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やや難しい
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令和4年度【継続】地域復興実用化開発等促進事業費補助金

基本情報

補助金額
7億円
補助率: 募集要領をご参照ください
0円7億円
募集期間
2022-02-01 〜 2022-02-28
対象地域福島県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業 / 林業 / 鉱業 / 採石業 / 砂利採取業 / 運輸業 / 郵便業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 不動産業 / 物品賃貸業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 宿泊業 / 飲食サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 教育 / 学習支援業 / 医療 / 福祉
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

福島浜通り地域のイノベーション・コースト構想を推進する補助金の「継続事業者向け」トラック。上限7億円という大型設計で、廃炉・ロボット・農林水産業・エネルギー等の重点分野での実用化開発を支援。既採択事業者がさらに開発を深化させるための継続支援であり、過去の採択実績と進捗状況が審査の軸となる。コンサルタントとして見ると、継続トラックは実績評価が主軸で、新規申請より採択ハードルが低い一方、前年度成果の説明責任が厳しく問われる。

この補助金の特徴

1

継続事業者限定トラック

本補助金は前年度以降に採択された継続事業者のみが対象。新規申請者は同年度の「新規トラック(ID 65723)」に応募する必要がある。継続性を評価する設計のため、過去の採択・実施実績がそのまま申請資格となる点が特徴。

2

上限7億円の大型支援

研究開発から実用化・事業化まで長期・大型投資が必要なイノベーション・コースト構想重点分野を支援する規模感。廃炉・ロボット・農林水産・エネルギーといった分野は設備投資・実証試験に高額費用がかかるため、この規模設定が合理的。

3

浜通り地域要件の厳格性

福島県浜通り地域の地元企業等または連携企業が申請要件。地域の復興・産業創出という政策目的のため、地域外企業の単独申請は認められない。浜通り地元企業との真のパートナーシップが求められる。

4

実用化フェーズへの集中

「実用化開発」という名称通り、基礎研究ではなく事業化に近い開発段階を支援。製品・サービスとして市場に出られる見通しの具体性が採択評価を左右する。

ポイント

継続トラックの最大の強みは「既に動いている」という事実。前年度の成果・課題・次フェーズの計画を具体的に示すことが、新規申請より説得力のある申請書につながる。

対象者・申請資格

申請者の基本要件(継続トラック)

  • 令和3年度以前に本補助金(または前身となる同種補助金)で採択された事業者
  • 継続して同一テーマで開発を進める事業者
  • または異なるテーマで再応募する過年度採択者(要確認:新規トラックとの区分)

地域要件

  • 福島県浜通り地域(双葉郡・相馬郡等)に本社・事業所を有する企業
  • または浜通り地元企業と連携(共同事業・下請け・技術提供等)している企業

事業分野要件(イノベーション・コースト構想重点分野)

  • 廃炉関連技術(ロボット・遠隔操作・除染技術等)
  • ロボット・ドローン(農業・インフラ点検・物流等)
  • エネルギー(再生可能エネルギー・蓄電技術等)
  • 農林水産業(スマート農業・水産物加工・6次産業化等)
  • 医療・介護、航空宇宙等

ポイント

浜通り連携の要件は形式的なパートナー契約ではなく実質的な地域貢献が問われる。地元企業が技術習得・雇用確保できるような連携設計が採択評価を高める。

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申請ガイド

1

Step 1: 前年度成果の整理

採択事業の実施状況・達成指標・課題を定量的にまとめる。目標達成率・技術進捗・地域への貢献(雇用・取引額等)を数値で整理する。

2

Step 2: 次フェーズの開発計画策定

前年度からの継続テーマでさらに何を達成するかを明確化。実用化・事業化に向けた具体的なロードマップ(試作→実証→事業化)を策定する。

3

Step 3: 地域連携の深化計画

浜通り地元企業との連携内容の更新。前年度より連携を深化させる計画(技術移転・共同開発・雇用創出)を具体的に記載する。

4

Step 4: 予算計画の作成

前年度比較で事業規模・費用構成の変化を説明。設備投資・外部委託・人件費の根拠を詳細に積算する。

5

Step 5: 申請書類の提出

福島県の窓口または経済産業省(経済産業局)の指定方法で提出。前年度の実績報告書を参考資料として添付することを推奨。

ポイント

継続申請では審査員が前年度の採択内容を把握している。「前回からどう発展したか」という進化の論理を明確に示すことが、同じ内容の繰り返しと評価されないための最重要ポイント。

審査と成功のコツ

前年度成果の説得力ある提示
技術開発の進捗・試作品の完成度・実証試験の結果等を客観的データで示す。目標未達の場合は原因分析と対策を誠実に説明することで信頼性を保てる。
事業化見通しの具体性
「実用化開発」補助金として、製品化・サービス化のタイムライン・想定顧客・市場規模の試算・収益モデルを具体的に提示。補助終了後の自立した事業継続計画が必須。
浜通り地域への波及効果の定量化
地元企業との取引額・地元雇用人数・技術習得者数等、地域経済への実際の貢献を数値で示す。政策目的である地域復興への貢献が高いほど評価される。
イノベーション・コースト構想との整合性
福島イノベーション・コースト構想の重点プロジェクトや研究拠点(ロボットテストフィールド・廃炉国際共同研究センター等)との連携を明示する。

ポイント

審査員は「継続してお金を出す価値があるか」を最も厳しく見る。前年度の成果に満足せず、さらに大きなインパクトへの階段を具体的に描けるかが採択の分岐点。

対象経費

対象となる経費

設備・機器費(3件)
  • 試作・実証に必要な専用機器・装置の購入費
  • 実験設備・測定機器の整備費
  • ソフトウェア・システム開発費
外部委託・共同研究費(3件)
  • 大学・研究機関への技術開発委託費
  • 専門企業への部品製造・試作委託費
  • 技術検証・評価試験委託費
人件費(3件)
  • 開発担当者の人件費(按分)
  • 研究補助者・技術者の人件費
  • プロジェクトマネージャーの人件費
原材料・消耗品費(3件)
  • 試作・実証実験用の原材料費
  • 消耗品・部品費
  • サンプル製造費
実証・評価費(3件)
  • 実証実験の実施費用
  • 安全性・性能評価試験費
  • 認証取得費用(実用化に必要な場合)

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 基礎研究・論文作成を主目的とした費用
  • 浜通り地域と無関係な事業への費用按分
  • 飲食費・接待交際費
  • 土地の取得費
  • 補助事業期間外の費用
  • 既存設備の維持管理・修繕費
  • 消費税(課税事業者の場合)

よくある質問

Q「継続事業者」とはどのような条件を指しますか?
A

令和3年度以前に本補助金(地域復興実用化開発等促進事業費補助金)または同種の前身補助金で採択され、現在も開発を継続している事業者を指します。ただし「継続」の定義は公募要領で詳細に規定されるため、前回採択の補助金番号・テーマ・実施状況を整理した上で、公募要領で継続トラックの対象条件を確認してください。

Q継続事業者ですが、テーマを変更しての応募は可能ですか?
A

公募要領によっては、前年度採択者が異なるテーマで応募する場合に新規トラック(ID 65723)への応募が求められる場合があります。テーマの大幅変更(分野変更等)の場合は新規トラック、同一テーマの継続・発展の場合は継続トラックというのが一般的な区分です。具体的な判断は公募要領の規定に従い、不明な場合は所管部局に事前確認してください。

Q浜通り地域に本社がない企業は申請できますか?
A

浜通り地域に本社・事業所がない企業でも、浜通り地元企業との連携(共同開発・製造委託・技術提供等)により申請できる場合があります。ただし地元連携が形式的(契約書だけ)ではなく実質的(実際の技術移転・雇用・取引)でなければなりません。連携の実態を証明できる契約書・実績報告・取引記録等を準備してください。

Q補助上限7億円は一社で全額使えますか?
A

上限7億円は一事業の補助額上限です。ただし補助率(実際の補助割合)は「募集要領参照」とされており、全額補助(定額)ではない場合があります。自己負担額の調達計画も含めた予算設計が必要です。また、補助額は事業計画の規模・必要性に応じて審査で決定され、上限額が自動的に交付されるわけではありません。

Q前年度に達成できなかった目標がある場合、不利になりますか?
A

未達目標があること自体は必ずしも不採択には直結しません。重要なのは①なぜ未達だったかの合理的な原因分析、②その対策として何を変えるか、③修正後の計画の実現可能性の三点です。誠実な自己評価と具体的な改善計画を示すことで、かえって事業管理能力の高さをアピールできます。

Q補助事業で開発した技術・製品の知的財産権はどうなりますか?
A

国の補助金で開発した知的財産権の帰属は公募要領で規定されます。一般的には申請者(企業)に帰属しますが、国への届出・実施報告義務、または国への通常実施権の付与が条件となる場合があります。特許出願前に要領を確認し、必要に応じて知的財産専門家に相談することを推奨します。

Q補助終了後の事業継続計画はどの程度詳しく書く必要がありますか?
A

継続トラックでは補助終了後の事業化計画の具体性が審査の重要評価項目です。理想的には、①補助終了後1年以内の初期販売・サービス開始計画、②3〜5年後の売上規模・黒字化見通し、③顧客獲得戦略(販路・パートナー)、④競合との差別化ポイントを含めた事業計画書レベルの記述が評価されます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金と組み合わせることで開発加速が期待できる補助金として、福島県の独自補助金(ふくしま産業復興企業立地補助金等)がある。設備投資の部分を県補助と組み合わせることで自己負担を軽減できる場合がある(二重受給にならないよう経費区分の確認が必須)。また、実用化後の事業化支援としてJST(科学技術振興機構)のSTART事業や中小企業庁のものづくり補助金との連携が有効。廃炉関連技術の場合はNEDOの廃炉・汚染水対策事業との連携、ロボット分野ではNEDOのロボット・AI分野研究開発との組み合わせが研究開発の深度を高める。地域金融機関(福島銀行・大東銀行等)の創業・事業化融資と組み合わせることで補助終了後のキャッシュフローも確保できる。

詳細説明

補助金の概要:福島復興とイノベーション創出の両立

本補助金は、東日本大震災・原発事故からの復興を目指す「福島イノベーション・コースト構想」の一環として、福島県浜通り地域での実用化開発を支援するものです。廃炉・ロボット・エネルギー・農林水産業等の重点分野で、研究段階を超えた実際の製品・サービス化に向けた開発を後押しします。

本トラック(継続)は、前年度以前に採択され開発を継続している事業者が対象です。新規申請者は同年度の新規トラック(ID 65723)をご確認ください。

イノベーション・コースト構想の重点分野

採択が期待される分野は、福島イノベーション・コースト構想で定められた以下の重点分野です。

  • 廃炉関連:遠隔操作ロボット・除染技術・廃棄物処理技術等。廃炉国際共同研究センター(CLADS)との連携が有効
  • ロボット・ドローン:農業・インフラ点検・物流・災害対応等。南相馬市のロボットテストフィールドを活用できる
  • エネルギー:再生可能エネルギー(洋上風力・太陽光)・水素・蓄電池等。福島の再エネポテンシャルを活用する事業
  • 農林水産業:スマート農業・植物工場・水産加工・6次産業化等。風評払拭と生産性向上を両立する技術
  • 医療・介護:遠隔医療・介護ロボット・ヘルスケアデバイス等
  • 航空宇宙:ドローン・小型衛星等。福島空港の活用も期待される分野

継続事業者として申請する際の核心ポイント

継続トラックでは、前年度採択からの「発展・深化」を示すことが最重要です。

  • 前年度成果の定量評価:技術指標(性能値・精度等)と事業指標(取引額・雇用数等)の両面から実績を報告
  • 課題と対策の誠実な説明:未達部分の原因分析と解決策を具体的に示す
  • 次フェーズの明確化:試作→実証→量産→商業化のどの段階に進むかを明示
  • 事業化タイムライン:補助終了後いつ・どこで・いくらで販売・提供するかの計画

地域要件:浜通り地元企業との連携

本補助金の政策目的である「地域復興」のため、浜通り地元企業との実質的な連携が求められます。形式的な契約ではなく、以下のような実質的連携が評価されます。

  • 地元企業への技術移転・製造委託
  • 地元住民・Uターン人材の雇用創出
  • 地元サプライヤーからの原材料・部品調達
  • 地元の教育機関・研究機関との共同研究

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