【広島運輸支局】令和2年度地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金・車両減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金(交付申請)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
[ {"heading": "中山間地域の生活交通確保", "body": "庄原・三次・安芸高田など広島県北部の中山間地域において、住民の通院・買い物・通学に不可欠なフィーダーバス路線の運行費用を補助します。"}, {"heading": "島嶼部・沿岸部の特殊性に対応", "body": "しまなみ海道沿いの向島・因島・生口島など、瀬戸内海の島々を結ぶ離島航路・バス路線も対象となり、本土とのアクセスを維持します。"}, {"heading": "2018年豪雨災害後の交通再建支援", "body": "平成30年西日本豪雨で甚大な被害を受けた地域の交通インフラ復旧後、利用者減少が続く路線の持続的な維持を支援する観点も含まれます。"}, {"heading": "鉄道接続バス路線の維持", "body": "JR芸備線・福塩線の各駅から集落へのラストワンマイルを担うフィーダーバス路線を対象とし、公共交通ネットワークの連携を維持します。"}, {"heading": "世界遺産観光地へのアクセス維持", "body": "厳島神社(世界文化遺産)周辺や宮島口へのアクセス路線を含む観光・生活両用路線の安定運行を確保します。"} ]
対象者・申請資格
申請対象事業者
- 道路運送法第4条に基づく一般乗合旅客自動車運送事業の許可を取得済みの事業者
- 広島運輸支局管内(広島県内)でフィーダー系統バス路線を現に運行している事業者
- 路線が中国運輸局により地域内フィーダー系統として認定されていること
優先対象路線の特性
- 2018年西日本豪雨被災地(呉市・坂町・熊野町・東広島市・安芸高田市等)の復興支援路線
- 庄原市・三次市の広大な中山間地で農村集落と市街地を結ぶ路線
- 尾道市・世羅町・神石高原町など県南東部の山間農村路線
- 瀬戸内海の有人島(大崎上島・江田島・倉橋島等)へのフェリー接続バス路線
- 芸備線・木次線など廃線リスクのあるJRローカル線からのフィーダー路線
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:事前相談(採択の3〜4ヶ月前)
中国運輸局広島運輸支局(TEL:082-233-9166)に申請意向を連絡。フィーダー系統認定の有無を確認し、未認定路線は中国運輸局への認定申請を先行させる。2018年豪雨被災路線の場合は被災状況の記録整理も並行して開始する。
ステップ2:被災・復旧状況の記録整備(豪雨被災路線の場合)
2018年7月豪雨前後の利用者数変化・運行停止期間・道路復旧状況・現在の運行状況を時系列で整理。災害証明書・復旧工事記録などを添付資料として準備する。
ステップ3:地域公共交通会議での合意形成
広島県・関係市町村・利用者代表を含む地域公共交通会議での合意形成。中山間地の市町村では財政的な費用分担能力を確認し、補助率の想定額と自治体負担額を事前にすり合わせる。
ステップ4:申請書類の作成と提出
路線別収支実績・輸送人員・走行キロ・路線図・車両一覧を整備。広島県の山岳地形・島嶼部の特殊性、2018年豪雨の影響などを補足説明資料として添付し、中国運輸局へ提出。
ステップ5:交付決定・実績管理と継続申請準備
採択後に運行継続し、年度末に実績報告書を提出。広島県北部は複数路線が対象になることが多く、路線ごとの実績管理を徹底し翌年度申請に備える。
ポイント
審査と成功のコツ
2018年西日本豪雨の影響記録の活用
芸備線・木次線との連携を軸にした申請構成
庄原・三次の中山間地の広域性の説明
島嶼路線の特殊コスト説明
中国地方5県との比較優位性の意識
ポイント
対象経費
対象となる経費
人件費(3件)
- 運転士の賃金・給与
- 乗務員の社会保険料
- 運行管理者の人件費
車両費(3件)
- バス車両の燃料費
- 車両の定期整備・点検費
- タイヤ・消耗部品の交換費用
施設・設備費(3件)
- バス停留所の維持管理費
- 車庫・営業所の維持費
- 運行管理システムの利用料
運行管理費(3件)
- 運行計画の策定・管理費
- ダイヤ改正に係る費用
- 時刻表・案内表示物の作成費
保険・諸経費(3件)
- 自動車損害保険料
- 乗客傷害保険料
- 道路使用許可等の手数料
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 収益路線(幹線系統)に係る費用
- 新車購入費・車両取得費
- 役員報酬・役員給与
- 接待交際費・寄付金
- 補助対象外路線の運行に係る費用
- 土地取得費・建物建設費
- 借入金の元本返済
よくある質問
Q広島県内のどの地域が優先的に対象となりますか?
過疎地域自立促進特別措置法に基づく過疎地域に指定された市町村、または同等の条件を満たす地域が優先対象となります。広島県では庄原市・三次市・安芸太田町・北広島町などの中山間地域、および向島・因島・生口島などの島嶼部が該当します。2018年豪雨の被災地域についても、特別な配慮がなされる場合があります。申請前に中国運輸局広島運輸支局(TEL:082-233-9166)にご確認ください。
Qフィーダー系統とはどのような路線を指しますか?
フィーダー系統とは、鉄道駅や幹線バス路線の停留所と、その周辺の集落・住宅地を結ぶ支線的な路線のことです。JR芸備線・福塩線の各駅から周辺集落へのアクセスを担う路線や、尾道駅・三次駅から過疎地域の集落を結ぶバス路線などが代表例です。単独では採算が取れないものの、住民の日常生活に不可欠な路線が対象となります。
Q補助率はどの程度ですか?
補助率は路線の収支状況や地域の条件によって異なりますが、一般的に欠損額の一定割合(2分の1程度)が国庫補助の対象となります。残りは都道府県・市町村が補助する仕組みとなっており、広島県・各市町村の補助制度と組み合わせることで、実質的な事業者負担を大幅に軽減することが可能です。詳細な補助率は申請年度の交付要綱をご確認ください。
Q申請に必要な書類はどのようなものですか?
主な必要書類として、①路線ごとの収支状況を示す財務諸表、②輸送実績(乗降客数・運行回数等)のデータ、③運行計画書、④地域公共交通計画との整合性を示す書類、⑤都道府県・市町村の補助に関する書類などが必要です。また、地域公共交通会議または協議会での合意を示す議事録の提出が求められる場合があります。事前に広島運輸支局にご相談ください。
Q路線の新設にも補助は適用されますか?
本補助金は既存路線の「確保・維持」を目的としており、基本的には既存の運行路線が対象です。新設路線については、別途の実証運行補助等の制度を活用することが一般的です。ただし、廃止路線の代替として新たにフィーダー系統を設定する場合など、一定の条件下で対象となり得るケースもあります。詳細は中国運輸局にご確認ください。
Q島嶼部のフェリー航路も対象になりますか?
本補助金はバス路線(フィーダー系統)を主な対象としており、フェリー・旅客船航路は基本的に別の制度(離島航路補助等)が適用されます。ただし、島嶼部の陸上交通(島内バス路線)については本補助金の対象となり得ます。しまなみ海道沿いの島々における島内交通については、広島運輸支局にご相談ください。
Q複数の市町村にまたがる路線はどのように扱われますか?
複数の市町村にまたがるフィーダー路線の場合、関係市町村が共同で申請するか、路線を管轄する都道府県を通じて申請する形式が取られます。広島県の場合、県の地域振興部や交通政策担当部署が調整役を担うことが多く、複数の市町村をまたぐ案件については広島県を通じた申請手続きをご確認ください。
Q補助金の交付はいつ頃になりますか?
国の予算成立後に申請受付が開始され、審査・採択を経て交付決定が行われます。通常、年度前半(4〜6月頃)に申請受付、7〜9月頃に交付決定、年度末までに補助金が交付されるスケジュールが多いですが、年度によって異なります。確実な日程については、申請年度の交付要綱や中国運輸局からの通知をご確認ください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金と組み合わせると効果的な制度として、①広島県の地域公共交通確保維持改善事業補助金(県単独補助)、②過疎地域自立促進特別事業(ソフト事業)、③各市町村のコミュニティバス運行補助制度、④国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業(EV・FCVバス導入補助)などが挙げられます。特に国・県・市町村の三層補助を最大限活用することで、フィーダー路線の欠損額をほぼカバーできるケースもあります。島嶼部の場合は、離島航路補助との組み合わせも検討してください。環境対応車両への更新を検討する場合は、CEV補助金(電気バス・燃料電池バス)との組み合わせも有効です。
詳細説明
補助金の目的と広島県内の背景
令和2年度地域内フィーダー系統確保維持費国庫補助金は、過疎地域や交通不便地域において、幹線交通(鉄道・幹線バス)と地域集落を結ぶフィーダー路線の運行を国が財政支援する制度です。
広島県は、広島市・呉市・福山市などの都市部と、庄原市・三次市・安芸太田町・北広島町などの中山間地域、さらには尾道市・しまなみ海道沿いの島嶼部という多様な地域特性を持ちます。特に2018年の西日本豪雨では、県北部を中心に交通インフラが大きな被害を受け、復旧後も利用者の回復が進まない路線が多数存在します。
対象となるフィーダー路線の要件
- 地域内フィーダー系統の認定:中国運輸局が認定した地域内フィーダー系統であることが前提です
- 収支要件:単独では採算が取れない赤字路線であることが必要です
- 必要性の確認:地域公共交通会議等での合意形成が求められます
- JR接続路線:芸備線・福塩線などJR線との接続を担う路線は優先対象となります
補助の仕組みと金額
国・都道府県・市町村が費用を分担する三層構造の補助制度です。国は欠損額の一定割合を補助し、残りを広島県と関係市町村が補助します。事業者の実質負担を最小化する仕組みとなっています。
申請手続きの流れ
- 事前相談:中国運輸局広島運輸支局(TEL:082-233-9166)に申請意向を相談
- フィーダー系統認定:未認定の場合は認定申請を先行
- 地域協議:地域公共交通会議での合意形成
- 申請書類作成:収支実績・運行計画等を整備
- 申請・審査:中国運輸局への提出・審査
- 交付決定・運行:交付決定後に運行継続
広島県特有の注意点
広島県は中山間地域の範囲が広く、対象路線が多数存在します。早期に運輸支局へ相談し、申請枠を確保することが重要です。また、2018年豪雨の影響を受けた路線については、被災状況を示す資料を添付することで有利な審査を受けられる可能性があります。
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