令和3年度 災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
<ul><li>停電対応型コージェネレーションシステム(ガスエンジン・ガスタービン・燃料電池)およびGHPの導入・機能強化が対象</li><li>補助率は設備種別により1/2または1/3、補助上限額は最大2億4,000万円と大型設備投資に対応</li><li>天然ガスステーション設備の整備も別メニューとして用意されている</li><li>全業種対象のため、製造業・医療・商業施設・公共施設など幅広い事業者が申請可能</li><li>災害時のBCP対策と平時の省エネ・CO2削減を両立する「二重のメリット」がある</li><li>jGrants電子申請のほか、やむを得ない場合はメール・郵送での申請も受付</li></ul>
対象者・申請資格
<ul><li>日本国内に事業所を有する法人・個人事業主・地方公共団体等が対象</li><li>導入設備は停電対応型であることが必須条件(通常型コージェネは対象外)</li><li>設備の設置場所が明確で、災害時に地域への電力・熱供給に貢献できる計画があること</li><li>天然ガスの供給インフラ(都市ガス導管またはLNG供給)が確保されていること</li><li>過去に同一設備で本補助金の交付を受けていないこと</li><li>暴力団排除に関する誓約書の提出が必要</li></ul>
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申請ガイド
<ul><li>公募期間は2021年4月18日〜5月31日と約6週間(短期集中型)</li><li>jGrants(補助金電子申請システム)での申請が原則だが、メール・郵送も可</li><li>推奨ブラウザはChrome・Firefox・Edge(IEは使用不可)</li><li>公募説明会(Zoom)が4月22日〜27日に計4回開催され、事前登録制</li><li>設備導入計画書・CO2削減効果の算定書・見積書等の添付が必要</li><li>天然ガスステーション設備は別の申請様式を使用する点に注意</li></ul>
審査と成功のコツ
<ul><li>災害時の地域貢献(避難所への電力供給等)を具体的に記載すると加点される傾向がある</li><li>CO2削減効果を定量的に示し、環境面のメリットも明確にアピールする</li><li>設備の運用体制(保守計画・災害時の運転マニュアル)まで踏み込んだ計画を作成する</li><li>既存設備からのリプレースの場合は、現状の課題と改善効果を対比して示す</li><li>都市ガス事業者やエンジニアリング会社との連携体制を明記する</li><li>事業実施スケジュールは余裕を持った計画とし、年度内完了の確実性を示す</li></ul>
対象経費
対象となる経費
コージェネレーション設備費(4件)
- 停電対応型ガスエンジン発電システム
- 停電対応型ガスタービン発電システム
- 停電対応型燃料電池システム
- 系統連系・自立運転切替装置
空調設備費(3件)
- 停電対応型ガスヒートポンプ(GHP)
- GHP付帯設備・配管工事費
- 室外機・室内機一式
天然ガスステーション設備費(3件)
- 圧縮天然ガス充填設備
- 液化天然ガス供給設備
- 計量器・安全装置
付帯工事費(4件)
- ガス配管工事
- 電気配線工事
- 基礎・据付工事
- 防災設備連動工事
設計・監理費(3件)
- 設備設計費
- 施工監理費
- 環境影響評価費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 通常型(非停電対応)のコージェネレーションシステム
- 既存設備の単純な修繕・メンテナンス費用
- 土地の取得費・賃借料
- 建屋の新築・増築費用(設備設置に直接関係しない部分)
- 消費税・地方消費税
- 汎用的なパソコン・事務機器等の購入費
- 人件費・旅費・交通費
- 保険料・公租公課
よくある質問
Q停電対応型でない通常のコージェネレーションシステムも補助対象になりますか?
いいえ、本補助金は「停電対応型」のコージェネレーションシステムのみが対象です。通常型のコージェネは災害時に自立運転ができないため、本事業の趣旨である「災害時の強靭性向上」に合致せず、補助対象外となります。導入予定の設備が停電対応型の要件を満たすかどうか、事前にメーカーや都市ガス振興センターに確認されることをお勧めします。
Q全業種が対象とのことですが、個人事業主や地方自治体も申請できますか?
はい、法人だけでなく個人事業主や地方公共団体も申請可能です。病院・福祉施設・学校などの公共的施設や、工場・オフィスビル・商業施設など幅広い施設が対象となります。特に災害時に避難所となりうる施設や、地域のライフラインを担う事業所は、審査上も高く評価される傾向にあります。
Q補助率1/2と1/3はどのように決まるのですか?
補助率は導入する設備の種別によって異なります。停電対応型コージェネレーションシステムは原則1/2、天然ガスステーション設備は原則1/3が適用されます。ただし、詳細な補助率の条件は公募説明会資料に記載されており、設備の規模や設置場所の条件によって変動する場合があります。公募説明会への参加で最新の情報を確認されることを推奨します。
QjGrants以外の方法でも申請できますか?
はい、やむを得ない理由によりjGrantsを利用できない場合は、電子メールまたは郵送での申請が認められています。ただし、jGrantsでの申請が原則とされているため、可能な限りjGrantsをご利用ください。なお、jGrants利用時はChrome・Firefox・Edgeの最新バージョンを使用し、Internet Explorerは使用しないでください。
Q既に設置済みの天然ガス設備を停電対応型にアップグレードする場合も対象ですか?
はい、既存設備の「機能維持・強化」も補助対象に含まれています。既に設置済みのコージェネレーションシステムに停電対応機能(自立運転機能)を追加する改修工事や、老朽化した停電対応型設備のリプレースも対象となりえます。ただし、単純な修繕・メンテナンスは対象外ですので、具体的な改修内容について事前相談されることをお勧めします。
Q他の省エネ補助金と併用することはできますか?
原則として、同一の設備費用に対して複数の国庫補助金を重複して受けることはできません。ただし、補助対象経費が明確に区分できる場合は、建物の断熱改修等に関する別補助金との併用が認められるケースもあります。また、地方自治体独自のBCP対策補助金や再生可能エネルギー導入補助金は併用可能な場合が多いため、自治体の窓口にも確認されることをお勧めします。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は災害時のエネルギー供給強靭化を目的としており、省エネルギー投資促進に向けた支援補助金やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)補助金との併用は原則不可です。ただし、補助対象経費が明確に区分できる場合は、建物の断熱改修等に関する別補助金との組み合わせが認められるケースもあります。また、自治体独自のBCP対策補助金や再生可能エネルギー導入補助金を併せて活用することで、自己負担をさらに圧縮できる可能性があります。地方自治体の産業振興課やエネルギー政策課に事前相談されることをお勧めします。
詳細説明
災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金とは
本補助金は、経済産業省の委託を受けた都市ガス振興センターが執行する、災害時のエネルギー供給強靭化を目的とした支援事業です。近年、自然災害の激甚化により長期間の停電が頻発しており、事業所や公共施設におけるBCP(事業継続計画)対策の重要性が高まっています。
本事業では、停電時にも自立運転が可能な天然ガスコージェネレーションシステムやガスヒートポンプ(GHP)の導入を支援することで、災害時の電力・熱供給の確保と、平時における省エネルギー・CO2排出削減の両立を図ります。
2つの補助メニュー
本事業には大きく2つのメニューがあります。1つ目は「災害時にも対応可能な天然ガス利用設備」で、停電対応型コージェネ(ガスエンジン・ガスタービン・燃料電池)およびGHPの導入・機能強化が対象です。2つ目は「天然ガスステーションの設備」で、災害時にも天然ガス車両への燃料供給を継続するためのインフラ整備を支援します。
補助率と上限額
補助率は設備種別により1/2または1/3で、補助上限額は最大2億4,000万円です。大型の発電設備を導入する場合でも十分な支援が受けられる設計となっています。
申請時の注意点
jGrants電子申請が原則ですが、やむを得ない場合はメール・郵送も可能です。推奨ブラウザはChrome・Firefox・Edgeで、Internet Explorerは添付ファイルの不具合が報告されているため使用できません。公募期間は約6週間と短いため、早期の準備開始が重要です。
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