令和4年度 地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金(執行団体公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
執行団体としての公募
本補助金は補助事業の実施主体(中小企業・スタートアップ等)ではなく、実証プロジェクトを束ねて支援する「執行団体」を公募するユニークな制度です。採択された執行団体は、採択した実証事業者への補助金交付・支援・管理を担います。
複数地域共通課題へのアプローチ
単一地域の課題解決ではなく、複数の地域に横断的に存在する共通課題をビジネスで解決するモデルを対象としています。スケーラビリティのある社会課題解決型ビジネスの創出・実証を重視します。
最大4.85億円の定額補助
執行団体への補助上限は4.85億円で、定額補助が適用されます。この資金を活用して、執行団体は傘下の実証事業者への補助金交付や事業支援・コーディネート活動を実施します。
全業種・全地域が対象
特定の業種や地域に限定されない全国規模の公募であり、幅広い社会課題(人口減少・高齢化・デジタル化・環境等)に対応するビジネスモデルが対象となります。
ポイント
対象者・申請資格
申請主体(執行団体)
- コンサルティング会社・シンクタンク
- 業界団体・経済団体・商工会議所
- NPO・一般社団法人等の中間支援組織
- 大学・研究機関(地域連携実績があるもの)
- 地域系投資会社・まちづくり会社
事業要件
- 複数地域に共通する地域・社会課題を対象としていること
- ビジネスの手法による課題解決を支援する枠組みを設計できること
- 傘下の実証事業者への適切な補助金交付・管理体制を持つこと
- 実証終了後のビジネスモデル展開・スケールアップ支援まで見据えた計画であること
ポイント
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申請ガイド
Step 1: 対象とする地域課題の選定
複数地域に共通する社会課題(人口減少、高齢化、担い手不足、デジタル化等)を特定し、ビジネスで解決できる可能性を検証します。
Step 2: 実証事業の枠組み設計
どのような事業者に実証に参加してもらうか、公募・選定基準・支援内容・評価方法を設計します。参加予定事業者との事前調整も有効です。
Step 3: 補助金交付・管理体制の整備
傘下事業者への補助金交付規程・精算手続き・不正防止体制等の内部管理規程を整備します。
Step 4: 申請書類の作成・提出
経済産業省・中小企業庁等の所定窓口に申請書類を提出します。
Step 5: 審査・採択後の実証事業者公募
採択後、速やかに実証参加事業者の公募・選定・補助金交付準備を開始します。
ポイント
審査と成功のコツ
課題設定の的確さ
実証設計の具体性
中間支援組織としての実績
スケールアップシナリオの明確化
多様なステークホルダーとの連携
ポイント
対象経費
対象となる経費
事業運営費(3件)
- プロジェクトマネージャー・コーディネーター人件費
- 事務局運営費
- 会場借料・設備費
実証支援費(3件)
- 参加事業者への補助金交付原資(傘下事業者分)
- 技術・経営支援コンサルタント費
- メンタリング・伴走支援費
調査・評価費(4件)
- 地域課題調査費
- 実証効果検証費
- 第三者評価費
- 成果測定ツール開発費
広報・普及費(4件)
- 実証事業者募集・広報費
- 成果報告書作成費
- シンポジウム・発表会開催費
- 横展開推進活動費
会計・監査費(3件)
- 補助金交付管理システム費
- 外部監査費
- 会計事務費
ネットワーク構築費(2件)
- ステークホルダー連携調整費
- 地域パートナー開拓費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 補助事業と関係のない通常業務費用
- 不動産取得費・土地賃借料
- 交際費・接待費
- 補助事業期間外に発生した費用
- 他の補助金と重複する費用
- 実証参加事業者の商業展開後の運営費(実証段階外)
- 自社の営業活動・マーケティング費用
よくある質問
Q執行団体と実証事業者の違いは何ですか?
執行団体は本補助金の直接の申請・採択主体であり、補助金を受け取って傘下の実証事業者に再配分する中間支援組織です。実証事業者は執行団体が選定・支援する個別の事業者(中小企業・スタートアップ等)で、実際に地域課題解決ビジネスの実証を行います。執行団体は「場の設計者・支援者」、実証事業者は「実際に動くプレイヤー」というイメージです。
Qどのような組織が執行団体として適していますか?
中小企業支援・地域活性化・スタートアップ支援の実績を持つコンサルティング会社、業界団体、NPO、一般社団法人、シンクタンク、まちづくり会社等が適しています。特に、補助金管理経験・複数地域での支援ネットワーク・多様なステークホルダーとのコーディネート実績を持つ組織が採択されやすい傾向があります。
Q実証事業者の数・規模はどのように設定しますか?
実証事業者の数・規模は執行団体が申請書の中で提案します。課題の規模・補助金額・支援体制を考慮し、質の高い実証が実現できる適切な数を設定することが重要です。多すぎると管理が行き届かなくなるリスクがあるため、支援体制に見合った現実的な計画が求められます。
Q実証期間はどのくらいですか?
補助事業期間は原則として年度内(採択から年度末まで)が基本ですが、複数年度にわたる実証が認められるケースもあります。実証期間が短い場合でも、実証終了後の自走・横展開フェーズを含めた中長期ロードマップを申請書に盛り込むことで、持続可能性を示すことができます。
Q補助金の再配分に関する規制はありますか?
はい、執行団体が傘下の実証事業者に補助金を再配分するためには、経済産業省・中小企業庁が定める補助金交付規程に準拠した内部規程の整備が必要です。会計処理・証拠書類管理・不正防止体制等を明確にした補助金管理マニュアルを作成し、適正な執行ができる体制を整えておくことが必須条件です。
Q採択後、実証事業者の選定はいつ頃になりますか?
執行団体の採択後、速やかに傘下の実証事業者の公募・選定プロセスを開始することが求められます。実証期間を最大限確保するため、採択通知から実証事業者への補助金交付決定まで可能な限り迅速に手続きを進める必要があります。事前に実証事業者候補との調整を進めておくと、選定プロセスを円滑に進められます。
Q事業終了後の自走化はどのように実現しますか?
補助事業終了後の自走化は採択審査でも重視されるポイントです。実証で構築したビジネスモデルの収益化(サービス料・ライセンス料・プラットフォーム使用料等)、地方自治体との継続的な連携協定、民間投資の呼び込み等の方策を具体的に設計しておくことが重要です。補助金依存からの脱却シナリオを明確に示すことが、採択評価を高めます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は執行団体としての中間支援機能に対する補助であるため、傘下の実証事業者はものづくり補助金・IT導入補助金・事業再構築補助金等の他の補助金を同時に活用している場合があります。執行団体は傘下事業者が適切に他補助金を活用できるようコーディネートする役割も期待されます。また、地方創生関連の交付金(デジタル田園都市国家構想交付金等)や地方自治体の補助制度と連携することで、地域実証の資金基盤を多角化できます。スタートアップ支援観点では、VCや地域金融機関との連携を組み込んだエコシステム設計が差別化につながります。事業終了後の自走化に向け、会費制・コンサルフィー・プラットフォーム運営収益等の収益モデルを計画段階から設計しておくことが重要です。
詳細説明
地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金(執行団体公募)とは
本補助金は、複数地域に共通する社会課題をビジネスの力で解決する実証プロジェクトを企画・運営する「執行団体」を公募する、経済産業省・中小企業庁の制度です。採択された執行団体は、傘下の実証事業者(中小企業・スタートアップ等)への補助金交付・経営支援・成果評価を担う中間支援組織としての役割を果たします。
執行団体の役割と責任
- 実証事業者の公募・選定:課題解決型ビジネスの実証に参加する事業者を公募・審査・選定する
- 補助金の交付管理:採択事業者への補助金を適正に交付・精算・管理する
- 伴走支援:実証事業者の事業計画改善・課題解決・ステークホルダー調整を支援する
- 成果の横展開:実証で得られた知見・モデルを全国に普及展開する
対象となる地域課題の例
人口減少・高齢化、農業・漁業の担い手不足、地方の交通・医療アクセス、中小企業のデジタル化、空き家・空き店舗問題、カーボンニュートラル対応など、複数地域に共通してある構造的な課題が対象です。単一地域にとどまらない、スケーラブルなビジネスモデルが求められます。
採択のための重要ポイント
- 補助金の適正管理体制(内部統制・コンプライアンス)の充実
- 課題設定の具体性と複数地域での共通性の実証
- 参加事業者選定の厳格な基準設計
- 実証終了後のスケールアップシナリオの明確化
- 地方自治体・地域金融機関・大学等との多様な連携体制
注意事項
- 執行団体は補助金の「再配分者」となるため、補助金管理規程の整備が必須です
- 実証事業者の不正・失敗に対する執行団体としての監督責任があります
- 補助金交付決定前の発注は補助対象外となります
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