募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

令和3年度補正予算 災害時の強靱性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金

基本情報

補助金額
3.6億円
補助率: 1/2、1/3(補助額上限、補助率の詳細は交付規程を参照ください)
0円3.6億円
募集期間
2022-03-08 〜 2022-04-22
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

災害時の強靱性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金は、経済産業省が所管し、一般社団法人都市ガス振興センターが執行する補助事業です。災害時の停電に対応可能な天然ガス利用設備(停電対応型コージェネレーションシステム、停電対応型ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン)を導入する事業者に対して補助金を交付します。補助率は1/2または1/3で、補助上限は最大3億6,000万円と大型の支援制度です。対象施設は防災計画指定の避難所や防災拠点施設、自治体と協定を結んだ施設に限定されており、災害時に地域住民へ空間・物資・情報等を提供できることが条件です。平時には高効率なエネルギー利用による環境対策効果も期待でき、BCP(事業継続計画)と環境対策を両立できる制度として注目されています。

この補助金の特徴

1

最大3億6,000万円の大型補助

補助上限額は最大3億6,000万円と、設備導入系の補助金としては非常に大きな規模です。補助率は1/2または1/3で、設備の種類や規模に応じた詳細は交付規程に定められています。大規模な設備投資にも対応できるため、病院や大型公共施設等への導入に適しています。

2

停電対応型の設備に特化

対象設備は系統電力の停電時に発電または空調を開始・継続できる機能を持つことが必須条件です。通常のコージェネレーションシステムやGHP(ガスヒートポンプ)ではなく、停電対応機能を備えた機種に限定されています。これにより、災害時の電力供給途絶リスクに確実に対応できます。

3

中圧導管または耐震性向上低圧導管によるガス供給

ガス供給は中圧導管、または耐震性を向上させた低圧導管等による供給を受けることが条件です。中圧導管は大地震でも被害を受けにくく、災害時のガス供給継続性が高いため、設備の停電対応機能と合わせて二重の災害対策となります。

4

防災拠点・避難所限定の公共性

導入先は災害時に地域住民に空間・物資・情報等を提供可能な施設に限られます。防災計画指定の避難所、防災上中核となる施設、または自治体と防災協定を締結した施設のいずれかに該当する必要があり、地域貢献度の高い事業が対象です。

ポイント

本補助金の最大の魅力は、補助上限3億6,000万円という規模と、「災害対応力」と「環境性能」の両立を実現できる点です。ZEB(ゼロエネルギービル)は対象外となっている点に注意が必要ですが、それ以外の防災拠点施設であれば幅広く活用できます。特に病院や福祉施設、大型商業施設で自治体と防災協定を結んでいる施設にとっては、BCP強化と補助金活用を同時に実現できる極めて有力な制度です。

対象者・申請資格

業種要件

  • 家庭用需要を除く全業種が対象
  • 法人格の種類は問わない(株式会社、学校法人、医療法人、社会福祉法人等)

設備要件

  • 天然ガスを主原料とするガスを燃料とした設備であること
  • 停電対応型コージェネレーションシステム(ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池)
  • 停電対応型ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン
  • 系統電力の停電時に発電または空調を開始・継続できること
  • 運転状況確認用の専用計測装置を取り付けること

ガス供給要件

  • 中圧導管によるガス供給を受けていること
  • または耐震性を向上させた低圧導管等による供給を受けていること

施設要件(いずれかに該当)

  • 防災計画指定の避難所等として活用される施設
  • 防災上中核となる施設として活用される施設
  • 自治体と防災協定を締結している(見込み含む)施設
  • 災害時に地域住民に空間・物資・情報等を提供可能であること
  • ZEB(正味エネルギー消費量おおむねゼロの建築物)は対象外

ポイント

対象要件は「全業種」と幅広い一方で、設備・ガス供給・施設の3つの条件を全て満たす必要があります。特に「中圧導管または耐震性向上低圧導管によるガス供給」と「防災拠点としての位置づけ」が申請のハードルとなりやすいです。自治体との防災協定は「締結見込み」でも可能なため、これから協定を結ぶ予定の施設も検討対象となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:交付規程・公募要領の確認

都市ガス振興センターのウェブサイトから交付規程と公募要領を入手し、詳細な補助対象要件・補助率・補助上限額を確認します。公募説明会(オンライン)も開催されるため、参加することを推奨します。

2

ステップ2:設備・ガス供給の適格性確認

導入予定の設備が停電対応型であること、ガス供給が中圧導管または耐震性向上低圧導管であることを、ガス事業者や設備メーカーに確認します。

3

ステップ3:施設の防災拠点要件の確認

対象施設が防災計画指定施設・防災中核施設・防災協定締結施設のいずれかに該当するか確認します。該当しない場合は、自治体と防災協定を締結する手続きを進めます。

4

ステップ4:申請書類の作成・提出

GビズIDを取得し、Jグランツから申請します。公募期間は令和4年3月8日〜4月22日です。設備の仕様書、ガス供給の証明書類、防災拠点としての位置づけを示す書類等を準備します。

ポイント

申請の最大のポイントは、設備要件・ガス供給要件・施設要件の3条件を全て証明する書類の準備です。特にガス供給の種類(中圧か耐震性向上低圧か)は都市ガス事業者への確認が必要です。公募説明会はオンライン開催で参加しやすいため、必ず出席して疑問点を解消しておきましょう。GビズIDの取得に2〜3週間かかるため、早めの手続き開始が重要です。

審査と成功のコツ

災害時の貢献効果を具体的に示す
導入設備が停電時にどの程度の電力・空調能力を提供できるか、何人分の避難スペースをカバーできるかを定量的に示しましょう。過去の災害事例を引用し、停電対応型設備がどのような場面で有効かを具体的に説明することが効果的です。
平時の環境対策効果もアピール
コージェネレーションシステムは平時には高効率な熱電併給によりCO2削減に貢献します。省エネ効果やCO2削減量を具体的な数値で示し、災害対策と環境対策の両立を強調しましょう。
公募説明会への参加と事前相談
都市ガス振興センターが開催するオンライン公募説明会(3月16日・18日)に必ず参加し、制度の詳細を把握してください。個別の質問も受け付けているため、自施設の該当性について事前に確認することを推奨します。
ガス事業者との連携を明確に
都市ガス事業者との連携体制(ガス供給の安定性、保守管理体制等)を具体的に示すことで、事業の実現可能性と継続性をアピールできます。

ポイント

本補助金は「災害対応」が最重要テーマです。設備の停電対応能力と施設の防災貢献度を定量的に示すことが採択の決め手となります。公募説明会への参加は事実上必須であり、不明点の解消だけでなく、事業の方向性を確認する貴重な機会です。ガス事業者との連携体制も重要な評価ポイントとなります。

対象経費

対象となる経費

設備購入費(3件)
  • 停電対応型コージェネレーションシステム(ガスエンジン・ガスタービン・燃料電池)
  • 停電対応型ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン
  • 停電対応に必要な制御装置・付帯設備
設置工事費(3件)
  • 設備の据付・配管工事費
  • 電気配線工事費
  • 基礎工事費
計測装置費(2件)
  • 運転状況確認用の専用計測装置
  • データ収集・通信装置
設計費(2件)
  • 設備導入に係る設計費
  • 系統連系に関する設計費
ガス供給設備費(2件)
  • ガス導管の敷設・接続工事費
  • ガスメーター等の設置費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • ZEB(正味エネルギー消費量おおむねゼロの建築物)への設備導入
  • 建物の建設・改修費用(設備設置に直接関係しない部分)
  • 家庭用需要向けの設備
  • 系統電力停電時に発電・空調を継続できない設備
  • 既に他の補助金で補助を受けている経費
  • 補助事業期間外に発生した費用
  • 土地の取得に係る費用

よくある質問

QZEB(ゼロエネルギービル)が対象外なのはなぜですか?
A

ZEBは平均でエネルギー消費量が正味おおむねゼロ以下となる建築物であり、既に高い省エネ性能を実現しています。本補助金は「災害時の強靱性向上」を主目的としており、ZEBは別途の補助制度(環境省のZEB関連補助金等)でカバーされるため、対象から除外されています。ZEBに該当しない建築物でも、本補助金で停電対応型設備を導入することで災害対応力と環境性能の向上が図れます。

Q中圧導管と低圧導管の違いは何ですか?
A

ガス導管は供給圧力によって分類されます。中圧導管は0.1〜1MPa程度の圧力で供給され、主に大口需要家やビル等に接続されています。大地震でも損傷しにくい耐震性が特徴です。低圧導管は一般家庭向けの低い圧力で供給されます。本補助金では中圧導管、または「耐震性を向上させた低圧導管等」が条件となっており、災害時のガス供給継続性が重視されています。自施設のガス供給形態は都市ガス事業者に確認してください。

Q防災協定を締結していない施設は対象外ですか?
A

現時点で防災協定を締結していなくても、「締結見込み」があれば申請可能です。つまり、本補助金の申請に合わせて自治体と防災協定の締結を進めることができます。病院、大型商業施設、スポーツ施設等で避難所としての活用が想定できる施設は、自治体の防災担当部署に相談して協定締結を検討してください。

Qコージェネレーションシステムの停電対応型とはどのような機能ですか?
A

通常のコージェネレーションシステムは系統電力と連系して運転するため、停電時には安全装置が作動して停止します。停電対応型は、停電検知後に自動的に自立運転モードに切り替わり、ガスさえ供給されていれば独立して発電・熱供給を継続できる機能を備えています。切り替えにかかる時間は機種によりますが、数秒〜数十秒程度です。設備選定時にメーカーに停電対応機能の仕様を確認してください。

Q計測装置の取り付けは何のために必要ですか?
A

補助事業で導入した設備の運転状況を確認するために、専用の計測装置の取り付けが義務付けられています。これは、補助金交付後の設備の稼働状況や省エネ効果を検証するためのデータ収集が目的です。運転データは事業報告等で提出が求められる場合があります。計測装置の費用も補助対象経費に含まれるため、追加コストの心配は不要です。

Q公募説明会に参加しないと申請できませんか?
A

公募説明会への参加は申請の必須条件ではありません。しかし、本補助金は設備要件・ガス供給要件・施設要件と条件が多岐にわたるため、説明会に参加して制度の詳細を正確に理解することを強く推奨します。説明会はZoomによるオンライン開催(3月16日・18日)で、都市ガス振興センターのウェブサイトから事前登録が必要です。個別の質問も受け付けているため、自施設の該当性について直接確認できる貴重な機会です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省所管の令和3年度補正予算に基づく事業です。同一経費について他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、設備導入と建物改修を分離できる場合は、建物部分について環境省の「ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物実証事業」等の活用が考えられます(ただし本補助金はZEBを対象外としているため、ZEB化部分と停電対応設備部分の明確な切り分けが必要です)。また、自治体独自のBCP対策支援事業や、中小企業向けの設備投資補助金(ものづくり補助金等)との併用も、経費の重複がなければ検討可能です。併用の際は必ず都市ガス振興センターおよび関連補助金の事務局に事前確認してください。

詳細説明

事業の概要

本補助金は、令和3年度補正予算に基づき、災害時の停電にも対応可能な天然ガス利用設備の導入を支援する制度です。停電対応型コージェネレーションシステム(ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池)および停電対応型ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコンの導入に対して、設備費・工事費等の一部を補助します。

補助率と補助上限額

補助率は1/2または1/3で、設備の種類や規模によって異なります。補助額の上限は最大3億6,000万円です。詳細な補助率と上限額は交付規程に定められています。

対象設備

以下の設備が対象となります。いずれも系統電力の停電時に発電または空調を開始・継続できる機能を備えていることが必須です。

  • 停電対応型コージェネレーションシステム:ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池
  • 停電対応型ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン

ガス供給の要件

天然ガスを主原料とするガスを燃料とし、以下のいずれかのガス供給を受けることが条件です。

  • 中圧導管によるガス供給
  • 耐震性を向上させた低圧導管等による供給

中圧導管は大規模地震でも被害を受けにくい特性があり、災害時のガス供給継続性を確保するための要件です。

対象施設

以下のいずれかに該当し、災害時に地域住民に空間・物資・情報等を提供可能な施設に限られます。ZEBは対象外です。

  • 国や地方公共団体の防災計画指定の避難所等
  • 防災上中核となる施設(活動拠点等)
  • 自治体と防災協定を締結している施設(見込みも含む)

公募スケジュール

公募期間は令和4年3月8日〜4月22日です。オンライン公募説明会が3月16日(水)と3月18日(金)に開催され、都市ガス振興センターのウェブサイトから事前登録できます。

問い合わせ先

一般社団法人都市ガス振興センター(TEL:03-6435-7692)が事業全般の窓口です。GビズIDの取得はgbiz-id.go.jpから手続きできます。

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