令和8年度第1回 創業助成事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
助成率2/3・上限400万円の手厚い支援
創業系の補助金・助成金の中でも、助成率2/3以内、上限400万円は非常に手厚い水準です。創業初期の資金繰りが厳しい時期に、実質的な自己負担を1/3に抑えられるのは大きなメリットです。
幅広い対象経費で使い勝手が良い
賃借料、広告費、器具備品購入費、産業財産権出願・導入費、専門家指導費、従業員人件費と、創業時に必要な主要経費がほぼ網羅されています。事務所の家賃からWebサイト制作費、コンサルタント費用まで、創業の実態に即した柔軟な活用が可能です。
申請期間がわずか10日間
令和8年度第1回の申請受付は4月7日〜16日のわずか10日間。短期集中型のため、事前に申請書類を完成させておくことが必須です。締切日はjGrantsへのアクセス集中も予想されるため、余裕を持った提出が推奨されます。
創業支援施設等の利用実績が必要
申請にはTOKYO創業ステーションの事業計画書策定支援修了等の一定要件を満たす必要があります。単に事業を始めただけでは申請できず、公的な創業支援プログラムへの参加実績が求められる点は事前に確認しておきましょう。
ポイント
対象者・申請資格
創業ステージ要件
- 都内で創業を具体的に計画している個人
- 創業後5年未満の中小企業者等
創業支援実績要件(いずれかを満たすこと)
- TOKYO創業ステーションの事業計画書策定支援を修了していること
- 東京都制度融資「創業」を利用していること
- 都内の公的創業支援施設に入居していること
- その他、東京都が認める創業支援を受けていること
地域要件
- 東京都内で創業する(した)こと
- 事業所の所在地が東京都内であること
その他要件
- GビズIDを取得していること
- 同一テーマで公社が実施する他の助成事業を利用していないこと
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
6問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:創業支援プログラムへの参加
TOKYO創業ステーションの事業計画書策定支援や、都の創業融資制度の利用など、申請要件となる実績を作ります。これが最も時間がかかるため、最優先で着手してください。
ステップ2:事業計画書の作成
助成金申請の核となる事業計画書を作成します。事業概要、市場分析、売上計画、資金計画を具体的な数字を交えて記載します。
ステップ3:申請書類一式の準備
助成金申請書、事業計画書、経費の見積書、登記簿謄本(法人の場合)、開業届の写し(個人の場合)等を準備します。
ステップ4:jGrantsでの電子申請
申請期間(4月7日〜16日)内にjGrantsで申請します。締切日のアクセス集中を避け、初日〜中日での提出を推奨します。
ステップ5:面接審査
書類審査を通過した場合、面接審査が行われます。事業の実現可能性と成長性をアピールしてください。
ステップ6:交付決定・事業実施
採択された場合、交付決定後に助成対象期間内で事業を実施し、完了後に実績報告書を提出します。
ポイント
審査と成功のコツ
TOKYO創業ステーションを最大限活用する
具体的な数字で事業の実現性を示す
助成金に依存しない資金計画を示す
経費の積算を丁寧に行う
ポイント
対象経費
対象となる経費
賃借料(3件)
- 事務所・店舗の家賃
- レンタルオフィス利用料
- 設備リース料
広告費(4件)
- Webサイト制作費
- チラシ・パンフレット制作費
- Web広告出稿費
- PR動画制作費
器具備品購入費(3件)
- パソコン・タブレット端末
- 事務用家具
- 業務用機器・設備
産業財産権出願・導入費(3件)
- 特許出願費用
- 商標登録費用
- 特許権・実用新案権のライセンス導入費
専門家指導費(3件)
- 税理士・会計士への顧問料
- 弁護士への法務相談費用
- 経営コンサルタント費用
従業員人件費(2件)
- 新規雇用した従業員の給与
- パート・アルバイトの賃金
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 代表者本人の人件費・報酬
- 既に保有している設備の修繕費
- 飲食・接待にかかる費用
- 自動車の購入費
- 不動産の購入費
- 消耗品(1万円未満の物品)
- 助成対象期間外に発生した経費
よくある質問
Q個人事業主でも申請できますか?
はい、申請可能です。都内での創業を具体的に計画している個人(まだ開業届を出していない段階)、または個人事業主として開業済みで5年未満の方が対象です。法人化していなくても問題ありません。ただし、TOKYO創業ステーションの支援修了等の申請要件を満たす必要があります。
Q創業から5年以上経過していますが申請できますか?
残念ながら、創業後5年以上経過している場合は本助成事業の対象外です。ただし、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金など、創業年数を問わない他の補助金制度の活用を検討してください。
Q申請期間が10日間しかありませんが、準備はいつから始めればよいですか?
最低でも2〜3か月前から準備を始めることをおすすめします。特にTOKYO創業ステーションの事業計画書策定支援は修了まで数週間〜数か月かかります。申請書類は期間開始前にほぼ完成させ、申請期間は最終チェックと提出のみに充てるのが理想的です。
Q助成金はいつ入金されますか?
助成金は後払い方式です。交付決定後に助成対象事業を実施し、完了報告書の提出・検査を経てから助成金が支払われます。創業初期の運転資金として「先にもらえる」お金ではないため、事業開始時点の資金は別途確保しておく必要があります。
Qどんな事業が採択されやすいですか?
過去の採択事例を見ると、社会課題の解決につながるサービス、テクノロジーを活用した新しいビジネスモデル、地域に根差した事業などが採択される傾向があります。ただし、業種やアイデアの新しさ以上に、市場ニーズの裏付けと事業計画の具体性が重要です。数字に基づいた実現可能な計画を示すことが採択への近道です。
QTOKYO創業ステーションの利用は無料ですか?
はい、TOKYO創業ステーションのサービスは基本的に無料で利用できます。事業計画書策定支援、専門家への相談、各種セミナーなど、創業準備に必要なサポートを無料で受けられます。丸の内と立川にオフィスがあり、オンライン相談にも対応しています。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
創業助成事業は東京都中小企業振興公社の助成制度のため、同公社の他の助成事業との重複利用は制限されます。ただし、国の補助金制度とは併用可能なケースがあります。例えば、小規模事業者持続化補助金は販路開拓に特化しており、創業助成事業でカバーしきれないマーケティング費用の補填に活用できる場合があります。また、IT導入補助金でシステム・ソフトウェア導入費を賄い、創業助成事業で人件費や家賃をカバーするなど、対象経費を切り分けて複数制度を活用する方法もあります。ただし、同一経費への二重助成は禁止されているため、経費の按分と管理を厳密に行う必要があります。日本政策金融公庫の新創業融資制度との併用も有効で、助成金と融資を組み合わせた資金調達計画を立てると創業期の資金繰りが安定します。
詳細説明
創業助成事業とは
東京都と公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する、都内の開業率向上を目的とした助成制度です。東京都内で創業を予定している個人、または創業から5年未満の中小企業者等に対し、創業初期に必要な経費の一部を助成します。
助成内容
助成率は対象経費の2/3以内、助成限度額は400万円です。賃借料、広告費、器具備品購入費、産業財産権出願・導入費、専門家指導費、従業員人件費の6区分が助成対象経費として認められており、創業初期に必要な主要経費を幅広くカバーしています。
申請要件
申請には以下のいずれかの要件を満たす必要があります。
- TOKYO創業ステーションの事業計画書策定支援を修了
- 東京都制度融資「創業」の利用
- 都内公的創業支援施設への入居
- その他、東京都が認める創業支援の受講実績
いずれも「公的な創業支援を受けている」ことが共通のポイントです。独力での創業計画だけでは申請要件を満たせないため、早い段階から創業支援プログラムに参加しておきましょう。
審査のポイント
書類審査と面接審査の2段階で選考が行われます。事業の新規性・成長性、事業計画の実現可能性、経営者としての資質が主な評価ポイントです。特に、ターゲット市場の明確さ、競合との差別化要素、収益化までのロードマップの具体性が重視されます。
スケジュール(令和8年度第1回)
申請受付期間:2026年4月7日(火)10:00 〜 4月16日(木)23:59
申請はjGrants経由の電子申請です。締切日はアクセス集中が予想されるため、早めの提出を強くおすすめします。
東京都の給付金・支援金もチェック
子育て・医療・住宅など、東京都で受けられる給付金を探せます。
東京都の給付金一覧を見る →