佐藤

佐藤

編集長

室谷さん、福岡県に拠点を置く大企業ですが、使える補助金を探しています。海外展開や脱炭素、先端技術など、分野ごとに教えてもらえますか?
室谷

室谷

代表取締役

もちろんです。福岡県・北九州市を拠点とする大企業向けに、今すぐ検討できる補助金を3つの分野に分けてご紹介します。海外展開、GX(グリーントランスフォーメーション)、研究開発・先端技術です。

まずは海外展開

佐藤

佐藤

編集長

まずは海外展開ですね。大企業向けの補助金はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

はい。例えば、貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金は、大企業も対象で補助率1/2、上限2,000万円です。自社システムと貿易プラットフォームを連携する費用を支援します。貿易手続きのデジタル化は、グローバル展開の効率化に直結しますよ。
佐藤

佐藤

編集長

それは便利ですね。他にはありますか?
室谷

室谷

代表取締役

同じ制度の三次公募(ID:1066)や二次公募(ID:1094)もあり、上限は5,000万円とさらに手厚いです。また、福岡県には中小企業向けの海外出願支援事業もありますが、大企業は直接申請できません。ただ、グループ内の中小企業が利用できる場合があるので、関連会社で該当するか確認してみてください。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど。北九州市の米国関税対応助成金も、中小企業向けですよね?大企業グループの関連会社でも使えるのでしょうか?
室谷

室谷

代表取締役

その点は重要ですね。北九州市の米国関税枠の助成金(ID:168ID:169ID:170)は、申請者が北九州市内の中小企業に限定されています。大企業本体は対象外ですが、グループ内の別法人で中小企業要件を満たす会社があれば、その会社が申請することは可能です。ただし、補助対象経費や条件を満たすか事前に確認が必要です。

GX・脱炭素分野

佐藤

佐藤

編集長

次に、GX分野で大企業が使える補助金はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

代表的なのはゼロエミッション船等の建造促進事業です。大企業は補助率1/3以内で、水素・アンモニア燃料船などの建造に必要な設備投資を支援します。予算規模150億円と大型です。
佐藤

佐藤

編集長

船以外ではどうですか?
室谷

室谷

代表取締役

GX_PoPフェーズは、大企業等が共創テーマを設定し、スタートアップの製品検証を支援する制度です。大企業側がテーマ提示者として参加でき、自社のリソースを提供しながら革新的技術の実証を進められます。また、NEDOの水素サプライチェーン技術開発では、福島水素エネルギー研究フィールドを核とした調査研究の委託事業があり、受託機関として福岡の企業も応募可能です。
佐藤

佐藤

編集長

脱炭素関連では揚水発電の補助金もあるそうですね。
室谷

室谷

代表取締役

はい。揚水発電の運用高度化及び導入支援補助金は、発電事業者向けで補助率1/3です。再エネの調整力として揚水発電の高度化を支援します。大企業のエネルギー部門が活用できるでしょう。

研究開発・先端技術

佐藤

佐藤

編集長

最後に研究開発分野です。先端半導体やAIなど、福岡の大企業が挑戦できる補助金は?
室谷

室谷

代表取締役

NEDOのポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業では、先端半導体製造技術の開発を委託または補助形式で支援します。大企業も申請可能で、委託の場合は研究開発費が全額負担されます。同様に触覚‐動作統合フィジカルAIの研究開発も委託事業で、最長5年の大型プロジェクトです。
佐藤

佐藤

編集長

経済安全保障関連の補助金もありますか?
室谷

室谷

代表取締役

重要経済安保情報保護活用民間企業等情報保全施設導入支援補助金は、情報保全施設の導入を支援し、大企業は補助率1/2です。サイバーセキュリティや情報管理の強化に役立ちます。
佐藤

佐藤

編集長

執行団体を公募する大型補助金もありますね?
室谷

室谷

代表取締役

その通りです。例えばフュージョンエネルギー発電実証推進事業(上限約600億円、補助率10/10)やスマート保安実証支援事業(上限1億円、補助率10/10)は執行団体向けですが、間接補助事業者として技術開発に参加することも可能です。

まとめ・相談窓口

佐藤

佐藤

編集長

たくさんありますね。最後に、申請前に確認すべき点はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

まず、各補助金の公募要領で対象経費や締切を必ず確認してください。大企業向けでも、補助率や上限額が異なります。また、福岡県や北九州市の窓口でも相談できます。

Point

相談窓口

佐藤

佐藤

編集長

ありがとうございます。福岡の大企業として、積極的に活用したいと思います。