募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和5年度「エネルギー需給構造高度化基準認証推進事業費補助金」

基本情報

補助金額
2000万円
補助率: 2/3以内
0円2000万円
募集期間
2023-04-19 〜 2023-05-11
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

本補助金は、省エネルギーに関する社会課題の解決を目的としたフォーラム標準(ISO・IEC等の公的プロセスを経ない、特定の利害関係者によるコンセンサスで制定される基準)の構築活動を支援する制度です。省エネ技術・製品・サービスが市場で正当に評価される「仕組み」を国際ルールの形で構築することで、日本企業の省エネビジネスの競争力強化と持続可能な市場形成を目指します。補助率は対象経費の2/3以内、補助上限は2,000万円で、日本に拠点を有する民間団体等が対象です。コンソーシアム形式による申請も認められており、複数の業界団体・企業が協力して標準構築活動を行う場合にも活用できます。初回公募の申請期間は2023年4月19日〜5月11日です。なお同制度の再公募版も存在しますが、本件は初回公募であり、再公募とは申請期間や条件が異なる場合があります。

この補助金の特徴

1

省エネルギー分野の国際ルール形成を直接支援

ISO・IECといった公的標準化機関を通じたプロセスではなく、業界主導のフォーラム標準構築活動を支援する点が特徴的です。省エネ技術の優位性を国際市場で正当に評価される「ルール」として確立することで、日本企業の競争優位を持続させることが狙いです。

2

補助率2/3で最大2,000万円

対象経費の2/3以内(上限2,000万円)が補助されます。フォーラム標準の構築には国際会議への参加・文書作成・専門家招聘等の費用がかかりますが、本補助金でその大半をカバーできます。

3

コンソーシアム形式での申請が可能

単独企業だけでなく、業界団体・複数企業がコンソーシアムを組んで申請できます。幹事法人が申請書を提出し、業務の大部分を他者に再委託しない条件のもと、業界全体で協力して標準構築に取り組む体制が支援されます。

4

初回公募の申請期間は4月19日〜5月11日

本件(初回公募)の受付期間は2023年4月19日〜5月11日です。再公募とは申請期間が異なりますので、混同しないよう注意が必要です。

ポイント

フォーラム標準構築は時間・人材・国際ネットワークが必要な長期プロジェクトです。本補助金は資金面での支援ですが、実際の成果を出すには業界内の合意形成力と国際標準化機関との関係構築が重要です。申請前から国際的な標準化活動の参加実績を積んでおくことが採択・成果の両面で効果的です。

対象者・申請資格

基本要件

  • 日本に拠点を有していること
  • 本事業を的確に遂行する組織・人員等を有していること
  • 本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、資金管理能力があること
  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置または指名停止措置が講じられていないこと

対象となる申請主体

  • 次の要件を満たす民間団体等(企業・業界団体・研究機関・大学等)
  • 法人格の有無は問われないが、補助金の適正管理ができる組織体制が必要

コンソーシアム申請の場合

  • 幹事法人を決定し、幹事法人が事業提案書を提出すること
  • 幹事法人は業務の大部分を他者に再委託することは不可
  • 幹事法人が補助金の管理責任を負う

対象となる活動

  • 省エネルギーに関するフォーラム標準の構築活動
  • フォーラム標準とはISO/IEC等を経ない、特定利害関係者コンセンサスで制定される基準

ポイント

「省エネルギーに関する社会課題の解決と事業の持続可能性を両立」という政策趣旨への合致が審査の核心です。単なる業界内ルール整備ではなく、省エネ価値が市場で評価される「仕組み」の構築という観点で事業提案を設計することが採択の近道です。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の精読と対象活動の確認

経済産業省のウェブサイトから公募要領・様式をダウンロードし、補助対象となるフォーラム標準構築活動の要件と対象経費の範囲を精読します。

2

ステップ2:事業提案書の作成

コンソーシアムの場合は幹事法人を決定し、事業提案書を作成します。省エネ関連の社会課題・解決策としてのフォーラム標準・市場への波及効果を具体的に記載します。

3

ステップ3:申請書類の提出

申請期間(2023年4月19日〜5月11日)内に必要書類を提出します。担当者宛のメール(bzl-rulemaking-support@meti.go.jp)または指定の方法で提出。

4

ステップ4:審査・採択

事業の実現可能性・省エネ政策への貢献度・国際標準化活動の実績等が評価されます。

5

ステップ5:交付決定・事業実施

交付決定後にフォーラム標準構築活動を実施。補助事業期間内に所定の成果を達成する必要があります。

ポイント

問い合わせ先は経済産業省産業技術環境局基準認証政策課(担当:浜田・石田、E-mail: bzl-rulemaking-support@meti.go.jp)です。公募期間が約3週間と短いため、公募開始前から事業提案の骨子を準備しておくことが重要です。

審査と成功のコツ

省エネ課題の深刻さと市場インパクトの明確化
対象とする省エネルギー課題の深刻さ(エネルギー消費量・CO2排出量等のデータ)と、フォーラム標準が形成された場合の市場規模・波及効果を定量的に示すことが重要です。「なぜ今この標準が必要か」の説得力が採択を左右します。
国際的な標準化活動との連携実績
フォーラム標準は国際的な業界関係者のコンセンサスで形成されます。既存の国際標準化活動(ISO/IEC TC等)との連携や、海外業界団体との協力関係がある場合は積極的にアピールしてください。
日本企業が標準構築をリードする戦略性
本補助金の政策目的は日本が国際ルール形成をリードすることです。自国企業が有利になる標準化戦略を明確に示すことが加点要素になります。
事業継続性・標準の普及展開計画
補助期間終了後にフォーラム標準をどのように普及・国際認知させるかの計画(普及戦略・認証制度設計・国際団体との連携等)を示すことで、投資対効果の高さをアピールできます。

ポイント

審査では「省エネ技術の市場評価につながる具体的なルール設計」が見られます。抽象的な「標準を作る」ではなく、誰がどの省エネ行動を評価でき、どの市場でどの程度の取引が生まれるかまで踏み込んだ事業設計が高評価につながります。

対象経費

対象となる経費

標準構築活動費(3件)
  • フォーラム会議の開催・運営費(会場費・通信費等)
  • 標準文書の作成・翻訳費
  • 国際会議への参加費・旅費
専門家活用費(3件)
  • 標準化専門家・コンサルタントへの委託費
  • 国内外専門家の招聘費・謝礼
  • 法律・知財専門家への相談費
調査・研究費(3件)
  • 省エネルギー効果の測定・検証費
  • 市場調査・ベンチマーク調査費
  • 技術的実証・評価費
普及促進費(3件)
  • セミナー・シンポジウムの開催費
  • 広報・周知活動費
  • 成果物の印刷・配布費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • フォーラム標準構築と直接関係しない一般管理費・人件費
  • 土地・建物の取得費・賃借料
  • 補助交付決定前に発注・契約した業務・費用
  • 消費税及び地方消費税
  • 業務の大部分を他者に再委託する費用(幹事法人が直接担うべき業務)
  • フォーラム標準の範囲を超えた一般的なロビー活動・PR費用

よくある質問

Qフォーラム標準とISOやIECの規格はどう違いますか?
A

ISO・IECは国際標準化機構・国際電気標準会議という公的機関が定める国際規格で、国連の関係機関として各国政府・産業界の広範な参加による長期間のプロセスで策定されます。一方フォーラム標準は、業界の特定の利害関係者が自主的に組織を作り、コンセンサスで制定する基準です。策定スピードが速く市場の実態に即しやすいメリットがありますが、公的な強制力はなく普及には業界の自主的な採用が必要です。本補助金はこのフォーラム標準の構築を支援するものです。

Qどのような省エネルギー分野のフォーラム標準が支援対象になりますか?
A

省エネルギーに関連する幅広い分野が対象です。建物の省エネ性能評価手法の標準化、製造設備のエネルギー効率測定方法の標準化、省エネサービスの品質・評価基準の標準化、電力需要応答の技術・評価標準、燃費・エネルギー消費効率の測定・表示標準などが考えられます。重要なのは「省エネルギーに関する社会課題の解決と事業の持続可能性を両立」という政策目的との合致です。

Qコンソーシアムで申請する場合の幹事法人の義務は何ですか?
A

幹事法人は事業提案書の提出と補助金の管理に責任を持ちます。具体的には、申請書類の作成・提出、交付決定後の補助金受領と各参加者への配分、実績報告の取りまとめ・提出が主な義務です。また重要な制約として「業務の大部分を他の者に再委託することはできない」とされています。幹事法人自身がフォーラム標準構築の中核的な業務を担う必要があります。

Q初回公募と再公募の違いは何ですか?
A

本件は初回公募(申請期間:2023年4月19日〜5月11日)です。再公募は初回公募で不採択になった案件等に対して設定されます。補助条件・上限額等の主要な条件は同一であることが多いですが、申請期間・募集案件数・残余予算等が異なる場合があります。初回公募を見逃した場合や初回で不採択となった場合は再公募への申請を検討してください。

Q海外のフォーラム標準化団体への参加費用は補助対象になりますか?
A

本補助金の趣旨は「省エネルギーに関する国際的なフォーラム標準の構築活動支援」ですので、海外の標準化団体への参加・国際会議への出席費用(旅費・参加費等)は補助対象経費に含まれる可能性があります。ただし具体的な対象経費の範囲は公募要領で確認することが必要です。問い合わせ先(bzl-rulemaking-support@meti.go.jp)への事前確認を推奨します。

Q申請資格として特定の業種や規模の制限はありますか?
A

業種制限はなく、全業種が対象です。企業規模(大企業・中小企業)の制限も特に設けられていません。ただし申請者は「日本に拠点を有し、本事業を的確に遂行する組織・人員・経営基盤を有する民間団体等」であることが必要です。業界団体・研究機関・大学・NPO等も申請主体となり得ます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金はフォーラム標準の「構築活動」を支援するものですが、構築された標準を実際の製品・サービスに適用する段階では別の補助金との組み合わせが有効です。例えば、策定した省エネ標準に準拠した製品を市場に投入する場合は、省エネ設備導入補助(省エネルギー投資促進支援事業等)との連携が考えられます。また標準構築の成果を国際標準(ISO/IEC)に昇格させる活動は、JIS規格関連の国の支援策と組み合わせることも検討に値します。ただし同一活動への重複補助は禁止されているため、フォーラム標準構築フェーズと標準普及・適用フェーズを時期・内容で明確に切り分けた上で複数の支援策を活用する計画を立てることが重要です。

詳細説明

事業の背景と目的

日本は省エネルギー技術において世界トップクラスの競争力を持っていますが、その技術的優位性が必ずしも国際市場での価格・評価に反映されないという課題があります。例えば、エネルギー効率の高い日本製品が、低コストの外国製品と同列に扱われてしまうケースです。

この状況を変えるために有効なのがフォーラム標準の構築です。フォーラム標準とは、ISO・IECのような公的標準化機関のプロセスを経ずに、業界の利害関係者がコンセンサスで定める基準のことです。適切なフォーラム標準を構築することで、省エネ製品・サービスの価値が市場で正当に評価される仕組みが生まれます。

フォーラム標準とは何か

フォーラム標準(コンソーシアム標準)は、以下の特徴を持つ業界主導の規格です。

  • ISO・IEC等の公的標準化機関のプロセスを経ない
  • 特定の利害関係者から構成された組織が主体
  • 参加者のコンセンサスに基づいて制定
  • 策定スピードが公的標準より速い
  • 市場の実態に即した実用的な内容になりやすい

補助対象の活動範囲

補助の対象となるのは、省エネルギーに関するフォーラム標準の構築活動に要する経費です。

  • フォーラム組織の設立・運営
  • 標準文書の作成・改訂・翻訳
  • 国際会議への参加・主催
  • 標準化に必要な技術検証・測定
  • 標準の普及促進活動

申請要件と補助条件

申請できるのは日本に拠点を有する民間団体等です。業種を問わず、省エネルギーに関するフォーラム標準構築活動を行う意思と能力を持つ組織が対象となります。

  • 補助率:対象経費の2/3以内
  • 補助上限額:2,000万円
  • 申請期間(初回公募):2023年4月19日〜5月11日

コンソーシアム形式での申請も可能です。複数の企業・団体が協力する場合は幹事法人を定め、幹事法人が申請書類の提出と補助金の管理を担います。

問い合わせ先

経済産業省産業技術環境局基準認証政策課(担当:浜田・石田)
E-mail:bzl-rulemaking-support@meti.go.jp
参照URL:https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2023/k230419002.html

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