中小企業新事業創出促進対策事業費補助金 (副業・兼業支援補助事業) 第4次公募
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
2つの類型から選べる柔軟な制度設計
本補助金は「類型A:送り出し型」と「類型B:受け入れ型」の2種類があり、企業の状況に応じて最適な類型を選択できます。自社人材の成長を促したい場合は類型A、外部の専門人材の知見を取り入れたい場合は類型Bと、目的に合わせた活用が可能です。両方の類型にそれぞれ申請することもできるため、送り出しと受け入れの双方向での活用も検討できます。
中小企業の人材課題を解決する有効な手段
正規雇用では確保が難しい高度専門人材(IT、マーケティング、経営企画、財務等)を副業・兼業の形で柔軟に活用できます。フルタイム雇用に比べてコストを抑えながら、必要な期間だけ専門スキルを導入できるため、中小企業の限られた予算でも質の高い人材活用が実現します。
補助上限額が実用的な水準に設定
類型Aは1事業者あたり100万円、類型Bは副業・兼業人材1人あたり50万円(最大5人・250万円)と、実際の副業・兼業にかかる費用を十分にカバーできる水準です。報酬や交通費、仲介手数料等の実費を幅広く補助対象としており、導入のハードルを大幅に下げることができます。
全国の法人・個人事業主が対象
本補助金は対象エリアが全国であり、業種や規模の制限が比較的少ないため、幅広い事業者が申請可能です。法人だけでなく個人事業主も対象となっており、小規模事業者でも活用しやすい制度設計となっています。
ポイント
対象者・申請資格
法人格・事業形態
- 日本国内で事業を営む法人であること
- 日本国内で事業を営む個人事業主であること
- 業種や企業規模の制限は比較的少ない
コンプライアンス要件
- 予算決算及び会計令第70条・第71条の欠格要件に該当しないこと
- 経済産業省の補助金交付停止措置の対象でないこと
- 反社会的勢力との関係がないこと
- 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に抵触しないこと
類型A(送り出し型)の要件
- 自社の従業員を副業・兼業として他社に送り出す計画があること
- 従業員の副業・兼業を認める社内制度を整備する意思があること
- 送り出しに伴う費用(研修費、制度整備費等)が発生すること
類型B(受け入れ型)の要件
- 外部の副業・兼業人材を受け入れる計画があること
- 受け入れ人材に対する業務内容・期待成果が明確であること
- 受け入れに伴う費用(報酬、交通費、仲介手数料等)が発生すること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:類型の選定と事前準備
まず、自社の目的に合わせて類型A(送り出し型)か類型B(受け入れ型)を選択します。両方への申請も可能です。副業・兼業の目的、対象人材、期待効果を社内で整理し、申請に向けた方針を固めましょう。事務局ホームページで公募要領と申請の手引きを熟読してください。
ステップ2:事業計画書の作成
第4次公募専用の申請書・事業計画書フォーマット(類型A: fkh_shinsei_a_4.xlsx、類型B: fkh_shinsei_b_4.xlsx)をダウンロードし、記入例を参考にしながら作成します。副業・兼業の具体的な内容、スケジュール、予算計画、期待される成果を明確に記載することが重要です。
ステップ3:必要書類の収集と確認
事業計画書に加えて、法人の場合は登記簿謄本、個人事業主の場合は開業届の写しなど、必要な添付書類を準備します。書類に不備があると審査に時間がかかるため、チェックリストを作成して漏れなく確認しましょう。
ステップ4:電子申請による提出
事務局の電子申請マニュアルに従い、オンラインで申請を提出します。申請書と事業計画書、添付書類一式をアップロードします。提出前に全ての記載内容と添付ファイルを最終確認してください。
ステップ5:採択後の事業実施と報告
採択通知を受けたら、事業計画に沿って副業・兼業の取り組みを実施します。経費の支出は補助対象経費のルールに従い、証拠書類(領収書、契約書等)を適切に保管してください。事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。
ポイント
審査と成功のコツ
事業計画の具体性と説得力を高める
副業・兼業人材の選定を戦略的に行う
社内体制の整備を事前に行う
経費の適正管理を徹底する
記入例と手引きを最大限活用する
ポイント
対象経費
対象となる経費
人材報酬費(3件)
- 副業・兼業人材への報酬
- 業務委託費
- 謝金
交通費・旅費(3件)
- 副業・兼業人材の交通費
- 出張旅費
- 宿泊費
仲介手数料(3件)
- 副業・兼業マッチングサービス利用料
- 人材紹介手数料
- プラットフォーム利用料
制度整備費(2件)
- 就業規則改定に係るコンサルティング費用
- 社内制度設計に係る専門家への相談料
研修・教育費(3件)
- 副業・兼業に関する社内研修費
- 送り出し人材向けの事前研修費
- 受け入れ体制構築のための研修費
備品・環境整備費(3件)
- 副業・兼業人材用のPC等備品費
- リモートワーク環境整備費
- 通信費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 補助事業の目的に合致しない経費
- 交付決定前に発生した経費
- 他の補助金・助成金で補填される経費
- 消費税及び地方消費税相当額
- 飲食・接待にかかる経費
- 事業者の通常業務に係る人件費
- 土地・建物の取得費
- 汎用性の高い備品の購入費(事業との関連性が低いもの)
よくある質問
Q副業・兼業支援補助金の類型Aと類型Bは同時に申請できますか?
はい、類型A(送り出し型)と類型B(受け入れ型)の両方に申請することが可能です。例えば、自社の従業員を他社に副業として送り出しながら、同時に外部の専門人材を副業・兼業の形で受け入れるという双方向の取り組みを行うことができます。ただし、それぞれ別々の申請書・事業計画書(類型A用と類型B用)を作成して提出する必要があります。両方の類型を活用することで、人材の流動性を高めながら自社の経営課題解決と従業員の成長を同時に実現できます。
Q個人事業主でも申請できますか?
はい、本補助金は日本国内で事業を営む個人事業主も申請対象に含まれています。法人格がなくても、個人事業として事業を営んでいれば応募可能です。個人事業主の場合も、副業・兼業人材の受け入れ(類型B)や、従業員がいる場合は送り出し(類型A)の活用が考えられます。申請に際しては、開業届の写しなどの本人確認書類が必要になる場合がありますので、公募要領で必要書類を確認してください。
Q補助金はいつ支払われますか?
本補助金は後払い精算方式です。まず事業者が自己資金で副業・兼業に係る経費を支払い、事業完了後に実績報告書を提出します。事務局による確定検査で補助対象経費が認められた後、補助金が交付されます。そのため、事業実施期間中は自己資金での立て替えが必要となります。資金繰りを事前に計画しておくことが重要です。経費の支出時には、領収書や契約書等の証拠書類を必ず保管してください。
Q副業・兼業人材はどのように探せばよいですか?
副業・兼業人材の探し方としては、主に以下の方法があります。(1)副業・兼業マッチングプラットフォーム(ビザスク、シューマツワーカー、クラウドリンクス等)の活用、(2)人材紹介会社への依頼、(3)知人・取引先からの紹介、(4)自治体の副業・兼業支援事業の活用などが一般的です。マッチングプラットフォームの利用料も補助対象経費に含まれる場合がありますので、費用面の負担を軽減しながら最適な人材を探すことができます。事前に求める人材像(スキル、経験、稼働時間等)を明確にしておくと、効率的にマッチングできます。
Q第4次公募で過去の公募と変わった点はありますか?
第4次公募では、申請書・事業計画書の書式が第1次〜第3次公募とは異なっています。過去の公募で使用した書式は使えませんので、必ず第4次公募用のフォーマット(類型A: fkh_shinsei_a_4.xlsx、類型B: fkh_shinsei_b_4.xlsx)をダウンロードして使用してください。また、電子申請マニュアルや記入例も第4次公募用のものが公開されていますので、最新版を参照することが重要です。詳細な変更点については、公募要領を確認するか、事務局コールセンターにお問い合わせください。
Q補助対象外となる経費にはどのようなものがありますか?
主な補助対象外の経費としては、(1)交付決定前に発生した経費、(2)他の補助金・助成金で補填される経費、(3)消費税及び地方消費税、(4)飲食・接待に係る経費、(5)事業者の通常業務に係る人件費、(6)土地・建物の取得費、(7)事業との関連性が低い汎用性の高い備品の購入費などがあります。補助対象経費と対象外経費の区分が不明な場合は、申請前に事務局に確認することをお勧めします。経費の適格性は確定検査で厳格に審査されます。
Q類型Bで受け入れられる副業・兼業人材の人数に上限はありますか?
はい、類型B(受け入れ型)では副業・兼業人材1人あたり50万円が補助上限額で、1事業者あたり最大5人まで(合計250万円まで)が補助対象となります。6人以上の人材を受け入れること自体は可能ですが、補助金の対象となるのは5人分(250万円)が上限です。受け入れ人数を計画する際は、各人材の役割や期待効果を明確にし、限られた補助枠を最大限活用できるよう戦略的に検討しましょう。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
副業・兼業支援補助金は経済産業省所管の補助金であり、同一の経費について他の国庫補助金との二重受給は認められません。ただし、補助対象となる経費が異なる場合は、他の補助金・助成金と組み合わせた活用が可能です。 例えば、厚生労働省の「キャリアアップ助成金」は正社員転換等を対象としており、副業・兼業人材の受け入れ費用とは経費区分が異なるため併用の余地があります。また、IT導入補助金でITツールを導入しつつ、本補助金で副業・兼業のIT人材を受け入れて活用するといった組み合わせも効果的です。 都道府県や市区町村の独自の副業・兼業関連助成金がある場合は、国の補助金との併用可否を各自治体に確認してください。地方自治体の上乗せ補助が利用できるケースもあります。 併用を検討する場合は、経費の切り分けを明確にし、それぞれの補助金の交付申請書類に他の補助金の利用状況を正確に記載することが重要です。不明点がある場合は、事務局コールセンター(050-3504-6598)に事前確認することをお勧めします。
詳細説明
副業・兼業支援補助金とは
中小企業新事業創出促進対策事業費補助金(副業・兼業支援補助事業)は、経済産業省が実施する副業・兼業の促進を目的とした補助金制度です。企業間・産業間の労働移動の円滑化を図ることを目的に、副業・兼業に関わる費用の一部を助成します。第4次公募では、これまでの公募の経験を踏まえた改善が行われており、より多くの企業が活用しやすい制度となっています。
2つの類型の違いと選び方
本補助金には類型A(送り出し型)と類型B(受け入れ型)の2つの類型があります。自社の経営課題や人材戦略に応じて最適な類型を選択してください。
- 類型A(送り出し型):自社の従業員を副業・兼業として他社に送り出す企業向け。補助上限額は1事業者あたり100万円。従業員のスキルアップやエンゲージメント向上、イノベーション創出を目的とする企業に適しています。
- 類型B(受け入れ型):外部の副業・兼業人材を受け入れる企業向け。補助上限額は副業・兼業人材1人あたり50万円、1事業者あたり250万円(最大5人まで)。自社にない専門スキルを外部人材から獲得したい企業に適しています。
補助対象となる経費
副業・兼業の実施に直接必要な経費が補助対象となります。具体的には以下のような経費が含まれます。
- 副業・兼業人材への報酬・業務委託費
- 人材マッチングサービスの利用料・仲介手数料
- 交通費・旅費・宿泊費
- 副業・兼業制度の整備に係るコンサルティング費用
- 研修・教育にかかる費用
- 副業・兼業に必要な備品・環境整備費
ただし、交付決定前に発生した経費や、他の補助金で補填される経費は対象外となります。経費の適格性について不明な点がある場合は、事務局に事前に確認することをお勧めします。
申請の流れ
第4次公募の申請は以下の流れで進みます。
- 公募要領の確認:事務局ホームページから第4次公募の公募要領、申請の手引き、記入例をダウンロードして熟読します。
- 事業計画書の作成:第4次公募専用の申請書フォーマット(類型Aと類型Bで別書式)を使用して事業計画書を作成します。過去の公募とは書式が異なるため注意が必要です。
- 電子申請:電子申請マニュアルに従い、オンラインで申請書類一式を提出します。
- 審査・採択:事務局による審査を経て、採択結果が通知されます。
- 事業実施:採択後、交付決定を受けてから事業を開始します。計画に沿って副業・兼業を実施し、経費の証拠書類を適切に保管します。
- 実績報告・補助金交付:事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。
申請時の注意点
第4次公募では、以下の点に特に注意してください。
- 申請書式が第1次〜第3次公募と異なります。必ず第4次公募用のフォーマットを使用してください。
- 類型Aと類型Bでは申請書・事業計画書が別々の書式です。
- 副業・兼業の目的と期待効果を具体的に記載してください。
- 経費の積算根拠を明確に示してください。
活用のメリット
本補助金を活用することで、以下のようなメリットが期待できます。
- コスト削減:フルタイム雇用に比べて低コストで専門人材のスキルを活用できます。
- 経営課題の解決:DX推進、マーケティング強化、新規事業開発など、社内リソースだけでは対応が難しい課題を外部人材の力で解決できます。
- 従業員の成長:類型Aを活用して従業員を副業・兼業に送り出すことで、新しいスキルや視点の獲得、モチベーション向上が期待できます。
- イノベーション創出:異なる業界・企業の知見を持つ人材との交流により、新たなアイデアやビジネスモデルの創出が促進されます。
お問い合わせ先
申請に関するご質問は、副業・兼業支援補助金事業 事務局コールセンターまでお問い合わせください。
- 電話番号:050-3504-6598(通話料がかかります)
- 受付時間:平日9:00〜18:00(年末年始を除く)
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