工場新増設・リニア・名古屋再開発——建設需要が重なる愛知の今
愛知県の建設市場は、国内でも有数の厚みを持つ。トヨタ自動車を中心とした製造業の工場新増設・物流倉庫建設の需要が底堅い一方、リニア中央新幹線の名古屋工区や知立駅付近の連続立体交差事業など大型公共インフラが並行して進んでいる。名古屋市中心部でも名駅・栄エリアの再開発が続いており、建設業者の受注機会は当面途切れない状況だ。
この旺盛な需要の裏側で、各市区町村は企業誘致と設備投資を後押しする補助金を競うように設けている。春日井市の工場新増設事業助成金(最大2億円)はその筆頭格で、立地を検討中の段階から市の担当部署に相談することが採択への近道になる。工事費そのものが助成対象になるケースもあるため、施主・施工者双方が制度を把握しておく価値がある。