佐藤

佐藤

編集長

群馬県で住宅に関係する支援って、具体的にどんな制度があるんでしょうか? 引っ越しやリフォームを考えているんですが。
室谷

室谷

代表取締役

実は、国が提供する補助金と、群馬県や市町村独自の給付金の2つのルートがあって、意外とたくさんの選択肢がありますよ。まずは全国規模で、群馬でももちろん使える補助金から整理していきましょうか。
佐藤

佐藤

編集長

全国規模の補助金っていうと、最近話題の省エネ・脱炭素のものでしょうか?
室谷

室谷

代表取締役

そうです。たとえば環境省の「【環境省】断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」は、窓を高性能な断熱窓に交換する工事を後押しする制度で、群馬のような冬の寒さが厳しい地域では特に有効です。同様に、「【環境省】住宅のZEH・省CO2化促進事業(うち断熱リフォーム支援事業)」は、断熱材や窓の改修を一体で支援してくれるので、既存住宅の光熱費削減と快適性向上に直結します。
佐藤

佐藤

編集長

ZEHって聞いたことがありますが、あれは新築向けのイメージがあります。
室谷

室谷

代表取締役

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は本来、年間の一次エネルギー消費量をゼロ以下にする高性能住宅ですが、国の補助金は新築だけでなく改修にも広がっています。「【環境省】住宅のZEH・省CO2化促進事業(うちZEH化支援事業)」や「【環境省】脱炭素志向型住宅の導入支援事業」では、ZEH基準を満たす新築・改修に対して補助が行われます。
佐藤

佐藤

編集長

さらにその先のLCCM住宅というのがあると聞きました。
室谷

室谷

代表取締役

LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅は、建設から解体までの一生涯でCO2排出量をマイナスにする究極の脱炭素住宅です。国土交通省の「令和6年度 LCCM住宅整備推進事業【令和5年度 全体設計承認者用】」や「令和6年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)LCCM戸建住宅部門」では、1戸あたり上限140万円の補助が設定されていて、群馬県内の工務店やハウスメーカーも手がけ始めています。
佐藤

佐藤

編集長

断熱リフォームだけでも、いくつか公募があるんですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。例えば「【環境省】既存住宅の断熱リフォーム支援事業」は、壁・天井・床などの断熱改修を対象にしており、期間が限られていた公募(2024年12月16日締切)ですが、同じような制度が別年度にも展開される可能性が高いので、最新情報のチェックが欠かせません。
佐藤

佐藤

編集長

住宅オーナー向けの賃貸改修の補助もあるとか。
室谷

室谷

代表取締役

ええ、「令和8年度子育て【改修型】」は、スマートウェルネス住宅等推進事業の一環で、子育て世帯向け賃貸住宅の改修を支援します。安全安心確保工事なら上限120万円/戸、交流施設整備なら上限600万円/棟と、補助対象経費の1/3との小さい額が補助されます。2027年2月26日まで申請を受け付けているので、賃貸経営をされている方は見逃せません。
佐藤

佐藤

編集長

申請の〆切が数年先まであると準備しやすいですね。
室谷

室谷

代表取締役

はい。さらに「【環境省】【R8年度】住宅の脱炭素化促進事業(うち戸建住宅・集合住宅のZEH化・省CO2化促進事業)」も2026年2月5日まで募集が行われており、新築・改修ともにZEH化を後押しします。いずれも補助率や上限額は公募要領で確認が必要ですが、計画的に進めれば大きな助けになります。
佐藤

佐藤

編集長

これらの全国補助金は、群馬県内の工務店や事業者が代理申請できるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

多くの場合、住宅事業者やリフォーム会社が申請手続きを代行してくれる仕組みです。個人で直接申請できるケースもありますが、事業者と相談しながら進めるのが一般的です。詳細は各制度の公式ページで確かめてください。

群馬県ならではの給付金を押さえる

佐藤

佐藤

編集長

群馬県独自の制度は何がありますか?
室谷

室谷

代表取締役

まず代表的なのが「群馬県移住支援金事業」です。東京圏からの移住を促進するもので、単身で60万円、世帯で100万円が支給され、18歳未満の子供がいる世帯は加算があります(市町村によって異なります)。引っ越し費用や家賃の足しにできるので、地方暮らしを考えている方には大きな後押しです。
佐藤

佐藤

編集長

賃貸住宅でも移住支援金は受けられますか?
室谷

室谷

代表取締役

基本的には移住先の市町村が定める条件を満たせば、賃貸でも対象になる場合が多いですが、詳細は各自治体の公式情報でご確認ください。
佐藤

佐藤

編集長

他にも結婚や空き家対策の補助があると聞きました。
室谷

室谷

代表取締役

その通りです。「令和7年度結婚新生活支援補助金」は、新婚世帯の住宅費や引っ越し費用をサポートし、上限100万円が支給される制度です。また、空き家問題に対応した町村独自の支援として、邑楽町の「空家等対策補助事業」では上限20万円、みどり市の「空き家改修補助金」では上限80万円、嬬恋村の「空家対策総合支援事業補助金」では上限30万円が設けられています。
佐藤

佐藤

編集長

群馬県全体で環境に配慮した住宅を増やす動きもあるのでしょうか。
室谷

室谷

代表取締役

「ぐんまゼロ宣言住宅促進事業」がまさにそれで、上限30万円を支給して県産材を使った省エネ住宅の普及を図っています。こうした給付金は補助金と違って返済不要で、家計の大きな助けになります。

複数の制度を組み合わせるコツ

佐藤

佐藤

編集長

国の補助金と県の給付金って、併用できるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

制度によって異なりますが、要件を満たせば併用できる場合もあります。例えば、国の「断熱リフォーム支援事業」で窓や壁を改修しながら、ぐんまゼロ宣言住宅促進事業の給付金を申請する、といった組み合わせが考えられます。ただし、必ずそれぞれの公募要領で重複の可否を確認してください。
佐藤

佐藤

編集長

手続きが煩雑そうで、挫折してしまいそうです。
室谷

室谷

代表取締役

その点は、建築士や工務店、リフォーム事業者がサポートしてくれるので安心してください。特に全国規模の補助金は、施工業者が申請代行に慣れていることが多いです。事前に相談し、必要な書類やスケジュールを整理しておくことが成功のカギです。
佐藤

佐藤

編集長

群馬で移住して、古い家を買ってリノベーションする場合、どんな補助が使えるかイメージが湧きました。
室谷

室谷

代表取締役

いいですね。移住支援金で引っ越し費用をまかない、断熱リフォーム補助で省エネ性能を高め、子育て改修型補助で家族が安心して暮らせる家にする…といったストーリーが描けます。まずは、自分がどのエリアで、どんな住まい方をしたいかを決めてから、該当しそうな制度をピックアップしてみてください。

申請までの流れと注意点

佐藤

佐藤

編集長

締切に間に合うか心配です。
室谷

室谷

代表取締役

公募期間は意外に短いものもあるので、狙っている制度の公式サイトをこまめに確認するのが大切です。例えば「【環境省】断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」の2025年1月7日締切のように、年度末が近づくと集中する傾向があります。余裕をもって準備しましょう。
佐藤

佐藤

編集長

書類が揃わないまま締切が来てしまうこともあるとか。
室谷

室谷

代表取締役

はい、見積書や工事明細、エネルギー性能の証明書など、準備には時間がかかります。施工業者と早めに打ち合わせをして、申請書類の作成を依頼するのがベストです。また、一部の制度では、事業者登録が必須のケースもありますので、事前に登録状況を確認してください。
佐藤

佐藤

編集長

上限が100,000,000,000万円って、一見ものすごい額の補助金がありますが、あれはどういう意味ですか?
室谷

室谷

代表取締役

実際に個人が受け取れるのは、一戸あたり数十万円から数百万円の範囲ですが、制度全体の予算規模や上限の表示がそのようになっています。混乱しがちですが、ご自身が対象となる具体的な補助金額は公募要領でしっかり把握してください。
佐藤

佐藤

編集長

群馬県内の相談窓口があったら教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

残念ながら、今回ご紹介した制度に共通の窓口はありませんが、群馬県の住宅政策課や各市町村の建築担当課に問い合わせると、地元向けの情報を得られます。また、各補助金の公式サイトには問い合わせ先が明記されていますので、そちらを利用するといいでしょう。
佐藤

佐藤

編集長

ありがとうございます。全国補助金と群馬ならではの給付金、両方を視野に入れて行動します。
室谷

室谷

代表取締役

ぜひ、早めの情報収集で理想の住まいを実現してください。お力になれて嬉しいです。