令和3年度「原子力の安全性向上に資する技術開発事業」
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
原子力安全対策の高度化に特化
実用発電用原子炉の安全対策技術開発に特化した補助金です。シビアアクシデント対策・設備健全性評価・放射線環境管理・廃炉技術等、安全規制要件の充足に直結する研究開発が対象となります。
補助上限5,000万円の研究支援
補助上限は5,000万円と、研究開発支援として相当規模の資金調達が可能です。人件費・設備費・材料費・外注費等を含む研究活動の主要コストをカバーできます。
建設・製造・電力・学術の多様な申請主体
建設業・製造業・電気ガス業・学術研究機関が申請対象です。原子力機器メーカーから電力会社系研究所、大学・国立研究機関まで幅広い主体が活用できます。
厳格な審査基準と高い専門性
安全対策への貢献度・技術的新規性・実用化可能性が審査の核心です。規制要件(NRA)との整合性を示す高度な専門的記述が求められるため、原子力安全分野の豊富な知識と実績が申請の前提となります。
対象者・申請資格
建設業・製造業・電気ガス水道業・学術研究・専門技術サービス業に属する企業・法人・研究機関が申請できます。実用発電用原子炉の安全対策高度化に資する技術開発であることが必要です。
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審査と成功のコツ
採択の鍵は「原子炉安全対策への貢献の明確さ」と「研究チームの実績」です。研究成果がどの安全規制要件を充足・強化するかを具体的に示し、技術的新規性を従来技術との定量的な比較で説明してください。研究チームのメンバーリスト・過去の論文・特許実績・保有設備を詳細に記載することで、計画の実現可能性を高く評価してもらえます。
対象経費
対象となる経費
人件費(3件)
- 研究員人件費
- ポスドク・研究補助者人件費
- 技術者人件費
設備・機器費(3件)
- 実験装置・測定機器
- シミュレーション設備
- 試作機器
材料費(3件)
- 試験材料費
- 化学薬品費
- 試作用材料費
外注・委託費(3件)
- 分析・試験委託費
- 専門家謝金・相談費
- データ解析外注費
その他(3件)
- 特許出願費
- 論文投稿費
- 成果報告書作成費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 消費税
- 交付決定前に着手した経費
- 原子力安全と直接関係しない研究費
- 土地・建物取得費
- 汎用事務機器費(PC等)
- 補助事業期間外の経費
- 海外渡航費(原則)
よくある質問
Q廃炉関連技術の研究は対象になりますか?
廃炉技術(デブリ取り出し・放射性廃棄物管理等)も実用発電用原子炉の安全対策高度化の範囲に含まれる場合があります。公募要領の対象範囲を確認してください。
Q大学が主体となって申請できますか?
はい、学術研究・専門技術サービス業が対象に含まれており、大学や国立研究機関も申請できます。
Q電力会社と共同で研究する場合の申請方法は?
共同研究の場合は代表機関が申請し、共同研究機関が参加する形式が一般的です。役割分担と費用負担を明確にした共同研究協定書が必要です。
Q研究開発の成果物(論文・特許)の取り扱いは?
原則として申請者に帰属しますが、国が実施権を有する場合があります。特許出願については公募要領の知財条項を確認してください。
Q公募期間が3週間と短いですが、どう対応すれば良いですか?
公募開始前から研究計画・予算計画・研究体制を準備しておくことが必須です。過去の公募情報から次回の公募時期を予測し、事前準備を進めることをお勧めします。
Q研究開発費の間接費(オーバーヘッド)は補助対象ですか?
大学等の間接費(間接経費)の取り扱いは公募要領を確認してください。直接経費のみが対象となる場合があります。
Q複数年度にわたる研究計画は申請できますか?
単年度申請が基本ですが、複数年度の継続的な研究計画を視野に入れている場合は、当該年度の研究計画を明確に切り出して申請することが必要です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金で研究成果を確立したのち、NEDOの「原子力システム研究開発事業」や文部科学省の「原子力システム研究開発」と連携することで、基礎研究から実用化まで一貫した研究開発チェーンを構築できます。また廃炉技術に関連する研究は「廃炉・汚染水対策事業費補助金」(経産省)との組み合わせも検討できます。
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