令和8年度企業等における省エネ・再エネ活用設備導入補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
5区分の幅広い対象設備
太陽光発電・蓄電池のセットはもちろん、水力・バイオマス発電、太陽熱・地中熱などの熱利用設備、自営線やEMSなどの基盤インフラ設備、さらにコージェネレーションシステムまで5区分をカバーしています。再エネ発電だけでなく熱利用やエネルギー管理まで包括的に支援する点が、他の省エネ補助金と一線を画す特徴です。
PPA・リースも補助対象
自社で設備を所有する従来型の導入だけでなく、PPA事業者やリース事業者を通じた導入形態も明確に補助対象としています。設備投資の初期費用負担を大幅に軽減できるため、資金繰りに制約のある中小企業でも再エネ導入に踏み切りやすい設計です。
最大2,500万円の手厚い補助額
太陽光+蓄電池は上限1,500万円、コージェネレーションは上限2,500万円と、設備区分ごとに高い補助上限が設定されています。補助率は設備により1/3〜2/3と幅がありますが、設備投資額に対して実質的なインパクトの大きい支援内容です。
スーパー・シティ地域は優遇措置あり
埼玉版スーパー・シティプロジェクト参加市町村で実施する事業には、太陽光発電の単価が5万円/kWから7万円/kWに引き上げられ、蓄電池も補助率1/2に優遇されます。該当地域の事業者は通常より有利な条件で申請できます。
ポイント
対象者・申請資格
事業者要件
- 埼玉県内に事業所を有する民間事業者であること
- 自社所有、PPA契約、またはリース契約のいずれかの形態で設備を導入すること
- PPA・リースの場合は、県の認定事業者との共同実施が必要
対象設備
- 太陽光発電設備+蓄電池
- 水力発電設備、バイオマス発電設備
- 太陽熱・バイオマス熱・地中熱の熱利用設備
- 自営線、蓄熱設備、熱導管、EMS等の基盤インフラ設備
- コージェネレーションシステム
申請上の条件
- 認定事業者との契約により設備を導入すること
- Jグランツでの申請は不可(県HPからの申請)
- 交付決定前の着工は補助対象外となる可能性が高い
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:対象設備と導入形態の決定
まず導入したい設備区分(太陽光、地中熱、コージェネ等)と導入形態(自社所有・PPA・リース)を決定します。設備区分によって補助率と上限額が異なるため、投資計画との整合性を確認してください。
ステップ2:認定事業者への相談・見積もり取得
埼玉県が認定する事業者との契約が必須です。県HPの認定事業者リストから候補を選定し、現地調査・見積もりを依頼します。
ステップ3:申請書類の準備
県HPから申請様式をダウンロードし、事業計画書・見積書・設備仕様書等を準備します。スーパー・シティ地域の優遇を受ける場合は、該当市町村の取組への位置付けを確認してください。
ステップ4:埼玉県HPから申請提出
Jグランツでは申請できません。埼玉県環境部エネルギー環境課の専用ページから提出します。募集期間は令和8年7月1日〜7月18日と短期間のため、事前準備が重要です。
ステップ5:交付決定後に着工
交付決定通知を受けてから設備工事に着手します。事前着工は補助対象外となるリスクがあるため、必ず交付決定を待ちましょう。
ポイント
審査と成功のコツ
設備選定の最適化
導入形態の戦略的選択
スーパー・シティ優遇の活用
CO2削減効果の定量化
ポイント
対象経費
対象となる経費
太陽光発電設備(3件)
- 太陽光パネル
- パワーコンディショナー
- 架台・設置工事費
蓄電池(3件)
- 蓄電池本体
- 蓄電池設置工事費
- 電気配線工事
再生可能エネルギー発電設備(3件)
- 水力発電設備
- バイオマス発電設備
- 設置・接続工事費
熱利用設備(4件)
- 太陽熱利用設備
- バイオマス熱利用設備
- 地中熱利用設備
- 設置工事費
基盤インフラ設備(4件)
- 自営線
- 蓄熱設備
- 熱導管
- エネルギーマネジメントシステム(EMS)
コージェネレーションシステム(3件)
- コージェネ本体
- 排熱回収装置
- 設置工事費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 土地の取得費・造成費
- 建物の建築費(設備設置のための建屋を除く)
- 交付決定前に着手した工事の費用
- 消費税および地方消費税
- 既存設備の撤去・処分費用
- 設備の維持管理・メンテナンス費用
- 申請に係るコンサルティング費用
よくある質問
QJグランツから申請できますか?
いいえ、本補助金はJグランツでの申請を受け付けていません。埼玉県環境部エネルギー環境課の専用HPから申請書類をダウンロードし、所定の手続きで提出する必要があります。詳細は県HP(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0503/datutanso.html)をご確認ください。
QPPA(電力購入契約)で導入する場合、誰が申請者になりますか?
PPAによる導入の場合、申請者はPPA認定事業者となります。ただし、補助対象事業は設備を導入する事業所の民間事業者とPPA認定事業者が共同で実施するものとされています。事前にPPA認定事業者と連携し、共同での申請準備を進めてください。
Q太陽光発電設備だけの導入(蓄電池なし)は対象ですか?
補助金の区分は「太陽光発電設備及び蓄電池」となっており、セットでの導入が基本です。太陽光のみ、蓄電池のみでの申請可否については、事前に埼玉県エネルギー環境課へお問い合わせいただくことをお勧めします。蓄電池の併設はBCP対策としても有効で、補助金活用の観点からもセット導入が有利です。
Q埼玉版スーパー・シティプロジェクト参加市町村はどこですか?
参加市町村の一覧は埼玉県の公式HPで公開されています。対象地域は年度ごとに更新される可能性があるため、申請前に最新情報を確認してください。該当する場合は補助率が大幅に優遇されるため(太陽光5→7万円/kW、蓄電池1/3→1/2など)、必ず確認しておくべきポイントです。
Q補助金額の上限はいくらですか?
設備区分により異なります。太陽光+蓄電池は上限1,500万円、水力・バイオマス発電は上限1,500万円、熱利用設備は上限1,500万円、基盤インフラ設備は上限なし(経費の2/3)、コージェネレーションシステムは上限2,500万円です。複数区分の設備を組み合わせて導入する場合の合算ルールについては県に確認が必要です。
Q募集期間が短いですが、事前に準備すべきことは?
7月1日〜18日の約18日間と非常に短期間です。以下を事前に準備してください。(1)導入したい設備区分と導入形態の決定、(2)県の認定事業者リストから候補を選定し見積もり取得、(3)申請書類の様式確認と記載内容の準備、(4)スーパー・シティ該当地域かの確認。5〜6月には準備を開始することをお勧めします。
Q国の省エネ補助金と併用できますか?
同一設備・同一経費に対する二重補助は認められませんが、対象経費を切り分けることで国の補助金との併用は原則可能です。例えば環境省の脱炭素関連交付金や経産省の太陽光導入補助金との組み合わせが考えられます。ただし、併用ルールは年度や制度ごとに異なるため、申請前に県エネルギー環境課に確認してください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は埼玉県の単独事業であるため、国の省エネ・再エネ関連補助金との併用は原則として可能ですが、同一設備・同一経費に対する二重補助は認められません。例えば、環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」や経済産業省の「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」と組み合わせる場合、補助対象経費の切り分けが必要です。また、市町村独自の再エネ補助金との併用も想定されますが、合計補助額が対象経費を超えないよう調整が求められます。併用を検討する際は、事前に埼玉県エネルギー環境課に相談し、経費の按分方法を確認することをお勧めします。PPAやリースによる導入の場合、他の補助金が同一設備をカバーしていると申請できないケースもあるため、導入形態ごとの併用ルールも確認が必要です。
詳細説明
埼玉県 省エネ・再エネ活用設備導入補助金の概要
埼玉県が県内事業者の脱炭素化を支援するために実施する補助金制度です。産業部門・業務部門のCO2排出削減と、地域のエネルギーレジリエンス強化を目的としています。
対象設備の詳細
本補助金は以下の5区分の設備導入を支援します。
- 太陽光発電設備+蓄電池:自家消費型の太陽光発電とセットでの蓄電池導入。FIT/FIP売電目的は対象外の可能性があります。
- 再生可能エネルギー発電設備:小水力発電やバイオマス発電など、太陽光以外の再エネ発電設備。
- 熱利用設備:太陽熱温水器、バイオマスボイラー、地中熱ヒートポンプなど。工場の熱需要が大きい製造業に特に有効です。
- 基盤インフラ設備:自営線、蓄熱槽、熱導管、EMSなど。複数設備を統合管理するためのインフラ整備を支援します。
- コージェネレーションシステム:電気と熱を同時に供給するシステム。エネルギー効率の大幅な向上が期待できます。
補助金額と補助率
設備区分ごとに補助率と上限額が異なります。
- 太陽光+蓄電池:太陽光5万円/kW+蓄電池経費の1/3、上限1,500万円
- 水力・バイオマス発電:経費の2/3、上限1,500万円
- 熱利用設備:経費の2/3、上限1,500万円
- 基盤インフラ:経費の2/3(上限なし)
- コージェネ:経費の1/2、上限2,500万円
埼玉版スーパー・シティプロジェクト優遇
参加市町村の取組に位置付けられた事業は優遇措置があります。太陽光発電は7万円/kW(通常5万円)、蓄電池は補助率1/2(通常1/3)に引き上げられ、基盤インフラ設備も3/4(通常2/3)に優遇されます。
導入形態の選択肢
本補助金の特徴的な点として、3つの導入形態が選べます。
- 自社所有:事業者自身が設備を購入・所有する従来型
- PPA(電力購入契約):PPA認定事業者が設備を所有し、事業者は電力を購入。初期投資が不要
- リース:リース認定事業者を通じた導入。月額リース料で設備を利用
いずれの形態でも認定事業者との契約が必要で、PPA・リースの場合は事業者と認定事業者の共同申請となります。
申請スケジュールと注意点
募集期間は令和8年7月1日〜7月18日の約18日間です。Jグランツでの申請は受け付けておらず、埼玉県環境部エネルギー環境課の専用HPから申請する必要があります。短期間の募集のため、事前に認定事業者との調整・見積もり取得・書類準備を完了させておくことが重要です。
お問い合わせ先
埼玉県環境部エネルギー環境課 創エネルギー推進担当
電話:048-830-3024
メール:a3170-02@pref.saitama.lg.jp
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