募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

【環境省】廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業

基本情報

補助金額
10000000.0億円
0円10000000.0億円
募集期間
2025-01-20 〜 2025-02-12
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業は、環境省が実施する補助金制度で、廃棄物処理施設(ごみ焼却施設、バイオマス利活用施設等)を地域のエネルギー・資源循環の拠点として活用し、「地域循環共生圏」の構築を促進することを目的としています。廃棄物処理施設から生み出される電力・熱エネルギーを地域内で有効活用するとともに、廃棄物由来の資源を地域産業に還元する仕組みづくりを支援します。具体的には、廃棄物発電の高効率化設備、排熱利用のための熱導管整備、バイオガス発電設備、廃棄物由来燃料(RPF・RDF等)の製造設備などが対象となります。地方公共団体が中心となり、地域の民間事業者と連携して面的なエネルギー供給ネットワークを構築する事業が想定されています。全国の自治体・事業者が申請可能で、jGrantsでの電子申請により受け付けています。

この補助金の特徴

1

廃棄物処理施設を地域エネルギー拠点に転換

従来「迷惑施設」とされてきた廃棄物処理施設を、地域のエネルギー供給拠点として積極的に位置づけ直す発想が本事業の核心です。焼却時の排熱や発電電力を地域内の施設・住宅・農業施設等に供給する仕組みを構築します。

2

地域循環共生圏の実現を目指す総合的支援

「地域循環共生圏」とは、各地域が持つ資源を最大限活用し、地域間で補完し合う自立・分散型の社会を指します。本事業は廃棄物処理を起点として、エネルギー・資源・経済の地域内循環を実現するための総合的な支援を行います。

3

熱利用インフラの整備を重点支援

廃棄物発電に加え、排熱の面的利用のための熱導管(地域熱供給パイプライン)の整備を支援します。日本では廃棄物焼却施設の排熱利用率が低いため、この分野への投資は大きな脱炭素効果が期待されます。

4

官民連携による事業スキームを推奨

地方公共団体と民間事業者が連携したPPP/PFI等の事業スキームが推奨されており、自治体の財政負担軽減と民間のノウハウ活用を両立する枠組みづくりを支援します。

ポイント

本事業は自治体主導の大規模インフラ整備事業としての性格が強く、民間事業者が単独で申請するよりも、自治体との連携体制を構築した上での申請が有利です。廃棄物処理施設の更新時期を迎えている自治体は特に好機であり、施設更新と脱炭素化を一体的に進める計画が高く評価されます。

対象者・申請資格

対象事業者の要件

  • 地方公共団体(市区町村、一部事務組合、広域連合等)
  • 民間企業(廃棄物処理業者、エネルギー事業者等)
  • 地方公共団体と民間企業のコンソーシアム
  • PFI事業者・指定管理者

対象となる事業領域

  • 廃棄物発電の高効率化(タービン更新、ボイラー改修等)
  • 廃棄物処理施設の排熱を活用した地域熱供給事業
  • バイオマス(食品廃棄物、下水汚泥等)のエネルギー利用事業
  • 廃棄物由来燃料の製造・供給事業
  • 上記に付随するエネルギーマネジメントシステムの導入

主な採択要件

  • CO2排出量の削減効果を定量的に示せること
  • 地域内でのエネルギー利用先が確保されていること
  • 事業の継続性・採算性が見込まれること
  • 地域の関係者との合意形成が進んでいること

ポイント

本事業は地方公共団体の関与が事実上必須です。民間事業者が申請する場合でも、廃棄物処理施設を管轄する自治体との連携協定や覚書の締結が求められます。自治体の廃棄物処理計画や地球温暖化対策実行計画との整合性を確認し、計画への位置づけを得ておくことが採択の前提条件となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:地域の課題と資源の整理

廃棄物処理施設の現状(処理能力、発電効率、排熱利用率)を把握し、エネルギー利用の潜在可能性を評価します。周辺の熱需要施設(温浴施設、農業ハウス、公共施設等)の立地も確認してください。

2

ステップ2:関係者との合意形成

地方公共団体、廃棄物処理事業者、エネルギー利用者、地域住民等の関係者との協議を行い、事業の方向性について合意を形成します。特に熱導管の敷設ルートに関わる地権者との調整は時間がかかるため、早期に着手してください。

3

ステップ3:事業計画の策定

施設の改修・新設計画、エネルギー供給計画、CO2削減効果の算定、収支計画、維持管理計画を含む総合的な事業計画書を策定します。設計コンサルタントやエネルギー専門家の起用も検討してください。

4

ステップ4:jGrantsでの電子申請

GビズIDプライムを取得の上、jGrantsで必要書類をアップロードして申請します。提出ファイルが16MBを超える場合は環境省(TOKUKAI@env.go.jp)に事前連絡が必要です。

5

ステップ5:審査・採択と事業実施

外部有識者による審査(書面審査・ヒアリング審査)を経て採択が決定します。採択後は交付申請→交付決定→事業実施→実績報告→補助金確定の流れとなります。

ポイント

本事業は計画策定から申請書類完成まで相当の時間を要します。廃棄物処理施設の技術的な改修計画、熱供給ネットワークの設計、関係者との合意形成など、多岐にわたる準備が必要です。申請期間が約3週間と短いため、公募開始前から準備を進め、公募要領の公開と同時に最終調整に入れる状態にしておくことが不可欠です。

審査と成功のコツ

地域全体のエネルギーフローの可視化
廃棄物処理施設からのエネルギー供給量と、地域内の需要量を定量的にマッチングさせた計画を示してください。熱需要の季節変動も考慮し、年間を通じた安定的なエネルギー利用計画を提示することが重要です。
CO2削減効果の多面的な算定
廃棄物発電の高効率化によるCO2削減、排熱利用による化石燃料代替効果、資源回収による原材料製造回避効果など、複数の観点からCO2削減量を積み上げてください。国の排出係数データベースに基づく信頼性の高い算定が求められます。
地域合意形成の実績提示
廃棄物処理施設の活用には地域住民の理解が不可欠です。住民説明会の開催実績、自治体議会での議論経過、関係事業者との協定書など、合意形成のプロセスを具体的に示してください。
事業の経済性と継続計画
熱供給事業やエネルギー販売による収入計画を含む長期的な収支見通しを示してください。FIT/FIP制度の活用や、熱供給契約の見込みなど、具体的な収入源を明記することが重要です。

ポイント

審査では「地域への波及効果」が特に重視されます。単一施設の効率改善ではなく、廃棄物処理施設を核とした地域全体のエネルギーシステム転換として提案することが重要です。先行事例(地域熱供給の成功事例等)を研究し、自地域への適用可能性を具体的に論じると説得力が増します。

対象経費

対象となる経費

設備費(4件)
  • 高効率廃棄物発電設備(タービン、ボイラー等)
  • バイオガス発電設備
  • 排熱回収設備
  • 蓄熱設備
工事費(4件)
  • 熱導管(地域熱供給パイプライン)敷設工事
  • 設備設置・据付工事
  • 配管・配線工事
  • 基礎工事・土木工事
設計費(3件)
  • 施設設計費
  • 熱供給ネットワーク設計費
  • 環境影響評価費
システム費(3件)
  • エネルギーマネジメントシステム導入費
  • 遠隔監視・制御システム費
  • 計測・計量機器費
調査費(3件)
  • CO2削減効果算定調査費
  • 熱需要調査費
  • 地質調査・測量費
その他経費(3件)
  • 住民説明会開催費
  • 技術指導費
  • 試運転調整費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費
  • 廃棄物処理施設本体の新築・建替え費(脱炭素化に直接関連しない部分)
  • 一般的な事務機器・備品の購入費
  • 人件費(常勤職員の通常業務分)
  • 光熱水費・通信費等の経常的経費
  • 交際費・接待費
  • 消費税および地方消費税
  • 他の国庫補助金で充当される経費

よくある質問

Q廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業はどのような補助金ですか?
A

環境省が実施する補助金で、廃棄物処理施設(ごみ焼却施設、バイオマス施設等)を地域のエネルギー拠点として活用し、地域循環共生圏を構築する取り組みを支援します。廃棄物発電の高効率化、排熱の地域利用(熱導管整備)、バイオガス発電、エネルギーマネジメントシステムの導入などが対象です。

Q地方公共団体以外でも申請できますか?
A

民間企業(廃棄物処理業者、エネルギー事業者等)も申請可能です。ただし、廃棄物処理施設の管理運営に関わる事業のため、施設を管轄する地方公共団体との連携が事実上必要です。PPP/PFI事業者や指定管理者、自治体と民間のコンソーシアムとしての申請が推奨されます。

Q申請に必要な書類は何ですか?
A

事業計画書(施設改修・エネルギー供給計画)、CO2削減効果算定書、設備の見積書・仕様書、施設の現況資料、連携体制図、収支計画書、関係者との合意文書等が必要です。jGrantsでの電子申請となるため、GビズIDプライムの事前取得(2〜3週間)も必要です。

QどのくらいのCO2削減効果が求められますか?
A

具体的な基準値は公募要領によりますが、投資額に見合ったCO2削減効果(コストパフォーマンス)が重要な評価指標です。廃棄物発電の高効率化によるCO2削減、排熱利用による化石燃料代替効果、バイオマスエネルギーによる代替効果など、複数の削減要素を積み上げて算定してください。

Q排熱利用の具体的な事例はありますか?
A

代表的な事例として、廃棄物焼却施設の排熱を温水として周辺の温浴施設・福祉施設に供給するケース、蒸気を農業ハウスの暖房に利用するケース、地域熱供給パイプラインを敷設して周辺住宅・商業施設に冷暖房用熱を供給するケースなどがあります。いずれも化石燃料ボイラーの代替となり、大きなCO2削減効果が期待できます。

QFIT制度との併用は可能ですか?
A

廃棄物発電におけるFIT(固定価格買取制度)やFIP(フィードインプレミアム)制度との併用は原則可能ですが、補助対象経費の算定においてFIT/FIP収入見込み分が控除される場合があります。併用を検討する場合は、事前に環境省の担当部署および資源エネルギー庁に確認することをお勧めします。

Q事業期間はどのくらいですか?
A

事業期間は採択年度内(単年度)が基本ですが、大規模な設備導入や工事を伴う場合は複数年度にわたる事業計画が認められることもあります。公募要領で事業期間の規定を確認し、工事スケジュールと整合する計画を策定してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は環境省の補助金ですが、廃棄物処理施設の整備には複数の国庫補助制度が関連します。施設本体の建設・更新には環境省の循環型社会形成推進交付金が活用可能であり、本事業はその上に脱炭素化の追加投資分を支援する位置づけとなることがあります。ただし、同一設備への重複補助は不可のため、対象経費の切り分けが必要です。また、総務省の過疎対策事業債や、農林水産省のバイオマス産業都市構想関連補助金との組み合わせも検討に値します。熱供給先が公共施設の場合は、国土交通省の公共施設等適正管理推進事業債との併用も考えられます。地方公共団体においては、地方財政措置(特別交付税、地方債等)の活用も重要な資金調達手段です。FIT/FIP制度による売電収入は補助金との併用が可能ですが、補助対象経費からFIT/FIP収入見込み分を控除する場合があるため、事前に確認が必要です。

詳細説明

廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業とは

本事業は、環境省が推進する「地域循環共生圏」構想の実現に向け、廃棄物処理施設を地域のエネルギー拠点として活用する取り組みを支援する補助金制度です。

日本全国に約1,000か所以上存在する廃棄物焼却施設は、大量のエネルギーを生み出す潜在力を持ちながら、その多くが排熱を十分に活用できていません。本事業は、こうした未利用エネルギーを地域内で有効活用する仕組みを構築し、化石燃料依存からの脱却と地域経済の活性化を同時に実現することを目指しています。

対象となる事業と設備

  • 廃棄物発電の高効率化:既存焼却施設のタービン・ボイラーの更新による発電効率の向上
  • 排熱の面的利用:熱導管(地域熱供給パイプライン)の整備による周辺施設への熱供給
  • バイオマスエネルギー利用:食品廃棄物や下水汚泥のメタン発酵によるバイオガス発電
  • 廃棄物由来燃料の製造:RPF(固形燃料)やRDF等の製造設備の導入
  • エネルギーマネジメント:需給調整・効率的なエネルギー配分のためのシステム導入

地域循環共生圏とは

地域循環共生圏は、環境省が第五次環境基本計画(2018年)で提唱した概念です。各地域がその特性に応じた資源(自然エネルギー、バイオマス、廃棄物等)を最大限活用し、自立・分散型の社会を形成しつつ、地域間で資源を融通し合う仕組みを構築するものです。

廃棄物処理施設はあらゆる自治体に存在し、安定的にエネルギーを生産できるため、地域循環共生圏の「核」として最適な施設の一つです。

申請手続き

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。申請期間は2025年1月20日から2月12日までです。GビズIDプライムの事前取得が必要です。

提出ファイルが16MBを超える場合はjGrantsで受付困難なため、環境省地球温暖化対策課(TOKUKAI@env.go.jp)に事前連絡してください。

事業活用のメリット

本補助金の活用により、廃棄物処理施設の脱炭素化と地域へのエネルギー供給を同時に実現できます。特に施設の更新・大規模修繕のタイミングで本事業を活用することで、追加的な脱炭素投資の負担を大幅に軽減できます。また、地域熱供給事業の立ち上げにより、新たな収入源の確保と地域雇用の創出も期待できます。

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