石川県エアコン補助金比較図
室谷さん、石川県でエアコンを買い換えるときに補助金が使えるって聞いたんですが、本当ですか?
ほんとに使えますよ!しかも2026年は個人向けと事業者向けで別々に制度があって、かなり充実しています。個人の方なら「いしかわ省エネ家電・機器購入応援キャンペーン」で最大2万円分のキャッシュレスポイントが戻ってきます。
えっ、2万円!それはすごいですね。どんなエアコンを買えばもらえるんですか?
統一省エネラベルの星の数がポイントで、6畳用(2.2kW以下)なら★3.0以上で1万ポイント、8〜10畳用(2.5〜2.8kW)なら1万5,000ポイント、12畳以上(3.6kW〜)なら★2.0以上で2万ポイントですね。
なるほど、大型のエアコンほどポイントが多くなる仕組みなんですね。
そう、消費電力の大きい大型機を省エネ型に替えてもらうのが狙いだと思います。購入対象期間は2026年2月28日から9月13日まで。ポイント申請の締め切りは9月30日なので、買ったらなるべく早めに申請することをおすすめします。
はい、石川県の中小・中堅企業向けに「省エネ設備等導入支援事業」があって、補助率1/2、上限600万円という太っ腹な制度です。空調設備の更新もバッチリ対象になっています。
600万円!それは個人向けとはスケールが全然違いますね(笑)
ただ、この事業者向けは令和8年度の公募が4月17日に終わってしまって、今は受付終了中なんですよ。空調とセットで遮熱・断熱工事も一緒にやると別途200万円が加算されるので、合計最大800万円まで補助が出るんですが、タイミングを逃しちゃいましたね。令和9年度の公募を待つ価値は十分あります。
石川県エアコン補助金申請フロー
全体像として、石川県のエアコン補助金はどう整理したらいいんですか?
大きく「個人・家庭向け」と「事業者向け」の2軸で考えると分かりやすいです。さらに国の制度と石川県独自の制度があって、うまく組み合わせられると強いですよ。
組み合わせって、複数の補助金を重ねることができるんですか?
制度によりますね。国の補助金と石川県の省エネキャンペーンは、基本的に対象が異なるのでうまくいく場合もあるんですが、同一設備に対して複数の補助を使えないケースがほとんどです。申請前に必ず担当窓口に確認するのが鉄則です。
| 制度名 | 対象者 | 補助額・ポイント | 申請窓口 |
|---|
| いしかわ省エネ家電キャンペーン | 個人 | 最大2万ポイント(エアコン) | キャンペーンサイト |
| 石川県省エネ設備等導入支援事業 | 中小・中堅企業 | 最大600万円(補助率1/2) | jGrants |
| クーリングシェルター補助(国) | 商業施設等 | 最大1,000万円(補助率1/3) | 環境省 |
| 天然ガス利用設備導入支援補助(国) | 法人・法人等 | 最大3.6億円(補助率1/2〜1/3) | 都市ガス振興センター |
天然ガス利用設備で3.6億円ってすごい金額ですね、それもエアコンと関係あるんですか?
これはコージェネレーションシステムとかガスエンジンヒートポンプが主な対象で、エアコン機能も持つガス空調システムが含まれます。病院・ホテル・商業施設などの大型施設向けですね。停電時も動ける設備として、災害対策の観点から補助が手厚いんです。
個人向けの省エネ家電キャンペーン、どうやって使えばいいんですか?
手順はシンプルです。まず対象製品を確認して、対象の石川県内店舗でエアコンを購入します。購入後にキャンペーンサイトからポイント申請。審査が通ったらキャッシュレスポイントが戻ってくる流れです。
そうです、スマホからでもできます。購入時のレシートや省エネラベルの写真が必要になりますから、買ったときに忘れずに保管しておいてください。
キャンペーンに参加している石川県内の家電量販店などが対象になっています。ヨドバシカメラとかヤマダ電機とかの大手が入っているので、一般的なお店での購入なら問題ないと思います。念のためキャンペーンサイトで確認するといいですね。
- 対象: 石川県内の参加店舗で購入したエアコン
- 2.2kW以下: 統一省エネラベル★3.0以上 → 10,000ポイント
- 2.5〜2.8kW: 統一省エネラベル★3.0以上 → 15,000ポイント
- 3.6kW以上: 統一省エネラベル★2.0以上 → 20,000ポイント
- 購入対象期間: 2026年2月28日〜9月13日
- 申請締切: 2026年9月30日
- 1ポイント=1円(PayPayは0.97円)のキャッシュレスポイントに交換
★3.0以上って、どうやって判断すればいいんですか?
店頭のエアコンには「統一省エネラベル」という黄色と緑のラベルが貼ってあります。その上部に星の数が表示されているので、それを確認すればOKです。最近は省エネ性能が上がっているので、大手メーカーの標準モデルならほとんどクリアしています。
事業者向けの制度、もう少し詳しく教えてもらえますか?来年度の申請に備えたいんで。
この制度は国の重点支援地方交付金を活用した石川県独自の補助事業で、県内の中堅・中小企業が省エネ設備や再エネ設備を導入する費用を支援します。空調設備の更新もバッチリ含まれます。
2つの条件のどちらかをクリアする必要があります。「いしかわ事業者版/工場・施設版環境ISO」に登録してるか、過去3年以内に省エネ診断を受けているか、どちらかです。省エネ診断は石川県内の支援機関が実施していますよ。
数週間くらいかかる場合もあるので、来年度の公募に向けて今から準備しておくのが賢いですね。「炭素生産性の向上に寄与する」という要件を書類で示す必要があるので、そこが若干手間かもしれません。
- 事業者向けは同一設備に対して他の補助金との重複申請は不可
- 補助対象は「単価税抜100万円以上」の設備のみ(付帯工事等は含める可)
- 申請はjGrantsの電子申請。GビズIDが必要(取得に2週間ほど)
- 令和8年度公募は4月17日終了。次回は令和9年度を待つ
GビズIDって事前に取得しないといけないんですよね。
そう!これが盲点で、取得に2週間くらいかかることがあります。「さあ申請しよう」と思ったときにIDがないと詰みます(笑)。今から準備しておけば安心です。
いくつかあるんですが、石川県の事業者に特に関係しそうなのをご紹介します。まず「クーリングシェルターの普及に向けた高効率空調導入支援事業」ですね。補助率1/3、上限1,000万円という制度で、商業施設や公共施設に涼める場所を整備するための高効率空調が対象です。
クーリングシェルターって、熱中症対策の避暑スポットのことですよね?
そうです。2024年に改正気候変動適応法で制度化されて、一般の方が涼をとれる施設として開放する建物の空調を高効率化すると補助が出る仕組みです。ショッピングモールとか、カフェとか、公民館とか幅広い施設が対象になります。
環境省の公式ページか、jGrantsで確認できます。三次公募まで行われた実績があり、継続的な制度なので、次の公募スケジュールをチェックしておくといいと思います。
石川県も2024年の能登半島地震がありましたから、災害時に空調が使えるというのは特に重要な課題ですよね。
まさに。そういう観点からこの補助金を活用する石川県の事業者、特に病院や介護施設は積極的に検討してほしいですね。
国の制度で、もっと幅広い省エネ設備投資を支援するものはないんですか?
それは頼もしいですね。石川県の制度と合わせて検討できそうです。
ただ同一設備への重複申請はNGなので、どちらを使うか戦略的に選ぶ必要がありますね。
どの補助金がどんな事業者に向いているか、整理してもらえますか?
| 事業者タイプ | おすすめ制度 | 補助額の目安 |
|---|
| 製造業(工場の空調更新) | 石川県省エネ設備等導入支援事業 | 最大600万円(1/2補助) |
| 商業施設(涼める場所を開放) | クーリングシェルター補助(国) | 最大1,000万円(1/3補助) |
| 病院・介護施設 | 天然ガス利用設備導入支援補助 | 最大3.6億円(1/2〜1/3補助) |
| 一般家庭 | いしかわ省エネ家電キャンペーン | 最大2万ポイント |
| データセンター | DC脱炭素化設備導入支援事業 | 制限なし(公募要領参照) |
データセンター向けの補助金もあるんですね、意外でした。
「地域共生を目指したデータセンター脱炭素化設備導入支援事業」というもので、DCの省CO2型空調設備の導入が対象です。石川県でもデータセンター誘致を進めていますし、関係する事業者さんは
DC脱炭素化補助の詳細も確認してみてください。
補助金の申請を始める前に気をつけることって何ですか?
3つ挙げるとすると、まず「公募期間の確認」。補助金は公募期間が決まっていて、終わったら申請できません。特に事業者向けは今年の公募が終わっているので、来年度に向けて早めに準備する意識が重要です。
「GビズIDの事前取得」ですね。国の補助金はほぼjGrantsという電子申請システムを使うんですが、そこにログインするのにGビズIDが必要で、取得に2週間かかります。申請の直前に気づいても間に合わないことがあるので、今から取っておくといいです。
「重複申請の確認」です。同一設備に対して複数の補助金を組み合わせることが原則できません。石川県の省エネ設備支援と国の補助金を同じ空調に使うのはNGです。ただ、いしかわ省エネ家電キャンペーン(ポイント制)は適用関係が異なる場合があるので、個別に相談することをおすすめします。
補助金の公募スケジュールを確認(石川県商工労働部・環境省のHP)
GビズIDを事前に取得(jGrantsでの申請に必須、2週間かかる場合あり)
省エネ診断を受診(事業者向け石川県制度の申請要件)
「いしかわ事業者版環境ISO」への登録(省エネ診断の代替要件)
はい、これは補助金申請の鉄則です。「交付決定前の着手」は全補助金共通でNGです。「工事の予約はいいですが、契約・発注は交付決定通知が届いてから」が原則です。ここを間違えると補助金が出なくなることがあるので要注意です。
2024年の能登半島地震の影響で、石川県は「防災・減災」の観点からエネルギー政策が強化されています。国の交付金も手厚く活用されていて、省エネ設備導入支援の財源になっていたりします。
そうですね、被災地支援の文脈で国の予算が石川に重点配分されやすい環境があります。省エネ設備の導入は「BCP(事業継続計画)対策」という側面もありますし、申請書に盛り込めると説得力が増すと思います。
J-クレジットって書いてありましたが、それって何ですか?
省エネ活動でCO2を削減すると、その削減量を「J-クレジット」として売却できる仕組みです。石川県の省エネ設備支援では、J-クレジットプロジェクトへの参加に同意すると加点要件になります。直接的な補助額は増えないんですが、将来的なクレジット収入も見込めるので活用しがいがあります。
- 石川県省エネ設備等導入支援事業の令和8年度公募は2026年4月17日に終了済み
- 令和9年度公募の開始時期は未定(石川県商工労働部産業政策課に要確認)
- 補助対象は「単価税抜100万円以上」の設備のみ(小型エアコンは対象外の場合が多い)
- パートナーシップ構築宣言をしていると審査で加点
大企業から中小企業へのコストプッシュ抑制や、価格転嫁の支援などを宣言する制度です。内閣府のサイトから登録できて、これをやっておくと補助金審査で加点されることが多くなっています。石川県の制度だけでなく、他の補助金でも加点要件になることが増えているので、登録しておいて損はないですよ。
今日はたくさん教えていただきありがとうございました。個人向けと事業者向けで全然違うんだなというのがよく分かりました。
個人の方はまず省エネ家電キャンペーンのサイトをチェック。事業者の方は来年度の公募に向けてGビズIDと省エネ診断の準備を今から。この2つを押さえておけば、石川県のエアコン補助金はほぼカバーできます!石川県内の市町別の給付金・支援制度も合わせて確認したい方は
石川県の市区町村別補助金・給付金一覧もご覧ください。