募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

令和2年度住宅市場整備推進等事業費補助金

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2020-04-01 〜 2021-03-05
対象地域日本全国
対象業種建設業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

国土交通省が推進する住宅市場整備推進等事業費補助金は、良質な住宅ストックの形成と既存住宅の流通・リフォーム市場の環境整備を目的とした補助制度です。新築偏重から既存住宅の有効活用へとシフトする国の住宅政策の転換点において、市場の信頼性向上に不可欠な基準・制度の普及促進を支援します。対象となる事業は、住宅の品質・性能に関する基準の策定・普及、インスペクション(住宅診断)制度の普及、リフォームに関する評価・保証制度の整備など多岐にわたります。建設業・不動産業・学術研究機関等が主な申請主体として想定されており、住宅市場の健全化・活性化に向けた業界横断的な取り組みを財政的に支援します。コンサルタントの観点からは、本補助金が住宅流通市場の透明化・信頼性向上という長期的な政策目標に位置づけられており、業界の社会的責任を果たしながら事業基盤を強化できる絶好の機会と捉えることができます。

この補助金の特徴

1

良質ストック形成の直接支援

既存住宅の品質・性能を適切に評価・証明するための基準や制度整備に対して補助金が交付されます。日本の住宅市場の課題である「スクラップアンドビルド」からの脱却を促す政策的背景があり、既存住宅を長く使い続けるための仕組みづくりに直接貢献できます。

2

既存住宅流通・リフォーム市場の環境整備

住宅売買時のインスペクション(建物状況調査)の普及、リフォーム工事の品質保証制度の整備など、既存住宅市場への消費者の信頼を高める活動が支援対象です。2018年の宅建業法改正でインスペクションの説明義務化が施行されたことを受け、市場の実態整備が求められている時期に合致した施策です。

3

幅広い申請主体

建設業・不動産業・学術研究等と多様な業種が対象となっており、業界団体・研究機関・事業者など様々な主体が申請可能です。業種横断的な連携による住宅市場整備事業も想定されており、単独申請だけでなくコンソーシアム形式での申請も視野に入ります。

4

長期公募・十分な準備期間

2020年4月1日から2021年3月5日という約11ヶ月の公募期間が設定されており、他の補助金と比較して準備期間に余裕があります。住宅市場整備という中長期的な取り組みの性質に合わせた設計となっています。

ポイント

住宅の流通・リフォーム市場の基盤整備という社会的意義の高い事業を支援する補助金です。建設・不動産業界の団体・企業が連携して取り組む市場環境整備活動が主な対象となり、業界の信頼性向上と事業機会の拡大を同時に実現できる点が魅力です。

対象者・申請資格

申請主体の要件

  • 建設業、不動産業、学術研究等に関連する事業者または団体
  • 良質な住宅ストック形成・既存住宅流通市場整備に取り組む能力を有する主体
  • 業界団体、研究機関、NPO法人、民間企業等

事業内容の要件

  • 住宅の品質・性能に関する基準の策定・普及促進事業
  • 既存住宅流通市場の環境整備に関する調査・研究・制度設計
  • リフォーム工事の評価・保証制度の構築・普及活動
  • 住宅インスペクション関連の普及啓発・制度整備

地域要件

  • 全国対象
  • 国土交通省所管のため、全国の事業者・団体が申請可能

期間要件

  • 事業実施期間:2020年度内(〜2021年3月5日)

ポイント

建設業・不動産業の事業者や業界団体、住宅関連の学術研究機関が主な対象です。良質な住宅ストック形成や既存住宅市場の整備に貢献する公益性の高い事業内容であることが採択の前提条件となります。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

事前調査・計画立案

国土交通省の公募要領を精読し、補助対象事業・経費の範囲を確認します。住宅市場整備という政策目的に合致した事業計画を立案し、想定される成果物・社会的効果を具体化します。

2

申請書類の作成

事業の必要性・独自性・実現可能性を示す事業計画書を作成します。既存住宅流通・リフォーム市場の課題を定量的データで示し、本事業による解決策と期待効果を明記します。経費の積算根拠も明確に記載します。

3

提出・審査

国土交通省または指定された審査機関に提出します。書類審査後、ヒアリング審査が実施される場合もあります。採択後に交付申請手続きを行い、交付決定を受けてから事業を開始します。

4

事業実施・中間報告

採択後は計画に沿って事業を実施します。長期補助金の場合、中間報告を求められることがあるため、進捗管理を徹底します。

5

完了報告・精算

事業完了後、所定の実績報告書と経費精算書を提出します。精算払いが一般的で、補助対象経費の証憑書類(領収書等)を整理・保管しておくことが重要です。

ポイント

約11ヶ月という長い公募期間を有効活用し、事業計画の精度を高めることが採択率向上の鍵です。既存住宅流通市場の課題を定量的に示す調査データの収集と、事業の社会的インパクトを説得力を持って説明する準備に十分な時間をかけることを推奨します。

審査と成功のコツ

市場の具体的な課題を定量的に示す
「既存住宅の流通率が低い」という定性的な説明ではなく、具体的な統計データ(既存住宅の流通比率、リフォーム市場規模、消費者の不安要因等)を活用して課題の深刻さを示します。国交省の住宅市場関連データを積極的に引用することで、政策目的との整合性を強調できます。
事業の独自性・新規性を明確にする
既に市場に存在する類似の取り組みとの差別化ポイントを明確にします。「既存制度の補完」「未整備領域への対応」「地域特性への対応」など、本事業ならではの付加価値を具体的に説明することが重要です。
実施体制の専門性と信頼性を示す
住宅の品質・性能評価には高度な専門知識が必要です。建築士、不動産鑑定士、住宅インスペクター等の専門家の参画、大学・研究機関との連携、業界団体の支持・協力を証拠として示すことで、成果物の品質と信頼性をアピールします。
普及戦略の実効性を示す
策定する基準・制度が実際に市場に普及し、活用される見通しを具体的に示します。セミナー開催計画、ウェブサイトでの情報提供、業界誌・メディアとの連携など、普及活動の具体的な方法と目標値を記述します。
費用対効果の説得力ある説明
補助金に対してどれだけの社会的便益が生まれるかを費用対効果の観点から説明します。整備された基準・制度が業界に与える経済的効果(市場活性化額、トラブル削減コスト等)を試算して示すと説得力が増します。

ポイント

住宅市場整備という国の政策目標との整合性を全面に出した事業計画が採択に直結します。具体的な市場データによる課題提示、専門家チームによる実施体制、策定後の普及計画という三点セットを丁寧に説明することが高評価につながります。

対象経費

対象となる経費

調査・研究費(4件)
  • 市場実態調査・アンケート調査費
  • 既存事例・先進事例の調査費
  • 文献調査・データ収集費
  • 現地調査・視察費
委託費・外注費(4件)
  • 専門家・コンサルタントへの委託費
  • 調査・分析業務の外注費
  • システム開発委託費
  • 印刷・デザイン委託費
人件費(2件)
  • 事業担当者の人件費
  • 専門職員の人件費(補助事業に係る分)
会議・検討費(3件)
  • 委員会・検討会の開催費
  • 専門家謝礼・旅費
  • 会議室賃借料
普及啓発費(3件)
  • セミナー・研修会の開催費
  • 資料・冊子の印刷費
  • ウェブサイト構築・運用費
旅費・交通費(2件)
  • 調査・視察のための旅費
  • 会議出席のための交通費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 補助事業と直接関係のない一般管理費・間接経費
  • 土地・建物の取得・賃借料(事務所等)
  • 設備投資・備品購入費(消耗品基準額超過分)
  • 個社の営業活動・マーケティング費用
  • 既存業務の通常運営費
  • 接待交際費
  • 税金・罰金・延滞金
  • 他の補助金と重複する経費

よくある質問

Q建設業・不動産業以外の業種でも申請できますか?
A

対象業種として建設業・不動産業・学術研究等が明示されていますが、「等」が含まれているため、住宅市場整備に関連する他の業種も対象となる可能性があります。具体的には、住宅設備・建材メーカー、住宅ローン関連金融機関、住宅関連ITサービス企業なども、住宅市場整備への貢献を明確に示せれば申請できる場合があります。申請前に国土交通省の担当部署への事前相談を推奨します。

Q個人事業主・中小企業でも申請可能ですか?
A

本補助金は業界団体や法人が主な申請主体として想定されていますが、個人事業主や中小企業の申請を明示的に排除するものではありません。ただし、住宅市場整備という公益的な事業の性質上、単独の個人・中小企業よりも業界全体に影響を与えられる規模・影響力を持つ主体が採択されやすい傾向があります。中小企業の場合は、業界団体と連携した共同申請を検討することも一つの方法です。

Qリフォーム工事そのものの費用も補助対象になりますか?
A

いいえ、本補助金はリフォーム工事そのものの費用を補助するものではありません。対象は「既存住宅流通・リフォーム市場の環境整備に係る基準・制度の普及促進」であり、リフォームに関する評価基準の策定、保証制度の設計・普及、消費者への情報提供などの活動が対象です。実際のリフォーム工事への補助は、国土交通省の「住宅省エネキャンペーン」や「長期優良住宅化リフォーム推進事業」等の別の補助金をご確認ください。

Qインスペクション(住宅診断)の実施費用は補助対象ですか?
A

個別の住宅インスペクション実施費用そのものは補助対象外となる可能性が高いですが、インスペクション制度の普及啓発活動(研修会開催、マニュアル作成、消費者向け情報発信等)は補助対象となる可能性があります。インスペクター育成のための研修プログラム開発や、インスペクション結果の標準的な記録・報告フォーマットの策定なども対象となりえます。詳細は公募要領と国土交通省への事前相談で確認することを推奨します。

Q補助率と補助上限額を教えてください。
A

本補助金の具体的な補助率・補助上限額は公募要領に記載されています。国土交通省の住宅関連補助金では、事業費の1/2〜2/3補助、上限額は事業規模に応じて設定されることが一般的です。正確な条件については国土交通省のウェブサイトの公募要領または担当部署にご確認ください。

Q大学・研究機関による申請も可能ですか?
A

はい、対象業種に「学術研究等」が含まれており、大学や研究機関による申請が想定されています。住宅市場の実態調査、既存住宅性能評価手法の研究、リフォーム品質評価基準の研究開発など、学術的アプローチによる住宅市場整備への貢献が対象となります。大学・研究機関が申請する場合は、研究成果の社会実装・普及計画を明確に示すことが採択の重要な要素となります。

Q事業完了後の成果物の公開義務はありますか?
A

国の補助金を活用して策定した基準・制度や調査報告書は、公益性の観点から公開が求められることが一般的です。交付条件や報告義務として、成果物の公開・普及活動が義務付けられる場合があります。採択後の交付決定通知に記載された条件を確認し、成果物の公開方法・時期について計画段階から検討しておくことを推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

住宅市場整備推進等事業費補助金は国土交通省の住宅政策の根幹に位置する補助制度であり、関連する複数の補助制度との組み合わせ活用が効果的です。住宅の省エネ改修や性能向上リフォームを対象とした「住宅省エネキャンペーン」等の補助制度と組み合わせることで、基準整備とその普及・実践を一体的に推進できます。また、中小企業の技術開発・人材育成を支援する経済産業省の補助金と組み合わせて、住宅関連技術の高度化を図ることも考えられます。学術機関が申請主体の場合は、JSPS(日本学術振興会)の科学研究費補助金と組み合わせることで、実証研究と制度整備を並行して進めることができます。なお、同一経費への重複受給は禁止されているため、各補助金の補助対象経費を明確に区分した上で活用計画を立案することが重要です。建設・不動産業界のコンサルタントや税理士に相談しながら、最適な補助金活用の組み合わせを設計することを推奨します。

詳細説明

令和2年度住宅市場整備推進等事業費補助金とは

本補助金は、国土交通省が推進する住宅政策の一環として、良質な住宅ストックの形成と既存住宅流通・リフォーム市場の環境整備を目的に実施された補助制度です。日本の住宅市場では新築偏重の傾向が続いてきましたが、近年は既存住宅の有効活用・長寿命化という政策転換が進んでおり、本補助金はその基盤整備を財政的に支援するものです。

政策的背景

日本の既存住宅流通市場は欧米と比較して規模が小さく、住宅の品質・性能に関する情報の非対称性が消費者の既存住宅購入・リフォームへの不安を高めています。2018年には宅地建物取引業法が改正され、住宅インスペクション(建物状況調査)の説明義務化が実施されましたが、制度の普及・定着にはさらなる環境整備が必要とされています。本補助金はこうした政策課題への対応として設けられました。

対象となる事業活動

  • 住宅品質・性能の基準整備:既存住宅の品質・性能を評価するための基準・指標の策定と普及促進
  • インスペクション制度の普及:住宅診断士の育成、インスペクション実施方法の標準化、消費者向け普及啓発
  • リフォーム評価・保証制度の整備:リフォーム工事の品質評価基準、保証制度の構築と普及
  • 既存住宅流通に関する調査・研究:市場実態調査、消費者意識調査、制度設計に向けた研究活動
  • 業界関係者の教育・研修:不動産事業者、建設事業者を対象とした既存住宅流通に関する研修・教育

申請主体と対象業種

対象業種は建設業、不動産業、学術研究等と幅広く設定されており、業界団体、民間企業、研究機関、NPO法人など様々な主体が申請できます。特に業界横断的な連携による申請は、住宅市場全体の底上げに貢献するとして高く評価される傾向があります。

申請にあたっての重要ポイント

  • 政策との整合性:国土交通省の住宅政策(住生活基本計画等)の目標・方向性と自社事業の関連性を明確に示す
  • 市場の課題の定量化:既存住宅流通率、リフォーム市場規模、消費者の不安要因等を具体的なデータで示す
  • 専門家の参画:一級建築士、不動産鑑定士、住宅ローンアドバイザー等の専門家による品質保証体制を構築する
  • 普及計画の具体性:策定した基準・制度の業界内普及スケジュールと目標値を明示する

住宅市場整備の今後の展望

2025年以降も既存住宅の有効活用・リフォーム市場の拡大は国の重要政策として継続しており、類似の補助制度が毎年度設けられています。2030年に向けた住生活基本計画では、既存住宅流通・リフォーム市場の規模拡大が数値目標として設定されており、本分野への公的支援は今後も継続が見込まれます。住宅関連事業者・業界団体は、最新の公募情報を継続的に把握し、市場環境整備への取り組みを通じて業界の信頼性向上と事業機会の拡大を同時に実現することを目指すことが重要です。

関連書類・リンク

北海道の給付金・支援金もチェック

子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。

北海道の給付金一覧を見る →