町村経由)、③各市町村のコミュニティバス補助制度、④国の地域公共交通確保維持改善事業(バリアフリー対応車両導入補助)、⑤農村地域の移動支援を目的とした農業農村整備関連補助などが挙げられます。天草・阿蘇の観光路線については、九州観光機構や熊本県観光局との連携による観光周遊バス補助との組み合わせも有効です。車両更新時にはEV・低公害バス導入補助(CEV補助金)との組み合わせで環境対応と財政支援を同時に実現できます。

詳細説明

補助金の目的と熊本県内の背景

令和2年度地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金(熊本運輸支局)は、熊本県内の交通不便地域・過疎地域において、幹線交通と地域集落を結ぶフィーダーバス路線の維持を国が支援する制度です。

熊本県は2016年の熊本地震からの復旧・復興の過程にあり、交通インフラの再建と並行して利用者の回復が急務です。また、阿蘇カルデラの火山性地形、天草諸島の島嶼部、菊池・山鹿・玉名・八代などの農村地帯と、地域によって全く異なる交通課題を抱えています。

主な対象路線と地域特性

  • 阿蘇地域:外輪山の急峻な地形を走る路線は高コスト。JR豊肥線の立野駅・宮地駅などから集落へのフィーダー路線が対象
  • 天草地域:天草五橋でつながれた島々の島内バス路線。本土へのフェリー港と集落を結ぶ路線も重要
  • 農村部:菊池・山鹿・玉名地域の農業集落と市街地を結ぶ路線。高齢農家の通院・買い物需要が主
  • 熊本地震被災地:益城町・南阿蘇村などの復興住宅地と中心市街地を結ぶ路線

申請に向けた準備事項

  • 九州運輸局交通政策部交通企画課(TEL:092-472-2315)への早期相談
  • 地域内フィーダー系統の認定(未取得の場合は先行申請)
  • 地域公共交通会議での合意形成(熊本県・関係市町村との協議)
  • 前年度収支実績データの整備(路線別明細まで)
  • 熊本地震の影響に関する記録・資料の整備(被災地域の場合)

補助の構造と他制度との関係

本補助金は国・都道府県・市町村の三層補助体制の中核をなします。熊本県の地域公共交通確保維持改善事業補助との組み合わせにより、事業者の実質負担を最小化できます。2016年の震災特例がある年度については、通常の補助率に上乗せがある場合もあるため、最新の交付要綱を必ず確認してください。

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