令和5年度働くパパママ育業応援奨励金【パパと協力!ママコース】
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
6か月以上1年未満という独自の期間設定
本コースの最大の特徴は、育業期間を「6か月以上1年未満」に設定している点です。1年以上の育業が要件の
働くママコース
とは異なり、夫婦が協力して育業を分担し、女性が比較的早期に職場復帰するケースを支援する設計です。早期復帰を希望する女性従業員や、夫も育業取得を予定している家庭に特に適した制度です。
「子の父と協力」という共同育業の要件
本コースは「子の父と協力」という要件を持つ点が他のコースと大きく異なります。女性従業員の配偶者(または子の父)が一定期間育業を取得するなどの協力関係が要件となることで、夫婦共同の育業スタイルを企業として支援することを証明する制度です。男性育業推進とセットで活用できる可能性があります。
定額100万円支給
対象要件を満たした場合、企業に対して100万円の定額奨励金が支給されます。特定の経費への補助でなく定額支給のため、女性従業員の育業中の業務体制整備、代替要員確保、就業規則整備費用など幅広い用途への活用が可能です。
東京都・東京しごと財団による公的支援
東京都と東京しごと財団が連携した公的奨励金制度のため、信頼性・確実性が高く、申請・受給後の追跡調査への対応も求められますが、民間補助金と比べて制度の安定性があります。
ポイント
対象者・申請資格
企業要件
- 東京都内に主たる事業所を有する中小企業等であること
- 常時雇用する労働者数が一定規模以下(申請要領で確認)
- 就業規則等に育業制度が適切に規定されていること
対象従業員要件
- 女性の従業員が対象
- 育児・介護休業法に基づく育業(育児休業)を6か月以上1年未満取得していること
- 子の父と協力して育業を取得していること(父の育業取得等の協力要件あり)
- 育業期間中に雇用関係が継続していること
制度整備要件
- 就業規則等に育業制度が適切に規定されていること
- 育業取得を促進する職場環境の整備に取り組んでいること
申請期間
- 2023年12月18日〜2024年3月29日の期間内に申請すること
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
STEP 1:要件の精査・確認
東京しごと財団の申請要領を入手し、「6か月以上1年未満」の育業期間と「子の父との協力」要件の詳細を確認します。女性従業員の育業期間・子の父の育業取得状況を具体的に確認してください。
STEP 2:必要書類の収集
女性従業員の育業申出書・育業期間を証明する書類(雇用保険給付記録等)、就業規則(育業規定)、賃金台帳を収集します。子の父の育業取得を証明する書類も必要となる場合があるため、事前に確認が必要です。
STEP 3:申請書類の作成・提出
申請期間(2023年12月18日〜2024年3月29日)内に申請書類を作成し、東京しごと財団へ提出します。郵送・窓口の提出方法を申請要領で確認してください。
STEP 4:審査・支給決定
書類審査後に支給決定通知が届き、指定口座への振込が実行されます。審査中に追加書類の提出を求められる場合もあります。
ポイント
審査と成功のコツ
観点1:育業期間6か月以上1年未満の正確な管理
観点2:「子の父との協力」要件の事前確認
観点3:他コースとの選択検討
働くママコース
観点4:早期の書類整備と申請準備
ポイント
対象経費
対象となる経費
奨励金(定額支給)(2件)
- 女性従業員が子の父と協力して6か月以上1年未満の育業を取得した場合の定額奨励金(100万円)
- 夫婦協力育業取組に対する企業への定額支給
対象となる育業の形態(3件)
- 育児・介護休業法に基づく育業(育児休業)
- 6か月以上1年未満の育業取得(女性従業員)
- 子の父と協力した育業取得(父の育業取得等との連携)
対象企業の取組(3件)
- 就業規則への育業制度の規定・整備
- 女性従業員の育業取得促進と早期復帰支援
- 夫婦共同育業を支援する職場環境整備
対象外の経費
対象外の経費一覧(5件)
- 特定の設備・機器の購入費(本奨励金は経費補助ではなく定額支給のため)
- 外注費・委託費(経費補助制度ではないため対象外)
- 広告宣伝費・PR費用(経費に紐づく補助制度ではないため対象外)
- 育業期間中の代替要員の人件費(直接の経費補助は対象外)
- 育業期間が1年以上の場合(本コースの期間要件に合致しないため対象外)
よくある質問
Q「6か月以上1年未満」の育業期間とはどのように計算しますか?
育業の取得期間は育業開始日から終了日までの暦日数で計算します。6か月以上(概ね182日以上)かつ1年未満(365日未満)が本コースの要件です。育業が1年以上になると本コースではなく【働くママコース】(125万円)の対象となります。育業終了日の設定を計画的に行い、期間が1年未満に収まるよう注意してください。
Q「子の父と協力」とは具体的に何が必要ですか?
「子の父と協力」の具体的な要件(父の育業取得日数・期間・証明書類等)は申請要領に詳細が定められています。一般的には子の父が一定期間育業を取得することが求められる場合があります。要件の詳細は東京しごと財団の申請要領を必ず確認し、不明点がある場合は事前に財団窓口に相談することを強く推奨します。
Q【働くママコース】と【パパと協力!ママコース】の違いは何ですか?
主な違いは育業期間と金額です。【働くママコース】は1年以上育業取得・原職復帰・3か月継続勤務で125万円、【パパと協力!ママコース】は6か月以上1年未満育業取得・子の父との協力で100万円です。育業期間が6か月以上1年未満で子の父も育業に協力する場合は本コースが、1年以上取得する場合は【働くママコース】が対象となります。育業計画に合わせてどちらのコースが有利かを検討してください。
Q子の父が自営業・フリーランスの場合でも「協力」要件を満たせますか?
「子の父との協力」の要件が雇用関係のある育業取得に限定されるかどうかは、申請要領に基づく判断となります。自営業・フリーランスの父については、通常の育業制度(雇用保険給付)の対象外となるため、要件充足の可否を東京しごと財団に直接確認することを推奨します。
Q育業期間が途中で変更(延長・短縮)になった場合はどうなりますか?
育業期間が変更になった場合、最終的な取得期間によってコースの対象可否が変わる可能性があります。例えば、6か月以上1年未満の予定が1年以上に延長された場合は【働くママコース】の対象となります。変更が生じた場合は速やかに東京しごと財団に相談し、申請コースを適切に選択してください。
Q「もっとパパコース」と本コースは同時に申請できますか?
本コース(女性従業員の6か月以上1年未満育業+父との協力)と「もっとパパコース」(複数男性従業員の育業)は、対象となる従業員・要件が異なります。ただし、同一の育業事実を複数コースで申請できるかは申請要領の規程によります。特に、子の父が本コースの「協力」要件を満たしつつ、同企業で「もっとパパコース」の取得者としてカウントされるかについては東京しごと財団に確認してください。
Q申請書類に子の父に関する書類は必要ですか?
「子の父との協力」要件を証明するために、子の父の育業取得に関する書類(育業申出書等)の提出が求められる可能性があります。ただし父が他社の従業員の場合、他社の機密情報にあたる書類の収集が難しいケースもあります。必要書類の範囲と代替証明の可否について、事前に東京しごと財団に確認することを推奨します。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本奨励金は「パパと協力!ママコース」という名称が示す通り、子の父(男性)の育業取得との協力が要件となっています。そのため、同シリーズの「もっとパパコース」との組み合わせが特に相性が良い場合があります。女性従業員が本コースで申請しつつ、子の父が勤務する企業が「もっとパパコース」を申請するというシナリオが考えられます(ただし別企業への申請となるため、それぞれの申請要件の確認が必要)。国の両立支援等助成金との併用については、「育児休業等支援コース」等の類似制度との二重受給に該当しないかを事前に確認が必要です。厚生労働省の各助成金は支給根拠・目的が異なることから、個別に確認することを推奨します。また、本コース(6か月以上1年未満)と【働くママコース】(1年以上)は育業期間によって排他的な関係にあるため、どちらか一方のコースで申請することになります。育業期間が確定してから最適なコースを選択してください。
詳細説明
制度の概要
「令和5年度働くパパママ育業応援奨励金【パパと協力!ママコース】」は、東京都および公益財団法人東京しごと財団が都内中小企業等を対象に実施する奨励金制度です。女性従業員が子の父と協力しながら6か月以上1年未満の育業(育児休業)を取得した場合、企業に対して100万円の定額奨励金が支給されます。
同シリーズの【働くママコース】(1年以上育業取得→125万円)と異なり、夫婦が分担して育業を取得するスタイルを支援する設計です。女性の早期職場復帰を望む場合や、夫婦共同で育業を計画している従業員に適した制度です。
支給額
- 100万円(定額)
- 特定の経費への補助ではなく、育業取組に対する定額支給
対象となる育業の要件
- 対象は女性従業員
- 育児・介護休業法に基づく育業(育児休業)を6か月以上1年未満取得していること
- 子の父と協力して育業を取得していること
- 育業期間中に雇用関係が継続していること
対象企業の要件
- 東京都内に主たる事業所を有する中小企業等
- 就業規則等に育業制度が規定されていること
- 育業取得促進に向けた職場環境整備に取り組んでいること
申請期間
申請受付期間:2023年12月18日〜2024年3月29日
他コースとの比較・選択
育業期間に応じて適用されるコースが異なります。育業期間が6か月以上1年未満かつ子の父との協力がある場合は本コース(100万円)、1年以上育業を取得して原職復帰・3か月継続勤務する場合は【働くママコース】(125万円)が対象となります。育業計画を確定させてから最適なコースを選択してください。
申請手続きの流れ
- 1. 要件確認:育業期間(6か月以上1年未満)・子の父との協力要件を精査
- 2. 書類収集:育業申出書・取得期間証明・子の父の育業関連書類・就業規則等を準備
- 3. 申請書作成・提出:申請期間内に東京しごと財団へ提出
- 4. 審査・支給:書類審査後、支給決定通知・口座振込
活用のポイント
本コースへの取組は、夫婦共同育業という現代的な育児スタイルを企業として推奨するシグナルになります。女性従業員が安心して育業取得・早期復帰できる環境を整備することで、優秀な人材の定着率向上と採用競争力強化につながります。
関連書類・リンク
東京都の給付金・支援金もチェック
子育て・医療・住宅など、東京都で受けられる給付金を探せます。
東京都の給付金一覧を見る →