募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

【再公募】令和5年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金(ルール形成を用いた社会課題解決型市場形成促進事業)

基本情報

補助金額
1500万円
補助率: 2/3以内
0円1500万円
募集期間
2023-07-31 〜 2023-08-31
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

ルール形成を用いた社会課題解決型市場形成促進事業(再公募)は、経済産業省が推進する「Society 5.0」実現に向けた社会課題解決型の市場創造を、フォーラム標準を通じて支援する事業です。最大1,500万円(補助率2/3)により、新たな社会課題解決型ビジネス分野における国際・国内フォーラム標準の構築活動を補助します。省エネ分野特化のエネルギー需給構造高度化事業と異なり、本事業は福祉・環境・医療・安全・交通など幅広い社会課題解決分野を対象とし、社会課題解決と市場創造を同時に実現する標準化活動を支援します。再公募であることから、初回公募の採択実績を参考に申請内容の改善が可能です。社会的インパクトと市場創造効果の両立を示すことが採択の鍵となります。

この補助金の特徴

1

社会課題解決と市場創造の両立を支援

本事業の特徴は、単なる業界内の技術標準化ではなく「社会課題解決型」の市場形成を目的とする点です。高齢化・環境問題・安全・デジタル化等の社会課題に対するソリューションを、フォーラム標準を通じて市場として確立する活動を支援します。

2

最大1,500万円・補助率2/3の手厚い支援

標準化活動という収益を生みにくい活動に対して費用の2/3を補助します。会合開催費・文書作成費・翻訳費・専門家報酬等の標準化活動全般を幅広くカバーする補助設計です。

3

国際ルール形成による先行者優位の確立

社会課題解決型の新市場において、ルール(フォーラム標準)を先に作った事業者が市場の定義権を持ちます。競合他社が後から参入しても、自社技術・サービスが適合する標準が既に存在するため、競争優位を長期的に維持できます。

4

再公募によるチャンス拡大

初回公募で申請機会を逃した事業者、または不採択だった事業者にとっての再挑戦機会です。初回公募の採択事例と審査観点を分析することで、申請書の質を高めることができます。

5

幅広い分野が対象

エネルギー・環境、医療・ヘルスケア、モビリティ、スマートシティ、農業・フードテック等、社会課題解決に資する幅広い分野が対象となります。自社の技術・サービスが特定の社会課題を解決するものであれば、申請可能性を検討できます。

ポイント

本事業とエネルギー需給構造高度化事業の最大の違いは「対象分野の幅広さ」です。省エネに限らず、社会課題解決型であれば幅広く対象となるため、スタートアップ・新興企業にとっても参入しやすい補助金です。ただし「社会課題解決型の市場形成」という概念の解釈を、公募要領の文言に即して正確に理解することが重要です。

対象者・申請資格

申請者要件

  • 国内法人(企業、業界団体、研究機関等)
  • 社会課題解決型の新市場形成を目指すフォーラム標準化活動を主導できる体制
  • コンソーシアムによる共同申請も可

対象活動の要件

  • 社会課題(高齢化、環境問題、安全、デジタル化等)を解決する製品・サービス分野のフォーラム標準構築
  • 市場創造型の標準化(既存市場の競争ではなく新市場の形成を目的とすること)
  • 国際的な普及展開を視野に入れた標準化活動であること

補助対象経費の要件

  • フォーラム会合・WG会議の開催費用
  • 規格文書の作成・翻訳費用
  • 海外機関との連携・調整費用
  • 標準化戦略コンサルティング費用

除外要件

  • 既存の成熟市場における競争目的の標準化は対象外
  • 社会課題解決との関連性が薄い分野は対象外

ポイント

本事業の申請資格において最も重要なのは「社会課題解決型」という要件の解釈です。自社製品・サービスがどの社会課題を解決するのかを明確に定義し、標準化によってその解決がどのように促進されるかのロジックを丁寧に説明できる必要があります。単なる技術的な標準化ではなく「社会的な市場形成」という視点が審査で重視されます。

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申請ガイド

1

ステップ1:社会課題と標準化の連携ロジックを確立する

自社が解決しようとする社会課題を特定し、フォーラム標準の策定によってその課題がどのように解決され、どのような市場が形成されるかを論理的に整理します。

2

ステップ2:対象分野の市場規模・成長可能性の調査

標準化によって生まれる市場の規模感・成長ポテンシャルを調査し、申請書に根拠ある数値で示します。市場調査レポートや政府統計等を活用してください。

3

ステップ3:フォーラム参加者の確保

社会課題解決に関心を持つ企業・団体・行政機関等のフォーラム参加意向を確認し、多様なステークホルダーが参加するフォーラムの構成を整えます。

4

ステップ4:標準化ロードマップと事業計画の策定

補助事業期間内のマイルストーン・補助事業後の普及展開計画・国際標準化への移行計画(必要な場合)を含む事業計画書を作成します。

5

ステップ5:申請書類の準備・提出

申請書、事業計画書、補助対象経費の積算書、法人確認書類、参加者の合意書類等を準備し、jGrants等の電子申請システムから提出します。

6

ステップ6:採択後の活動管理

交付決定後に費用執行を開始し、定期的な進捗報告・実績報告を期限内に提出します。

ポイント

本事業は「市場形成」という成果を明確に意識した申請が必要です。標準化活動が完了した後、どのような市場(規模・プレイヤー構成・ビジネスモデル)が生まれるかを具体的なビジョンで示すことが採択率向上の最大のポイントです。

審査と成功のコツ

社会課題の深刻度と緊急性を示す
本事業が対象とする社会課題は日本・世界が直面している喫緊の課題です。課題の深刻度・規模・緊急性を統計データや事例で示し、なぜ今フォーラム標準による市場形成が必要なのかを説得力を持って説明します。
市場形成の具体的なシナリオを描く
標準化によって「誰が」「何を」「いくらで」売買するようになるかという市場形成のシナリオを具体的に描きます。標準を採用する製品・サービスの普及によるGDP・雇用創出効果まで試算できると審査員に強いインパクトを与えます。
多様なステークホルダーの参加を確保する
社会課題解決型の市場形成には、産業界だけでなく行政・学術・NPO等の多様なステークホルダーが参加することが有効です。特に行政機関の参加・支持表明は、政策との整合性を示す強力な根拠となります。
再公募の利点を活かした申請書改善
初回公募の採択事例を分析して、採択された標準化分野・社会課題・申請者構成の共通パターンを把握します。採択率を上げるための戦略的なポジショニングに活用してください。

ポイント

「社会課題解決型」という要件は一見わかりやすいですが、審査員を説得するためには「課題の定義→標準化の必要性→市場形成→社会インパクト」という論理の連鎖を漏れなく示すことが必要です。申請書の各セクションでこの一貫したストーリーを展開することが採択への近道です。

対象経費

対象となる経費

フォーラム運営費(3件)
  • 会合・WG開催費用
  • 事務局運営費
  • オンライン会議ツール費用
規格文書作成費(3件)
  • 技術文書・規格書の作成委託費
  • 多言語翻訳費用
  • 文書レイアウト・印刷費
国際連携費(3件)
  • 海外機関との調整・協議費用
  • 国際会議・フォーラムへの参加費
  • 海外出張旅費(必要な場合)
コンサルティング費(3件)
  • 標準化戦略コンサルティング費用
  • 市場分析・市場形成調査委託費
  • 法的検討費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 既存成熟市場における競争目的の標準化費用
  • 社会課題解決と無関係な分野の標準化活動費
  • 設備・機器の購入費
  • 補助事業者の人件費(原則)
  • 交付決定前に着手した活動費用
  • 政治活動・ロビー活動費

よくある質問

Q「社会課題解決型」とはどのような基準で判断されますか?
A

高齢化・少子化、環境問題、安全・防災、デジタル格差、地方創生など、社会全体が取り組むべき課題の解決に資する製品・サービスの普及に貢献するフォーラム標準化活動が対象です。単なる業界内の技術効率化や競合他社排除を目的とした標準化は対象外となります。申請書では「どの社会課題を」「どのように」解決し、「どのような市場が形成されるか」を具体的に示す必要があります。

Qスタートアップ企業でも申請できますか?
A

はい、スタートアップも申請可能です。ただし、フォーラム標準化には業界内の合意形成が必要であり、スタートアップ単独では参加者の確保が難しい場合があります。業界団体・大企業・大学等とのコンソーシアムを組成して申請するか、既存のフォーラムに参加する形での申請が現実的です。スタートアップならではの技術的新規性と社会課題への感度の高さを前面に出すことで、採択につながる差別化が可能です。

Qエネルギー需給構造高度化基準認証推進事業と本事業の両方に申請できますか?
A

同一の標準化活動に対して両方の補助金を申請することはできません(重複申請禁止)。ただし、活動の内容・対象が明確に異なる場合、別々の活動として両方に申請することは可能です。例えば省エネ技術の標準化と社会課題解決型の別の標準化活動を並行して実施する場合が該当します。詳細は各事業の事務局に確認してください。

Q外国企業が主導するフォーラムへの日本企業の参加活動も対象ですか?
A

本事業の主旨は日本企業・機関が主体的にルール形成を主導することにあります。外国企業主導のフォーラムへの参加活動のみでは、申請趣旨に合致しない場合があります。少なくとも、フォーラムの議長・副議長・WG幹事等の主要な役割を日本企業・機関が担っている、または担うことを目指している活動であることが必要です。

Q標準化活動の成果物(規格書)は公開義務がありますか?
A

フォーラム標準は業界内の任意規格であり、公開範囲の設定はフォーラムの運用方針によります。ただし補助事業の成果として策定した規格書は、一定の条件の下で公開・共有が求められる場合があります。また、標準の普及促進のためには関係者への開示が事実上必要となることが多いです。公開の方針については事務局に事前確認することを推奨します。

Q補助事業期間内に規格を完成させられない場合はどうなりますか?
A

補助事業期間内に規格の完成が見込めない場合は、事前に事務局に相談の上、事業期間の延長申請や中間成果物の設定変更について協議することが必要です。採択時には期間内の達成可能なマイルストーンを設定することが重要であり、過大な目標を設定すると事業完了の認定が困難になります。現実的かつ具体的なスケジュールで申請することを強くおすすめします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業で策定したフォーラム標準を基盤とした事業の社会実装段階では、各省庁の社会実装支援補助金との連携が有効です。例えば、医療・ヘルスケア分野であれば厚生労働省の医療DX関連補助金、農業・フードテック分野であれば農林水産省のスマート農業推進補助金との組み合わせが考えられます。またスタートアップの場合はJ-Startup支援制度、中小企業の場合はものづくり補助金との組み合わせで、標準化活動と製品開発を並行して推進することも可能です。行政機関が参加する場合は、総務省のデジタル田園都市国家構想推進交付金との相乗効果も期待できます。ただし同一経費への重複助成は禁止されており、費用の切り分けを明確にする必要があります。

詳細説明

事業の概要

ルール形成を用いた社会課題解決型市場形成促進事業(再公募)は、経済産業省が推進する社会課題解決型の新市場創造を支援するための事業です。フォーラム標準(業界主導の任意規格)を通じて新たな市場のルールを先行して策定し、日本発の社会課題解決ソリューションを国際市場で展開することを目的としています。最大1,500万円(補助率2/3)の補助が受けられます。

本事業の戦略的位置付け

日本は少子高齢化・環境問題・地方創生等の社会課題において、世界の最前線に立つ「課題先進国」です。これらの課題を解決する製品・サービスの市場を、フォーラム標準によって先行して形成することは、日本企業が国際競争において優位に立つための重要な戦略です。本事業はこの「ルール形成による市場創造」を国が後押しするものです。

対象となる社会課題分野(例)

  • 高齢化・介護:見守りセンサー、介護ロボット、スマートホーム等の安全基準
  • 環境・サステナビリティ:カーボンニュートラル製品の評価基準、環境配慮設計指針
  • モビリティ:自動運転・EV充電インフラ等の安全・互換性基準
  • デジタル・セキュリティ:IoTセキュリティ基準、データ連携プロトコル等
  • 農業・食品:スマート農業データ連携規格、フードトレーサビリティ基準

再公募について

本事業は再公募です。初回公募の予算残余または追加予算措置による再公募であり、初回公募の採択事例・審査観点を踏まえた改善版の申請書作成が可能です。初回と同一の申請内容での再提出は採択可能性が低く、審査観点を踏まえた大幅な改善が必要です。

申請の注意事項

  • 申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行う
  • 社会課題解決への貢献と市場形成効果の両立が審査の核心
  • 交付決定前の活動費用は補助対象外
  • 補助事業完了後の継続活動計画の明示が必須

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