令和3年度 災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金(三次公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
<ul><li>停電対応型コージェネレーションシステムとGHPの導入に特化した補助金で上限2.4億円</li><li>三次公募は年度内最後の募集回となる可能性が高く、残存予算での採択となる</li><li>中圧導管または耐震性向上済み低圧導管によるガス供給が必須条件</li><li>系統電力の停電時に発電・空調を開始・継続できる設備であることが要件</li><li>避難所・病院・福祉施設等の防災拠点への設置が優先される</li><li>災害時の強靭性向上と平時の環境対策(省エネ・CO2削減)を同時に実現</li><li>天然ガスステーション設備の導入・機能維持強化も補助対象</li></ul>
対象者・申請資格
<ul><li>天然ガスを主原料とするガスを燃料とした設備を導入して使用する事業者</li><li>中圧導管によるガス供給、または耐震性を向上させた低圧導管による供給を受けること</li><li>系統電力の停電時に発電または空調を開始・継続できる設備であること</li><li>導入後に運転状況確認用の専用計測装置を設備に取り付けること</li><li>避難所として活用される施設への設置が優先される</li><li>全業種対象(製造業・サービス業・医療福祉・公共施設等)</li></ul>
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申請ガイド
<ul><li>jGrants(電子申請システム)での申請が基本。推奨ブラウザはChrome・Firefox・Edge(IEは不可)</li><li>やむを得ない理由がある場合は電子メールまたは郵送での申請も可能</li><li>GビズIDプライムの事前取得が必須</li><li>公募説明会資料で補助額上限・補助率の詳細を確認すること</li><li>設備の導入計画・設置場所・ガス供給方式の証明資料を準備</li><li>停電時の運転継続能力を示す技術資料の提出</li><li>公募期間は令和3年8月9日〜9月17日(約40日間)</li></ul>
審査と成功のコツ
<ul><li>災害時のBCP(事業継続計画)における本設備の位置づけを明確に記述する</li><li>避難所指定施設への設置は優先採択の対象となるため、自治体との協定を示す</li><li>平時のエネルギー効率向上・CO2削減効果を定量的に試算する</li><li>停電時の運転継続時間・供給可能電力量を具体的数値で示す</li><li>既存設備の老朽化状況と更新の緊急性を根拠データとともに説明する</li><li>地域の防災計画との整合性を示し、公共性の高さをアピールする</li></ul>
対象経費
対象となる経費
コージェネレーション設備費(4件)
- ガスエンジン・ガスタービン・燃料電池本体の購入費
- 停電対応型制御装置の導入費
- 排熱回収装置・熱交換器の購入費
- 系統連系に必要な電気設備費
GHP(ガスヒートポンプ)設備費(3件)
- 停電対応型ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン本体の購入費
- 室外機・室内機の設置工事費
- 停電時自立運転に必要な制御装置費
付帯設備費(4件)
- ガス配管の敷設・接続工事費
- 電気配線・制御盤の設置費
- 運転状況確認用の専用計測装置費
- 基礎工事・架台設置費
天然ガスステーション設備費(3件)
- 圧縮機・蓄ガス器等の主要設備費
- ディスペンサー等の供給設備費
- 安全装置・防災設備の導入費
設計・施工管理費(3件)
- 設備設計費
- 施工管理・工事監理費
- 各種届出・申請手続き費用
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 土地の取得費・造成費
- 建物の新築・増築に係る費用(設備設置に必要な基礎工事を除く)
- 既存設備の撤去のみを目的とした費用
- 消費税等の公租公課
- 他の補助金と重複する経費
- 設備の運転・保守に係る経常的経費
- 燃料費・電気料金等のランニングコスト
- 補助対象期間外に発生した費用
よくある質問
Q三次公募は一次・二次と内容が異なりますか?
事業内容・補助条件は同一です。ただし三次公募は年度予算の残存分での採択となるため、採択可能件数が一次・二次に比べて少なくなる可能性があります。計画の質を十分に高めた上で申請することが重要です。一次・二次で不採択だった案件の再申請も可能です。
Q中圧導管と低圧導管の違いは何ですか?
中圧導管は0.1MPa以上1MPa未満の圧力でガスを供給する配管で、耐震性が高く災害時も供給が継続されやすい特徴があります。低圧導管は0.1MPa未満で、一般家庭等への供給に使われます。本補助金では低圧導管の場合、耐震性を向上させたものに限定されます。ガス供給事業者に導管種別を確認してください。
Q避難所以外の施設でも申請できますか?
避難所として活用される施設への設置が優先されますが、それ以外の施設でも要件を満たせば申請可能です。病院・福祉施設・工場・商業施設等、停電時のエネルギー確保が社会的に重要な施設であれば対象となります。ただし、採択審査では防災拠点としての公共性が評価ポイントとなります。
Q既存のコージェネレーション設備の更新にも使えますか?
はい、既存設備の機能維持・強化(更新・改修)も補助対象に含まれます。老朽化した設備を停電対応型に更新するケースも対象です。ただし、単なる同等品への更新ではなく、停電対応機能の付加や性能向上を伴う更新であることが求められます。
Q補助率1/2と1/3の違いは何ですか?
補助率は設備の種類や設置場所等の条件により異なります。詳細は公募説明会資料に記載されていますので、そちらを確認してください。一般的に、防災拠点への設置や中小企業による導入の場合に高い補助率が適用される傾向があります。具体的な適用条件は補助金事務局に確認することをお勧めします。
QjGrantsでの申請がうまくいかない場合はどうすればよいですか?
やむを得ない理由によりjGrantsを利用できない場合は、電子メールまたは郵送での申請が認められています。公募要領内の資料を確認し、必要書類を期限内に提出してください。なお、jGrants利用時はChrome・Firefox・Edgeの最新バージョンを使用し、IEやEdgeのIEモードは使用しないでください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
<p>本補助金はエネルギー・防災分野の設備導入に特化しているため、建物本体の改修や省エネ対策と組み合わせた総合的な防災強靭化が可能です。同一経費への重複適用は不可ですが、経費を明確に切り分けることで併用できます。</p><ul><li><strong>環境省「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」</strong>:建物全体の省エネ改修と組み合わせ、本補助金はコージェネ設備に特化</li><li><strong>経産省「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」</strong>:高効率空調・照明等の省エネ設備と本補助金のGHP導入を併用</li><li><strong>総務省「緊急防災・減災事業債」</strong>:地方公共団体の防災拠点整備で活用し、民間設備は本補助金でカバー</li><li><strong>中小企業庁「事業継続力強化計画認定制度」</strong>:認定を取得し、本補助金の申請で防災への取り組みの本気度を示す</li></ul>
詳細説明
災害時の電力確保と平時の環境対策を両立する天然ガス設備の導入補助
本事業は、大規模災害時の電力供給途絶リスクに備え、天然ガスを活用した自立型エネルギー設備の普及を促進するものです。停電対応型コージェネレーションシステムやGHP(ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン)は、系統電力が停止しても都市ガスの供給が継続する限り発電・空調を維持できるため、防災拠点の機能維持に不可欠な設備です。
三次公募の特徴
本公募は令和3年度の三次公募であり、年度内では後半の募集回に位置します。一次・二次公募で配分されなかった残存予算での採択となるため、採択枠は限られる可能性がありますが、十分な計画準備を経た質の高い案件にとっては好機となり得ます。
対象設備
1. 停電対応型コージェネレーションシステム
ガスエンジン・ガスタービン・燃料電池を用いた発電設備で、停電時にも自立運転が可能なもの。排熱を空調・給湯に活用することで高いエネルギー効率を実現します。
2. 停電対応型GHP
ガスエンジン駆動のヒートポンプ・エアコンで、停電時にも空調運転を継続できるもの。避難所等での室内環境維持に有効です。
3. 天然ガスステーション設備
天然ガス自動車への燃料供給インフラの整備・機能維持強化も補助対象です。
ガス供給方式の要件
中圧導管によるガス供給、または耐震性を向上させた低圧導管による供給を受けることが必須条件です。これは災害時のガス供給継続性を担保するための要件であり、申請前にガス供給事業者への確認が必要です。
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