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準備期間の目安: 約60

令和8年度新製品・新技術開発助成金事業

基本情報

補助金額
2500万円
補助率: 助成対象と認められる経費の1/2以内(千円未満は切り捨て)※賃金引上げ計画を策定し、実施した場合は3/4以内(小規模企業者は4/5以内)​
0円2500万円
募集期間
2026-03-27 〜 2026-04-17
残り21
対象地域東京都
対象業種建設業 / 製造業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

東京都中小企業振興公社が実施する、都内中小企業の新製品・新技術開発を支援する助成金です。助成限度額2,500万円、助成率1/2以内(賃金引上げ計画の実施で最大4/5)と、研究開発系の助成金としては手厚い内容が特徴です。ハードウェア・ソフトウェアの試作品の設計・製作・試験評価が対象で、「製品化・実用化のための研究開発」と「新たなサービス創出のための研究開発」の2分野をカバーしています。助成対象期間が最長1年9ヶ月と長く、腰を据えた研究開発に取り組める点もメリットです。都内で創業を計画している個人も対象となるため、スタートアップの技術検証にも活用できます。申請受付は令和8年3月27日から4月17日までと約3週間と短いため、早期の準備着手が不可欠です。

この補助金の特徴

1

最大2,500万円の高額助成

研究開発に特化した助成金として、最大2,500万円の助成限度額が設定されています。新製品の試作品製作から試験評価まで一連の開発工程をカバーでき、外注費や専門家指導費も対象となるため、社内リソースが限られる中小企業でも本格的な研究開発プロジェクトを推進できます。

2

賃金引上げで助成率アップ

通常の助成率は1/2以内ですが、賃金引上げ計画を策定・実施した場合は3/4以内に引き上げられます。さらに小規模企業者は4/5以内まで優遇されるため、従業員の処遇改善と研究開発投資を同時に実現する好機となります。

3

幅広い対象経費で柔軟な開発体制

原材料費、機械装置費、委託・外注費、産業財産権出願費、専門家指導費、直接人件費の6区分が対象です。外部の試験機関への委託や特許出願費用まで含まれるため、知財戦略と一体となった研究開発計画を立てられます。

4

1年9ヶ月の長期開発期間

助成対象期間は令和8年9月1日から令和10年5月31日まで最長1年9ヶ月です。短期間では成果の出にくい技術検証や、複数回の試作・評価サイクルを要するプロジェクトにも対応できる十分な期間が確保されています。

5

創業予定者も申請可能

都内での創業を具体的に計画している個人も助成対象に含まれます。技術シーズを持つ研究者やエンジニアが独立して製品化に挑戦する際の強力な資金的バックアップとなります。

ポイント

本助成金の最大の強みは、高額な助成限度額と賃金引上げによる助成率優遇の組み合わせです。小規模企業者であれば実質的に開発コストの80%をカバーできるため、資金面のハードルを大幅に下げて研究開発に挑戦できます。6区分の幅広い対象経費と1年9ヶ月の開発期間も、実用化を見据えた本格的なプロジェクト設計を可能にします。

対象者・申請資格

企業規模・所在地

  • 中小企業基本法に定める中小企業者(会社および個人事業者)であること
  • 東京都内に本店または支店を有し、実質的な事業活動を行っていること
  • 都内での創業を具体的に計画している個人も対象

研究開発の内容

  • 製品化・実用化につながる試作品の設計・製作・試験評価であること
  • 新たなサービス創出のためのハードウェア・ソフトウェアの試作品開発であること
  • 実用化の見込みがある研究開発テーマであること

対象業種

  • 建設業、製造業、情報通信業、運輸業、卸売業・小売業
  • 学術研究・専門技術サービス業、教育・学習支援業、医療・福祉
  • サービス業、複合サービス事業

ポイント

ポイントは「都内で実質的な事業活動を行っている」という条件です。登記上の本店だけでなく、支店でも申請可能ですが、形式的な住所登録だけでは認められません。また対象業種が幅広く、製造業だけでなくIT企業やサービス業の新技術開発も射程に入ります。創業予定の個人が対象に含まれる点は見落とされがちですが、技術系スタートアップにとって大きなチャンスです。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前準備(申請2〜3ヶ月前)

研究開発テーマの選定と実現可能性の検証を行います。公社の事業ホームページで募集要項を確認し、過去の採択事例を参考に、自社技術の独自性と市場ニーズを整理します。

2

ステップ2:申請書類の作成(申請1〜2ヶ月前)

研究開発計画書を中心に、事業の新規性・優位性・市場性を具体的な数値やデータで裏付けます。経費の見積書や開発スケジュールも詳細に作成します。

3

ステップ3:申請受付(令和8年3月27日〜4月17日)

jGrantsを通じて電子申請を行います。受付期間は約3週間と短いため、期限に余裕を持って提出してください。17時00分が最終締切です。

4

ステップ4:審査・採択

書類審査および面接審査が行われます。研究開発の技術的な実現可能性と事業化の具体性が重要な評価ポイントです。

5

ステップ5:助成事業の実施(令和8年9月〜令和10年5月)

採択後、計画に基づいて研究開発を実施します。経費の支出管理と進捗報告を適切に行い、事業完了後に公社の検査・審査を経て助成金が支払われます。

ポイント

申請受付期間が約3週間と非常に短いため、「公募が出てから準備する」では間に合いません。毎年実施されている事業なので、前年度の募集要項を参考に2〜3ヶ月前から研究開発計画の骨子を固めておくことが採択への近道です。助成金は後払い(精算払い)のため、開発期間中の資金繰り計画も事前に立てておく必要があります。

審査と成功のコツ

研究開発の新規性・独自性を明確に
審査では「既存製品・技術との違い」が重要視されます。特許調査や学術文献のレビューを通じて、自社技術のオリジナリティを客観的に示しましょう。「何が新しいのか」を技術的根拠とともに説明できることが必須です。
市場ニーズと事業化計画の具体性
研究開発の成果が実際に製品化・事業化される見通しを示す必要があります。想定顧客へのヒアリング結果や市場規模のデータを添えて、開発後のビジネスプランを具体的に記載しましょう。
実現可能な開発スケジュール
1年9ヶ月の助成対象期間内に目標とする成果が得られるよう、マイルストーンを設定した現実的なスケジュールを作成します。各工程の所要期間と必要経費の対応関係を明確にすることで、計画の実行力をアピールできます。
経費見積の適正性
各経費項目について、複数社からの見積書を取得するなど、金額の妥当性を示す根拠を準備します。特に外注費や機械装置費は高額になりやすいため、なぜその金額が必要なのかを合理的に説明できるようにしておきましょう。
賃金引上げ計画の活用
助成率を1/2から3/4(小規模企業者は4/5)に引き上げるための賃金引上げ計画は、積極的に策定を検討すべきです。従業員のモチベーション向上と助成率アップの一石二鳥が狙えます。

ポイント

採択率を高めるカギは「新規性の技術的根拠」と「事業化の具体性」の両立です。技術的に優れていても市場性が不明確な提案、逆に市場は大きくても技術的な独自性が弱い提案は、いずれも審査で苦戦します。開発する製品・技術が「誰の・何の課題を・どう解決するのか」をストーリーとして一貫させることが重要です。

対象経費

対象となる経費

原材料・副資材費(3件)
  • 試作品製作用の原材料費
  • 部品・部材の購入費
  • 試験用の消耗品費
機械装置・工具器具費(3件)
  • 試作品製作に必要な機械装置の購入費
  • 工具・器具の購入費
  • 計測機器のリース・レンタル費
委託・外注費(3件)
  • 試験機関への試験評価の委託費
  • 設計・製作の外注費
  • データ分析・解析の委託費
産業財産権出願・導入費(4件)
  • 特許出願に係る費用
  • 実用新案・意匠登録の出願費
  • 先行技術調査費用
  • 特許ライセンス導入費
専門家指導費(2件)
  • 技術指導を受けるための謝金
  • 技術コンサルタントへの相談費用
直接人件費(2件)
  • 研究開発に直接従事する従業員の人件費
  • 研究開発専任スタッフの給与

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地・建物の取得費や賃借料
  • 汎用性のあるパソコン・タブレット等の購入費
  • 光熱水費・通信費などの間接経費
  • 旅費・交通費
  • 事務用品・文房具などの一般管理費
  • 助成事業に直接関係しない経費
  • 助成対象期間外に発生した経費
  • 消費税および地方消費税

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、申請可能です。都内の本店または支店で実質的な事業活動を行っている中小企業者には個人事業者も含まれます。さらに、都内での創業を具体的に計画している個人も対象となります。ただし、中小企業基本法に定める中小企業者の範囲に該当する必要があるため、業種ごとの資本金・従業員数の基準を事前に確認してください。

Qソフトウェアの開発も助成対象になりますか?
A

はい、対象になります。本事業では「新たなサービス創出のための研究開発」として、サービスを実現する手段としてのソフトウェアの試作品の設計・製作・試験評価が助成対象に含まれています。ただし、基礎的な研究段階や、既存ソフトウェアの単純な改良・バージョンアップは対象外となる可能性がありますので、新規性・独自性のある開発テーマを設定する必要があります。

Q助成率の優遇を受けるための「賃金引上げ計画」とは何ですか?
A

賃金引上げ計画とは、助成事業期間中に従業員の賃金(給与・賞与等)を引き上げる計画を策定し、実際に実施することです。この計画を策定・実施した場合、助成率が通常の1/2から3/4に引き上げられます。さらに小規模企業者(製造業等は従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下)の場合は4/5まで優遇されます。具体的な要件は募集要項で確認してください。

Q助成金はいつ支払われますか?
A

助成金は後払い(精算払い)方式です。助成事業をすべて完了し、完了報告書を提出した後、公社の検査・審査を経て支払われます。つまり、研究開発期間中の経費は一旦自己負担で支出する必要があります。開発期間が最長1年9ヶ月にわたるため、その間の資金繰りを事前に計画しておくことが重要です。

Q都内に支店しかない企業でも申請できますか?
A

はい、申請可能です。都内の本店だけでなく、支店で実質的な事業活動を行っている中小企業者も助成対象に含まれます。ただし「実質的な事業活動」を行っている必要があるため、名目だけの登記住所では認められない可能性があります。研究開発の主要な活動が都内の拠点で行われることが求められると考えられます。

Q申請から採択までの流れとスケジュールを教えてください。
A

申請受付期間は令和8年3月27日(金)から4月17日(金)17時00分までです。申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。その後、書類審査と面接審査が実施され、採択結果が通知されます。採択された場合、助成対象期間は令和8年9月1日から開始されます。申請受付期間が約3週間と短いため、募集開始前から準備を進めておくことを強くお勧めします。

Q他の補助金と併用することはできますか?
A

同一の研究開発テーマ・経費について、他の公的助成金と重複して受給することは原則として認められません。ただし、異なるフェーズや異なる経費項目であれば、複数の支援制度を段階的に活用できる可能性があります。具体的な併用の可否については、申請前に公社の窓口(TEL: 03-3251-7894)に直接ご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は東京都中小企業振興公社が実施する独自事業であり、国の補助金との併用については個別に確認が必要です。同一の研究開発テーマ・経費について、他の公的助成金と重複して受給することは原則として認められません。ただし、研究開発の異なるフェーズや異なる経費項目であれば、複数の支援制度を組み合わせて活用できる可能性があります。例えば、本助成金で試作品の開発を行い、その後の事業化フェーズでは「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」を活用するといった段階的な活用戦略が有効です。また、東京都の他の支援制度(東京都中小企業振興公社の各種助成金や、東京都産業労働局の支援プログラム)との関係も事前に確認しておくことをお勧めします。賃金引上げ計画による助成率アップ制度は本助成金固有の仕組みであり、他制度との競合はありません。申請前に公社の窓口に問い合わせて、併用可能な制度の組み合わせを確認するのが確実です。

詳細説明

東京都の中小企業向け研究開発助成金の概要

「新製品・新技術開発助成金事業」は、公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する研究開発支援制度です。都内の中小企業者が行う新製品・新技術の研究開発に対し、経費の一部を助成することで、東京の産業競争力の強化と新分野の開拓を促進することを目的としています。

助成内容の詳細

助成限度額は2,500万円で、助成率は対象経費の1/2以内です。賃金引上げ計画を策定・実施した場合は助成率が3/4以内に、小規模企業者は4/5以内まで引き上げられます。助成対象期間は令和8年9月1日から令和10年5月31日まで、最長1年9ヶ月の長期にわたる研究開発をサポートします。

対象となる研究開発分野

本事業では以下の2分野の研究開発が助成対象です。

  • 製品化・実用化のための研究開発:製品化および実用化につながるハードウェア・ソフトウェアの試作品の設計、製作、試験評価
  • 新たなサービス創出のための研究開発:サービスを実現する手段としてのハードウェア・ソフトウェアの試作品の設計、製作、試験評価

いずれも「試作品の設計・製作・試験評価」が中心であり、基礎研究や量産化のための設備投資は対象外となる点に注意が必要です。

助成対象経費

以下の6区分の経費が助成対象として認められています。

  • 原材料・副資材費:試作品製作に必要な原材料や部品の購入費
  • 機械装置・工具器具費:開発に必要な装置・器具の購入・リース費
  • 委託・外注費:外部機関への試験・設計・製作の委託費
  • 産業財産権出願・導入費:特許出願や技術ライセンスの導入費用
  • 専門家指導費:技術コンサルタント等への指導謝金
  • 直接人件費:研究開発に直接従事するスタッフの人件費

申請にあたっての注意点

申請受付期間は令和8年3月27日(金)から4月17日(金)17時00分までの約3週間です。受付期間を過ぎると申請は一切受け付けられないため、余裕を持った準備が必要です。

助成金の支払いは後払い(精算払い)方式です。助成事業を完了し、公社の検査・審査を経た後に支払われるため、開発期間中の資金は自己負担となります。資金繰り計画を事前に立てておくことが重要です。

問い合わせ先

公益財団法人東京都中小企業振興公社 企画管理部 助成課 新製品助成事務局
所在地:東京都千代田区神田練塀町3-3 大東ビル4階
TEL:03-3251-7894
e-mail:shinseihin-josei@tokyo-kosha.or.jp

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