東京都災害・感染症対策向け補助金・助成金【2026年最新】

今後30年で70%超の確率が示される首都直下地震——BCP整備から通電火災対策まで、東京都・国の防災補助金を使って先手を打てるかどうかが事業継続の分岐点です。 19件掲載中。

東京都で使える補助金を診断

3つの質問に答えるだけで、あなたに合った補助金が見つかります。

東京都の災害・感染症対策を調べてわかったこと

首都直下地震と東京の補助金戦略

内閣府の試算では、首都直下地震(M7クラス)が発生した場合の経済被害は約95兆円、死者は最大2.3万人に及ぶとされています。政府・都ともにこのシナリオを前提に防災投資を加速しており、補助金の整備も近年急速に進んでいます。

企業にとって防災補助金の活用は「コスト」ではなく「事業継続のための投資回収手段」です。BCP実践促進助成金(上限1,500万円)は設備・物品・情報システムの整備費を1/2〜2/3補助するため、同額の設備投資を自己負担でまかなう場合に比べて実質コストが大幅に下がります。危機管理製品の開発・改良を行うメーカーには「安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業」(上限1,500万円、補助率2/3)という選択肢もあります。

木造密集地が多い東京の通電火災リスク

阪神・淡路大震災では出火原因の6割超が「通電火災」——停電から電力が復旧した際に発生する電気火災でした。世田谷・墨田・江戸川など木造住宅が密集するエリアでは、一棟の出火が延焼火災に発展するリスクが特に高くなります。

感震ブレーカー(分電盤内蔵タイプ)は地震の揺れを感知して自動的に電源を遮断し、通電火災を防ぐ装置です。東京都では住宅事業者が新築木造住宅に感震ブレーカーを導入する際の購入費(上限3万円/台、補助率1/2)を補助しています。新築着工段階での標準導入が最もコスト効率が良く、施主への説明コストも低減できます。既存住宅へのリトロフィット(後付け)については各区市町村の補助金を確認してください。

なお、東京都は木造住宅密集地域整備事業として老朽木造建築の建替支援も行っており、延焼リスクの根本的な低減に向けた取り組みが続いています。

BCP補助金を使い切るための3ステップ

東京都の防災補助金で最も活用機会が広いのがBCP実践促進助成金ですが、「BCPを策定していない」という理由で申請を諦める中小企業が少なくありません。実際にはBCP策定→補助申請という2段階のプロセスを踏めばアクセス可能です。

  1. BCP策定:中小機構の無料支援ツール・専門家派遣を活用。費用ゼロで基本的なBCPを完成できます。東京都中小企業振興公社でも無料の策定支援相談を受け付けています。
  2. 設備・物品の選定:BCPで特定したリスクに対応する設備(非常用電源、通信機器、在庫管理システム等)を選定します。再生可能エネルギー導入や分散型エネルギーリソースは別途国の補助金と組み合わせられる場合があります。
  3. 助成金申請:東京都中小企業振興公社へ申請。中小企業は補助率1/2、小規模事業者は2/3。上限1,500万円と補助できる金額の幅が大きいのが特徴です。

危機管理製品の開発・改良を行うメーカーには「安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業」(上限1,500万円、補助率2/3)という選択肢もあります。

感染症対策と自然災害、同じ補助金で備えられる

新型コロナウイルスの経験を踏まえ、「災害・感染症対策」を目的とする補助金は自然災害だけでなく感染症パンデミックへの備えも対象に含めるものが増えています。東京都の「災害時看護体制整備事業」はその代表例で、自然災害時だけでなく新興感染症発生時にも発動する設計になっています。

医療機関にとっては、所属する看護師が災害支援活動に参加する際の人員不足コストを協力金でカバーできます。研修参加(日額2万円)・被災地派遣(日額2万円)に対して支払われるため、平時から災害対応スキルを積み上げることが可能です。BCP実践促進助成金でも、感染症パンデミックを想定したテレワーク環境整備・情報システムの強化は対象経費に含まれる場合があるため、BCPの見直し時に両シナリオを盛り込んでおくと申請の幅が広がります。

代表的な災害・感染症対策向け補助金

補助金を網羅的に眺めるより、まず相性の良いものから見る方が判断しやすいです。創業初期でも比較しやすく、事業立ち上げとの相性が見えやすい補助金を先に並べています。

募集中

住宅事業者への感震ブレーカー購入費補助金

締切 2026-03-31
3万円

補助率: 1/2

本補助金は、首都直下地震等の大規模災害時における通電火災を防止するため、東京都内に新築木造住宅を施工する住宅事業者に対して、感震ブレーカー(分電盤タイプ内蔵型)の購入費用の一部を補助する制度です。

感震ブレーカー: 木造住宅密集エリア向け、住宅事業者対象。申請が比較的シンプル

締切が近い補助金

創業準備中は、補助額の大きさよりも今から間に合うかどうかが重要です。まず締切順に確認して、申請準備に時間をかけるべきものを判断できます。

募集中

住宅事業者への感震ブレーカー購入費補助金

締切 2026-03-31
3万円

補助率: 1/2

本補助金は、首都直下地震等の大規模災害時における通電火災を防止するため、東京都内に新築木造住宅を施工する住宅事業者に対して、感震ブレーカー(分電盤タイプ内蔵型)の購入費用の一部を補助する制度です。

締切まで残り1週間以内。今週中に申請書類を整える必要がある

次回募集を追いたい補助金

今は募集していなくても、過去に繰り返し公募されている補助金は次回も出てくる可能性があります。先に押さえておくと、募集が出たときにすぐ動けます。

募集終了

【五次公募】令和5年度補正予算 災害時の強靱性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金

締切 2024-11-25
3.6億円

補助率: 1/2、1/3(補助額上限、補助率の詳細は交付規程を参照ください)

災害時の停電に対応できる天然ガス利用設備(コージェネレーションシステム、ガスエンジンヒートポンプ等)の導入を支援する補助金です。

防災・感染症対策の補助金は公募期間が短いケースが多い。5件をウォッチリストで追うと見逃しが減る

東京都で相談しやすい窓口

補助金は申請要件の確認や事業計画の作成が必要で、相談窓口を知っているかどうかで準備のスピードが変わります東京都には補助金申請の相談にも対応した公的支援機関があるので、補助金探しと合わせて押さえておくと効率的です。

BCP実践促進助成金(東京都中小企業振興公社)

中小企業のBCP実践に必要な物品・設備導入を補助。上限1,500万円、補助率1/2〜2/3

公式サイトを見る →

中小機構 BCP策定支援

無料のBCP策定ツール・専門家派遣制度。BCP実践促進助成金の申請前にBCPを策定する際に活用できる

公式サイトを見る →

東京都防災ホームページ

東京都が公表する防災対策の全体像と各局の補助・支援メニューをまとめた公式ポータル

公式サイトを見る →

安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業(東京都中小企業振興公社)

自然災害等に対処する危機管理製品の実用化を支援。開発・改良上限1,500万円、補助率2/3以内

公式サイトを見る →

災害・感染症対策向け補助金の一覧

東京都で使える創業向けの補助金を全件掲載しています。気になる補助金を開いて、金額や締切を確かめながら比較できます。

募集終了

令和4年度先進的防災技術実用化支援事業

防災・減災・避難用製品への改良に1,000万円助成金 助成率2/3以内締切 2022-07-06
1350万円

補助率: 助成対象経費の2/3以内及び1/2以内

防災・減災・避難用製品への改良に1,000万円助成金 助成率2/3以内

募集終了

令和5年度「都市ガス分野の災害対応・レジリエンス強化に係る支援事業費補助金」(執行団体公募)

締切 2023-02-28
2億円
募集終了

令和5年度災害時の強靱性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金(補正予算に係るもの)(執行団体公募)

天然ガス利用設備で災害時の強靭性を向上します。締切 2024-01-09
12.7億円

補助率: 募集要領参照

天然ガス利用設備で災害時の強靭性を向上します。

募集終了

令和6年度「都市ガス分野の災害対応・レジリエンス強化に係る支援事業費補助金」(執行団体公募)

締切 2024-02-28
1.9億円
募集終了

令和6年度再生可能エネルギー導入拡大に向けた分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金

なし締切 2024-03-14
13.3億円

補助率: 定額(10/10)

なし

募集終了

令和5年度補正予算 災害時の強靱性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金

災害時にも対応可能な停電対応型の天然ガス利用設備の導入を補助する事業です。締切 2024-03-29
3.6億円

補助率: 1/2、1/3(補助額上限、補助率の詳細は交付規程を参照ください)

災害時にも対応可能な停電対応型の天然ガス利用設備の導入を補助する事業です。

募集終了

令和6年度 災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金

災害時にも対応可能な天然ガス利用設備の導入及び天然ガスステーション設備の機能維持・強化を行う事業です。締切 2024-05-24
3.6億円

補助率: 1/2、1/3(補助額上限、補助率の詳細は公募説明会資料を参照ください)

災害時にも対応可能な天然ガス利用設備の導入及び天然ガスステーション設備の機能維持・強化を行う事業です。

募集終了

令和5年度(補正予算)および令和6年度予算 一次公募 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(民間企業等による再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業)ストレージパリティ補助金

R5補正・R6当初ストレージパリティ補助金締切 2024-05-24
3000万円

補助率: 公募要領を参照のこと。

R5補正・R6当初ストレージパリティ補助金

募集終了

令和5年度(補正予算)および令和6年度予算 二次公募 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(民間企業等による再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業)ストレージパリティ補助金

R5補正・R6当初ストレージパリティ補助金締切 2024-07-05
3000万円

補助率: 公募要領を参照のこと。

R5補正・R6当初ストレージパリティ補助金

募集終了

令和6年度 再生可能エネルギー導入拡大に向けた分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金(配電事業等の参入を見据えた地域独立系統の構築支援事業)

締切 2024-07-19
4億円

補助率: 1/2

募集終了

令和6年度 再生可能エネルギー導入拡大に向けた分散型エネルギーリソース導入支援等事業費補助金(配電事業等の参入を見据えた地域独立系統の計画策定支援事業)

締切 2024-08-02
2000万円

補助率: 1/2

募集終了

令和5年度(補正予算)および令和6年度予算 三次公募 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(民間企業等による再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業)ストレージパリティ補助金

R5補正・R6当初ストレージパリティ補助金締切 2024-08-30
3000万円

補助率: 公募要領を参照のこと。

R5補正・R6当初ストレージパリティ補助金

募集終了

令和6年度補正「災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金(災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業のうち石油製品タンク等の導入に要する経費を助成する

締切 2025-01-15
21.0億円

補助率: 10/10

募集終了

令和6年度 都市ガス分野の災害対応・レジリエンス強化に係る支援事業費補助金

都市ガス分野の災害対応・レジリエンス強化を目的に、中小の一般ガス導管事業者に、バルブ開閉器・ガバナ遠隔監視システム導入を支援します。締切 2025-02-28
1.7億円

補助率: 【バルブ開閉器】2/3、【ガバナ遠隔監視システム】1/2(補助額上限、補助率の詳細は公募説明会資料を参照ください)

都市ガス分野の災害対応・レジリエンス強化を目的に、中小の一般ガス導管事業者に、バルブ開閉器・ガバナ遠隔監視システム導入を支援します。

募集終了

令和6年度(補正予算)及び令和7年度データセンターのゼロエミッション化・レジリエンス強化促進事業

データセンター(新設、改修、コンテナ)締切 2025-05-30
金額未定

補助率: 公募要領を参照

データセンター(新設、改修、コンテナ)

募集終了

令和6年度(補正予算)及び令和7年度データセンターのゼロエミッション化・レジリエンス強化促進事業 二次公募

データセンター(新設、改修、コンテナ)締切 2025-07-29
金額未定

補助率: 公募要領を参照

データセンター(新設、改修、コンテナ)

募集終了

【環境省】【R7補正】地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共避難施設・防災拠点への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業等

締切 2025-12-15
10000000.0億円
募集終了

【環境省】【R8年度】地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共避難施設・防災拠点への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業

締切 2026-02-05
10000000.0億円
募集終了

令和7年度都市ガス分野の災害対応・レジリエンス強化に係る支援事業費補助金

都市ガス分野の災害対応・レジリエンス強化を目的に、中小の一般ガス導管事業者に、バルブ開閉器・ガバナ遠隔監視システム導入を支援します。締切 2026-02-27
1.3億円

補助率: 【バルブ開閉器】2/3、【ガバナ遠隔監視システム】1/2(補助額上限、補助率の詳細は公募説明会資料を参照ください)

都市ガス分野の災害対応・レジリエンス強化を目的に、中小の一般ガス導管事業者に、バルブ開閉器・ガバナ遠隔監視システム導入を支援します。

東京都の災害・感染症対策向け補助金のFAQ

QBCP(事業継続計画)を策定していないと補助金を申請できませんか?
A

東京都中小企業振興公社のBCP実践促進助成金はBCP策定済みが申請要件です。ただし、BCP策定自体は中小機構の無料支援ツール・専門家派遣を使えば費用ゼロで完成できます。「BCP策定→助成金申請」の2段階を踏めばアクセス可能なので、策定できていない企業も今から取り組む価値があります。

Q感染症対策と自然災害は同じ補助金でカバーできますか?
A

東京都の「災害時看護体制整備事業」は自然災害時だけでなく新興感染症発生時にも発動する設計になっています。研修参加(日額2万円)・訓練参加(2,500円/時間)・被災地派遣(日額2万円)に対して協力金が支払われます。BCP実践促進助成金でも、感染症パンデミックを想定した情報システム整備・テレワーク環境整備は対象経費に含まれる場合があります。

Q首都直下地震に備えて中小企業が最初にやるべきことは何ですか?
A

優先度が高いのは「通電火災対策」と「BCP策定」の2つです。通電火災は阪神・淡路大震災の出火原因の6割超を占め、木造密集地帯の多い東京では特にリスクが高い。感震ブレーカー(補助率1/2)は新築木造住宅の施工段階で導入できます。並行して事業者はBCPを策定し、設備補助の申請資格を取得しておくことが重要です。

Q感震ブレーカー補助金は個人でも申請できますか?
A

東京都の感震ブレーカー購入費補助金の申請主体は「住宅事業者(施工者)」です。個人が直接申請する補助金ではありませんが、施工会社がこの補助金を活用することで実質的なコスト低減を施主に還元できる場合があります。また、各区市町村が独自に個人向けの感震ブレーカー補助金を設けているケースもあるため、居住する区市町村への確認を推奨します。

Q放送・通信事業者向けの耐災害性強化補助金はありますか?
A

総務省の「地上基幹放送等に関する耐災害性強化支援事業」があります。令和7・8年度両公募が進行中で、地方公共団体は1/2、放送事業者は1/3の補助率が設定されています。一般企業・個人は対象外ですが、放送インフラ整備に関与する自治体・事業者は積極的に活用を検討してください。

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