佐藤

佐藤

編集長

秋田県で住宅に関する補助金や給付金には、どんなものがあるんでしょうか?
室谷

室谷

代表取締役

秋田県の住宅支援は、移住促進・子育て世帯・空き家活用の3つを軸に、全国でもトップクラスの充実ぶりです。たとえば、秋田市だけでも「子育て世帯移住促進事業補助金」や「空き家定住推進事業」、「多世帯同居推進事業補助金」など、多彩な給付金が用意されています。さらに、環境省や国土交通省が実施する国の補助金を組み合わせれば、リフォームや高性能な新築で大きな支援が受けられます。

移住・子育て世帯を後押しする給付金

佐藤

佐藤

編集長

秋田市の「子育て世帯移住促進事業補助金」の内容を、具体的に教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

この補助金は、秋田市外から秋田市に移住する子育て世帯が対象です。引越し費用や住宅の購入費・賃貸契約費などの移住経費に対して、上限30万円を補助し、さらに18歳未満の子ども1人につき10万円が加算されます。お子さんが2人いれば最大50万円、3人なら60万円と、家族構成に応じて手厚くなります。転入後に実際に居住し、子育てをしていることが条件です。
佐藤

佐藤

編集長

結婚や多世帯同居での引っ越しにも補助があるそうですね。
室谷

室谷

代表取締役

はい、秋田市には「結婚新生活支援事業補助金」があり、婚姻に伴う新生活のスタート費用として上限60万円が支給されます。由利本荘市にも同名の「結婚新生活支援事業」があり、こちらも上限60万円です。いずれも世帯収入に応じた要件があります。また、「秋田市多世帯同居推進事業補助金」は、親世帯と子世帯が同居するための住宅改修や増築に上限100万円を補助。三世代同居を促す制度で、住宅のバリアフリー化などにも使えます。

空き家対策で最大100万円

佐藤

佐藤

編集長

空き家を活用する場合の補助金は、どのようなものがありますか?
室谷

室谷

代表取締役

秋田市では2つの制度が代表的です。「空き家定住推進事業」は、空き家を購入または賃借して定住する際の改修費用を補助し、上限は100万円。もう一つの「老朽危険空き家解体撤去補助金」は、危険な空き家の解体費用に上限50万円を補助します。人口減少に悩む秋田県ならではの、空き家問題と定住促進を同時に解決する施策です。

リフォーム支援:県・市・国の制度を賢く組み合わせる

佐藤

佐藤

編集長

住宅のリフォームに対する補助金には、どんな選択肢がありますか?
室谷

室谷

代表取締役

まず、秋田県の「住宅リフォーム推進事業」は、県内の住宅を対象に断熱改修やバリアフリー化工事などを支援し、上限60万円。秋田市独自の「住宅リフォーム支援事業」は小規模ですが上限5万円、由利本荘市の「住宅リフォーム資金助成事業」は上限20万円です。これらに加え、国が実施する環境省の補助金を併用できるケースもあります。
室谷

室谷

代表取締役

たとえば、環境省の「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」では、高性能な断熱窓への交換に対して補助が出ます。また「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」は、壁や天井、床の断熱改修を幅広くカバーします。これらの国の事業は上限額が100,000,000,000万円という巨額な枠組みですが、実際には工事内容に応じた定額補助となる点に注意が必要です。申請期間は年度ごとに設定されており、たとえば断熱窓改修は2025年1月7日、既存住宅断熱リフォームは2024年12月16日が締切でした。次の募集にも注目しましょう。

新築・大規模改修で使える先進的な補助金

佐藤

佐藤

編集長

新築や大幅な省エネ改修を考えている場合、どのような補助金がありますか?
室谷

室谷

代表取締役

2050年カーボンニュートラルに向けて、国は住宅の脱炭素化を強力に後押ししています。環境省の「住宅のZEH・省CO2化促進事業(うちZEH化支援事業)」は、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の新築・改修を支援。さらに「脱炭素志向型住宅の導入支援事業」や「住宅の脱炭素化促進事業」など、複数の枠組みが用意されています。
室谷

室谷

代表取締役

なかでも注目は「LCCM住宅整備推進事業」です。LCCMとはライフサイクルカーボンマイナスの略で、建設から解体までのCO2排出量をトータルでマイナスにする超高性能住宅です。令和5年度の「LCCM住宅整備推進事業(第1回)」や「令和6年度LCCM住宅整備推進事業」、「サステナブル建築物等先導事業 LCCM戸建住宅部門」では、1戸あたり最大140万円が補助されます。ZEHを超える最高水準の住宅を建てる際に、追加的なコストを大きく軽減してくれます。
佐藤

佐藤

編集長

子育て世帯向けの賃貸住宅改修を支援する制度もあるとか。
室谷

室谷

代表取締役

国土交通省の「令和8年度子育て【改修型】」がそれです。賃貸住宅のオーナーが、子育て世帯の安全安心を確保する工事(上限120万円/戸)や、交流施設の整備(上限600万円/棟)を行う場合に、補助対象経費の1/3との小さい方が補助されます。申請期間は2026年4月8日〜2027年2月26日と長めなので、計画的な改修が可能です。

申請時の注意点と併用の可否

佐藤

佐藤

編集長

これだけ多くの制度があると、複数を組み合わせて使えるのか気になります。
室谷

室谷

代表取締役

併用の可否は制度ごとに異なりますが、国と県・市の補助金は、対象経費が重複しなければ併用できる場合が多いです。たとえば、秋田県の住宅リフォーム推進事業で躯体の断熱改修を行い、国の断熱窓改修補助金で窓だけ別途申請する、といった使い方が想定されます。ただし、同じ工事に対して二重に補助を受けることはできません。給付金同士でも、結婚新生活支援と子育て世帯移住促進は要件が異なるため、両方受給できる可能性があります。
佐藤

佐藤

編集長

秋田市の移住支援金には申請期限はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

給付金は年度ごとに予算が組まれており、募集期間が定められていることが一般的です。秋田市の各制度については、公式サイト(https://www.city.akita.lg.jp/)で最新の募集要項を確認してください。また、秋田県全体の移住情報は県庁サイト(https://www.pref.akita.lg.jp/)も参考になります。
佐藤

佐藤

編集長

最後に、秋田県で住宅支援を最大限に活用するコツを教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

まずはご自身の状況(移住、子育て、リフォーム、新築、空き家活用)を明確にし、該当する制度をリストアップすること。次に、国の補助金と県・市の給付金を組み合わせ、複数の制度を同時に検討すること。そして、申請期限を必ずチェックすること。秋田県は人口減少対策に非常に力を入れており、住宅支援の手厚さは全国屈指です。ぜひ積極的に情報を集めて、賢く利用してください。