岡山県の小規模事業者が直面する3つの課題と補助金の使い方
岡山県の小規模事業者は、人手不足・賃上げ圧力・自然災害リスクという3つの課題を同時に抱えている。2018年の西日本豪雨で大きな被害を受けた備中・倉敷エリアでは、事業継続計画(BCP)の整備が依然として不十分な事業者が多い。
岡山県はこの状況を踏まえ、県独自のBCP補助金(上限100万円、補助率2/3)を設けた。自家発電装置・貯水タンク・クラウドバックアップなどの導入費を補助し、申請受付は例年6〜7月。国のものづくり補助金や持続化補助金と併用できるため、「設備投資+BCP整備」を1年で同時に進めることが可能だ。
賃上げについては、業務改善助成金(上限600万円、最大補助率9/10)が最も手厚い。POSシステムや配送管理ソフトの導入と同時に最低賃金を引き上げる計画を立てると、補助率が最大になる。岡山県内の採択事例では、食品加工業や小売業での活用が多い。