福岡県の小規模事業者が活用できる主な補助金

佐藤
編集長

室谷
代表取締役
まず、小規模事業者向けの代表格として「小規模事業者持続化補助金<創業型>」と「<共同・協業型>」があります。これらは経済産業省が実施する補助金で、販路開拓や業務効率化の取り組みを支援します。創業間もない事業者には創業型、複数の事業者が連携する場合には共同・協業型が適しています。
加えて、設備投資を強力に支援する「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」や、賃上げと生産性向上を同時に実現する「業務改善助成金」も押さえておきたい制度です。
さらに、福岡県久留米市に事業所がある方は「久留米市小規模事業者デジタル化支援補助金」も利用できます。これらを順に詳しく見ていきましょう。
創業間もない事業者に嬉しい持続化補助金<創業型>

佐藤
編集長

室谷
代表取締役
この補助金のポイントは、産業競争力強化法に基づく「特定創業支援等事業」の支援を受けた事業者でなければならないことです。福岡県内では各市区町村が認定した創業支援事業者(商工会議所など)の支援を受けることで対象になります。
例えば、博多で飲食店を始めたばかりの方なら、メニュー開発やチラシ作成、ホームページ制作などに活用できます。また、観光客向けのサービスを展開する小売店であれば、多言語対応のPOSシステム導入やECサイト構築も対象になります。
現在、第3回の受付が2026年4月30日まで行われています。詳しくは小規模事業者持続化補助金<創業型> 第3回受付締切をご確認ください。
共同で申請する持続化補助金<共同・協業型>

佐藤
編集長

室谷
代表取締役
福岡県内では、例えば博多の飲食店グループが「博多グルメフェア」を企画したり、久留米の繊維関連事業者が連携して新製品を開発するといった使い方が想定されます。現在、第2回公募が2026年2月27日まで受付中です。小規模事業者持続化補助金<共同・協業型> 第2回公募をチェックしてみてください。
設備投資を強力に支援!ものづくり補助金

佐藤
編集長

室谷
代表取締役
現在、21次締切が2027年3月23日まで受け付けています。20次締切(上限3,500万円、2026年12月28日)や19次締切(上限4,000万円、2026年9月28日)もあり、随時募集されています。
福岡県内の小規模事業者であれば、例えば博多の旅館が予約システムを刷新して業務効率化を図る、あるいは地元の農産物を加工する新しい機械を導入するといったケースが考えられます。詳細はものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(21次締切)をご覧ください。
賃上げと生産性向上を同時に実現する業務改善助成金

佐藤
編集長

室谷
代表取締役
例えば、福岡市内の美容院が新しい施術機器を導入し、同時に従業員の時給を引き上げるといった取り組みが該当します。詳しくは令和7年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)をご参照ください。
久留米市のデジタル化支援補助金

佐藤
編集長

室谷
代表取締役
申請の前提として、「久留米市中小企業DX促進診断事業」によるアドバイザーの提案を受ける必要があります。まずは久留米市の産業振興課などに相談してみましょう。詳細は久留米市小規模事業者デジタル化支援補助金(令和7年度)をご確認ください。
アジア向け販路拡大に使える補助金は?

佐藤
編集長

室谷
代表取締役
また、先ほど紹介した持続化補助金の共同・協業型では、展示会出展やマーケティング拠点運営なども対象になるため、複数事業者でアジア市場を狙うことも可能です。詳細は発明推進協会のページをご確認ください(例:令和6年度_中小企業等海外展開支援事業費補助金_出願手続_第3回)。
補助金申請をサポートする相談窓口

佐藤
編集長

室谷
代表取締役
- 福岡県よろず支援拠点(https://www.yorozu-fukuoka.go.jp/):経営全般の相談に対応し、補助金の選定や申請書類の書き方もサポートしてくれます。
- 福岡市産業振興財団(FIF)(https://www.fifc.or.jp/):福岡市内の事業者向けに補助金情報の提供やセミナーを実施しています。
まずはこれらの窓口に相談し、自社の事業計画に合った補助金を選ぶことをおすすめします。補助金の申請には事業計画書の作成が必須ですので、専門家のアドバイスを受けると成功率が上がります。
Point
まとめ
- 創業型持続化補助金:最大200万円(+50万円インボイス特例)
- 共同・協業型持続化補助金:最大5,000万円
- ものづくり補助金:最大4,000万円
- 業務改善助成金:最大600万円
- 久留米市デジタル化支援補助金:最大20万円
- 海外出願補助金:最大150万円/1特許
各制度の締切は年度内に複数回設定されているため、計画的に準備しましょう。

佐藤
編集長