募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

【F/S調査支援型】産学連携推進事業費補助金(産学融合拠点創出事業)

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-06-01 〜 2020-07-28
対象地域日本全国
対象業種学術研究 / 専門・技術サービス業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

産学連携推進事業費補助金(F/S調査支援型)は、地域ブロックの大学と企業が連携し、イノベーション創出に向けたフィージビリティ・スタディ(F/S)調査を実施するための補助金です。大学の研究シーズと企業の事業ニーズをマッチングし、産学融合拠点の形成を加速させることが狙いです。申請にあたっては、地域の複数大学・企業によるネットワーク(コンソーシアム)の構築が前提となり、単独機関での応募はできません。コンサルタントとしては、F/S調査の段階で事業化の道筋を明確に示せるかが採択の鍵であり、研究計画だけでなくビジネスプラン要素を盛り込んだ提案書作成が重要です。学術研究機関と民間企業の双方にメリットのある座組みを設計できるかが成否を分けます。

この補助金の特徴

1

産学融合拠点の創出支援

地域ブロック単位で大学と企業のネットワークを新たに構築し、オープンイノベーションの基盤づくりを支援します。既存の産学連携を超え、複数機関が参画する「融合拠点」としての体制整備が求められます。

2

F/S調査に特化した支援

本補助金は事業化前のフィージビリティ・スタディ(実現可能性調査)に焦点を当てており、研究開発そのものではなく、事業化の可能性を検証するための調査活動が対象です。市場調査、技術検証、事業モデル設計などが含まれます。

3

地域ブロック単位のネットワーク形成

単独の大学・企業ではなく、地域の複数機関がコンソーシアムを形成して応募する仕組みです。地域経済の活性化と産業競争力の強化を同時に実現する枠組みとなっています。

4

イノベーション創出基盤の構築

短期的な研究成果ではなく、中長期的にイノベーションを生み出し続ける「仕組み」の構築を重視しています。人材育成や知的財産の共有体制なども評価対象となります。

ポイント

本補助金の最大の特徴は「調査段階への支援」である点です。研究開発費ではなくF/S調査費を補助するため、事業化の確度が不明な段階でもリスクを抑えて検証できます。コンソーシアム型の申請が必須なので、パートナー選定を早期に開始することが採択への近道です。

対象者・申請資格

申請主体の要件

  • 地域ブロック内の大学等研究機関(国公私立大学、高等専門学校、公的研究機関)
  • 上記と連携する民間企業・団体
  • コンソーシアム(複数機関による共同体)としての申請が必須

対象となる活動

  • 産学融合に向けたフィージビリティ・スタディ(F/S)調査
  • 地域ブロックにおける大学・企業ネットワークの構築活動
  • イノベーション創出基盤の設計・検証

対象外となるケース

  • 単独機関のみでの申請
  • 既に事業化済みのテーマに対する調査
  • 研究開発そのものを目的とする活動(F/S調査の範囲を超えるもの)

ポイント

コンソーシアム形成が必須条件であり、大学単独・企業単独では申請できません。地域ブロック内で複数の異なる機関が参画する体制を整えることが第一歩です。特に、産業界からの参画企業の本気度(経営層の関与等)が審査で重視される傾向があります。

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申請ガイド

1

ステップ1:コンソーシアムの組成

地域ブロック内の大学・企業に声をかけ、産学融合の方向性を共有するコンソーシアムを組成します。代表機関(幹事大学等)を決定し、役割分担を明確にします。

2

ステップ2:F/S調査計画の策定

事業化の可能性を検証するための調査計画を策定します。市場分析、技術的実現可能性、事業モデル、知財戦略など多角的な視点を盛り込みます。

3

ステップ3:申請書類の作成・提出

公募要領に基づき、コンソーシアムの体制図、調査計画書、経費明細書等を作成し、電子申請システムまたは郵送で提出します。

4

ステップ4:審査・採択

外部有識者による書面審査およびヒアリング審査が行われます。調査の意義・実現可能性・波及効果が評価ポイントです。

5

ステップ5:交付決定・調査実施

採択後、交付決定を受けてF/S調査を開始します。中間報告・最終報告の提出が求められます。

ポイント

申請の実質的なハードルはコンソーシアムの組成にあります。公募期間が約2か月と短いため、公募開始前からパートナー候補との事前協議を進めておくことが重要です。審査ではヒアリングが実施されるため、代表者のプレゼン力も採択率に影響します。

審査と成功のコツ

コンソーシアムの質を高める
参画機関の数だけでなく、各機関の強み・役割の相互補完性が重要です。大学の研究シーズと企業の事業ニーズが明確に結びつく座組みを設計しましょう。形式的な参画ではなく、各機関の経営層・研究責任者レベルの関与を示すことが評価を高めます。
事業化シナリオを具体的に描く
F/S調査の計画段階で、調査後の事業化シナリオを具体的に提示できるかが差別化ポイントです。「調査して終わり」ではなく、調査結果をどう次のステップに繋げるかのロードマップを示しましょう。
地域経済への波及効果を明示する
地域ブロック単位の支援であるため、地域経済や地域産業への波及効果を定量的に示すことが重要です。雇用創出、新産業創出、地域企業の競争力強化など具体的な指標を設定しましょう。
知財戦略を事前に整理する
産学連携では知的財産の帰属が課題になりがちです。F/S調査の段階から知財の取り扱いルールを明確にしておくことで、審査員に対して実行力をアピールできます。

ポイント

採択のカギは「調査の先にある事業化ビジョンの説得力」です。F/S調査自体は手段であり、その先に何を実現するのかを明確に描けている提案が高評価を得ます。審査員は研究の新規性だけでなく、社会実装の現実性を重視する傾向があります。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • F/S調査に従事する研究者・技術者の人件費
  • 調査補助員・リサーチアシスタントの雇用費
  • 外部専門家への謝金
旅費・交通費(3件)
  • コンソーシアム会議への出席旅費
  • 現地調査・ヒアリングのための出張旅費
  • 海外先進事例調査の渡航費
委託費(3件)
  • 市場調査の外部委託費
  • 技術検証の専門機関への委託費
  • 知財調査の委託費
消耗品費(3件)
  • 調査用資料・文献の購入費
  • 試作品材料費(F/S調査の範囲内)
  • 事務用品費
その他経費(3件)
  • 会議室使用料
  • 印刷・製本費
  • 通信費・郵送費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 本格的な研究開発に要する設備投資費
  • 土地・建物の取得費
  • F/S調査の範囲を超える量産試作費
  • コンソーシアム参画機関の既存人件費(専従でない場合)
  • 飲食・接待に係る経費
  • 間接経費の上限を超える部分
  • 補助事業に直接関係しない一般管理費
  • 消費税等の租税公課

よくある質問

QF/S調査支援型と他の産学連携補助金の違いは何ですか?
A

F/S調査支援型は、本格的な研究開発や拠点形成に先立つ「実現可能性調査」に特化した支援です。一般的な産学連携補助金が共同研究や技術開発そのものを支援するのに対し、本補助金は事業化の可能性を検証するための市場調査、技術検証、事業モデル設計などの調査活動を対象としています。調査段階でリスクを最小化し、次の本格投資の意思決定に資する情報を得ることが目的です。研究開発費としてではなく、調査・分析活動に経費を充てる点が大きな違いです。

Qコンソーシアムの最低構成要件はありますか?
A

公募要領で明示される要件に従う必要がありますが、一般的には地域ブロック内の複数の大学等研究機関と民間企業の参画が求められます。単独の大学や企業のみでの申請は不可です。審査においては、参画機関の数よりも、各機関の役割の相互補完性や連携の実効性が重視されます。形式的な名前貸しではなく、実質的に調査に貢献する体制であることを示す必要があります。コーディネーター人材の配置も審査でプラスに評価されます。

QF/S調査の成果はどのように活用できますか?
A

F/S調査の成果は、産学融合拠点の本格形成に向けた意思決定の基礎資料として活用されます。調査で事業化の見通しが立てば、経済産業省の本格支援事業やNEDOの実用化促進事業への申請に繋げることができます。また、調査過程で構築されたコンソーシアムのネットワーク自体が、継続的な産学連携の基盤となります。調査結果は参画機関間で共有され、個別の共同研究や技術移転にも展開可能です。

Q補助率や補助上限額はどの程度ですか?
A

本補助金の具体的な補助率・補助上限額は公募要領で定められます。F/S調査支援型は調査段階の支援であるため、本格的な拠点形成事業と比較すると補助額は限定的です。ただし、調査に必要な人件費、旅費、委託費等を幅広くカバーしており、コンソーシアム全体の調査活動を推進するために十分な規模が設定されています。詳細な補助条件は公募要領を確認してください。

Q公募期間が短いですが、どう準備すればよいですか?
A

公募期間は約2か月(2020年6月1日〜7月28日)と限られているため、事前準備が極めて重要です。コンソーシアムの組成には関係機関との協議・合意形成に時間がかかるため、公募開始前から候補機関との事前打ち合わせを進めておくことを強く推奨します。調査テーマの方向性、参画機関の役割分担、知財の取り扱いルールなどを事前に整理しておけば、公募開始後は申請書類の作成に集中できます。過去の採択事例を参考にすることも効果的です。

Q地域ブロックとは具体的にどの範囲ですか?
A

地域ブロックは、経済産業省の地方経済産業局の管轄区域を基本とした区分です。北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄の各ブロックが想定されます。ブロック内の複数県にまたがる大学・企業の参画が推奨されており、地域全体の産学連携基盤を強化する観点から評価されます。ブロックの境界を越えた連携については、公募要領の規定に従う必要があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省の産学連携推進事業の一環であり、同一テーマ・同一経費での他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、F/S調査の成果を踏まえた次段階の研究開発については、文部科学省の科学研究費補助金や、JSTの産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)等への申請が可能です。また、地方自治体の産学連携支援補助金との併用については、経費の明確な区分が求められます。コンソーシアム参画企業が個別に受給している中小企業向け補助金(ものづくり補助金等)との関係では、対象経費が重複しない限り問題ありません。F/S調査後の事業化フェーズでは、NEDOの実用化促進事業や各省庁の実証事業補助金への展開が考えられます。

詳細説明

産学連携推進事業費補助金(F/S調査支援型)の概要

本補助金は、経済産業省が推進する産学融合拠点創出事業の一環として、地域ブロックの大学と企業がネットワークを形成し、イノベーション創出に向けたフィージビリティ・スタディ(F/S)調査を実施するための支援制度です。

制度の背景と目的

日本の産学連携は、個別の共同研究にとどまりがちで、大規模なオープンイノベーション拠点の形成が諸外国に比べて遅れているという課題がありました。本事業は、地域ブロック単位で大学と企業の「融合拠点」を創出し、継続的にイノベーションを生み出す基盤を構築することを目的としています。

F/S調査の位置づけ

F/S調査支援型は、本格的な拠点形成に先立ち、事業化の可能性を検証するための調査段階を支援するものです。具体的には以下の活動が対象となります。

  • 産学融合による新事業・新技術の市場性調査
  • 技術的実現可能性の検証(概念実証レベル)
  • 事業モデルの設計と経済性分析
  • 知的財産戦略の策定
  • コンソーシアム運営体制の設計

申請に必要な体制

本補助金は、単独機関での申請はできません。地域ブロック内の複数の大学等研究機関と民間企業がコンソーシアムを組成し、代表機関が申請を行います。コンソーシアムには以下の要素が求められます。

  • 研究機関:地域の大学・高専・公的研究機関から複数機関が参画
  • 産業界:研究シーズの事業化に関心を持つ企業が参画
  • コーディネーター:産学連携を推進する専門人材の配置

審査のポイント

審査では、以下の観点が重視されます。

  • 調査テーマの意義:社会的課題の解決や産業競争力の強化に資するか
  • コンソーシアムの体制:参画機関の役割分担が適切で、相互補完的か
  • 実現可能性:調査計画が具体的で、期間内に成果が得られるか
  • 波及効果:地域経済や産業界への波及効果が期待できるか

申請から完了までの流れ

公募期間は2020年6月1日から7月28日までの約2か月間です。採択後はF/S調査を実施し、調査結果を報告書として提出します。調査期間中は中間報告が求められる場合があります。調査完了後は、事業化に向けた次のステップ(本格的な拠点形成事業等)への展開が期待されています。

活用にあたっての注意点

F/S調査はあくまで「調査」であり、本格的な研究開発や設備投資は対象外です。調査の範囲を逸脱しないよう、経費の使途には十分注意が必要です。また、コンソーシアム内での知的財産の取り扱いルールを事前に定めておくことが、円滑な事業推進に不可欠です。

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