募集終了
普通
準備期間の目安: 約30

【東北経済産業局】中小企業知的財産支援事業費補助金(令和4年度)

基本情報

補助金額
1000万円
補助率: A(中小企業支援発展型事業):補助対象経費の1/2以内(5百万円が上限)      B(中小企業支援定着型事業):定額(1千万円が上限)
0円1000万円
募集期間
2022-04-07 〜 2022-05-06
対象地域青森県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

東北経済産業局が実施する中小企業知的財産支援事業費補助金は、青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県の東北6県に所在する中小企業の知財活動を支援する制度です。東北地方は東日本大震災からの復興過程で新たな産業・技術が生まれており、これらの知財保護ニーズが高まっています。食品加工業(米菓・日本酒・水産加工等)、電子部品産業(宮城・福島)、精密機器、再生可能エネルギー関連産業が地域を牽引しており、独自技術やブランドの知財化が経営課題となっています。本補助金はA型(発展型:補助率1/2以内、上限500万円)とB型(定着型:定額補助、上限1,000万円)の2類型で、特許取得から知財戦略の策定、ブランド保護まで幅広い知財活動を支援します。復興とともに成長する東北の中小企業が、技術力を知財で守り、事業を拡大するための強力なバックアップとなる制度です。

この補助金の特徴

1

復興から成長へ——東北の新技術を知財で守る

東日本大震災からの復興過程で、東北地方では新たな製造技術、防災関連技術、再生可能エネルギー技術が数多く生まれています。本補助金は、こうした復興の中から生まれたイノベーションを知的財産として保護し、事業として持続的に成長させるための支援を行います。A型(補助率1/2以内・上限500万円)で個別企業の知財取得を、B型(定額・上限1,000万円)で地域の知財支援体制構築を支援します。

2

東北の食文化・農産品ブランドの知財保護

東北6県は米どころとして知られ、日本酒、米菓、果物(さくらんぼ、りんご等)、水産加工品など高品質な食品ブランドを多数有しています。これらのブランド名の商標登録、地域団体商標の取得、製法特許の保護に本補助金を活用できます。特に海外輸出が拡大する中、国際商標による模倣品対策の重要性が増しています。

3

電子部品・半導体産業の知財戦略を支援

宮城県・福島県を中心に電子部品・半導体関連産業が集積する東北地方では、製造プロセスの特許取得、設計技術の知財保護が競争力の源泉です。本補助金は先行技術調査から特許出願、知財ポートフォリオの構築まで一貫して支援し、大手メーカーとの取引における技術的優位性の確立を後押しします。

4

地域の知財支援機関との連携体制

東北地方の各県にはINPIT(知財総合支援窓口)が設置されているほか、東北大学や各県の産業技術センターとの連携も可能です。本補助金の活用にあたっては、これらの支援機関と連携することで、知財戦略の質を高め、採択可能性を向上させることができます。

ポイント

震災復興から生まれた新技術の知財保護、東北の食文化・農産品ブランドの商標戦略、電子部品産業の特許戦略を2つの補助類型(A型500万円/B型1,000万円)で支援。地域の知財支援機関との連携により、知財活動の経験が少ない企業でも取り組みやすい制度です。

対象者・申請資格

対象企業の要件

  • 青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県に主たる事業所を有する中小企業者
  • 中小企業基本法に定める中小企業者に該当すること
  • 知的財産の保護・活用に関する事業計画を有すること

対象となる知財活動

  • 製造技術・製品に関する特許権、実用新案権の取得
  • 商品ブランド・地域ブランドの商標権取得
  • 製品デザインの意匠権取得
  • 知財戦略の策定、知財ポートフォリオの構築
  • 復興関連技術・防災技術の知財化

対象外となるケース

  • 大企業及びその関連会社(みなし大企業)
  • 補助事業を遂行する適切な体制を有しない者
  • 過去に補助金の不正受給があった者

ポイント

東北6県の中小企業が対象で、復興関連技術から食品ブランド、電子部品の製造技術まで幅広い知財活動が支援対象です。震災からの復興過程で新技術を開発した企業や、地域ブランドの保護を目指す食品関連企業に特に適しています。

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申請ガイド

1

ステップ1:知財課題の整理と専門家への相談

自社の技術・ブランドの棚卸しを行い、知財として保護すべき対象を整理します。各県のINPIT(知財総合支援窓口)での無料相談を活用し、知財の方向性を固めましょう。宮城県では東北大学の産学連携窓口、福島県では福島県ハイテクプラザなども相談先として有効です。

2

ステップ2:事業計画書の作成と類型選択

A型(発展型)またはB型(定着型)を選択し、公募要領に沿って事業計画書を作成します。計画には知財活動の具体的な内容、期待される効果、実施体制、経費内訳を明記します。東北地方の産業復興・地域活性化への貢献を示すことがポイントです。

3

ステップ3:東北経済産業局への申請提出

仙台市に所在する東北経済産業局に申請書類一式を提出します。審査では事業計画の実現可能性、知財活動の必要性、地域産業への波及効果が評価されます。

4

ステップ4:事業実施と実績報告

採択後、補助事業期間内に知財活動を計画通り実施します。弁理士への委託、出願手続き、知財コンサルティングの実施などを行い、完了後に実績報告書を提出します。経費の証拠書類は漏れなく保管してください。

ポイント

東北経済産業局(仙台市)への申請です。各県のINPITや地域の産業支援機関への事前相談が成功の近道です。復興関連技術の知財化や地域ブランド保護など、東北の産業復興に資する事業計画を策定することが採択のポイントとなります。

審査と成功のコツ

復興・地域振興との連動で説得力を高める
東北経済産業局が管轄する本補助金では、震災復興や地域産業の活性化との関連性が審査で重視されます。「復興過程で開発した技術の知財保護」「地域ブランドの全国・海外展開」など、地域課題の解決に知財が貢献するストーリーを描くと高評価につながります。
東北大学等の研究機関との連携を活かす
東北地方には東北大学をはじめ、材料科学、電子工学、農学の研究で世界的な評価を受ける大学があります。産学連携で生まれた技術の知財化を計画に盛り込むことで、技術の信頼性と事業化の可能性を同時にアピールできます。
食品ブランドは地域団体商標の活用を検討
「仙台味噌」「米沢牛」「大間まぐろ」のような地域ブランドは、地域団体商標制度の活用が効果的です。商標取得のための調査費用や出願費用を本補助金で賄いつつ、ブランド戦略の策定まで一貫して進められます。
事業終了後の知財活用ロードマップを示す
審査では、補助事業期間中の活動だけでなく、取得した知財をその後どう事業に活かすかの見通しも評価されます。特許のライセンス展開、ブランド商標を活用した販路拡大、知財を起点とした新事業展開など、中長期的な視点を盛り込みましょう。

ポイント

復興・地域振興と知財活動を結びつけたストーリーが東北ならではの強みです。東北大学等との産学連携、食品ブランドの地域団体商標活用、事業終了後の知財活用ロードマップの提示が採択率を高めるポイントとなります。

対象経費

対象となる経費

知財権取得費(5件)
  • 特許出願手数料・審査請求料
  • 商標登録出願料(地域団体商標を含む)
  • 意匠登録出願料
  • 実用新案登録出願料
  • 国際出願費用(PCT出願等)
専門家委託費(4件)
  • 弁理士への出願手続委託費
  • 知財戦略策定コンサルティング費用
  • 先行技術調査委託費
  • 営業秘密管理体制構築支援費
知財調査費(4件)
  • 先行技術文献調査費
  • 特許マップ作成費
  • 知財ポートフォリオ分析費
  • 競合知財動向調査費
知財戦略策定費(3件)
  • 知財経営戦略策定費
  • ブランド戦略・地域団体商標戦略策定費
  • オープン・クローズ戦略策定費
人材育成費(3件)
  • 知財セミナー・研修の開催費
  • 外部講師謝金
  • 知財管理担当者の育成費用
旅費(3件)
  • 弁理士・専門家との打合せ旅費
  • 特許庁・INPIT訪問旅費
  • 産学連携に係る大学訪問旅費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 補助事業期間外に発生した経費
  • 汎用性のあるPC・事務機器等の購入費
  • 自社従業員の通常業務に係る人件費
  • 他の国庫補助金と重複する経費
  • 飲食・接待に係る費用
  • 建物・土地の取得費
  • 消費税及び地方消費税
  • 事業に直接関係しない一般管理費・光熱費

よくある質問

Q東北6県のどの県からでも申請可能ですか?
A

はい、青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県に主たる事業所を有する中小企業であれば、いずれの県からでも申請できます。申請先は仙台市の東北経済産業局です。

Q震災復興で開発した技術の知財保護に使えますか?
A

はい、復興過程で開発した新技術の特許取得、防災関連技術の知財化など、復興関連の知財活動は本補助金の重要な活用シーンです。むしろ地域復興への貢献は審査でプラスに評価される傾向があります。

Q日本酒の醸造技術は補助対象になりますか?
A

はい、独自の醸造技術の特許出願、銘柄の商標登録、ラベルデザインの意匠登録など、日本酒に関する知財活動に幅広く活用できます。東北の日本酒ブランドの保護に適した制度です。

Q地域団体商標の取得にも使えますか?
A

はい、地域団体商標の出願・登録に係る費用や、地域ブランド戦略の策定費用も補助対象です。「仙台味噌」「米沢牛」のような地域ブランドの保護に活用できます。

Q知財の経験がない企業でも申請できますか?
A

はい、これから知財活動を始める企業も対象です。まずは各県のINPIT(知財総合支援窓口)で無料相談を受け、自社の知財課題を整理してから申請に臨むことをお勧めします。

Q電子部品の製造技術の特許も対象ですか?
A

はい、電子部品の製造プロセス、回路設計、実装技術などの特許出願・知財戦略策定は本補助金の典型的な活用例です。宮城県・福島県を中心とした半導体関連産業の知財ニーズに対応しています。

Qものづくり補助金と併用できますか?
A

同一経費の二重受給はできませんが、ものづくり補助金で設備投資を行い、本補助金でその設備に関連する技術の知財保護を行うという経費区分した併用は可能です。事前に東北経済産業局にご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省の予算事業であり、同一の経費に対して他の国庫補助金との二重受給はできません。ただし、異なる経費項目であれば他の補助金と併用が可能な場合があります。 東北地方では復興関連の補助金が多数存在しており、これらとの戦略的な組み合わせが有効です。例えば、復興庁の「新しい東北」関連事業で技術開発を行い、本補助金でその技術の知財化を図るという連携が考えられます。また、ものづくり補助金で生産設備を導入し、本補助金で関連技術の特許を取得するパターンも効果的です。 各県レベルでは、宮城県の「みやぎ産業振興機構」の知財支援事業、福島県の「ふくしま産業復興投資促進特区」関連支援、山形県の「ものづくり技術支援」など、県独自の知財・技術支援制度があります。これらの県事業と本補助金を経費区分した上で併用することで、知財活動を総合的に推進できます。併用の可否は事前に東北経済産業局にご確認ください。

詳細説明

東北地方の産業と知的財産活動の現状

東北地方は東日本大震災からの復興を経て、新たな産業基盤を構築しつつあります。宮城県・福島県を中心とした電子部品・半導体産業、各県に根づく食品加工業(日本酒、米菓、水産加工品等)、再生可能エネルギー関連産業など、多様な産業が成長を続けています。一方で、東北地方の中小企業における知財活動は全国平均を下回る傾向にあり、技術やブランドの知財保護が十分に行われていない現状があります。

本補助金は、東北経済産業局が管内6県の中小企業の知財活動を促進するために実施するもので、知財の取得から戦略策定、事業活用まで一貫して支援します。

補助類型の詳細

  • A型(発展型):補助率1/2以内、上限500万円。個別の中小企業が自社技術の特許取得やブランド商標の登録など、直接的な知財活動を行う場合に適しています。
  • B型(定着型):定額補助、上限1,000万円。地域の知財支援機関が中心となり、複数企業への知財支援体制を構築・定着させる事業が対象です。東北6県にまたがる広域的な知財支援ネットワークの構築にも活用できます。

東北地方の産業別・知財活用シーン

東北6県の産業特性に応じた知財活用の具体例を紹介します。

  • 食品加工業:日本酒の醸造技術の特許化、米菓の製法保護、水産加工品のブランド商標登録。「仙台味噌」「秋田きりたんぽ」等の地域団体商標取得も対象
  • 電子部品・半導体産業:宮城・福島に集積する半導体関連企業の製造プロセス特許、回路設計の知財保護。復興後に新設された工場の新技術の権利化
  • 再生可能エネルギー:風力発電、地熱発電、バイオマス関連の新技術特許。東北地方の自然エネルギー資源を活かした技術開発の知財保護
  • 農業・果樹園芸:さくらんぼ(山形)、りんご(青森)等の新品種育成者権、農業技術の特許化、地域ブランドの保護
  • 伝統工芸・工芸品:南部鉄器(岩手)、天童将棋駒(山形)、会津塗(福島)等の意匠登録・商標保護

復興と知財活動の関係

東日本大震災からの復興過程において、東北地方では事業再建と同時に新たな技術開発が進みました。被災地域で新設された工場での製造技術、防災・減災に関する新技術、復興需要に応えるための新製品など、多くのイノベーションが生まれています。これらの技術を知的財産として適切に保護することは、復興の成果を持続可能な事業資産として確立するために不可欠です。

東北の知財支援インフラ

東北地方の知財支援体制は以下の通りです。

  • INPIT(知財総合支援窓口):6県全てに設置。無料で知財相談が受けられる
  • 東北大学:材料科学・通信工学等の研究力が高く、産学連携の知財化支援を実施
  • 各県の発明協会:特許相談、知財セミナーの開催、発明奨励事業を展開
  • 東北経済産業局:本補助金の窓口であると同時に、知財施策の情報提供も実施

これらの支援機関を積極的に活用し、申請前の段階から知財戦略を練り上げることが成功の鍵です。

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