【再公募】令和5年度「エネルギー需給構造高度化基準認証推進事業費補助金」
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
最大2,000万円・補助率2/3の高率補助
標準化活動は直接的な収益につながりにくいため、費用の2/3を補助することで業界団体・企業が積極的に取り組めるようにしています。専門家会合の開催費・文書作成費・翻訳費・海外展開費等を幅広くカバーします。
フォーラム標準化という戦略的手段
ISO/IECは策定に数年〜10年以上かかる場合がありますが、フォーラム標準は関係者間の合意形成が取れれば比較的迅速に策定できます。自社技術を早期にデファクトスタンダードとして市場に定着させるための有効な戦略です。
省エネ分野での国際ルール形成
エネルギー効率・省エネ性能の測定方法・評価基準・認証制度を自業界主導で策定することで、海外製品との競争において技術規制障壁を合理的に設定できます。省エネ技術に強みを持つ日本企業にとって特に有利な手段です。
再公募による申請機会の拡大
初回公募で採択に至らなかった場合や、公募を見逃した場合に再チャレンジできます。初回公募の採択事例・審査コメントを参考に、申請書の品質を高めることができるのが再公募の利点です。
認証制度構築まで一貫して支援
規格の策定だけでなく、その規格に基づく第三者認証制度の構築活動まで補助対象となる場合があります。規格と認証が一体となることで市場への普及・定着が加速します。
ポイント
対象者・申請資格
申請者要件
- フォーラム標準化活動を実施する業界団体、企業、研究機関等
- 省エネルギー分野の技術・製品に関連する標準化活動を主導できる体制を有すること
- 国内法人であること
- コンソーシアム申請も可
対象活動の要件
- ISO/IEC等の国際機関による標準化とは別に、業界主導で策定するフォーラム標準の構築活動
- 省エネルギー効果の測定・評価・認証に関連する規格の策定
- 国際市場での規格普及を目指す活動であること
補助対象経費の範囲
- 専門家会合・WG会議の開催費用
- 規格文書の作成・翻訳費用
- 海外関係機関との調整・交渉費用
- 認証制度設計に関するコンサルティング費用
除外要件
- 既存のISO/IEC規格の国内普及活動は対象外
- 省エネルギーと直接関係のない分野の標準化活動は対象外
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:対象標準化活動の特定
自社・自業界が主導または積極的に参加しているフォーラム標準化活動を特定し、省エネルギー分野との関連性を確認します。
ステップ2:標準化ロードマップの策定
フォーラム標準の策定スケジュール・目標・国際展開計画を含むロードマップを作成します。補助事業期間(通常1〜2年)内に達成できるマイルストーンを設定します。
ステップ3:参加メンバーの確保
業界内の主要企業・団体の参加意向を確認し、フォーラムの構成を整えます。海外企業・機関の参加が見込める場合は国際的な影響力の根拠となります。
ステップ4:事業計画書・補助対象経費の積算
会合開催費・文書作成費・翻訳費等を項目別に積算し、補助対象経費の根拠を明確にします。
ステップ5:申請書類の提出
jGrants等の電子申請システムから申請書・事業計画書・必要書類を提出します。
ステップ6:採択・交付決定後の活動開始
採択・交付決定を受けてから標準化活動の費用執行を開始します。活動の進捗を定期的に記録し、実績報告に備えます。
ポイント
審査と成功のコツ
省エネ効果の定量的な根拠を準備する
国際的な標準化トレンドとの整合性を示す
業界内での合意形成プロセスを明確に
再公募の利点を最大化する
ポイント
対象経費
対象となる経費
会合・会議開催費(3件)
- 専門家会合・WG会議の会場費
- 参加者の交通費・宿泊費(国内)
- オンライン会議システム費用
文書作成・翻訳費(3件)
- 規格文書の作成委託費
- 英語・多言語翻訳費用
- 規格書のレイアウト・印刷費
海外連携・国際展開費(3件)
- 海外関係機関との調整・交渉費用
- 海外出張旅費(必要な場合)
- 国際フォーラムへの参加費
コンサルティング・専門家費(2件)
- 標準化戦略コンサルティング費用
- 認証制度設計に関する専門家報酬
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 既存ISO/IEC規格の国内普及・普及活動費
- 省エネルギーと直接関係のない標準化活動費
- 設備・機器の購入費
- 補助事業者の役員・従業員の人件費(原則)
- 交付決定前に着手した活動費用
- 政治活動・ロビー活動に関する費用
よくある質問
Qフォーラム標準と国際標準(ISO/IEC)の違いは何ですか?
ISO/IECは国際標準化機構・国際電気標準会議という公的な国際機関が定める規格で、策定に数年〜10年以上かかる場合があります。一方、フォーラム標準は業界・技術分野の関係者が自発的に集まって策定する任意規格であり、公的機関を通じないため迅速な策定が可能です。市場でのデファクトスタンダード確立を早期に目指す場合はフォーラム標準が有効で、その後ISO/IECに昇格させるケースも多くあります。
Qフォーラムの設立から始める場合でも申請できますか?
はい、フォーラムの設立活動から補助対象となります。ただし、補助事業期間内に一定の標準化の成果(規格の草案策定・合意形成の進捗等)が求められるため、申請前に参加者の確保・議題の具体化をある程度進めておくことを推奨します。設立準備段階での申請でも、標準化の必要性・参加者の構成・スケジュールを具体的に示せれば採択可能性は十分あります。
Q海外企業が参加するフォーラムでも対象になりますか?
はい、海外企業・機関が参加するフォーラムの活動も補助対象となります。むしろ国際的な参加者構成はフォーラム標準の国際的な影響力・普及可能性を示す証拠となり、審査で高評価を得やすい要素です。ただし、補助事業は国内法人が主体となって実施する活動が前提であり、海外活動費については公募要領の規定を確認してください。
Q再公募と初回公募で補助内容・要件に変更はありますか?
再公募では初回公募から要件・補助率・対象範囲が変更されている場合があります。必ず最新の公募要領を入手し、初回公募との差異を確認してください。補助上限額・補助率・申請要件・審査基準のいずれかが変更されている可能性があります。事務局への問い合わせで変更点の説明を受けることも有効です。
Q中小企業単独でも申請できますか?
中小企業単独での申請も可能ですが、フォーラム標準は業界内の合意形成が前提であるため、他の企業・団体との連携なしに標準化を推進するのは現実的に困難な面があります。中小企業の場合は、業界団体や大学との協力体制を構築してからコンソーシアムとして申請するか、業界団体が主体となる申請に参画する形式が採択率の面から有利です。
Q補助事業完了後に標準化活動が継続できない場合はどうなりますか?
補助事業完了後も標準化活動を継続する意向・計画を申請時に明示することが求められます。補助事業終了後に活動を停止した場合、補助金の返還を求められる場合があります。補助金に依存しない活動継続のための資金計画(会費収入・会員企業からの拠出等)を申請書に含めることが重要です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業で策定したフォーラム標準を国際標準(ISO/IEC)に昇格させるフェーズでは、経済産業省の「国際標準化活動推進事業」や日本規格協会(JSA)の支援制度との連携が有効です。また、策定した標準に基づく製品・設備の開発・導入には「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金(エネルギー合理化等事業者支援補助金)」との組み合わせで、標準化と設備投資を一体的に推進できます。標準化活動の成果を活用した海外展開には、JETROの標準・認証支援サービスや中小企業基盤整備機構の国際展開支援も活用してください。なお、本事業と同一の標準化活動に対して他の国の補助金・助成金を受けている場合は、重複受給に該当しないか事前に確認することが必須です。
詳細説明
事業の概要
エネルギー需給構造高度化基準認証推進事業(再公募)は、省エネルギー分野におけるフォーラム標準(業界主導の任意規格)の構築活動を支援する経済産業省の事業です。最大2,000万円(補助率2/3)の補助により、業界団体・企業等が主導する省エネ関連規格・認証制度の策定を支援します。
フォーラム標準とは
フォーラム標準は、ISO(国際標準化機構)やIEC(国際電気標準会議)のような公的な国際標準機関を通じずに、特定の業界・技術分野の関係者が自発的に集まって策定する任意規格です。公的な国際標準化プロセスと比較して迅速な策定が可能であり、市場における早期のデファクトスタンダード確立に有効な手段です。
省エネ分野での戦略的意義
省エネルギー性能の測定方法・評価基準・認証制度を業界主導で策定することは、自社・自業界の技術的強みを国際ルールとして定着させる「攻めの標準化」戦略です。日本企業が世界的な競争力を持つ省エネ技術(高効率モーター、ヒートポンプ、照明制御等)のフォーラム標準を先行して確立することで、長期的な市場優位性を確保できます。
補助の対象となる活動
- フォーラムの設立・運営:標準化のための業界横断フォーラムの組成・事務局運営
- 規格文書の作成・改訂:技術仕様書・試験方法規格等の文書化
- 国際連携活動:海外企業・機関との協議・合意形成
- 認証制度の設計:策定規格に基づく第三者認証制度の構築
再公募について
本事業は再公募です。初回公募の予算執行状況を踏まえた追加公募であり、初回公募の採択事例・審査観点が参考になります。初回と同一の申請内容での再申請は避け、審査の観点を踏まえて内容を改善した申請書の作成を推奨します。
申請時の注意事項
- 申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行う
- 省エネルギー効果の定量的な根拠(試算根拠を含む)の明示が求められる
- 交付決定前の活動費用は補助対象外
- 活動期間中は定期的な進捗報告の提出が必要
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