募集終了
普通
準備期間の目安: 約30

【東北経済産業局】中小企業知的財産支援事業費補助金(令和5年度)

基本情報

補助金額
1000万円
補助率: A(中小企業支援発展型事業):補助対象経費の1/2以内(5百万円が上限)      B(中小企業支援定着型事業):定額(1千万円が上限)
0円1000万円
募集期間
2023-04-07 〜 2023-05-08
対象地域青森県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / イベント・事業運営支援がほしい

この補助金のまとめ

東北6県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)の産業支援機関を対象に、中小企業の知的財産活用を促進するための事業費を補助する制度です。東北経済産業局が所管し、既存の支援施策を拡充する「発展型」と、先導的な取組を地域に根付かせる「定着型」の2区分で公募されます。東北地域は製造業やものづくり産業が集積しており、特許・商標などの知財戦略が競争力強化の鍵となる中小企業が多数存在します。本補助金は直接的に中小企業へ交付されるものではなく、支援機関が中小企業向けの知財支援プログラムを構築・運営するための資金として活用される点が特徴です。コンソーシアム形式での申請も可能で、複数の支援機関が連携した広域的な知財支援体制の構築も期待されています。

この補助金の特徴

1

2つの申請区分で柔軟な支援設計が可能

発展型(区分A)は既存の中小企業支援施策に知財支援を上乗せする形式で、補助率1/2以内・上限500万円。定着型(区分B)は先導的な知財支援の仕組みを地域に定着させる事業で、定額補助・上限1,000万円。事業の成熟度や目的に応じて最適な区分を選択できます。

2

東北6県の産業支援機関が申請主体

本補助金は中小企業ではなく、産業支援機関(商工会議所、公益法人、大学等)が申請者となります。東北経済産業局管轄の青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県で事業を実施する機関が対象で、地域の産業特性に合わせた知財支援プログラムを企画・運営します。

3

コンソーシアム形式による広域連携が可能

複数の支援機関がコンソーシアムを組んで共同申請できます。幹事法人を中心に、県域を超えた連携体制で東北全体の中小企業知財力を底上げする取組が設計可能です。ただし幹事法人が全業務を他法人に委託することはできません。

4

知的財産の保護から活用までをカバー

特許出願支援だけでなく、ブランディング戦略、営業秘密管理、オープン・クローズ戦略など、知財の幅広い側面をカバーする事業設計が求められます。東北地域のものづくり中小企業が持つ技術的優位性を知財として可視化し、ビジネス成果につなげることが最終目標です。

ポイント

東北地域の産業支援機関が中小企業向けの知財支援体制を構築するための補助金です。発展型と定着型の2区分があり、既存施策の拡充から新規の仕組みづくりまで幅広く対応できます。コンサルタントとしては、申請は産業支援機関であるため、中小企業が直接申請するものではない点を必ず確認いただきたいです。

対象者・申請資格

法人格要件

  • 日本国内に拠点を有する法人格(内国法人格)を持つ産業支援機関であること
  • 商工会議所、商工会連合会、公益財団法人、一般社団法人等が該当

事業遂行能力

  • 事業の管理運営を責任をもって実施できる体制があること
  • 的確に遂行するための組織・人員・能力を有すること
  • 円滑な遂行に必要な経営基盤と資金管理能力を有すること

コンソーシアム要件

  • 複数機関での共同申請の場合は幹事法人を定めること
  • 幹事法人が応募書類を提出し、交付決定の対象となる
  • 幹事法人が業務の全てを他法人に委託することは不可

欠格事項

  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置を受けていないこと
  • 指名停止措置が講じられていないこと

ポイント

申請できるのは中小企業ではなく、中小企業を支援する立場の産業支援機関です。東北6県で活動する商工会議所・商工会・公益法人・大学等が主な対象となります。コンソーシアムでの申請も可能ですが、幹事法人の責任が重いため、体制構築を事前にしっかり行う必要があります。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業構想の策定

まず自機関の強みと東北地域の中小企業が抱える知財課題を分析し、発展型(A)か定着型(B)のどちらで申請するかを決定します。東北経済産業局の知的財産室(TEL: 022-221-4819)に事前相談することを強く推奨します。

2

ステップ2:申請書類の準備

公募要領に沿って事業計画書を作成します。中小企業への具体的な支援内容、実施体制、スケジュール、期待される成果を明確に記載してください。コンソーシアム形式の場合は各構成員の役割分担も必要です。

3

ステップ3:jGrantsでの電子申請

GビズIDプライムアカウントを取得し、jGrants(補助金申請システム)から電子申請を行います。申請後は東北経済産業局まで一報を入れてください。

4

ステップ4:審査・交付決定

提出された事業計画の妥当性、実施体制の適切性、期待される効果等が審査されます。交付決定後に事業を開始してください。

ポイント

電子申請システムjGrantsでの申請が必要で、GビズIDプライムアカウントの取得が前提となります。東北経済産業局の知的財産室への事前相談が事実上必須と考えてよいでしょう。申請後の連絡も求められているため、担当者とのコミュニケーションを密にすることが採択のポイントです。

審査と成功のコツ

東北地域の産業特性を反映した事業設計
東北はものづくり産業、農林水産加工業、伝統工芸が盛んな地域です。地域固有の産業課題と知財戦略を結びつけた提案が高評価を得やすいでしょう。例えば、地域ブランドの商標戦略や農林水産物の地理的表示(GI)活用などが考えられます。
具体的な中小企業支援の成果目標
「何社の中小企業にどのような知財支援を行い、どんな成果を生むか」を定量的に示すことが重要です。特許出願件数、商標登録件数、知財経営に取り組む企業数など、測定可能なKPIを設定してください。
持続可能な支援体制の構築
特に定着型(B)では、補助期間終了後も支援体制が自走する仕組みの提示が求められます。知財専門人材の育成、支援機関間のネットワーク構築、知見のデータベース化など、持続性のある計画を設計しましょう。
連携体制の充実
単独機関での申請でも、弁理士会や大学知財部門、INPITなどとの連携を盛り込むことで事業の厚みが増します。東北地域の知財支援ネットワーク全体の底上げにつながる視点が評価されます。

ポイント

採択のカギは「東北ならではの産業課題×知財戦略」の明確な結びつきです。全国共通の一般論ではなく、東北6県の産業集積や課題に根ざした提案が求められます。特に定着型は補助終了後の自走性が問われるため、持続可能なビジネスモデルの提示が不可欠です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 事業に従事する職員の人件費
  • 知財専門家の謝金
  • 外部講師・アドバイザーの報酬
事業費(3件)
  • 知財セミナー・研修の開催費
  • 知財相談会の運営費
  • 知財マッチングイベントの実施費
旅費(2件)
  • 事業に必要な国内出張旅費
  • 知財専門家の交通費
委託費(2件)
  • 調査・分析の外部委託費
  • 知財コンサルティングの委託費
その他経費(3件)
  • 印刷製本費
  • 通信運搬費
  • 消耗品費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 申請機関の通常業務に係る経費
  • 土地・建物の取得費
  • 飲食・接待に係る経費
  • 補助事業に直接関係のない備品購入費
  • 他の補助金で賄われる経費
  • 消費税及び地方消費税

よくある質問

Q中小企業が直接この補助金に申請することはできますか?
A

いいえ、本補助金の申請者は中小企業ではなく、中小企業を支援する産業支援機関(商工会議所、公益法人、大学等)です。産業支援機関が中小企業向けの知財支援プログラムを構築・運営するための費用を補助する制度です。中小企業の方は、採択された支援機関のプログラムを通じて知財支援を受けることができます。

Q発展型(A)と定着型(B)はどちらを選べばよいですか?
A

既に何らかの中小企業支援事業を実施しており、そこに知財支援メニューを追加・拡充したい場合は発展型(A)が適しています。一方、まったく新しい知財支援の仕組みを構築し、地域に定着させたい場合は定着型(B)を選択してください。定着型の方が補助上限額が大きい(1,000万円)ですが、補助期間後の自走性も求められます。

Q東北6県以外に本社がある法人でも申請できますか?
A

本補助金は東北経済産業局の管轄である青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県で事業を実施することが条件です。法人の本社所在地は必ずしも東北6県内である必要はありませんが、事業実施場所が東北地域内であることが求められます。他地域で実施する場合は、該当する経済産業局の公募に申請してください。

Qコンソーシアムで申請する場合の注意点は何ですか?
A

コンソーシアム形式の場合、幹事法人(代表申請者)を1社定め、幹事法人が応募書類の提出と事業全体の管理を行います。交付決定は幹事法人に対してのみ行われるため、幹事法人が経理・報告の責任を負います。なお、幹事法人が業務の全てを他の構成員に委託することはできませんので、幹事法人自身も実質的な事業実施に関与する必要があります。

QGビズIDの取得にはどのくらい時間がかかりますか?
A

GビズIDプライムアカウントの取得には、申請から発行まで通常2〜3週間程度かかります。jGrantsでの電子申請にはプライムアカウントが必須ですので、公募開始前に余裕を持って取得手続きを始めてください。既にGビズIDエントリーアカウントをお持ちの場合でも、プライムへのアップグレードが必要です。

Q補助事業の実施期間はどのくらいですか?
A

実施期間は交付決定日から当該年度末(原則として翌年3月31日)までです。年度をまたぐ事業は原則として認められません。事業計画の策定にあたっては、交付決定後の限られた期間内で成果を出せる現実的なスケジュールを組む必要があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省の知的財産支援施策の一環であり、同一事業に対して他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、支援対象となる中小企業側が別途、ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金などを活用して知財関連の取組を行うことは可能です。つまり、支援機関としての本補助金と、支援先の中小企業が受ける別の補助金は併用の関係にはなりません。また、各地域の経済産業局ごとに公募が分かれているため、東北局以外の地域(近畿、中国等)で同時に申請することはできますが、同一法人が複数局に同一内容で申請することは認められていません。地方自治体独自の知財支援助成金との組み合わせについては、各自治体の要綱を確認の上、重複がないことを確認してください。

詳細説明

制度の背景と目的

中小企業の競争力強化において、知的財産の戦略的活用は不可欠な要素です。しかし、多くの中小企業は知財に関する専門知識やリソースが不足しており、独自技術やブランドを十分に保護・活用できていないのが現状です。本補助金は、こうした課題に対して中小企業を直接支援するのではなく、支援する側の産業支援機関の体制強化に焦点を当てた制度です。

東北地域における知財支援の意義

東北6県は自動車部品、半導体関連、精密機械などのものづくり産業が集積しており、独自の技術力を持つ中小企業が多数存在します。また、米沢織やこけし、南部鉄器などの伝統工芸、さくらんぼや牛タンなどの農林水産ブランドも豊富です。これらの技術やブランドを知的財産として適切に保護し、ビジネスに活かすことが地域経済の発展に直結します。

2つの申請区分の違い

発展型(区分A)は、産業支援機関が既に実施している中小企業支援施策に知財支援メニューを追加・拡充する事業です。補助率は1/2以内で上限500万円。既存の相談窓口に知財専門家を配置する、既存セミナーに知財講座を追加するなど、既存基盤の活用が前提となります。

定着型(区分B)は、中小企業への知財支援における先導的な仕組みを地域に定着させる事業です。定額補助で上限1,000万円と手厚く、新たな知財支援モデルの構築や、他地域への横展開を見据えた実証的な取組が期待されます。

申請のポイント

  • 申請主体は産業支援機関であり、中小企業は直接申請できません
  • GビズIDプライムアカウントによるjGrants電子申請が必要です
  • 東北経済産業局知的財産室(仙台市青葉区、TEL: 022-221-4819)が窓口です
  • 申請後は必ず担当者へ連絡してください

期待される成果

本事業を通じて、東北地域の中小企業が知財を経営資源として活用する「知財経営」を推進し、技術流出の防止、ライセンス収入の獲得、ブランド価値の向上といった具体的な成果が期待されます。支援機関にとっても、知財支援ノウハウの蓄積と支援メニューの充実により、継続的な中小企業支援力の強化につながります。

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