募集予定
やや難しい
準備期間の目安: 約30

【近畿経済産業局】中小企業等知的財産支援地域連携促進事業費補助金(令和8年度)

基本情報

補助金額
1000万円
補助率: A(地域中小企業支援拡充型事業):補助対象経費の1/2以内(1千万円が上限)      B(地域中小企業支援構築型事業):定額(5百万円が上限)
0円1000万円
募集期間
2026-04-03 〜 2026-05-08
残り38
対象地域福井県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、近畿経済産業局管内(福井・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)の産業支援機関が、地域の中小企業に対する知的財産支援体制を強化するための事業を対象としています。中小企業が自社の技術やブランドを知的財産として適切に保護・活用できるよう、支援機関が地域のステークホルダー(金融機関・大学・自治体等)と連携して支援施策を拡充・新規構築する取り組みに補助金が交付されます。A区分(地域中小企業支援拡充型)では既存の知財支援施策をさらに充実させる事業に最大1,000万円(補助率1/2)、B区分(地域中小企業支援構築型)では先導的な知財支援施策を新たに構築する事業に最大500万円(定額)が支給されます。コンソーシアム形式での申請も可能であり、地域全体の知財支援エコシステムを底上げする政策的意図が明確な制度です。

この補助金の特徴

1

2つの区分で柔軟な活用が可能

本補助金はA区分とB区分の2類型が設けられています。A区分は既に知財支援施策を実施している機関がその施策を拡充する場合に利用でき、補助上限1,000万円・補助率1/2と手厚い支援内容です。B区分は先導的な知財支援施策をゼロから構築する場合に適用され、補助上限500万円・定額(10/10)補助となります。事業フェーズに応じた使い分けが可能です。

2

地域連携・コンソーシアム形式を推奨

単独の支援機関だけでなく、複数機関がコンソーシアムを組成して申請できる点が特徴的です。商工会議所と金融機関、大学と中小企業支援センターなど、異なる強みを持つ機関が連携することで、より包括的な知財支援体制を構築できます。地域の多様なリソースを結集する仕組みが制度設計に組み込まれています。

3

中小企業の知財戦略を間接的に強化

本補助金の直接の受益者は産業支援機関ですが、最終的な目的は地域中小企業の知財活用力向上にあります。特許出願支援、商標・ブランド戦略の策定支援、技術移転の促進など、中小企業が単独では取り組みにくい知財課題を、支援機関を通じてカバーする構造です。

4

近畿圏の産業特性に対応した制度

対象地域は近畿2府5県に限定されており、ものづくり産業が集積する大阪・兵庫、伝統産業が根付く京都、地場産業が多い福井・和歌山など、各地域の産業特性に応じた知財支援施策の設計が求められます。地域固有の課題解決に焦点を当てた補助金です。

ポイント

既存施策の拡充(A区分)と新規構築(B区分)の2類型により、知財支援の成熟度に応じた柔軟な活用が可能です。コンソーシアム形式を推奨しており、地域の多様な支援機関が連携して中小企業の知財力を底上げする仕組みが制度の核心です。

対象者・申請資格

対象となる申請者

  • 中小企業支援センター(都道府県等中小企業支援センター、地域中小企業支援センター)
  • 商工会議所、商工会、商工会連合会
  • 金融機関(地方銀行、信用金庫、信用組合等)
  • 大学、高等専門学校、公設試験研究機関
  • 独立行政法人(産業技術総合研究所等)
  • 上記機関が構成員となるコンソーシアム

対象地域

  • 近畿経済産業局管内の2府5県(福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)に所在する機関

A区分(支援拡充型)の要件

  • 既に中小企業向け知的財産支援施策を実施していること
  • 当該施策を拡充・強化する具体的計画があること
  • 地域のステークホルダーとの連携体制が構築されていること

B区分(支援構築型)の要件

  • 先導的な知的財産支援施策を新たに構築する計画であること
  • 地域の中小企業ニーズを踏まえた施策設計であること
  • 事業終了後の自立的運営に向けた計画があること

ポイント

本補助金は中小企業自身ではなく、中小企業を支援する「産業支援機関」が申請主体となる点に注意が必要です。商工会議所や金融機関、大学等が連携してコンソーシアムを組成する形が想定されており、単独の中小企業は直接申請できません。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業構想の策定

まず自機関の知財支援の現状を棚卸しし、A区分(拡充型)とB区分(構築型)のどちらが適切かを判断します。地域の中小企業が抱える知財課題をヒアリング等で把握し、解決に向けた事業構想を固めます。

2

ステップ2:連携体制の構築

コンソーシアム形式で申請する場合は、連携する機関との役割分担・責任分界を明確にします。幹事機関を決定し、各構成員の強みを活かした体制図を作成します。

3

ステップ3:申請書類の作成

事業計画書、経費明細書、連携体制図、これまでの知財支援実績等の書類を作成します。特に事業の具体性・実現可能性・地域への波及効果を明確に記述することが重要です。

4

ステップ4:電子申請

近畿経済産業局の指定する方法で申請書類を提出します。申請期間は2026年4月3日から5月8日までです。締切直前の駆け込み申請は避け、余裕を持った提出を推奨します。

5

ステップ5:審査・採択後の対応

外部有識者による審査を経て採択が決定されます。採択後は交付申請手続きを行い、事業開始となります。事業期間中は四半期ごとの進捗報告が求められる場合があります。

ポイント

申請期間が約1ヶ月と短いため、事前にコンソーシアムの組成と事業計画の骨子を固めておくことが不可欠です。特にA区分では既存施策の実績データ、B区分では先導性を示すエビデンスの準備が採択を左右します。

審査と成功のコツ

地域課題の明確化が採択の鍵
漠然とした「知財支援の強化」ではなく、対象地域の中小企業が具体的にどのような知財課題を抱えているかをデータで示すことが重要です。特許出願件数の推移、知財紛争の事例、海外展開時の商標問題など、定量・定性の両面から課題を明確化しましょう。
コンソーシアムの相乗効果を設計する
複数機関で連携する場合、単なる「役割分担」ではなく「相乗効果」を生む設計が求められます。例えば、金融機関の企業ネットワーク×大学の技術評価力×商工会議所の地域密着力など、各機関の強みが掛け算になる連携モデルを提示してください。
事業終了後の持続可能性を示す
補助事業は単年度で終了しますが、構築した知財支援体制が補助終了後も自立的に運営される道筋を示すことが高評価につながります。受益者負担の仕組み、自治体との連携による財源確保、既存事業への組み込み計画などを盛り込みましょう。
先行事例の研究と差別化
他地域(関東・中部・九州等)の知財支援施策の先行事例を調査し、自地域の取り組みがどのような独自性・先導性を持つかを明確にすることで、審査員の理解が深まります。
成果指標の具体化
「知財支援件数○件」「特許出願支援○社」など、数値目標を設定し、事業のPDCAサイクルを回せる計画にすることで、実現可能性への信頼が高まります。

ポイント

採択の分かれ目は「地域固有の課題認識」と「連携による相乗効果の設計」です。支援機関としての実績と地域ネットワークを活かし、補助終了後も持続する知財支援エコシステムの構築ビジョンを示すことが成功への道筋です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 事業従事者の給与・手当
  • 知財専門アドバイザーの報酬
  • 外部講師への謝金
事業費(3件)
  • 知財セミナー・研修会の開催経費
  • 知財相談窓口の運営費
  • 先進事例調査のための旅費
委託費(3件)
  • 知財調査・分析の外部委託費
  • 専門家派遣に係る委託費
  • システム開発の外部委託費
設備・備品費(2件)
  • 知財データベースのライセンス費用
  • セミナー用機材の購入費
広報費(3件)
  • パンフレット・チラシの制作費
  • ウェブサイト構築・運営費
  • 広告掲載費
会議費(2件)
  • コンソーシアム会議の会場費
  • 連携機関との打合せに係る経費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地・建物の取得費用
  • 汎用性の高いパソコン・タブレット等の購入費
  • 事業に直接関係しない一般管理費・間接経費
  • 飲食・接待に係る費用
  • 補助事業期間外に発生した経費
  • 他の補助金で既に補助を受けている経費
  • 消費税及び地方消費税

よくある質問

Q中小企業が直接申請することはできますか?
A

本補助金の申請主体は産業支援機関(中小企業支援センター、商工会議所、金融機関、大学等)に限定されており、中小企業が直接申請することはできません。ただし、中小企業は支援機関が構築する知財支援施策の受益者として間接的に恩恵を受けることができます。お近くの商工会議所や中小企業支援センターに本補助金の活用を提案していただくことも一つの方法です。

QA区分とB区分の違いは何ですか?どちらを選べばよいですか?
A

A区分(支援拡充型)は既に知財支援施策を実施している機関がその施策を拡充する場合に利用でき、補助上限1,000万円・補助率1/2です。B区分(支援構築型)は先導的な知財支援施策を新たに構築する場合に適用され、補助上限500万円・定額(10/10)です。既に知財支援の実績がある機関はA区分、新たに知財支援を開始する機関はB区分を選択するのが基本的な考え方です。B区分は定額補助のため自己負担がない点が魅力ですが、「先導性」が審査のポイントとなります。

Qコンソーシアム形式で申請する場合、幹事機関の要件はありますか?
A

コンソーシアムで申請する場合、幹事機関(代表機関)が補助金の受領・管理の責任を担います。幹事機関は産業支援機関としての実績があり、事業全体の管理・運営能力を有していることが求められます。構成員間の役割分担、経費の按分方法、知的財産の帰属等をコンソーシアム規約で明確に定めておく必要があります。

Q補助事業の実施期間はどのくらいですか?
A

補助事業の実施期間は、交付決定日から令和8年度末(2027年3月末)までが基本です。ただし、事業内容によっては年度をまたぐ場合の取り扱いが異なる可能性がありますので、公募要領で正確な期間を確認してください。事業完了後は実績報告書の提出が求められ、経費の精算が行われます。

Q対象地域外の機関と連携することは可能ですか?
A

申請主体は近畿経済産業局管内(福井・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)に所在する機関である必要がありますが、連携先として対象地域外の機関(例:東京の知財専門機関や他地域の大学)を加えることは、事業の質を高める目的であれば認められる可能性があります。ただし、補助対象経費は近畿圏での事業実施に係るものが中心となりますので、事前に近畿経済産業局に確認することを推奨します。

Q過去にこの補助金を受けたことがある場合、再度申請できますか?
A

過去に同種の補助金を受けた実績がある機関でも、新たな事業計画に基づく申請であれば申請可能です。ただし、過去の補助事業と同一内容の繰り返しは認められない可能性が高く、拡充・発展の要素が求められます。過去の成果を踏まえたステップアップ計画を提示することで、実績のある機関ならではの説得力のある申請が可能です。

Q知財支援の具体例としてどのような事業が想定されていますか?
A

具体例としては、知財相談窓口の設置・拡充、知財セミナー・ワークショップの開催、特許・商標出願に関する個別支援、中小企業の知財戦略策定支援、技術移転・ライセンシング支援、海外展開時の知財リスク対応支援、知財を活用した資金調達支援(知財担保融資等)などが挙げられます。地域の産業特性に応じた独自の施策を設計することが評価のポイントとなります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は近畿経済産業局が所管する知的財産支援に特化した制度であり、同一事業・同一経費に対して他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、事業内容や対象経費が明確に区分される場合には、他の補助金との併用が可能なケースがあります。例えば、中小企業庁の「ものづくり補助金」で中小企業自身が設備投資を行いつつ、本補助金で支援機関側の知財支援体制を整備するといった組み合わせは、受益者と対象経費が異なるため併用の余地があります。また、自治体独自の産業振興補助金や知財関連助成金との組み合わせも、経費の按分が適切に行われる限り検討可能です。WIPO(世界知的所有権機関)やJETRO(日本貿易振興機構)の海外知財支援プログラムとの連携も、事業の国際展開部分に限って活用できる可能性があります。いずれの場合も、申請前に近畿経済産業局の担当窓口に併用の可否を確認し、経理上の区分を明確にしておくことが重要です。

詳細説明

中小企業の知的財産支援を地域ぐるみで推進する補助金

近畿経済産業局が実施する「中小企業等知的財産支援地域連携促進事業費補助金」は、近畿2府5県(福井県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)の産業支援機関が、地域の中小企業に対する知的財産(知財)支援体制を強化するための事業を対象とした制度です。令和8年度の新規公募として実施されます。

制度の背景と目的

中小企業にとって、特許・商標・意匠・営業秘密といった知的財産の適切な保護と活用は、競争力の源泉です。しかし、知財に関する専門知識やリソースが不足しがちな中小企業が単独で知財戦略を構築することは容易ではありません。本補助金は、産業支援機関が「知財の水先案内人」として中小企業を支援する体制を整備することで、地域全体の知財活用力を底上げすることを目的としています。

A区分:地域中小企業支援拡充型事業

既に知財支援施策を実施している機関が、その施策をさらに拡充・強化する事業が対象です。補助上限額は1,000万円、補助率は1/2です。例えば、知財相談窓口の対応分野を拡大する、知財セミナーの開催頻度を増やす、新たな地域との連携を追加するといった取り組みが想定されます。

B区分:地域中小企業支援構築型事業

先導的な知財支援施策を新たに構築する事業が対象です。補助上限額は500万円、定額(10/10)補助です。これまで知財支援に取り組んでいなかった機関や、全く新しいアプローチで知財支援を開始する場合に適しています。定額補助であるため、自己負担なく事業を開始できる点が大きなメリットです。

コンソーシアム形式による申請

本補助金は、複数の産業支援機関がコンソーシアムを組成して申請することが可能です。例えば以下のような組み合わせが考えられます。

  • 商工会議所 × 地方銀行:企業ネットワークと金融面からの知財評価を組み合わせた支援
  • 大学 × 中小企業支援センター:技術シーズの知財化と事業化支援のワンストップ体制
  • 公設試 × 商工会:技術評価に基づく特許出願支援と地域企業への普及活動

対象となる経費

人件費(事業従事者の給与、外部専門家への謝金)、事業費(セミナー開催費、調査旅費)、委託費(知財調査・システム開発等の外部委託)、設備費(データベースライセンス等)、広報費(パンフレット制作、ウェブサイト構築)などが対象となります。ただし、汎用性の高い備品の購入や飲食費は対象外です。

申請スケジュール

申請受付期間は2026年4月3日から5月8日までです。約1ヶ月の公募期間ですので、コンソーシアムの組成や事業計画の策定は早めに着手することを推奨します。採択審査は外部有識者による書面審査またはヒアリング審査が行われ、事業の具体性・実現可能性・地域波及効果などが評価されます。

活用のポイント

本補助金を最大限活用するためには、以下の点を意識してください。

  • 地域の中小企業が抱える具体的な知財課題を明確にすること
  • 連携機関それぞれの強みが相乗効果を生む体制を設計すること
  • 補助事業終了後の持続可能な運営モデルを提示すること
  • 成果指標を数値化し、PDCAサイクルを組み込むこと

知的財産は中小企業の競争力の根幹です。産業支援機関として本補助金を活用し、地域全体の知財活用力を高める取り組みを推進してください。

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