募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和4年度第2次補正 資源自律に向けた資源循環システム強靭化実証事業費補助金

基本情報

補助金額
13.5億円
補助率: 公募要領を参照
0円13.5億円
募集期間
2023-03-30 〜 2023-05-09
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

国内の資源循環システムを強靭化し、レアメタル・レアアース等の戦略的資源の自律的確保を目指す大型補助金です。電気電子製品、バッテリー、自動車、包装、プラスチック、繊維の6分野を対象に、先進的なリサイクル・資源回収技術の社会実装に必要な設備導入を支援します。補助上限額は約13.5億円と非常に大きく、令和4年度第2次補正予算(エネルギー特別会計)を財源としています。CO2削減効果の定量的な提示が申請要件に含まれており、循環経済と脱炭素の両立が求められる点が特徴です。民間企業が主申請者となり、共同体や任意団体での申請も可能ですが、地方公共団体は主申請者になれません。2030年度までにレアメタル等の安定確保とプラスチック資源循環の目標達成に貢献する事業が採択されます。

この補助金の特徴

1

補助上限約13.5億円の大型支援

エネルギー対策特別会計を財源とし、1事業あたり最大約13億4,600万円という大規模な設備投資を支援します。資源循環に必要なプラント・機器の導入から実証運転まで、本格的な社会実装を後押しする規模感です。

2

6つの重点資源分野をカバー

電気電子製品やバッテリーに含まれるレアメタル・レアアースの回収、自動車リサイクル、包装材・プラスチックの再資源化、繊維リサイクルの6分野が対象です。いずれも資源安全保障と循環経済の両面で国家戦略上の重要性が高い領域です。

3

CO2削減効果の定量提示が必須

エネルギー特別会計を財源とするため、事業実施によるCO2削減量の算出根拠を申請時に明示する必要があります。事業完了後も削減実績の報告が求められ、環境貢献と経済合理性の両立が評価基準となります。

4

2030年度の国家目標に直結

本事業は「世界の循環経済モデルのトップランナー」となることを目指しており、レアメタルの安定確保やプラスチック資源循環に関する国の政策目標達成に直接貢献する事業が採択されます。単なる設備更新ではなく、日本の国際競争力強化に資する戦略的な提案が必要です。

ポイント

資源安全保障と循環経済を同時に推進する国家戦略級の補助金です。約13.5億円という破格の補助上限が示す通り、本格的な産業インフラレベルの設備投資が想定されています。CO2削減の定量化が必須要件であり、単なるリサイクル事業ではなく脱炭素との統合的な事業設計が求められます。

対象者・申請資格

法人格要件

  • 日本法人(登記法人)である民間会社であること
  • 公益法人、社会福祉法人、学校法人、一般企業等が該当
  • 地方公共団体は主申請者になれない

共同申請

  • 民間会社を主申請者とする共同体または任意団体での申請が可能
  • 主申請者は必ず民間企業であること

経営基盤

  • 自己負担分の資金調達について十分な経営基盤を有すること
  • 事業を運営・管理できる能力と実施体制・管理体制が整備されていること

委託先管理

  • 委託契約で民間会社に事業実施させる場合、確定検査等の実施体制が必要
  • 確認資料の写し等を事業完了後5年以上保管する体制が必要

欠格事項

  • 経済産業省の補助金交付停止事業者に該当しないこと
  • 共同申請者、請負先、委託先も同様

ポイント

民間企業が主申請者となる制度で、地方公共団体は主申請者になれません。大規模な設備投資を伴うため、自己負担分の資金調達力と事業管理体制が重視されます。共同体での申請も可能なので、技術力のあるベンチャーと資金力のある大企業の組み合わせも有効な戦略です。

あなたは対象?かんたん診断

7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:対象分野と技術の特定

6つの重点分野(電気電子製品、バッテリー、自動車、包装、プラスチック、繊維)のうち、自社の技術・ノウハウが活かせる分野を特定し、導入する設備・機器の仕様を具体化します。

2

ステップ2:CO2削減効果の算定

エネルギー特別会計が財源のため、事業実施によるCO2削減量を算出過程も含めて明示する必要があります。ライフサイクルアセスメント(LCA)等の手法を用いて、バージン材料の使用回避による削減効果を定量化してください。

3

ステップ3:事業計画書の作成

2030年度までの国家目標への貢献を明確にした事業計画を策定します。設備導入後の運営体制、資源回収量の見込み、事業の経済的持続性を具体的に記載してください。

4

ステップ4:申請・審査

公募要領に従い申請書類を提出します。技術の先進性、事業の実現可能性、CO2削減効果、経済波及効果等が総合的に審査されます。

ポイント

大型補助金であるため審査も厳格です。技術の先進性だけでなく、CO2削減の定量的根拠、事業の経済的持続性、2030年目標への貢献度を網羅的に示す必要があります。申請準備には相当の時間を要するため、公募開始前から事業構想を固めておくことを強く推奨します。

審査と成功のコツ

先進技術の社会実装可能性を示す
研究開発段階の技術ではなく、実証済みの先進技術を産業スケールで社会実装する計画が高評価です。技術成熟度(TRL)を明確にし、導入後すぐに稼働できる実現性を示してください。
資源安全保障への貢献を明確化
レアメタル・レアアースの海外依存度低減にどの程度寄与するかを定量的に示すことが重要です。回収対象となる資源の種類、回収量、国内需要に対するカバー率を具体的に算出しましょう。
事業の経済的自立性を証明する
補助期間終了後も事業として成立する収益モデルを提示してください。回収資源の販売先、処理委託料の設定、設備の稼働率見込みなど、経営の持続可能性が審査の重要ポイントです。
サプライチェーン全体での連携体制
資源循環は単独企業では完結しません。排出事業者から回収・処理・精製・再利用までのサプライチェーン全体を視野に入れた連携体制の構築が採択率を高めます。

ポイント

13.5億円規模の補助金は競争も激しく、技術力・事業計画・環境貢献の三拍子が揃った提案が必要です。特に「補助金なしでも事業が成立するか」という経済的自立性の視点が問われます。サプライチェーン全体の連携体制を示すことで、実現可能性の説得力が大幅に向上します。

対象経費

対象となる経費

機械装置費(4件)
  • 資源回収・分離装置
  • 破砕・選別設備
  • 精製・精錬装置
  • 分析・検査機器
工事費(3件)
  • 設備設置工事費
  • 配管・配線工事費
  • 基礎工事費
委託費(3件)
  • 技術コンサルティング費
  • 環境影響評価の委託費
  • LCA分析の委託費
その他経費(4件)
  • 試運転費
  • 運搬費
  • 保険料
  • 申請手続きに関する費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地の取得費
  • 建物の建設費(設備設置に直接必要な場合を除く)
  • 一般管理費・間接経費
  • 研究開発のみを目的とする費用
  • 既存設備の単純更新費
  • 消費税及び地方消費税
  • 飲食・交際費

よくある質問

Q地方公共団体が主申請者になることはできますか?
A

できません。本補助金の主申請者は日本法人(登記法人)である民間会社に限定されています。ただし、地方公共団体が共同申請者として参画することは可能です。主申請者は民間企業(公益法人、社会福祉法人、学校法人、一般企業等)である必要があります。

QCO2削減効果はどのように算定すればよいですか?
A

申請時にCO2削減量の算出過程と根拠を明示する必要があります。一般的にはライフサイクルアセスメント(LCA)の手法を用い、バージン材料の製造・輸送に伴うCO2排出量と、リサイクル材料の製造に伴うCO2排出量の差分を算定します。事業完了後も実績値の報告が求められるため、モニタリング体制も計画に含めてください。

Q補助率はどのくらいですか?
A

具体的な補助率は公募要領に記載されています。事業の内容や規模によって異なる可能性がありますので、最新の公募要領をご確認ください。なお、自己負担分の資金調達について十分な経営基盤を有していることが申請要件となっています。

Q研究開発段階のプロジェクトも対象になりますか?
A

本補助金は先進的な資源循環技術の「社会実装」を目的としており、機器・設備の導入を行う事業が対象です。純粋な研究開発のみのプロジェクトは対象外となる可能性が高いです。技術的には実証済みで、産業スケールでの導入・運用フェーズにある技術が想定されています。

Q補助事業完了後の義務はありますか?
A

事業完了後はCO2削減量等の実績報告が求められます。また、委託契約で事業を実施させた場合は、確定検査で確認した資料の写し等を事業完了後5年以上保管する体制が必要です。補助金適正化法に基づく各種義務(財産処分の制限等)も適用されます。

Q複数の資源分野にまたがる事業でも申請できますか?
A

公募要領の詳細によりますが、電気電子製品、バッテリー、自動車、包装、プラスチック、繊維の6分野が対象として明示されています。複数分野にまたがる統合的な資源循環システムの提案も、各分野の要件を満たしていれば申請可能と考えられます。ただし、事業の焦点が明確であることが重要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金はエネルギー対策特別会計(エネルギー需給勘定)を財源としており、同一事業・同一経費に対する他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、事業の異なるフェーズや異なる設備に対して、他の環境関連補助金(例:環境省の脱炭素化促進補助金等)を活用することは、経費の重複がない限り可能です。また、地方自治体の独自補助金との併用については、各自治体の要綱を確認する必要があります。なお、本事業で導入した設備を活用して得られた成果をもとに、別途事業化補助金や販路開拓支援を受けることは一般的に可能です。大規模事業であるため、複数の資金調達手段(補助金、融資、出資)を組み合わせた資金計画の策定が推奨されます。

詳細説明

制度の背景

日本はレアメタル・レアアース等の金属鉱物資源の大部分を海外からの輸入に依存しています。地政学的リスクの高まりや資源価格の変動は、国内製造業のサプライチェーンに大きな影響を及ぼします。本補助金は、「資源自律」をキーワードに、国内での資源循環システムを強靭化し、戦略的資源の安定確保と循環経済モデルの構築を同時に推進する事業です。

対象となる6つの資源分野

  • 電気電子製品:スマートフォン、PC等に含まれるレアメタル・貴金属の回収
  • バッテリー:EV用リチウムイオン電池からのコバルト・ニッケル・リチウム回収
  • 自動車:使用済み自動車からの金属・プラスチック・ガラス等の高度リサイクル
  • 包装:食品包装等の多層フィルムの分離・再資源化技術
  • プラスチック:廃プラスチックのケミカルリサイクル・マテリアルリサイクル
  • 繊維:廃繊維からの原料回収・再生繊維製造

補助金の規模と特徴

補助上限額は約13億4,600万円と、補助金としては非常に大規模です。これは産業スケールでの設備導入を想定しているためで、研究開発段階ではなく社会実装フェーズの事業が対象です。エネルギー特別会計が財源であるため、CO2削減効果の定量的な提示と事後報告が義務付けられています。

申請にあたっての重要事項

  • 民間企業が主申請者(地方公共団体は不可)
  • 共同体・任意団体での申請も可能(主申請者は民間企業)
  • CO2削減量の算出根拠を申請時に明示すること
  • 事業完了後もCO2削減実績の報告が必要
  • 確定検査資料は事業完了後5年以上保管

国家戦略との関連

本事業は2030年度までに、循環経済モデルのトップランナーとなる自律型資源循環システムの構築を目指しています。レアメタル等の安定確保、プラスチック資源循環施策のマイルストーン達成、温室効果ガス削減目標の達成という3つの国家目標に直結する事業として位置づけられています。

関連書類・リンク

北海道の給付金・支援金もチェック

子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。

北海道の給付金一覧を見る →