ぎふ地域DX推進補助金(令和5年度)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
補助上限5,000万円・補助率2/3の手厚い支援
地域DX推進事業としては非常に充実した補助内容です。デジタル技術の開発・実証から導入まで幅広いフェーズをカバーしており、本格的なDXソリューションの展開が可能です。
県内市町村との連携が必須要件
単なるIT導入ではなく、市町村の地域課題解決を目的とした事業であることが求められます。市町村との連携体制を申請時に示す必要があり、行政ニーズに基づいた実効性のある提案が評価されます。
幅広い地域課題が対象
医療、公共交通、観光が例示されていますが、これらに限定されません。防災、農業、教育、福祉など岐阜県の多様な地域課題にデジタル技術で取り組む事業が広く対象となります。飛騨地域の過疎対策や美濃地域の産業振興など、県内各地域の実情に合った提案が可能です。
ハードウェア比率の上限あり
機械装置費は補助対象経費の1/2以下という制約があります。ソフトウェア開発やシステム構築、データ分析基盤の整備など、ソフト面の投資が中心となる事業設計が求められます。
ポイント
対象者・申請資格
法人格・所在地要件
- 岐阜県内に本社もしくは本部、または本社機能・本部機能の全部もしくは一部を有すること
- 県内法人等、またはその他知事が適当と認める団体であること
市町村連携要件
- 製品またはサービスの開発・実証・導入が県内市町村との連携のもとで行われること
- 市町村の地域課題解決に資する事業であること
重複禁止
- 補助年度に国・地方公共団体等から他の補助金または委託金等に応募していない事業であること
ハードウェア制限
- ハードウェア(機械装置費)が補助対象経費に占める割合は1/2以下であること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:地域課題の特定と市町村との連携構築
まず岐阜県内の市町村と連携し、解決すべき地域課題を特定します。市町村のDX推進担当部署やデジタル戦略推進課との協議を通じて、デジタル技術で解決可能な具体的課題を明確にしてください。
ステップ2:ソリューションの設計
特定した課題に対するデジタルソリューションを設計します。開発・実証・導入のどのフェーズを申請するかを決め、ハードウェア比率が1/2以下になるよう経費配分を設計してください。
ステップ3:申請書類の作成・提出
募集要領に従い事業計画書を作成します。市町村との連携体制、技術的な実現可能性、地域課題解決の効果を具体的に記載してください。岐阜県デジタル戦略推進課(TEL: 058-272-8153)に事前相談も可能です。
ステップ4:審査・交付決定
提出された事業計画が審査されます。地域課題の深刻度、ソリューションの有効性、実現可能性、他地域への横展開可能性等が評価ポイントとなります。
ポイント
審査と成功のコツ
岐阜県固有の地域課題に対応した提案
市町村の本気度が伝わる連携体制
他地域への横展開可能性
ソフトウェア中心の経費設計
ポイント
対象経費
対象となる経費
ソフトウェア開発費(4件)
- アプリケーション開発費
- システム設計・構築費
- データ基盤整備費
- API連携開発費
機械装置費(3件)
- IoTセンサー・デバイス
- 通信機器
- サーバー・ネットワーク機器
クラウド利用費(3件)
- クラウドサービス利用料
- データストレージ費
- AI・機械学習プラットフォーム利用料
委託費(3件)
- 技術コンサルティング費
- UI/UXデザイン費
- データ分析の委託費
人件費(3件)
- プロジェクトマネージャーの人件費
- エンジニアの人件費
- 実証実験の運営スタッフ人件費
その他経費(3件)
- 実証実験に必要な消耗品費
- 通信費
- 印刷費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 土地・建物の取得費
- 通常業務に係る一般管理費
- 飲食・接待に係る経費
- 補助対象経費の1/2を超えるハードウェア費
- 他の補助金で賄われる経費
- 消費税及び地方消費税
- 汎用性の高い事務機器(PC・プリンター等)
よくある質問
Q岐阜県外に本社がある企業でも申請できますか?
岐阜県内に本社もしくは本部、または本社機能・本部機能の全部もしくは一部を有する法人が対象です。岐阜県内に支社や拠点があり、そこに本社機能の一部が置かれていれば申請可能と考えられますが、詳細はデジタル戦略推進課にご確認ください。
Q市町村との連携はどのように証明すればよいですか?
申請書に連携する市町村名、連携先の担当部署、連携内容(実証フィールドの提供、データ連携、共同運営等)を具体的に記載します。市町村からの連携確認書や推薦状があれば、より説得力のある申請になります。申請前に市町村側と課題認識を共有し、連携体制を構築しておくことが重要です。
Qハードウェア比率1/2以下とはどういう意味ですか?
補助対象経費全体のうち、機械装置費(IoTセンサー、通信機器、サーバー等のハードウェア)が占める割合を50%以下に抑える必要があります。例えば総事業費が3,000万円の場合、ハードウェアは1,500万円以下にし、残りをソフトウェア開発やクラウド利用、人件費等に充てる設計が必要です。
Q観光以外の分野でも申請できますか?
はい。医療、公共交通、観光は例示であり、これらに限定されません。防災、農業、教育、福祉、環境など、岐阜県内の市町村が抱える地域課題であれば幅広く対象となります。デジタル技術による解決が効果的な課題であることが重要です。
Q実証段階の事業でも申請できますか?
はい、製品またはサービスの「開発・実証又は導入」が対象と明記されています。開発段階、実証実験段階、本格導入段階のいずれのフェーズも補助対象です。実証段階の場合は、実証結果を踏まえた本格導入へのロードマップも示すとよいでしょう。
Q他の県のDX補助金と併用できますか?
本補助金は「補助年度に国・地方公共団体等から他の補助金または委託金等に応募していない事業」が要件です。同一事業での他の補助金との併用はできません。ただし、異なる事業内容であれば、他の補助金を別途活用することは可能です。詳細はデジタル戦略推進課にご確認ください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は、補助年度に国・地方公共団体等から他の補助金または委託金等に応募していない事業であることが要件です。つまり、同一事業で他の補助金と併用することはできません。ただし、別の事業として他の補助金を活用することは可能です。例えば、本補助金でDXソリューションの実証を行い、別途IT導入補助金やものづくり補助金で連携企業側のシステム整備を行うといった、フェーズや対象を分けた活用は検討の余地があります。岐阜県の他のデジタル関連補助金(ぎふDX推進拠点支援事業等)との重複にも注意が必要です。
詳細説明
制度の背景
岐阜県は県全体のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進するため、清流の国推進部デジタル推進局を設置し、地域社会のデジタル化を積極的に進めています。本補助金は、県内法人のデジタル技術力を活用して市町村の地域課題を解決することを目的とした制度です。
対象となる地域課題の例
- 医療:飛騨地域等の医療過疎地における遠隔診療・オンライン健康相談システム
- 公共交通:過疎地域のデマンド交通最適化、MaaS(Mobility as a Service)基盤構築
- 観光:白川郷・高山等の観光DX、多言語対応デジタルガイド、混雑予測システム
- 農業:スマート農業基盤、農産物のトレーサビリティシステム
- 防災:河川監視IoT、避難誘導アプリ、災害情報共有プラットフォーム
補助内容
補助上限額は5,000万円、補助率は対象経費の2/3以内です。ただし、ハードウェア(機械装置費)が占める割合は1/2以下に抑える必要があります。ソフトウェア開発・データ活用を中心とした事業設計が求められます。
申請要件のポイント
- 岐阜県内に本社または本社機能の全部・一部を有する法人
- 県内市町村との連携が必須(連携体制を申請書に明記)
- 同年度に他の補助金・委託金に応募していない事業であること
問い合わせ先
岐阜県 清流の国推進部デジタル推進局 デジタル戦略推進課
〒500-8570 岐阜市薮田南2-1-1(岐阜県庁7階)
TEL: 058-272-8153
Mail: c11178@pref.gifu.lg.jp
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