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令和3年度「社会的要請に応える革新的な原子力技術開発支援事業」

基本情報

補助金額
5000万円
0円5000万円
募集期間
2021-07-30 〜 2021-08-18
対象地域日本全国
対象業種建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

令和3年度「社会的要請に応える革新的な原子力技術開発支援事業」は、安全性・経済性・機動性に優れた次世代原子炉技術の高度化を目指す企業・研究機関を対象とした補助金です。補助上限は5,000万円と高額であり、建設業・製造業・電気ガス・学術研究機関が主な対象となります。申請期間は2021年7月30日から8月18日と極めて短期間のため、技術計画書の事前準備が必須です。コンサルタントとしては、本事業が単なる研究費補助ではなく「社会的要請への対応」という政策目的に沿った技術開発であることを強調します。審査では技術的な革新性と実用化に向けたロードマップの明確さが評価の核心となります。原子力分野の特性上、規制当局との事前相談実績が計画の信頼性向上に寄与します。

この補助金の特徴

1

補助上限5,000万円の大型支援

原子力技術開発という高コスト分野に対応した手厚い補助額が設定されています。研究設備の整備、試験・評価費用、専門家招聘費など、技術開発の各フェーズに必要な経費を幅広くカバーできます。単年度の研究開発費として国内最高水準の補助規模です。

2

安全性・経済性・機動性の三要素が評価軸

次世代原子炉技術として「安全性の向上(受動的安全性等)」「経済性の改善(建設コスト・運転コストの低減)」「機動性の向上(需要変動への対応・小型化)」のいずれかまたは複合的な革新を目指す技術が対象です。既存技術の延長ではなく、革新的な発想に基づく提案が求められます。

3

産学官連携を促進する制度設計

企業単独だけでなく、大学・研究機関との共同研究チームでの申請が可能です。学術機関の基礎研究知見と企業の実用化能力を組み合わせた提案が審査で高く評価される傾向があります。国内外の原子力専門家との連携実績も加点要素となりえます。

4

短期申請期間に備えた事前準備が必須

申請受付期間は2021年7月30日〜8月18日のわずか20日間です。公募開始前から技術開発計画の骨格を固め、経費積算・見積取得を完了させておく必要があります。関係機関との調整も事前に済ませることが採択への近道です。

ポイント

原子力分野は技術的専門性が極めて高く、申請書類も高度な技術的説明が求められます。審査委員は原子力工学の専門家であるため、技術的な正確さと革新性の両立が不可欠です。計画書の作成には原子力工学の専門知識を持つ人材の関与を強く推奨します。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 法人格を有する民間企業(建設業・製造業・電気・ガス業等)
  • 大学・研究機関(国立・公立・私立)
  • 複数機関によるコンソーシアム(代表機関が申請)

対象業種

  • 建設業(原子力施設の設計・建設関連)
  • 製造業(原子炉機器・燃料・材料の製造)
  • 電気・ガス・熱供給・水道業(電力会社等)
  • 学術研究・専門・技術サービス業

技術要件

  • 安全性・経済性・機動性の向上に資する革新的な原子炉技術であること
  • 実用化に向けた具体的なロードマップが描けること
  • 技術的実現可能性が合理的に説明できること

ポイント

原子力技術という高度専門分野のため、申請者には当該技術に関する研究実績や関連事業の経験が求められます。全くの新規参入企業よりも、既存の原子力産業に関わる実績を持つ事業者が審査で有利となる傾向があります。

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申請ガイド

1

STEP1: 技術開発計画の策定

補助事業で取り組む技術課題、開発目標、達成指標(KPI)を設定します。現状技術との差別化と革新性を明確に示す技術計画書を作成します。

2

STEP2: 実施体制の構築

共同研究機関・外部専門家との役割分担を決定し、コンソーシアム協定書を締結します。学術機関との連携がある場合は共同研究契約書の準備も進めます。

3

STEP3: 経費積算と見積取得

研究設備費・材料費・外注費・専門家招聘費等の経費を積算し、主要経費の見積書を取得します。補助対象外経費(間接費等)との区分けを明確にします。

4

STEP4: 申請書類の作成・提出

公募要領に従い事業計画書・経費計画書・体制図等を作成し、指定の申請システムから提出します。申請期間:2021年7月30日〜8月18日。

ポイント

申請期間がわずか20日間と極めて短いため、公募開始(7月30日)以前に技術計画書の骨格と経費積算を完了させておくことが採択の前提条件です。公募要領の事前入手と読み込みを公示前から準備しておくことを強く推奨します。

審査と成功のコツ

革新性の説得力ある説明
既存技術との技術的差異を定量的・定性的に示し、なぜその技術が「革新的」であるかを審査委員(原子力専門家)が納得できる水準で説明します。特許・論文等の技術的根拠の引用も有効です。
実用化への明確なロードマップ
本補助事業終了後のフェーズ2・フェーズ3計画、規制認可取得スケジュール、実証試験計画まで含めた中長期ロードマップを提示します。研究で終わらず社会実装につながる計画が高評価を得ます。
安全規制との整合性の確保
原子力規制委員会の審査基準・ガイドラインとの整合性を事前に確認し、規制要求事項を満たす技術設計を計画書に反映させます。規制当局との事前相談実績があれば積極的に記載します。
チームの専門性・実績の可視化
開発チームメンバーの学歴・職歴・論文実績・関連プロジェクト経験を詳細に記載します。原子力分野での先行実績が審査での信頼性向上に直結します。

ポイント

本事業は文科省・経産省の原子力政策と密接に連動しています。国のエネルギー基本計画や原子力利用に関する政府方針との整合性を計画書に明示することが、政策的意義の訴求として有効です。

対象経費

対象となる経費

設備費(3件)
  • 試験・評価装置の購入・製作費
  • 計測機器・分析装置の導入費
  • シミュレーション用コンピュータ設備
材料費(2件)
  • 試験用材料・サンプルの購入費
  • 試作品製作のための原材料費
外注費(3件)
  • 試験・評価の外部機関への委託費
  • 専門的分析・測定の委託費
  • 技術的検証の外部委託費
専門家招聘費(2件)
  • 国内外の原子力専門家への謝金・旅費
  • 技術顧問への報酬
その他経費(3件)
  • 技術文献・データベースの利用料
  • 学会発表・論文投稿費用
  • 国際会議への参加費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 補助事業と直接関係のない一般管理費・間接費
  • 土地・建物の取得・賃借料(原則)
  • 汎用性の高い事務用機器(PC・プリンター等)
  • 国内外出張の観光・個人的経費
  • 補助事業期間外に発生した経費
  • 消費税(課税事業者の場合)
  • 役員報酬・株主への配当

よくある質問

Qどのような技術が「革新的」として評価されますか?
A

既存の軽水炉技術の漸進的改善ではなく、安全性・経済性・機動性のいずれかまたは複数において根本的な改善をもたらす技術が評価されます。具体的には、受動的安全系を採用した設計、燃料効率を大幅に向上させる新燃料技術、建設コストを従来比で大幅削減できる設計革新などが該当します。技術的な革新性の根拠となる論文・特許・シミュレーション結果等を申請書類に添付することを強く推奨します。

Q大学・研究機関との共同申請は可能ですか?
A

可能です。むしろ産学連携による申請が推奨されており、審査でも高く評価される傾向があります。コンソーシアム(共同体)を形成し、代表機関が申請を行う形式が一般的です。共同研究契約書・コンソーシアム協定書の締結が必要となります。各機関の役割分担と経費負担の明確化が重要です。

Q申請期間が20日間と短いですが、間に合わせるコツはありますか?
A

公募開始(7月30日)前から準備を進めることが唯一の対策です。前年度の公募要領を参考に技術計画書の骨格を作成し、共同研究機関との調整・協定書の素案作成、主要設備の見積取得などを事前に完了させます。公募開始後は申請書類の最終調整と電子申請手続きに集中できる状態を作ってください。

Q採択率はどのくらいですか?
A

原子力分野の高度専門性から申請者数は限られますが、技術的質の高い競合申請が集まる傾向があります。採択率の公式データは公表されていない場合が多いですが、技術的革新性・実現可能性・体制の充実度が採否を分ける主要因となります。過去の採択事例を調査し、採択されやすい計画の特徴を把握することをお勧めします。

Q補助事業の実施期間はどのくらいですか?
A

採択・交付決定後から当該年度末(2022年3月31日頃)までが標準的な実施期間です。原子力技術開発は中長期を要することが多いため、本補助金は複数年度にわたる研究計画の初年度・特定フェーズの経費を補助する位置づけで活用するケースが想定されます。次年度以降の継続申請計画も視野に入れた計画策定を推奨します。

Q研究成果の取り扱い・知的財産権はどうなりますか?
A

補助事業で得られた研究成果・知的財産権の帰属は原則として申請者(受補助者)に帰属しますが、国が一定の条件(成果の公表義務、技術移転への協力等)を課す場合があります。共同研究の場合は共有知的財産権の取り扱いを共同研究契約で事前に明確化してください。詳細は公募要領および委託・補助条件書を確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は文部科学省・経済産業省の原子力関連予算に基づく事業のため、同省庁の他の研究開発補助金との同一経費への重複申請は認められません。ただし、NEDOの研究開発プロジェクトや科研費(科学研究費助成事業)とは対象経費が異なれば原則として併用可能な場合があります。企業が活用できる税制優遇措置として、試験研究費の税額控除(研究開発促進税制)は補助金受給と並行して活用できますが、補助金充当分の経費は控除対象から除かれる点に留意が必要です。また、原子力施設の立地地域向けに自治体が独自に設けている産業立地補助金や研究開発支援補助金との組み合わせも検討に値します。いずれの場合も、補助金申請前に管轄省庁・機関に重複受給の可否を確認することが不可欠です。

詳細説明

社会的要請に応える革新的な原子力技術開発支援事業とは

本事業は、脱炭素社会の実現と安定したエネルギー供給という社会的要請に応えるため、安全性・経済性・機動性に優れた次世代原子炉技術の革新的な高度化に取り組む事業者を支援します。補助上限は5,000万円と大型の支援です。

求められる技術革新の方向性

  • 安全性の向上:受動的安全系の強化、シビアアクシデント対策の根本的改善、放射性廃棄物の低減
  • 経済性の改善:建設工期の短縮、運転・保守コストの低減、燃料効率の向上
  • 機動性の向上:負荷追従運転能力の向上、小型モジュール炉(SMR)等の柔軟な電源としての活用

対象となる技術開発の例

革新軽水炉技術、高温ガス炉、溶融塩炉、高速炉、小型モジュール炉(SMR)に関連する材料・燃料・設計・安全解析技術など、幅広い原子力技術分野が対象となります。

申請にあたっての留意事項

申請受付期間は2021年7月30日〜8月18日の20日間のみです。技術計画書の作成には原子力工学の専門的知識が不可欠であり、審査委員は高度な専門家です。技術的な主張には学術論文・国際機関報告書等の信頼性の高い根拠を用いてください。

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