募集予定
普通
準備期間の目安: 約30

令和8年度外国商標出願費用助成事業(第1回)

基本情報

補助金額
60万円
補助率: 1/2
0円60万円
募集期間
2026-04-22 〜 2026-05-14
残り26
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

東京都中小企業振興公社が実施する、東京都内の中小企業を対象とした外国商標出願費用の助成制度です。海外で商標権を取得するための出願費用の1/2以内(上限60万円)を助成します。自社ブランドを海外市場で保護し、模倣品やブランドの無断使用から事業を守るために不可欠な制度です。1年度につき1社1出願の制限がありますが、助成対象期間は1年6か月と長めに設定されており、海外商標出願の審査期間にも対応できます。年2回の申請期間が設けられ、jGrantsによる電子申請で手続きが完結します。

この補助金の特徴

1

海外商標出願費用の半額を助成

外国での商標出願に要する費用(出願手数料、代理人費用、翻訳料等)の1/2以内、最大60万円が助成されます。海外での商標出願は現地代理人費用や翻訳料で高額になりがちですが、この助成により中小企業でも戦略的なブランド保護が可能になります。

2

1年6か月の余裕ある助成対象期間

助成対象期間は令和8年4月1日から令和9年9月30日までです。海外の商標出願は審査に時間がかかる国もあるため、この長い対象期間は実務上非常に有利です。

3

年2回の申請受付で利用しやすい

第1回(4月22日〜5月14日)と第2回(9月2日〜9月25日)の2回申請を受け付けています。海外展開の時期に合わせて柔軟に申請できます。

4

jGrantsで完結するオンライン申請

申請はjGrantsを通じて電子的に行えるため、来庁不要で手続きが完結します。GビズIDの事前取得が必要です。

ポイント

海外でのブランド保護は「後回しにすると高くつく」典型的な知財投資です。商標を先に他者に登録されてしまうと、取り戻しに数百万円のコストがかかることもあります。60万円の助成を活用して、海外展開と同時に商標保護を進めることが長期的なリスク回避につながります。

対象者・申請資格

申請資格

  • 東京都内に本店を有する中小企業者(会社および個人事業者)
  • 中小企業団体
  • 一般社団法人・一般財団法人

申請の制限

  • 1年度につき1社1出願に限る
  • 識別力のある商標を有し、海外で広く活用する意思があること
  • 優れた商品やサービスを提供していること

中小企業の定義

  • 製造業・その他:資本金3億円以下または従業員300人以下
  • 卸売業:資本金1億円以下または従業員100人以下
  • 小売業:資本金5000万円以下または従業員50人以下
  • サービス業:資本金5000万円以下または従業員100人以下

ポイント

「識別力のある商標」とは、他社の商品・サービスと区別できる商標のことです。一般的な名称や記述的な表現は識別力が弱いと判断される可能性があります。申請前に弁理士に商標の識別力について相談し、出願の見通しを確認しておきましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:商標と出願先国の検討

海外で保護したい商標(ブランド名、ロゴ等)と出願先の国・地域を決定します。弁理士に相談し、マドリッドプロトコル(国際商標登録制度)の利用可否も含めて出願戦略を検討しましょう。

2

ステップ2:先行商標調査と見積もりの取得

出願先国での先行商標調査を実施し、弁理士事務所から出願費用の見積もりを取得します。先行調査費用も助成対象です。

3

ステップ3:jGrantsでの申請

申請受付期間内にjGrantsを通じて申請します。第1回は令和8年4月22日〜5月14日、第2回は9月2日〜9月25日です。GビズIDプライムが必要です。

4

ステップ4:審査・交付決定

申請内容が審査され、交付決定通知が届きます。商標の識別力、海外展開計画の具体性が審査ポイントです。

5

ステップ5:出願手続きの実施・実績報告

交付決定後、助成対象期間内に出願手続きを進め、完了後に実績報告書を提出します。

ポイント

申請受付期間は各回約3週間と限られています。弁理士との相談、先行商標調査、見積もり取得、GビズIDの準備は申請期間前に完了させておきましょう。特にGビズIDプライムの取得には2〜3週間かかるため、早めの準備が不可欠です。

審査と成功のコツ

出願先国の優先順位付け
全世界に出願するのは現実的ではありません。自社製品・サービスの主要市場、模倣品リスクの高い地域を優先して出願先を選定しましょう。中国、東南アジア、米国、EUなど、事業戦略に基づいた優先順位付けが重要です。
マドリッドプロトコルの活用検討
マドリッドプロトコル(国際商標登録制度)を利用すると、一つの出願で複数国に商標登録を求めることができます。個別国への直接出願と比較して、費用面で有利になる場合があります。弁理士に最適な出願ルートを相談しましょう。
商標の識別力の確認
出願予定の商標が各国で登録される見込みがあるか、事前に識別力の調査を行いましょう。商標が記述的(商品の特徴をそのまま表す表現)な場合は登録が難しくなります。必要に応じて商標の修正も検討してください。
意匠出願助成との合わせ技
同じ東京都中小企業振興公社の「外国意匠出願費用助成事業」も活用することで、ブランド(商標)とデザイン(意匠)の両面から海外での知的財産保護を実現できます。

ポイント

商標は「先願主義」の国が多く、先に出願した者が権利を取得します。海外展開を検討し始めた段階で商標出願の計画を立て、本助成金を活用して速やかに出願することが重要です。出願の遅れは将来的な大きなリスクとなります。

対象経費

対象となる経費

出願手数料(3件)
  • 外国特許庁への商標出願手数料
  • マドリッドプロトコルの国際出願手数料
  • 指定国への個別手数料
代理人費用(2件)
  • 国内弁理士の出願代理費用
  • 現地代理人(外国弁理士)の費用
翻訳料(2件)
  • 出願書類の翻訳費用
  • 商品・サービスの説明文の翻訳費用
調査費用(2件)
  • 先行商標調査費用
  • 出願先国の商標制度調査費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 国内での商標出願に係る費用
  • 商標のデザイン・ロゴ制作費用
  • 出願に直接関係のないコンサルティング費用
  • 交通費・通信費等の間接経費
  • 助成対象期間外に発生した費用
  • 既に他の公的助成を受けている経費

よくある質問

Qマドリッドプロトコルを利用した国際出願も対象ですか?
A

はい、マドリッドプロトコル(国際商標登録制度)を利用した出願も対象となる可能性があります。マドリッドプロトコルはWIPOを通じて複数国に一括で商標出願できる制度で、個別出願より効率的な場合があります。具体的な適用については申請時にご確認ください。

Q日本で商標登録をしていなくても申請できますか?
A

日本での商標登録は助成の必須条件ではありませんが、マドリッドプロトコルを利用する場合は日本での出願・登録が前提となります。直接出願の場合は日本での登録がなくても外国出願は可能です。出願戦略については弁理士にご相談ください。

Qロゴマークと文字商標を別々に出願する場合、両方対象になりますか?
A

1年度につき1社1出願の制限があります。ロゴマークと文字商標を別の出願として扱う場合、同一年度には一方のみが助成対象となります。どちらを優先するかは商標の重要度と模倣リスクを考慮して弁理士と検討してください。

Q出願後に拒絶された場合も助成金はもらえますか?
A

助成金は出願手続きに要した費用に対して交付されるものであり、出願の結果(登録の可否)によって助成金の交付自体が取り消されることは一般的にはありません。ただし、助成要件の詳細については東京都中小企業振興公社にご確認ください。

Q外国意匠出願費用助成事業と同時に申請できますか?
A

はい、商標出願と意匠出願は対象が異なる別制度のため、それぞれ個別に申請することが可能です。海外展開に際しては、ブランド保護(商標)とデザイン保護(意匠)の両面から知的財産を確保することが重要です。両制度を効果的に活用してください。

Q申請にはGビズIDが必要ですか?
A

はい、jGrantsでの申請にはGビズIDプライムが必要です。GビズIDはデジタル庁が運営する法人・個人事業主向けの認証システムで、オンラインでの申請・取得が可能です。審査・発行には2〜3週間かかるため、申請受付期間の1か月前には取得手続きを開始してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

東京都中小企業振興公社は本助成金のほか、「外国意匠出願費用助成事業」(上限60万円)も実施しています。海外展開に際しては、ブランド保護(商標)とデザイン保護(意匠)の両方を確保することが理想的です。それぞれ別制度のため、同一年度に両方を申請することも可能です。また、JETROの「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業」は、本助成金と対象経費が重複する場合は併用できませんが、出願先国を分けるなどの工夫で活用できる場合があります。東京都の「知的財産活用製品化支援事業」など、知財活用支援の関連制度も確認し、海外展開の総合的な知財戦略を構築しましょう。

詳細説明

外国商標出願費用助成事業の概要

東京都中小企業振興公社が実施する本助成金は、海外市場でのブランド保護を目的として、東京都内の中小企業の外国商標出願費用を支援する制度です。出願費用の1/2以内(上限60万円)を助成します。

助成内容

  • 助成率:1/2以内
  • 助成限度額:60万円
  • 助成対象期間:令和8年4月1日〜令和9年9月30日(1年6か月)
  • 制限:1年度1社1出願

なぜ海外商標出願が重要なのか

日本で商標登録をしていても、海外では自動的に保護されません。商標は各国ごとに出願・登録が必要です。特に「先願主義」を採用している国(中国など)では、先に出願した者が権利を取得するため、自社ブランドを海外で使おうとした際に、すでに他者に商標登録されているリスクがあります。

商標を他者に先取りされた場合、取り戻しには異議申立や無効審判など数百万円規模の費用がかかることもあります。海外展開を検討し始めた段階で、速やかに商標出願を行うことが最も効果的なリスク回避策です。

対象となる経費

  • 外国出願手数料:各国特許庁やWIPOへの出願手数料
  • 代理人費用:国内外の弁理士費用
  • 翻訳料:出願書類の翻訳費用
  • 先行商標調査費用:出願先国での先行調査費用

申請スケジュール

年2回の申請期間が設けられています。

  • 第1回:令和8年4月22日(水)〜5月14日(木)17時まで
  • 第2回:令和8年9月2日(水)〜9月25日(金)17時まで

申請はjGrantsを通じて行います。GビズIDプライムの事前取得が必要です(取得に2〜3週間)。

マドリッドプロトコルの活用

マドリッドプロトコル(国際商標登録制度)を利用すると、WIPOへの一度の出願で複数国に商標登録を求めることができます。個別に各国へ直接出願するよりも費用を抑えられる場合があり、弁理士と相談して最適な出願ルートを選択することが重要です。

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